幻想狂縁起~紅~ 《完結》+α   作:触手の朔良

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二章 始めに二度なし
弱くてニューゲーム


 幻想郷で迎えた初めての朝は、特筆すべきものも無く、なんら変わり映えのしないごく普通の朝だった。

 咲夜に記憶喪失である旨を告げた後、そりゃもう大変だった。

 男の予想外の告白に、従者の狼狽っぷりと言った見ているこちらが気の毒に思う程であった。一方で、不思議としてやったりと思う自分がいた。そんな感想を抱くなんて、記憶のあった頃の自分はさぞ底意地の悪い人間だったに違いない。

 咲夜は「し、少々お待ちをっ」との言葉を残し、手品の如く一瞬で目の前から消えてしまった。

 束の間の静寂と孤独は、至って平穏であった。

 ぶち破ったのは紅魔館の当主を自称する幼女だ。そればかりか自身を吸血鬼だと言うのだから疑うなと言う方が無理だろうさ。それに、うーうー喚く姿は主である威厳だとか貫禄だとかを、ちっとも感じなかった。

 見た目相応の彼女と一悶着は合ったものの、どうにかなだめすかしてその場は事無きを得た。

 そして現在、ブスリと饅頭顔をする、不機嫌を隠そうともしないお嬢様と昼食の只中にあった。

 二人の間にあるのはひたすらの沈黙。時折、食器同士が打つかる音が鳴るぐらいの、気不味さマックスの昼食だ。朝は朝で、この広い食堂を一人食事していたのだが、それはそれで辛さがあった。

 他に同席者でもいれば多少なりとも状況は異なるのだろうが、生憎紅魔館に使用人は数いれども、主人と食事を一緒にする者は一人としていない。主人に給仕をしているメイド長だけが、この場にいることを許されている唯一の使用人だった。

「……オイ。手が進んでないじゃないか。どうした、口に合わないならハッキリ言ってもいいんだぞ?」

 作ったのはコイツだがな、と手に持ったフォークで背後のメイドを指すレミリア。口調は悪いがこちらを気遣う心は感じた。

 自然と目はフォークの先を追い、慌てて視線を手元の皿へと戻す。見間違いで無ければ、咲夜の眉がピクリと跳ねていた。主人の行儀の悪さに思う所あるのかもしれない。

 件の咲夜だが、表情を変えるような事はあまり無い。だが、それは彼女自身の性質ではなく、従者としてそうあるべきだという認識から、努めて表情を出さぬようだった。それ故か、顔には出ずとも、感情自体は至る所に現れて案外分り易い。当の本人に、自覚はなかった。

「いやいやいや。とても美味しゅうございますよ、ハイ」

 嘘偽りのない感想を答える。ただ、吸血鬼の不機嫌にあてられて些かおかしな敬語へと変化してしまった。その説得力も半減である。

 いや、本当。凄い美味しいんだけどなぁ……。

「ふんっ、まぁいいさ。そんなことより、オマエに聞きたい事がある」

 自慢の仕事をそんな事と一蹴された咲夜はちょっぴり傷付いた。従者の心主知らず。

 こんな美味いものをそんな呼ばわりしてまで、余程大切な事なのかと男は固唾を飲んで先の台詞を待つ。

「名前だよ、なーまーえっ! いつまでもオマエじゃ不便だろ。それともなんだ、オマエはアレか。小娘相手にオマエ呼ばわりされるのが趣味な人種かオマエは」

「それは何とも。救いがたい変態ですわね」

 勝手な性癖を追加されて勝手に変態認定はご勘弁願いたいが、立場上強くも出られないのが非常に心苦しい。敢えて、敢えて涙を飲んで変態の誹りを受けようではないかっ。……こう言うと本当にソッチの人間だが、断じて、全然、これっぽっちも、その気はないので誤解なきよう。

 昨晩はドタバタしすぎて碌すっぽ話も出来ず当然、自己紹介なんて済ませてはいない。

 彼女らの名前は食事の前に、幻想郷の事と一緒に聞いていたが。

 しかし名前、名前か。はてさて困ったものだ。

 勿論自分が何者かなんて、記憶喪失者に分かる訳もない。症状の程度にも依るのだろうが、自分に限って言えば己が何処の誰かなんてちいっとも解らなかった。財布でもあれば、中には一つぐらい、自分を証明するものもあったろうに。所持しているものと言えば着の身の服だけ。それも今は、メイドの手によって洗濯中である。

 だのに己の唇はつるりと、不自然なほど自然に、一つの言葉を結んだ。

 ―――名無しの権兵衛、と。

「はぁ~? 名無しの権兵衛だぁ? 冗談も大概に――いや待て。待てよ」

「お嬢様?」

「名無し。名無しか……。ふむ、悪くない。悪くないなぁ」

 面を合わせてから常にブスっとしていたレミリアが初めて見せた、満面の笑み。

 レミリアの機嫌は直った。以降は会話もそれなりに弾み、おかげで料理の味もゆっくりと楽しむ事が出来る。

 ただ、咲夜は位置的に丁度見えなかったろう。真正面で相対する権兵衛は、否応無くみてしまった。吸血鬼のシンボルたる牙を口元から覗かせ、笑顔と評するにはあまりに獰猛だった。

 身の安全は保証すると、レミリアは言った。果たして、出会って間もない上、種族も違う彼女に軽々と信用しても良かったものか。築かればばかりの信頼が、ぐらりと揺らぐ音が聞こえた。

 

 日が昇れば沈むのも摂理。幻想郷に夜が訪れた。人々の安寧を脅かす妖怪の時間の訪れである。あるのだが。

吸血鬼の館は活気付くばかりか、深い眠りに落ちる。

 唯一主人が、吸血鬼なんて夜行性であり他の住人と昼夜の生活が逆転していた。

 あと一人、いや二人か。夜にも動く人影が有る。それは主人付きのメイド長と、眠る必要のない魔法使い。以上の三名が、夜の紅魔館を支配している。

 そんなレミリアが昼型生活にする、と宣言した。理由を聞くと「お前と一秒でも長くいたいからな」なんて聞いてるこちらが照れてしまうような理由だった。その時のメイド長の表情と言ったら、彼女の名誉の為に記述を省かせていただこう。

 というか、そんな理由で吸血鬼が夜を捨てて良いのか? 聞けばレミリアは十字架も平気だし好物は納豆だという。本当に吸血鬼か?

 ああ、しかし――ふと、彼女の言動にデジャヴュ、所謂既視感を抱く。思えば、今日だけでもその感覚に襲われたのが何度かあったような……。

 一度ならば偶然なれど、何度も続けば因果関係を疑うのも当然であろう。

 自分は以前、ここに居た事がある……?

 そんな疑念が湧き上がる。記憶を取り戻すなんて大口叩いても、具体的な案も無い。結果的にはパチュリーの言う通り、いたずらに時を浪費する日々を過ごしている。なんとも情けない限りだ。

 不意に生まれた疑念は、暗雲に覆われた心を差す一条の光のようなものだった。

 しかしそれは、紅魔館の住人らを疑うという事も同然であった。

 彼女らは初対面と言ったのだ。これで自分が紅魔館に居たという仮説と矛盾を起こす。その仮説に確証が無い状態で、疑いの自家中毒を起こしていたら世話ない。

 大体、彼女らにそんな事する理由などないではないか。

 いや、その理由をも隠す理由が存在するのでは……? などと疑心暗鬼に陥る。

 相反する感情が権兵衛の中でせめぎ合うも、一人で悶々と考えても答えが出ない問題だ。

 彼は思う。彼女らの所作に演技の素振りはまるで無かった。ならば彼女らの信頼と好意を裏切るような気持ちを抱いたまま、その厚意を甘受出来るほど男は大人ではなかった。

「なぁ、レミィ。俺達、前に会ったことがないか?」

「はぁ? なんだそれは、口説いてるつもりか? くくっ、嬉しいねぇ」

 さる昼食時――レミリアには朝食、と呼べば良いのだろうか―、権兵衛は遂に聞いてみた。可能な限り何気ない風を装って問い掛けたものの、何処まで出来たものか。案外と、権兵衛が思う以上に自然に振る舞えていたのかもしれない。

 レミリアは彼の内心に気付かず、額面通りの言葉を取って嬉々としていた。

 今のレミリアは外行きの仮面を被っている。初めて会った時の、ワガママ娘は鳴りを潜めている。

 ただ時折、幼い外見に似合わない妖艶さを覗かせることがある。現にレミリアの瑞々しい舌が、唇についたジャムを舐めとった。その動作に、権兵衛の心臓が思わず跳ねる。。

 行き場を失くした咲夜のハンカチがちょっと宙を彷徨って、再びポケットの元へと出戻った。

「しかしなぁ。残念だが私もオマエも、出会ったのはこの前だよ。ん、出会えたんだから喜ばしいのかこれは」

 ククッと笑いながら、相変わらず掴み所のない喋りのレミリアだが、その言葉に偽りは見えない。

「……本当か?」

「貴様! お嬢様のお言葉を疑うのか!」

 だのに、権兵衛は聞き返した。そんな男の態度を見過ごすことを咲夜は出来ない。咲夜とて、一度や二度の無礼ならば見過ごそう。しかし権兵衛は昨夜から、主人の許しを得ているとはいえ、咲夜視点からは散々の無礼を働いている。

 咲夜に看過出来るラインは、とうに越えていた。それでも、忠誠その一心で耐えに耐えていたのだが、そこに来て主人を疑う言動である。容易に我慢の限度を飛び越えた。

「おいおい。あんまりしついこい男は嫌われるぞ」

 主人は従者の激昂なんぞ気にも留めない。所詮どれほど有能だろうと従者は黒子。

 レミリアは一瞬だけ咲夜に厳しい視線を送り、権兵衛へと向き直る頃にはそんな気配は微塵も感じさせない笑みを浮かべていた。

 敬愛する主人に釘を刺されてしまっては、咲夜としても引かざるを得ない。彼女に出来る事と言えば心の中で盛大に舌打ちをして、憎々しげに男を睨むぐらいだ。

「またどうしてそんなことを聞く。私の魅力に今更気付いたのか、ん?」

 吸血鬼の言葉はどこからが冗談なのか、或いは全てが本気なのか、判断し辛い。

「あぁ。それは―――」

 そこまで口に出して権兵衛はハッとした。

 一体、どこまで馬鹿正直に話しても良いものだろうか。僅かに積もった不信感が、男の喉を詰まらせた。

 不審さを嗅ぎ取り、メイドの視線が氷点下を下回る。

 権兵衛は急遽、質問の内容を変えた。

「そう言えば、館の住人ってこれだけなのか?」

「うん? 質問の意図が読めんな。どういう意味だ?」

 少々強引が過ぎる気もしたが、咲夜は兎も角、レミリアは特に不思議がることもなく話に乗って来てくれた。いや、分かっていて彼女は、乗ってくれたのだろう。レミリアは何故か、自分に甘い節がある。

 自分自身、咄嗟の台詞だったので内容があやふやな事は、重々承知である。だからと言って、思案に時間は掛けられまいて。突き刺さる視線をこれ以上強くしない為にも、自分自身ですらその意味を理解しているか危うい問いを掛ける。案外と自分は嘘つきの才能があるのかもしれない。出任せの質問の、その続きをつらつら言葉を並べた。

 レミィに咲夜。美鈴とパチュリー、小悪魔、と。指折り数えて男は続ける。

「いやさ、それともう一人。誰かいた気がするなー、って」

「ふぅん……?」

 今度はハッキリと、場の空気が変わった。決して、良い方向などではない。

 咲夜は最早、明確な敵意を権兵衛へと放っている。権兵衛に対して異様な寛容さを持っていたレミリアでさえ、苛立たしげにテーブルを指先で小突いていた。

 カチャカチャ。指先の動きに合わせて並べられた食器達が体を揺する。

「何故そんなことを思った」

 レミリアの紅い瞳が、弓を形作る。まぶたとまぶたの小さな隙間から覗く紅い瞳の前で、まるで己が蛙にでもなったかのような錯覚に陥る。

 地雷を回避した先にも地雷が埋められていた。何時踏み抜くとも知らぬ地雷原の中央に放り出されてしまった、と。男の心情を現すなら、こんな所だろう。

 メイドの腕は懐へと潜り込んでいた。いやらしさを想像する余地はない。そこにあるのは咲夜の恐るべき獲物だからだ。主人がひとたび命を発すれば、従者は喜んでこの不愉快極まる男を八つ裂くに違いない。

 三人の間に、重苦しい空気が張り詰める。

 救いの手は、矢張り彼には甘い、悪魔が差し伸べた。

「そうだな。幾らお前の手が早くても、私の知らないメイドの一匹や二匹いるだろうさ」

 レミリアのとぼけた台詞を境に、場は急激に緩みを見せる。レミリアは再び朝食を摂り始め、咲夜は殺意を引っ込めては甲斐甲斐しく主の給仕に精を出している。

 特に騒動にもならず、一見にして権兵衛は平穏な紅魔館での非日常へと無事腐ってゆく、かに思えた。

 食事を終え部屋を退出した先、先程まで中で給仕をしていた咲夜の姿があった。

 その有り得ない現象に一瞬ぎょっとするも、彼女の能力を思い出しこれぐらいは何んでもない事なのだと理解した。

「権兵衛様。お話したいことがあります」

 彼女から話掛けてくるなんて、取り分け珍しい。会話それ自体は然程少なくもないが、事務内容九割、残り一割が食事時の様な非難と。なんとも色のない会話しかない。

 人に聞かれたくない話らしく、近くの空き部屋へと誘導される。

 多少の違いはあるものの、自室の作りと変わらぬ内装の空き部屋だった。

 咲夜は誰もいない事を確認して後ろ手に鍵を閉めた。随分と念入りな事だ。

「で、話って?」

「そう、ですね……」

 これもまた珍しく、誘っておいて咲夜は、口を開こうという素振りを見せるものの躊躇しているらしく、やっぱり口を閉ざしてしまう。という事を繰り返していた。

 埒があかないのでこちらから先を促すと、幾ばくかの逡巡の後、咲夜はとつとつと語り始めた。

「権兵衛様が気に掛けた一人、かどうかは分かりませんが……。館にはあと一名様、とても大切なお方がいらっしゃいます。レミリアお嬢様の妹様が」

 いもうと―――。

「権兵衛様、どうなさいました?」

「あ、あぁ。何でもないさ、何でも」

 権兵衛は腹をぎゅうと抑えた。その単語を聞いた途端、腹に鋭い痛みが奔ったのだがすぐに収まり、その原因は分からない。掌を離した跡が、くしゃくしゃになった洋服が、握っていた強さを如実に現す。

「けど、どうして? 妹なら紹介してくれてもいいんじゃないか?」

「……妹様はお嬢様の命で幽閉されているからです」

「幽閉!? 穏やかじゃないな」

 事情も知らない男の言葉に咲夜は不快感が燻るのを感じたが、強靭な精神で微塵も面へと出さないことに成功する。あやうく、あやうく台無ししてしまうところだった……。

「お嬢様も、妹様を想ってのことです。妹様は、その、人との付き合いが分からないのですから」

 苦しそうな表情で、咲夜は言葉を絞り出した。どんな理由であれ、仕える人物を悪く言うのは、到底メイド長の矜持とは掛け離れている。このような自分の姿が、男の目にはどう映るか計算した訳ではあるまい。

 だが、権兵衛が信じるには十分なようだった。

「吸血鬼であるという事実は、貴方はあまり気にしていませんが、幻想郷の人々にとってはそれだけで十分脅威の、差別の対象なのです。そんな心無い人々に妹様が接触して、どうして傷付かないことがありましょうか? そして傷付いた妹様が何をしでかすかなんて、誰の為にもなりません」

 それは仕方ないことだろう、と権兵衛は思う。

 人は異端を忌避する。例え同族だろうとそうなのだから、異なる種族――それも強大な力をもった友好的ではない――を嫌うのは当然と言える。

 故に咲夜の主張は紅魔館側に立った、一種の独善的な要望に映ったが、招かれもせずに転がり込んできた自分が軽々に口を挟んでいいことではない。彼は努めて平静に、口を開いた。

「そう、なんだ。それを自分に話したところでどうなんだ? いや、話してくれたのは正直ありがたいけど、どうしようもないことだろう」

「いえ、それが。ここからは私的なお願いになるのですが」

 咲夜のお願いと聞いて、嫌な予感がする。何せ自分を嫌っている彼女のお願いなんて、碌なものでもないと簡単に想像つく。

「是非暇をしてる貴方に、妹様の家庭教師をお願いしたいのです」

「ほぁ?」

 思いの外真っ当なお願いに、つい気の抜けた返事をしてしまう。

「家庭教師、と言っても勉学を教えて頂くわけではありません。最初から貴方にそんな学は期待しておりませんので」

「ハハハ……。さいですか」

 歯に衣着せない物言いに渇いた笑いが溢れる。

「ぶっちゃけて申し上げますと、体のいい遊び相手ですね。その遊びを通して人との付き合い方を、引いては道徳を学んで頂ければと。ええ」

 所々に隠し切れない刺はあったが、最後まで聞いてみれば成る程と納得のいく話ではあった。納得したからと言って、受けるかどうかはまた別の問題なのだが。

 無意識の内、権兵衛は首を縦に振っていた。

「まぁ、引き受けて頂けるんですね。ありがとうございますっ」

 妹様と口に出す度、苦々しさを噛み殺すような顔を見せる咲夜に、情が動かされてしまったなんてお人好しが過ぎるだろうか。

 それに、彼女の言う通り紅魔館での生活は少々時間を持て余す。レミリアに間食を誘われ美鈴と駄弁り、パチュリーの本を借りても尚時間があるのだから。遊び相手を引き受けるぐらい、いい暇つぶしになるだろう。

 咲夜は鍵の束を取り出してその内の一つ、妹様の部屋の鍵を取り外して権兵衛に渡した。こうこう行けば辿り着くと道順を教えると、咲夜は一礼する時間も惜しんで仕事へと戻っていった。……単に下げる頭が無いだけかもしれない。

 うぉっほん! ま、まぁ気持ちを切り替えようじゃないか。

 咲夜とは必要最小限の言葉しか交わしていなかったのだ。初めての不必要な――例え楽しいものでないにしても――会話をしたなんて大きな前進に違いない。

 自分だけになった部屋で幾ばくかの時間を潰し、権兵衛は早速家庭教師になるべく一歩を踏み出した。

 お人好しの権兵衛は知らない。

 部屋を出る咲夜の顔が、誰にも悟られぬ様ほくそ笑んでいた事実を。

 

 


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