アイ・ライク・トブ【完結】   作:takaMe234

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※オリジナル要素やねつ造要素ありです。
 原作などで見なかったり聞いた覚えがないものは恐らく該当します。
 ご注意ください。






結6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロ・レンテ城の一角。

 

エリアス・ブラント・デイル・レエブン侯爵の執務室。

身分を考えればあまりにも小さく、貴族らしい華美の無い部屋。

調整屋らしい彼を示すように、国内外の資料がびっしりと詰まった本棚が壁際を全て埋めている。

更にその奥の壁の中には、銅板が埋め込まれ魔法などによる間諜が行われ無い様対策が施されていた。

なお、大声を出しても聞こえない様に防音対策も施されている。

 

 

「レエブン候、これを私に話すという事は相応の覚悟の上だと捉えていいのだな? 正式に国交すら結べてない、いや、異形種の戯言と相手にせず、討伐すら提案されている相手と内通するなど……他の五大貴族に発覚すれば、何もかも失う事になる。地位も領地も失い、残されるのは斬首だ。分かっているのだな?」

「承知しております殿下」

 

やや小太りの男が、腰掛けた椅子に深々と身を沈めフンと鼻を鳴らす。

彼はリ・エスティーゼ王国の第二王子である、ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ。

現国王の長男であるバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ第一王子と同じく、父親に王の器ではないと目されている。

彼がレイヴン候と共にいるのは、アイダホの書状だけでなく元々彼らが協力関係にあったからだ。

レエブン候からすれば第一王子のバルブロには統帥の器が無い。

六大貴族の一人であるボウロロープ侯爵の傀儡になるのが目に見えていた。

それに比べれば英雄王の気質ではないものの、ザナックの方が支配者の実務能力と器量はあった。

だからこそレエブン侯は、昼間の会談相手から受け取った書状をザナックに示したのだ。

 

「ああ、だが君であれば、と納得もしているよ。この国の内憂外患を思えば。この大領主の提案は魅力的だ」

 

机の上で灰になった書状をザナックは見やる。

彼が内容を確認した後、証拠隠滅の為に燃やしたのだ。

 

「よほどよく我が国の内情を調べたのだろうよ。この国が壊れかけた長椅子の上で爪先立ちをして首にかかった縄が食い込むのを防ぐが如きの窮状である事も。ははっ、参ったものだ。当事国の貴族よりも、他国の領主の方が国が至っている切実な事態を把握しているなどと。洒落にもならん!」

 

王子は乱暴に椅子に座りなおす。

対面に座るレエブン候は、ため息を押し殺した。

 

「左様でございます。トブの大森林に隣接する領地一帯、リ・ブルムラシュールの割譲。ブルムラシュー侯が哀れですな。奴の破滅は既に大領主の中では決定事項の様です」

「構わんよ、奴の売国奴ぶりが無ければこの国ももう少しまともで要られたのだ……だが、これからは私と候も同じ穴の何とやらか」

 

二人のあまりにも重過ぎるため息が執務室に響く。

彼らだって、国を売り渡すような真似なんてしたくはない。

方向性は違えども、二人とも彼らなりの愛国心はあったり領土を守る気概はあった。

 

「殿下、残念ながらもはや正道ではこの国は救えませぬ。正道で救うつもりであれば、先々代の陛下が即位された頃より始めねば時間が足りぬかと。現国王陛下が即位された頃に改革を志しても、恐らくは内乱で分裂したか帝国の介入を招いておりました」

 

まっとうな手段で立て直すには、王国は構造的に終わり過ぎていた。

王が立て直そうとすればそれを良しとしない輩に謀殺され、貴族が立て直そうとすれば同じ貴族に袋叩きにされる。

数代前から溜まりに溜まった腐臭と膿が、完全に王国を死に体にしていたのだ。

 

「先日のラナー殿下のご提案が御前会議で封殺された理由を鑑みれば、改革のきざしをつかむ事すら不可能。そしてそれ以上の時間を、帝国の鮮血帝はこちらに与えてはくれますまい」

「屑は裏切りを為し! 阿呆は権力闘争を為し! 馬鹿は派閥を問わず不和を撒き散らす! 今の宮廷に居る貴族共のほとんどはこれだ。比較的まともでも、周囲に足を引っ張られてその真価を果たせない! まさに圧倒的悪貨が良貨を駆逐し、結果腐敗は何時まで経っても払しょくされない!それこそ、鮮血帝が断頭台と処刑人を揃えて王都に乗り込み、ロ・レンテ城の中庭を血の池に変えるまで!ああ、そうなれば流石に王国の膿は払しょくされるだろうよ、問題の発生源が全員死ねばな!!」

 

異国の教えであるグレ・シャムの法則を喩えに出し、ザナックは腹に溜まった不満と怒りを吐き出す。

 

事実、そうなるだろう。

かつての住人達により王城には屍山血河が築かれることになる。

あの鮮血帝が侮蔑しているであろう王国貴族に対し、どれだけ苛烈な粛清を行うかまさに言うまでもない。

 

「そうなるでしょうな。想像がつきます。ですから、私は何としても王国の崩壊を防ぎたいのです。例え、売国奴の汚名を着てでも。現実にそうなった場合……その中には、私の子息も入る事になりますから」

 

侯爵の嫡男など、間違いなく粛清対象だ。

王位簒奪という夢を放り棄てさせた、この世で何よりも愛しく思える我が子。

あの子が健やかに生きる為、問題なく領地を継がす為であれば、彼は異形種(アイダホ)と手を結ぶ事すら躊躇わなかった。

 

「ふふっ、貴公の子煩悩は知っておったが、国を売らせる決意に匹敵するとはな……ああ、貴公の覚悟の程は理解した。私もあの馬鹿共と王国ごと心中するつもりはない。父は人が好過ぎるし、兄はあんな感じだ」

 

王子も派閥は抱えているが、その陣容はレエブン候に比較して見劣りする。

しかもほかの貴族の間者も混ざり込んでいるので、全部をあてには出来ない状態だ。

二人の力を合わせてもそれなりにはなるが、決定打と言えるほどでは決してない。

 

「どちらも救国の役には立たんだろう。だが、私一人でも正直役不足だ。残念ながらこの事態を覆すには天賦の才が無ければ……」

 

巡らされたザナックの思考が、ピタリと止まる。

天賦の才、即ち、天才。

 

「天賦の才が………………あった」

 

優秀とか、そういった表現すら生温い叡知を持つ者。

 

「殿下、まさか……いえ、やはり、あの御方はそうだったのですか?」

 

レエブン候が、天才の単語を聞いて頬をピクリと揺らす。

二人とも、その才能を持つ者に覚えはあった。

ザナックは確信をもって、レエブン候は疑念程度だったものを。

巨大な才能の裏側に潜む、ドロリとした暗黒の様な本質を。

 

「………ああ、そうだ。その通りだ」

 

正直、素直に力を借りたいか?と言われれば抵抗を覚える。

覚えざるを得ないのだ、その才を知れば知るほど。

常人のハードルを軽く跨ぎ、何故この程度の事も出来ぬのかと虫けらでも見るような目で他者を見やるあの破綻者を。

恐らくは、気まぐれで拾った子犬がいなければ、王国の興廃を気まぐれに引き起こす魔王になったであろう逸脱者を。

 

「貴公の危惧はもっともだ。だが、あれの力を借りる他にない。この事態を切り開くには規格外の能力が必要だ。私や貴公では成功したとしても多大な犠牲が出るだろう。それでは意味が無い。結果として全体の滅びに繋がってしまう。私や貴公のような凡人では至れない神算鬼謀こそが王国の滅びを回避し、帝国や大領主と渡り合うに必要なのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アインズ・ウール・ゴウンが歴史の表舞台に堂々と姿を現して早一か月。

諸国の動きはほぼ静観であり使者が送られて来る事さえない。

露骨に反発してきた王国ですら、具体的に何か行動を起こすわけでもない。

諸国からアイダホに対して一番反発すると思われていたスレイン法国については承認はしなかったが否決もしなかった。

 

(法国は立場と俺との関係を隠ぺいする為。ジルクニフは公式には返答無し。……対等にやり合いたければ今度の件で実力を示せってな感じか。王国は当然拒否。聖王国と都市連合、竜王国もダンマリ。やっぱり、君主が異形種とかありえないんだろうぜ。しょうがないといえばそうなる)

 

何せ異形種が人類の国を支配した前例はたった一つ。

スレイン法国の神であるスルシャーナ神一柱のみ。

前例は遥か昔の、神話に匹敵する以前の事例に過ぎない。

 

竜王国の女王ドラウディロン・オーリウクルスを除けば、東は聖王国から西は都市連合まで、王冠を抱くのは全て人間。

ぽっと出の異形種が自称森の王を主張しても一蹴されるか無視されて当然。

そうなるだろうなとは思っていたから、アイダホは特に思う事は無かった。

 

(ならデモンストレーションが必要だって事だ。否応なしにアインズ・ウール・ゴウンを認めさせるだけの武威を)

 

国力や単純な兵力であれば、まだまだこれからと言うしかなく。

外交力もこれから人材を育成していく自分達では足りなすぎる。

だからこそ、シンプルイズベストに、戦場でその力を各国に見せつける。

 

 

(その為の研究成果、武威の為の結実。それがこれだ)

 

 

アゼルリシア山脈との境目にある荒地。

 

そこで、バレイショ魔導研究所によるゴーレムの模擬戦闘が行われた。

 

 

 

「ニニャ、操作環境に問題は無いか?」

 

煉瓦で出来たボディの体長2m程の無骨なゴーレムが、案山子を殴り倒している。

十数体のレンガ色のゴーレムは、指示通りに愚直に突進し、指定された目標に攻撃を加え続ける。

 

「問題ありません、頂いたサークレットによるゴーレムの集団操作は想定よりも順調です。もう少し複雑な操作が出来ても良かったかと思える位ですね」

「欲を言えばそうなんだけどな。生産性と動作面でのバグの粗出しを考えれば今ぐらいでギリギリだ。複雑な操作をした結果地形や壁にぶつかり続けるゴーレムなんて間抜けにもほどがある」

 

視点を転じると、ニニャと同じくゴーレム使いのサークレットを付けたアルシェが、奇声をあげながら走り回るジャガイモ型ゴーレムの操作に四苦八苦していた。

 

「ぐぐっ、泥と粉砕した廃材や木材で作ったゴーレムなのはやっぱり間違いじゃないでしょうか。後、レンガ型よりもコアの術式がまだ不安定のようです……」

「……そーだなぁ。あれだ、もう突進だけにするかこいつは。レンガゴーレムの数が間に合わないから数を埋める為に作った急造品だし」

「そうですね。術式の単純化を試みます(ああ、今夜も遅くなりそう……)」

 

何故か、アルシェの背中がどこかの草臥れたスライムに重なった。

多分、気のせいだろう。取り合えず、バレアレ商店の新商品の栄養剤でも送っておくか。

 

「レンガ型ゴーレムはやはり時間をかけただけあり素晴らしい出来ですな。操作性も耐久値も申し分ありません。脅威度は60位でしょうか」

 

模擬訓練を観戦していたフールーダ・パラダインが、満足げな口調で評価する。

帝国では資料などの不足により、戦闘用に耐えれるゴーレムの開発、生産は行われてこなかった。

死霊系魔法における農耕の補助などが勘案されているのに、ゴーレムが一般的ではないのは魔法技術の偏りかもしれない。

今後、その技術を【独自に開発した】フールーダがその知識を帝国にかざすかもしれないが。

 

「ああ、その位だろう。だが、量産が可能という点にこのゴーレムの価値がある。民兵の脅威度は10未満、お飾りの騎士達で20行くかどうか。そこに量産して数を揃えたレンガ型ゴーレムを投入すればどうなるか。大型のバリスタや第3位の術師が居なければ一方的に蹂躙攻撃が可能だ」

 

 

ゴーレム軍団に戦列を組ませて前進させ、会敵したら突進して殴り倒し続ける。

フールーダから提供された近年の王国側の戦術を見れば、この単純な戦法はこれ以上なく有効性を望める。

ましてや、野戦ゆえにバリスタなどの大型兵器は持ち込めず、魔法使いを軽視した為に第3位という貴重な術師を動員出来ない王国相手ならば。

 

民兵の戦術は基本古典的な槍襖だ。

それは、単なる歩兵や騎兵相手ならある程度の効果は望めるだろう。

だが、魔法もバフもないただ突き出されただけ槍襖は、魔法で硬化処理された動く分厚いレンガの塊に歯が立つだろうか?

 

(勿論、更に色々と仕込みはさせて貰う。となれば、容易に蹂躙は可能だ。楽して勝つ、その為の仕込みはどれだけしても足りない事はない)

 

問題は、数がどうしても足りないという事だ。

予測では王国軍は20万人前後、カッツェ平野なので横列で布陣するのが常だ。

こちらは、予定通りでも200体足りるかどうか。一体で1000人殴り倒す必要がある。

長年集めたマジックアイテムではこれが限界であり、専門のスキルがないアイダホの限界でもあった。

本格的で自動生産が可能なゴーレムクラフターの工房が発見出来れば、数倍の数を用意できたかもしれない。

非常に悔やまれるが、これが今のアインズ・ウール・ゴウンの出し切った力だ。

 

(となれば、部分的に相手の陣形を崩す事への限定集中投入と、倒すべき相手の布陣先を割り出す必要がある。王国への調略を進めないとな。早いところ、レエブン候からの返事が来ればいいが……)

 

王国の事も考えるが、アイダホはもう一つの方も考えなければならない。

勿論、王国と対峙している帝国の方だ。

 

「フールーダ、帝国側の、ジルクニフはどうしている?」

「アイダホ様の提案が功を奏したのでしょう。例年は四個軍を動員する所を国内警備を担当する一個軍を残し七個軍を動員。実質、総軍をもって王国と対峙するようです。今年で決着をつけるつもりなのでしょうな」

「わお、思い切ったな鮮血帝。フールーダに俺の力を断片的に伝える様に言ったけど、幾らなんでも投機し過ぎだろ」

 

フールーダからどういうバイアスをかけて聞いたのかは知らないが、少なくとも今回の戦いに思い切ったチップをかけれる気にはなったようだ。

となると、王国も更に動員をかけるかもしれないが、25万人に達するかどうかだろう。

 

(確か、国家の総人口の10%が軍事的に動員できる限界の限界。動員して消耗戦やれば間違いない後の世代数代に渡って響くレベルでヤバい所業。あの国の総人口が850万人で10%が85万人。予算的な問題で頑張りに頑張ってもその半分下回る位が限度。更に国内や都市部の警備に回す分を考えればやはり25万人が限度だろ)

 

青色吐息の王国にとって、大半が張りぼてでも20万を動員するのは負担極まる行為だ。

だからこそ、ジルクニフは継続して王国に出陣を強要し国力を削ぐのに利用しているのだから。

そこに更に5万人もの戦力を上乗せしたらどうなるか。

五万人と言えばそれだけでもアインズ・ウール・ゴウンの総人口の倍。中規模の都市に匹敵する人口だ。

それだけの人間の集合体が消費する水と食料、備品に武器防具、その他諸々……。

 

(恐らく、上乗せするとなれば会議は紛糾しまくるだろうな。今の兵力でも酷い負担なのに兵力の四分の一更に上乗せとかマジで予算死ぬわ)

 

近い将来敵国になるアインズ・ウール・ゴウンにとっては、王国を「どんどん辛くしちゃおうね. どんどん陥としやすくしちゃおうね」とするのは本望だ。

だが、あまりにもやり過ぎて支配地にした後でそこが既に襤褸クズになっていたとかでは洒落にならない。

カルタゴにローマがやらかした様に、滅ぼすためにやっているのではない。

 

アインズ・ウール・ゴウンにしろ、帝国にしろ王国の跡地が欲しいのであって、その地を滅ぼし塩を撒きたい訳ではないのだ。

勿論、人口そのものが必要でもあるアイダホにとっては、切り札の超位魔法や大威力の宝剣などの使用は論外である。

戦地に出ている王国兵、彼らは王国における労働人口そのものだ。

彼らが減れば減るほど、その後の旧王国の領土における税収の減少となる。

 

(そうだ。彼らの損害は最小限にしなければならない。今年のカッツェ平野で死ぬべき連中。それを次のレエブン候達との会談で決定する)

 

内通者達とは、その辺を十分に協議しなければならない。

ああ、早く返事が来ないかなぁとアイダホは思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の会談は思ったよりも早くやってきた。

 

 

ロ・レンテ城の離宮の一室。

 

【ザナック第二王子とラナー第三王女の水入らずの歓談】が行われている最中。

部外者であるアイダホが潜入という形で参加した。

予定通り、軽くテーブルを三回叩き、話をしていた二人の気を引き寄せる。

 

「アイダホ・オイーモと申す者です。このような装いで失礼を致しますが何分、員数外の参加者となりますのでご無礼は容赦願います」

 

闇妖精の外套と蜘蛛の靴、妖精の腕輪の効能を解除して、森林の大領主は姿を現した。

ザナックは僅かに驚いたが、王女の方は穏やかな気品溢れる仕草で挨拶をした。

 

「これはトブの大森林の大領主様。お初におめにかかります、ラナー・ティエール・シャルドルン・ライル・ヴァイセルフです」

「あ、ああ。お初にお目にかかる。私はザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフだ。よろしく頼むよ領主殿」

 

二人の挨拶に返礼したアイダホに、ラナーは意匠が凝らされたティーカップに手ずから紅茶を注ぎ、洗練された仕草で差し出す。

 

「さ、どうぞおかけくださいませ。私の事は気軽にラナーとお呼びください」

「わかりましたラナー殿下。お気遣い感謝します」

 

清楚の一言で尽きる笑顔に促されるまま、アイダホは椅子に座った。

知恵者という評判は聞いたが、何故今から話し合う内容にレエブン候じゃなく彼女を参加させるのかという疑問を抱きながら。

 

 

 

 

 

 

後にアイダホは回想する。

 

あれが、金色の悪魔(じんるいさいあくのはらぐろおんな)との腐れ縁の序章であった事だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









アイダホ「なんちゅうことを……なんちゅうことをしてくれたんや(レエブン候とザナック王子に対して」

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