吉良吉影と奇妙な魔法学校   作:冥竜王ツカサ

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アンジェロの能力がうろ覚えだったのでwiki見直しました...中々強い!本体もIQ160だし 吉良は次回活躍していただきます。休みは終わりだっ!


第4話スライムと矢と不審者と

 

教員室

吉良吉影「フー、ここの2、3日は雨らしいな…」

フリットウック「よく知ってますねー 今日の分の新聞はまだ見てないはずですが」

吉良吉影「いやラジオでやってたからな…」

フリットウック「ラジオ? ああマグルが使ってる四角くて黒いやつでしたっけ?」

吉良吉影「まあ、そんなところだ…マグゴナガルはどこだ?彼女に呼ばれてここにきたのだが」

マグゴナガル「私はここですよ」

フリットウック「ウィッ!?マグゴナガル先生驚かさないでくださいよ〜」

マグゴナガル「悪かったわね、それと吉良さん、ダンブルドア先生が呼んでいましたよ」

吉良吉影「…分かった。 他には?」

マグゴナガル「他にはとは?」

吉良吉影「いや…私に何か用があって呼んだんじゃあないのか?」

マグゴナガル「いえ、特にないですが…」

吉良吉影「…そうか。(はぁ…やはり宿番とはいえ働き勤のときよりはるかに疲れる…天気が今の私の心の中を表しているようだ…)校長室か…」

マグゴナガル「フリットウック先生っあなたよくあの得体の知れない奴としゃべれるわね」

フリットウック「そうか?そんな悪い人には見えなかったけど」

マグゴナガル「あのクディッチ大会の時に見たでしょうあの変な技!」

フリットウック「いやあの時寝てたwww」

マグゴナガル「あなた意外と神経図太いですね」

フリットウック「?、とにかくKiraさんはそんな悪い人には見えませんでしたぞー」

マグゴナガル「そうですか…(しかしダンブルドア校長とあんなに親しくしているのは何か臭いますねぇ…)」

 

ホグワーツ校庭

ロン「今日は雨かー」

ハリー「クディッチの練習できなさそうだなー」

ハーマイオニー「男子は元気でいいわねー…って言ってる場合じゃないわよ!例のスライムに気を付けなくちゃ!!」

ロン「そういやスライムの特徴聞いてなかったな、ハリーそのスライムってどんな外見してたん?」

ハリー「確か潰れたトマトみたいな顔で下半身がドロドロに溶けた感じで…」

ロン「とりあえず全体的に醜悪っていうのが分かったけど...ハーマイオニー知ってる?」

ハーマイオニー「いえ…そんな魔法生物聞いたこともないわ…」

ハリー「うーん…あっそうだっ!」

ロン「どうしたハリー?」

ハリー「魔法生物といえばあのお方がいるではありませんかっ!」

ハーマイオニー「…あっハグリッド!!」

ロン「ああーーいましたねー」

ハーマイオニー「ハグリッドなら何か知ってるんじゃないかな?」

ハリー「さすがはハーマイオニーだぜ」

ロン「そうと決まったら早速GOだぞ!」

 

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ハグリッドの小屋

ハリー「ハグリッドいますかー?」

ハグリッド「ん?ハリーか、一体何の用だ?」

ハリー「ちょっと魔法生物について聞きたい事があるんだけどカクカクシカジカ…」

ハグリッド「…俺はそんな生き物しらんなぁ何かの見間違えかも知れんぞ例えば水に映った自分の顔とか」

ハリー「なんでハグリッドそんな毒舌なの(T . T)」

ハーマイオニー「やっぱりただの見間違えなんじゃないの?」

ハリー「じゃあ、あの声は一体…てあっ!こいつのことだよ!」

ハグリッド「どこ?」

ハリー「ほらほらそこの水道管の近くにいる奴だよ!!」

ハグリッド「はて、うちに水道管なんてなかったはずだが…?」

ハリー「避けてハグリッドっ!!」

アクアネックレス「シャアッ!!」バキッ

ハグリッド「お、俺の机のあしがひとりでに折れた…!?」

ハリー「いやいや完璧にスライムが攻撃してきてたよ!!」

アクアネックレス「チッ、あともう少しであの大男の喉笛をかっ切れたというのに…」

ロン「どうやらそいつが見えてるのはハリーだけのようだね…」

ハーマイオニー「ハリー!!そいつが私たちの方にきたら教えてっ!!」

ハリー「了解!!」

アクアネックレス「お前が前に舐めた口聞いてくれたガキか…!お前、「アイツ」が言ってた例のガキといっしょだな?そうか…ならば貴様を最初に血祭りにあげておくことにするぜ!!」

ハリー「こいつ僕を最初に殺すっぽい!!」

ハーマイオニー「じゃあハリーは逃げて!!」

ハリー「でもそうしたら今度はハーマイオニー達がやばくなるよっ」

アンジェロ「ゴチャゴチャうるせーー!!」シャッ

ハグリッド「グハッ…!!」

ハーマイオニー「ハグリッド!!」

ハリー「き、貴様ーーー!!よくもハグリッドを!!」ブンッ

アンジェロ「グゲッ!!なんだぁ、やはりてめぇもスタンド使いか!」

ハリー「スタンド使い?なんだそれ」

アンジェロ「しらを切るつもりか?まぁいい…俺はこの雨を待っていたんだ!!俺がより自由に動けるこの時をな!!それにまだ奥手を残しているんだぜ…」

ハリー「奥の手?なんのことだ!?お前はヴォルデモートと関係あるのか!?」

アンジェロ「クククッ…さあな…」

ロン「よくわからないけど早くトドメを刺すんだ!!」

ハグリッド「ウオリャアァァァーーーー」バキッ!

ハーマイオニー「!!?」

アンジェロ「どこ見てんだ?マヌケーーー じゃあなマヌケ共!!」

ハリー「あっ、穴に吸い込まれてった…」

ロン「何してるんだよハグリッド!?」

ハグリッド「い、いやわしもなんか手柄が…。それよりなんでこんなところに穴が空いてるんだ?」

ロン「ネズミがあけたとか?」

ハリー「…もしかしてアイツが開けたとか?」

ハーマイオニー「だとしたらかなり不味いわね…」

ロン ハグリッド「???」

ハーマイオニー「もしスライムが他のところに同じような穴を開けてたとしたらどうなると思う?」

ロン「つまり敷地内を自由に移動できるってこと?」

ハリー「みんなが危ない!!早く助けに行かないと!」

ロン「どこにいるのかもわからないのにどうやって!?」

ハリー「いや忍びの地図あるじゃん」

ロン「……」

ハーマイオニー「いいから早く忍びの地図だしてっ」

ハリー「えーっと、このアクア・ネックレスていうのがスライムのことかな?」

ロン「キング・クリムゾンとかゴールドエクスペリエンスとかの方がかっこいいのに....」

ハリー(無視「…なんか湖の方に向かってるけど…」

ハーマイオニー「??なんで湖に行くんだろう?」

ハグリッド「とりあえず追った方がいいんじゃねえか?」

ハリー「確かに現地に行って見ないと分からないもんね。ではさっそくスライム、もといアクア・ネックレスをせいばつしに出かける。後に続け!ロン、ハーマイオニー」

ハーマイオニー「いや、もっと慎重に行動しないと…」

ハリー「臆病者はついてこなくてもよいっ!ロン、早くしろっ」

 

???

???「首尾は…どうなっている?」

???「ははぁ、アンジェロのやつがポッター達と接触した模様です。」

???「そうか…上手くやれよアンジェロ…しかしこの時点でもうネタの使い回しとは…つくずくこの世界を描いている神も能がないものだ…」

???「同感ですっ」(キリッ

 

 

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ロン「ハァ ハァ、ハリー箒の速度速すぎ…」

ハリー「いやぁワリィなぁ」

ハーマイオニー「ハリー、スライムがどこにいるか分かる?」

ハリー「うーん、水の中だから見にくいけど…」

ゴボゴボゴボゴボ

ハーマイオニー「今水が蠢いたっ!?ハリー水から離れてっ!」

ズシャッ

ハリー「ゴフッ…!!」

ロン「ハ、ハリー!!!」

ハーマイオニー「ま、まさかこの『湖』そのものがスライムになってるってこと!?」

ギガントアクア・ネックレス「ゴフウゥゥゥゥ…試して見た甲斐があったな。この俺、アクア・ネックレスは水と同化できる能力だ...だから理論上海や湖とも同化できるわけだ...しかしここまでのパワーとはな」

ロン「俺、逃げてもいいかな…?」

ギガントアクア・ネックレス「さあてメェらを血祭りにあげてやるぜぇ!!」

ロン「まってみんな!!!こいつさっき湖と同化したって言ってたけどようは水で出来てるってことじゃない?」

ハーマイオニー「そんなこと関係ないっ…なるほど!ロン、冴えてるわね!」

ハリー「僕は最初から気づいてたんだけど…」

ロン ハーマイオニー ハリー「「「インパービアス(防水せよ)!!」」」

ギガントアクア・ネックレス「なにぃ!奴らに触れられない…!弾かれてしまう!!」

ロン「これでアイツの攻撃は受けない…!」

ハーマイオニー「でもこのままじゃ防戦一方よ!どうすれば…」

ハリー「こっちも攻撃するんだよ!ステューピファイ麻痺せよ!」

ギガントアクア・ネックレス「グハハハ! きかねぇなぁ!」

ロン「まじか…」

アンジェロ「しかし、ハァハァ…大量の水と同化すると体力をかなり消耗するな…体の動きが鈍く…体が動かない!?また体が石になっているとでもいうのか…!?ウガガガガ……」

ハリー「あれ?アクア・ネックレスが段々溶けて行くよ?」

ロン「変身時間がきたとか?」

ハーマイオニー「もしかして逃げたんじゃない!!ハリー、忍びの地図!」

ハリー「あれ?地図から消えてるけど…?」

ロン「無事解決したのか…?」

ハーマイオニー「かも…」

 

???

???「時間切れだな…」

???「他に手は打ちますか?」

???「いや、よい ひとまずは放置しておけ…。他にも奴を憎む奴はいる…」

 

???「…!!この私以外に『能力』をもつ者がいたのか…?まあよい俺の能力で既にデータは採っている…対策は整っている…」

 

吉良吉影「私の出番はなかったようだな…いっそ全話こうしてくれ…」




アクア・ネックレス 本体 片桐安十郎 ステータス破壊力 - C スピード - C 射程距離 - A 持続力 - A 精密動作性 - C 成長性 - E

水分に混ざり相手の体内に侵入して攻撃するスタンド。雨や水蒸気にも同化することが可能。簡単なものになら姿を変えることも出来る。大きさは同化した水の容量に比例する。
足の無い人型で全身には無数の目がある。
人間に取り憑いて操ることも出来る。
弱点とされるのは、物質同化タイプのスタンドなので自由に消すことができず、閉じ込められてもガラスを破るパワーもないという点である。
普通にアクアネックレス強いんだけどなーなんというか...後アンジェロが岩化したのは時間切れです。もともと奴はアンジェロを自由にする気はなかったということです。次回は吉良の戦闘シーンが盛りだくさんっ(多分)!!

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