吉良吉影と奇妙な魔法学校   作:冥竜王ツカサ

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今回から少しハリーパートをやっていきます。キャラ崩壊が進んでいくー 吉良は少し休みですかね、2話くらいは戦闘には参加させない予定です


第3話魔法使いとスタンド使いはひかれ合う

???

???「我が君、お身体の調子はいかかでしょうか……?」

???「ま……だ……完……全……に……馴染んではいない……ようだな。少々…荒療法だったか……それより……その岩を早くもってこい……」

???「は、ははぁ!にしてこの気色が悪い岩は一体なんなのですかっ?」

???「それはこの世界のものではない……人と岩が合体したものだ……いいから早くもってこい……」

???「はっはいっ!(お、重い……)」

???「ふん……無能が……まあ良い、後ろに下がれ……レパセライトっ分離せよっっ!!」

???「ま、まぶしいっ!!」

???「あが…あがが…ゴホッゴホッ!ここは…一体……?」

???「ようこそ、我が世界へ……」

???「なんだぁテメー偉そうな口利きやがって、いい気になってんなテメ」

???「……ペトリフィカス・トタルス」

???「が…身体がうごかねぇ…」

???「私は君に敵意はないよ。君の名を教えてくれないかい?」

???「(な、なんだ…この蛇に見透かされたかのようなオーラは!)片岡…安十郎だ」

???「片岡安十郎か…少々呼びにくいな…これからはアンジェロと呼ばせてもらうよ」

アンジェロ「……………」

???「早速だがアンジェロ、君に頼みがあるんだ。ここからちょつと離れたところにホグワーツという学校があるんだがそこにいるハリー・ポッターという男を殺してきてくれないか?……あとは殺しでもなんでもしてくれても構わない……」

アンジェロ「なんで俺がテメェの命令に従わなきゃいけねーんだっ!」

???「俺はお前を即座に岩に戻すことができるのだぞ…もう二度は言わぬ、ハリー・ポッターを始末しろ……」

アンジェロ「ちっ、分かったぜ……」

 

 

グリフィンドール宿舎

ハリー「なぜか凄く欲しかったファイヤボルトが届いているーー!

ロン「もうスリザリンとか楽勝だろwww」

ハーマイオニー「絶対怪しいよ!!シリウスがホグワーツが侵入してるのよっ!」

ロン「それ本編の時から思ってたけど関係なくない?シリウスがそんな回りくどいことするはずないだろ」

ハーマイオニー「……………ともかくそれはマグゴナガル先生に預けるわよ」

ロン「なんだその間は」

吉良「? あれは…例のガキどもか……何か騒々しいな…」

ハーマイオニー「あっ吉良先生っこれマグゴナガル先生に渡してください」

吉良「その箒、どうかしたのか?(くっどうしても彼女の「手」に目がいってしまう…今は抑えなくては…)」

ハーマイオニー「あの、先生どうかしたんですか?」

吉良「……いや、なんでもないよ…それよりこの箒を預かればいいんだね?」

ハーマイオニー「はいっそうです。」

ロン「これでスリザリンに負けたらオメーのせいだからなー」

ハリー「それよりもこのニュースみてよっマグルの破裂死体が学校の近くで見つかったみたいだよー」

吉良吉影「この世界、いやここら辺ではこんな事件がしょっちゅう起こってるのかい?」

ハーマイオニー「例のあの人が倒されてからはそんなこと、いえでもあの大量殺人犯シリウス・ブラックが脱走したのよ!」

ハリー「そうだ!あのシリウスがホグワーツへ向かってきてるんだ!!」

吉良吉影「そのシリウス……とかいう奴はそんなに危険なのか?」

ロン「そうだよ!あのヴォルデモードの一番部下(?)だったんだよ!!」

吉良吉影「? でもそのヴォルデモードとやらは死んだんじゃあないのか?」

ハーマイオニー「……それが……」

ハリー「僕がホグワーツに入学した始めの年にヴォルデモードが賢者の石を使って復活しようとしたんだっ!」

吉良吉影「………お話の途中すまないがそろそろ行かなくちゃあいけないんだ。箒はマグゴナガル先生に渡しておくよ。」

ハリー「すみませんっ ちょっと喋り過ぎちゃいました!」

吉良吉影「(ああ、やっぱりガキの相手は疲れるな……それにしてもあの女の手、ここの生活に馴染んだら私の元に来てもらうことにしよう……)…さてと教員室はどこだったか」

ホグワーツ周辺のどこか

アンジェロ「ここがホグワーツか…ムカつく場所だ!!みんな俺のスタンドでぶっ殺してやるぜっ!!」

魔法使いA「なにーあのキモいおっさんこの学校の人—?」

魔法使いb「しらねーよーだけど関わんないほうがいいぜー」

魔法使いA「ぺっ 早く行こーぜー」

アンジェロ「……………」ザッザッザッ

魔法使いA「おいなんだよおっさんこっちにくるんじゃね」がぶりブシャアァァァ

魔法使いA「ひ、ひいぃぃぃぃ人の顔を食いちぎったーー!!」

アンジェロ「お前をさっき人の目の前でそいつの悪口言ってたよなーそれにさっき地面にツバ吐いたろ 何様のつもりだ? いい気になってんてめなーーー!!」

魔法使いA「な、なにをブゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」

アンジェロ「いい気になってる奴は俺のスタンドを飲んでくたばりやがれっっ!!…………さてと……」

〜アンジェロ作業中〜

アンジェロ「なるべく失敗はしたくねーからなー……作業は 念入りにしなくちゃぁなー」

ホグワーツ食堂

マグゴナガル「えー 夕食の前にいくつか皆様に言わなければいけないことがあります。まずは新聞を読んでいれば知っていると思いますが最近学校の近くで謎の破裂死体が見つかっています原因はまだわかりませんが皆さんもホグワーツの外に出る際は気をつけてください。またこの事件に伴い今月のホグズミード行きは中止となりました」

ホグワーツ生徒達「えぇぇぇぇぇぇぇ!!」

マグゴナガル「お静かにっ!しかしこの事件の犯人が見つかり次第ホグズミード行きは許可します」

ハリー「ドーセ僕ホグズミード行けないし?関係ないや」

ロン「ねえねえ 僕たちでその犯人捕まえない?」

ハーマイオニー「ダメよ! もし犯人がシリウスだったらどうするの!?」

ハリー「そいつぁ上等だな……日頃の鬱憤ばらしも兼ねてやらかそうじゃあねぇか」

ロン「落ち着けハリー!」

ハーマイオニー「やれやれだわ……で、具体的にどうやって探すの?」

ロン「あの「忍びの地図」を使うんだよ!」

ハリー ハーマイオニー「「な、なんだってーー!!」」

忍びの地図とはっホグワーツの中でのみ使える地図で秘密の場所や人の居場所などがわかる優れものなのであるっ!!それをハリーはウィーズリー兄弟から貰っていたのだっっ!!

ロン「忍びの地図を使えば犯人の名前と居場所が分かるはずだよ!」

ハリー「確かに一理ある!あと声でかい!」

ハーマイオニー「でも問題は見つけた先よ。私たちじゃ勝てない相手だったらどうするの?」

ロン「逃げる?」

ハーマイオニー「逃げられない相手だったら?」

ロン「…………………」

ハリー「とりあえず探さないには話が始まらないよっ!」

ロン「だねっ」

ハーマイオニー「…………」

 

教員室

吉良吉影「マグゴナガル先生はいるか?」

マグゴナガル「私ならここにいますが何か用ですか?」(ギロリ

吉良吉影「ハーマイオニーという女の子からこの箒を預かってくれと言われてね……」

マグゴナガル「分かりました。ところでここ最近起きてる不可解な事件について、何か知りませんか?」ギロリ

吉良吉影「どういう意味だ…?私は何も知らないが……」

マグゴナガル「いえ、もしかしたらクディッチ大会のときみたいな現象かもと思いまして……」

吉良吉影「……(くっ、あそこでスタンドを出したのは間違いだったか…)情報が入り次第知らせるよ……それでは」

吉良吉影「この事件もしかしたら「スタンド使い」の仕業かもしれないのか……もし私の平穏を乱すようなら……今度こそ「始末」してやる……」

一方のハリー達

ロン「うーん、犯人っぽい名前の人はいないねー」

ハーマイオニー「犯人っぽい名前って何よ…」

ガヤガヤワーワー

ハリー「ねえ!あそこで何か騒ぎが起こってるみたいだよっ!」

ロン「もしかして例の犯人っ!?」

ハーマイオニー「ありえるわね」

魔法使いB「おらー!テメーらこの女の命が惜しければ俺に近づくんじゃあねーぜっ!!」

ハリー「あれが例の犯人っ!?」

ハーマイオニー「名前は……ん?ダブってて読めないわっ!!」

ロン「なにか異常だぞこいつっ!!」

ハリー「もしかしてこいつ操られてるとか…?」

ロン「勘がいいなぁハリー」

ハーマイオニー「もし本当に操られてるのなら私の覚えたての「究極」呪文が使えるわよ!」

ハリー「究極……呪文?」

ハーマイオニー「見れば分かるわよっ!!」ツカツカ

ロン「む、無茶をするんじゃあないっ!」

ハーマイオニー「スペシアリス レベリオ(化けの皮はがれよ)……!」

魔法使いB「あっ,ガッ、体から離される……!!」

ロン「や、やったか?!」

ハリー「ロン、その言葉はフラグだ」

魔法使いB「う、うう……私は一体……?」

ロン「どうやらフラグじゃなかったようだね」(キラリ

ハリー(無視「……あのスライムみたいなのはなんだっ!?」

ハーマイオニー「スライム?……そんなのどこにもないけど?」

ハリー「えっ」

???「……なんだぁ?、この俺が見えてやがんのかテメー」

ハリー「いや見えてるも何も目の前にいるじゃん」

???「なんだオメェ学生のくせに年上に舐めた口聞いてんのか……?……いい気になってんなテメエェェェェェ!!お前の顔は覚えたぜ!!時が来たら殺してやるそれまで首を洗って待ってるんだな……」

ハリー「あ、下水道に落ちた」

ロン「さっきから君はなんのことを言ってるんだ?」

ハリー「ロンの方こそ!君にはあのスライムもどきが(?)見えないのか!?」

ロン「なんのことだかサッパリだZE」

ハーマイオニー「なんでハリーにしか見えないんだろう……?ハリー、そのスライムもどき(?)はなにか言ってたの?」

ハリー「いやなんか時が来たら殺してやるとかなんとか……」

ハーマイオニー「それって殺害予告!? 見えない敵から狙われるなんて!」

ハリー「僕がいるじゃんか」

ハーマイオニー「ハリーだけじゃ力不足よ!もっと助っ人が欲しいわ……」

ロン「西の門にシリウス、東の門に謎の敵か……まずいね」

ハーマイオニー「そんなん誰でも分かるわよっ」

ハリー「むむむ……」

 

 

ホグワーツの敷地のどこか

アンジェロ「これで『仕掛け』の方は完成だな……さあ殺しの始まりだ!!」

 

→To be continued……

 




スタンド解説 モーターヘッド 本体 ジョン・ハリソン 破壊力C スピード B 射程距離 C(基本クワッフルのスピードに依存) 持続力A 精密動作 A 成長性D ジョンが矢に貫かれて発現したスタンド。イタリアにいるスタンド使い、ミスタという人物の能力に似ていて打ち出されたクワッフルの方向を自在に変える事が出来る、またクワッフルそのものの形をある程度変える事ができる。しかし本体に箒の才能が無いためあまり意味の無い能力となっている。
アンジェロのキャラが掴めん、執念深くって男もいけるくらいしかわからん 後前回出てきたスタンド解説載せてみました。吉良が初めて交戦する相手なので初見殺し系にはしませんでした。さて次回はアンジェロvsハリー達です!ついにあのハリーと関係が深いあの人が!?

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