ソードアートオンライン〜閃光の弟は三刀流⁉︎〜   作:銀時

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三話でーす


一生の後悔

俺がソードアートオンラインに転生して13年

遂に原作が始まる

思えば、これまで色んな事があったな

俺がアスナの弟で映画ヒロインのユナにも会うしシノンとも会ったな

しかし一番ビックリしたのが、木綿季との出会いかな

原作では木綿季はエイズにかかり死ぬが何故か木綿季の家族はピンピンしていた

まぁお陰で俺が前世で一番感動して、同時に一番悲しい結末を迎えなくてよかったと思う

木綿季たち家族と仲良くなってアスナやユナにも紹介した

木綿季の姉である藍子はマジでアスナに似ていた

木綿季は何故か俺をお兄ちゃん扱いしているためかなり懐かれてしまい

ユナがもの凄く不機嫌になっていた

まぁそんなこともあり、遂にソードアートオンラインが始まる

もちろん、デスゲームと化した世界で楽しみというのはおかしいか?

だから、それを考えるとアスナにはやはりナーブギアを被って欲しくないと思ってしまう。だがソードアートオンラインがあったからこそアスナは大切なものを見つける事が出来た

だから、俺が支えようそう思い必死に剣道をやった

そして今日運命の時間がやってきた

「姉さん、俺部活あるけど先にやっちゃダメだからね」

「はいはい分かってるわ。空も部活頑張ってね」

「うん、行ってきます」

ソードアートオンライン配信日当日俺は運悪く開始時間からログインできなかった。部活が急遽入ってしまい参加することに

もちろんデスゲームと化する時間にも間に合わない為姉さんには釘を刺しておいた。これなら大丈夫

だが俺は、これが姉さんとの最後の会話になることを知らなかった

 

アスナside

皆さん、初めましてアスナです

今私の手にはナーブギアがある

私の兄が買ったものだが兄が出張でできない為一日だけ私がやることになった。弟の空も一緒に

空は、小さい時からずっと一緒にいて私の大切な自慢の弟

だけど、空は部活がある為最初からはできない

だから、ちょっとだけ先にやっちゃお

本当は空から一緒にやろうって言われたが少しでもやって空にレクチャーしてあげよう

そんな浅はかな考えで私は2年近く最愛の弟と会えなくなるとは知らなかった

 

アスナsideend

 

ようやく部活が終わり急いで家に向かった。

二本の電話があってから俺は全力で家に向かった

一時間遡る

「ん?電話?木綿季から?」

俺は木綿季からの電話に出た

「もしもし木綿季?」

『あっ‼︎やっと繋がったよ空にい!』

明らかに焦っている。様子がおかしい

「どうした?なんかあったのか?」

『大変だよ!アスナが電話に出ないんだよ‼︎』

何⁉︎アスナが嫌な予感が頭の中をよぎる

「分かった俺は直ぐに家に向かう。だから木綿季たちはあまり動くなよ‼︎」

電話を切り、俺はユナに電話した

頼む。出てくれ

『もしもし、そーくん』

よかった。出てくれた

「悠那‼︎良かった繋がった」

『どうしたの?やけに焦ってるけど?なんかあったの?』

「悠那‼︎今ナーブギアを被っているのか?」

『ううん、そーくんと一緒にやりたかったからまだ被ってないけど』

良かった。悠那はまだ被ってない。でも悠那はこの時被ってないなら悠那は死なない

原作では悠那もソードアートオンラインにいてそこで死ぬ

だが悠那はソードアートオンラインにログインしていない

もしかしたら、俺というイレギュラーがいるからか?

確かに原作では紺野家は皆エイズにかかり皆死ぬが

エイズにかかることなく皆元気だった

シノンもそうだ。俺がいたからシノンは人を殺さずに済み銃に対するトラウマもないはず

原作では不幸にも暗い過去や死という恐怖に囚われたキャラが

俺というイレギュラーの所為でそれが無くなった

なのになんで、俺は一番近くにいる存在を救えなかったのだろう

『…ーくん、そーくん⁉︎』

「あぁ悪い、大丈夫取り敢えず悠那はナーブギアを被らずにいてくれ

嫌な予感がするんだ」

『分かったよ。そーくんも気を付けてね』

電話を切り、俺は全力で家に向かった

 

家に着くと家の前に救急車が止まっていた

よく見ると担架で姉さんが運ばれていた

「姉さん‼︎」

急いで向かうと姉さんの頭にはナーブギアがあった

遅かった。俺は膝をつき絶望と後悔した

「あっあぁぁぁぁ、うわぁぁぁァァ‼︎」

頭を抱え、声にならない叫びをあげた

俺のせいだ。俺が姉さんに興味本意で誘ったから姉さんは

俺はそのまま頭の中が真っ白になり気を失った

 

気がつくと俺は部屋にいた

あの後俺は父さんに運ばれたらしい

部屋を見渡すと悠那もいた

もしかしてずっといたのか?

相変わらず優しいな

「んにゅ…」

可愛いらしい声と共に悠那可愛い目を覚ました

「おはよう悠那」

「む〜ふぁぁぁ〜おはようそーくん」

「よく眠れたかな?お寝坊さん」

「うん」

どうやらまだ寝ぼけてるらしい

俺は悠那の頭を撫でながら礼を言った

「ありがとうな悠那」

「えへへーそーくんになでなでしてもらった〜」

俺は悠那のこの笑顔と優しさに救われた

確かに姉さんをあの世界に誘ったのは俺だ

だがここで、うじうじしてちゃダメだよな。姉さんが帰ってきたら

謝ろうそして笑顔で言うんだ

おかえりって

だから姉さん、必ず帰ってきてくれよ

 




第三話でした
オリ主はSAOには参加しません
オリ主が本格的に原作介入するのはフェアリーダンス編からです

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