ノンナ「では始めますか」
ノンナ「食事の時間を」
ノンナはカチューシャのもとに迫ってきた。
カチューシャは完全に怯えながら、
エリカのもとにしがみついていた。
ノンナ「,,,,なぜ?」
ノンナ「なぜ私じゃないの!?」
エリカ「,,,,はい?」
エリカはノンナの一言に困惑していた。
だが、ノンナはエリカを睨みながら話を続けた。
ノンナ「同志カチューシャ」
ノンナ「なぜ私を選んでくれないの!?」
ノンナ「なぜそんな銀髪の女を選ぶの!?」
エリカ(私のことそんな風に思っていたんだ,,,,)
カチューシャ「あなたはもう人間じゃないじゃない」
カチューシャ「それに」
カチューシャ「エリーシャは優しいから」
ノンナ「!!!」
ノンナ「あ,,,,あああ,,,,」
エリカ(一体どうなっているの,,,,?)
エリカはまだ困惑していたが、ノンナは
いつの間にか黙り込んでいた。
そして、何か思い付いついたのか、口を開いた。
ノンナ「そうですか,,,,」
ノンナはとても小さな声で呟いた。
エリカ「何をいっているの?」
それに便乗するかのように、エリカは聞き直した。
ノンナ「あなたを,,,,」
ノンナ「食い殺せばいいのですね」
エリカは首をかしげた、
そのときだった。
グサ!!
エリカ「うっ,,,,!」
何か、粘着質なおとが聞こえてきた。
エリカは一時自分に起こっていることが理解できなかった。
エリカ(な、何が起こったの,,,,?)
エリカ(胸が,,,,痛い!!)
グラリと前が歪んだかと思うと、
前に倒れた、
何かわからなかったエリカは
自分の胸に手をあてて、
やっと自分の起こったことが理解できた。
エリカ「私,,,,」
エリカ「刺されたんだ,,,,」
エリカがそう呟いた時、
ノンナが問いかけてきた。
ノンナ「どうです」
ノンナ「刺された感想は?」
そういったノンナは笑っていた。
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エリカ「ハハハ,,,,」
エリカ「私,,,,死ぬんだ,,,,」
エリカがふと横を見てみると、
ノンナがカチューシャのもとに近づいていた。
ノンナ「邪魔者もいなくなりましたし」
ノンナ「楽しみますか」
カチューシャ「嫌!来ないで!」
カチューシャはノンナが近付いていくにつれ、
どんどん後ろに下がっていった。
このとき、エリカは一人で考えていた。
エリカ(カチューシャも救えないのね,,,,)
エリカ(私もここで終わりか,,,,)
その時、エリカの脳内から何者かの声が聞こえてきた。
???(ナラバ)
エリカ(,,,,え?)
???(ノンナヲ、クエバイイ)
エリカ(ノンナを,,,,?)
???(ソウダ、タベテシマエバ)
???(スベテカイケツスルダロウ?)
エリカ(そうなのかな,,,,)
???(ソウダ、ソレニエリカモタベタイダロウ?)
???(ソコニイルノンナヤカチューシャヲ)
エリカ(!!!)
???(サァ、ハヤクタベヨウゼ)
エリカ(,,,,,,,,)
ノンナ「さぁ、同志カチューシャ」
ノンナ「お時間ですよ」
カチューシャ「嫌!嫌!」
その瞬間だった。
グサ!!
ノンナ「!!!」
ノンナ「これは,,,,誰が,,,,」
ノンナ「,,,,まさか!?」
ノンナは急いでエリカが倒れていた方を見てみると、
そこにいたのは、
エリカ「,,,,,,,,」
エリカ「,,,,,コロス」
別人格に陥ったエリカだった。
ノンナ「ちょっ、ちょっと待ちなさい!」
エリカ「,,,,,,,,」
ノンナ「ちょっと!」
エリカ「,,,,シネ」
エリカは自分の触手を使い、
ノンナをいつの間にか、串刺しにしていた。
ノンナ「,,,,,,,,」
ノンナは既に息絶えていた。
カチューシャ「,,,,エリーシャ?」
エリカ「,,,,,,,,」
カチューシャ「エリーシャ!」
エリカ「は!どうしたの?」
エリカは一時的だが、
普通の人格に戻った。
カチューシャ「ど、どうして,,,」
カチューシャは怯えながら、エリカに聞いた。
カチューシャ「どうしてノンナを,,,,食べているの?」
エリカ「,,,,,,,,」
これをきにカチューシャの姿が見られるのはなかった,,,,
チャプター2 END
みていただき、ありがとうございました!