今回は、矛盾解消のために、後付け的な感じで書いたものです。
文字数もかなり少ないので、.5話としてつけさせていただきます。
では、本編どうぞ!
…ある日、俺は友希那さん達に話しておきたいことがあって、呼び出していた。
呼んだメンバーは、前の『CiRCLE』ライブにて、俺をかなり崇拝していたメンバーだ。
特に、友希那さんに至っては未だに『流星様』と呼ばれる始末であるし、沙綾達もまだ崇拝の目を向けられていた。
友希那「…流星様、どうなさいましたでしょうか?」
流星「いや、友希那さん…その呼び名は本当にやめてください…」
蘭「私は…その方がいいと思うんだけれど…」
流星「だから!…まぁ、今回はその話をしようとしたんで…」
俺ははぁとため息を吐きながら、友希那さん達に俺はこう言った。
流星「…今度からは俺を、まるで神みたいに扱うのはやめていただきたいと思います。これは、俺からのお願いです」
その言葉に、その場にいたメンバーは少し驚きながらも、覚悟した様子を見せていた。
流星「…俺は、今は1人の人間です。江戸川橋高校野球部のメンバーであり香澄達、Poppin'Partyのサポートメンバーであります。沙綾、りみりん、おたえも、今度からは俺を特別視しないで、友達として、一緒に歩ませてほしい。この場にいるみなさんも…お願いします」
俺はそう言って深々と頭を下げた。
友希那「…そう…ね…」
流星「…友希那さんは、俺と一緒にいたいと言っていましたが、俺よりいいやつはいます。俺なんかにこだわらないでください。俺はあくまで応援しますから」
友希那「…わかったわ」
その場にいるメンバー全員は、俺の言葉に納得してくれた。
俺はあくまで1人の人間であって、たとえそのグループの中の柱に俺らがあったとしても、それは信念であって、俺を好きになる理由にはならないからだ。
このままこういう関係をズルズルと引っ張るのはいくらなんでもいけないと思ったから、今回はこういう事を言わせてもらった。
これからは仲良く友達として、みんなと楽しんでいきたいと、付け加えて言わせてもらった。
りみりん、おたえ、沙綾も、その言葉に納得してくれた。
りみ「…今までごめんね、流星くん」
流星「いいっての…お前らとは仲良く、親友として過ごしたいからさ」
沙綾「…ありがと、そう言ってくれて」
たえ「これからもよろしくね」
沙綾達は笑顔で俺に言ってくれた。
流星「…んじゃ、今日は沙綾のパン屋でなんかパン買って帰るとするか」
りみ「うん!」
沙綾「あはは、毎度ありがとね」
たえ「私はメロンパンがいいなぁ」
こうして、秋山流星の神話化は免れたのだが、沙綾達とは後々、別の形で親友以上の仲になってしまうとは、この時俺は何も知らなかった。
いかがでしたでしょうか?
これで矛盾が解消されたらいいなと考えておりますが…(汗)
とりあえず今回はこれまでにさせていただきます。
では次回、お会いしましょう!