凡人は天才を夢見る   作:ゆっくり霊沙

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前龍、連虎

4月7日・・・入学式の日。

 

今年のプラウダ入学者は前年比1.78倍が入学した。

 

厳しい校風ながら部活が増えたことにより、特色が無かった(監獄のプラウダの渾名は存在した)プラウダに厳しいながら鍛えられるという今時には無い特長が生まれ、それを目当てに人が集まった。

 

・・・しかし、戦車道部に入った人数は50人・・・去年の4分の1であり、この事を2、3学年は不安に感じていたが、私はそんなことを全く感じなかった。

 

「待ちくたびれた。」

 

「仕方ないじゃない!!ここに来るように言ったのはほむよ!!」

 

前龍 御坂美琴

 

「ちゃんと私の戦車はあるのよね?」

 

連虎 風見幽香

 

「ほむのケーキ食べたいのかー。」

 

フランソワ・ルーミア

 

「さて、教育といこう。」

 

上白沢慧音

 

「チルノ先輩、久しぶりです!!」

 

大泉葉子(大ちゃん)

 

「自然豊かだね・・・ここは。」

 

リグル・ナイトバグ

 

「ぴっちぴちの16歳!!頑張ります!!・・・おい、誰だBBAって言ったの。殺すわよ。」

 

八雲紫

 

【第1世代・・・2大巨星世代】

 

「それ以外にも大駒がある。・・・豊作。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7名の1年生は、シミュレーターで初練習でのび太以外の記録を軽々と更新し、無名革命に参加していなかった部員達の度肝を抜いた。

 

「全員Mバッチ・・・まぁこんなものよね。」

 

「まだまだ遊び足りないのかー。」

 

「アタイの記録が・・・。」

 

「チルノちゃん。」

 

2メートル越えの巨体が悔しがる姿は進撃の巨人が150センチしかない大ちゃんを補食しようとしてる様にしか見えない。

 

そんな些細な事もあったが、プラウダは反撃のために動く。

 

 

 

 

 

 

 

シュタ

 

「久保保子殿、プラウダは完全に戦車道に関しては停滞もしくは衰退期に入りました。」

 

「島津歳知殿ご苦労であります!!・・・カチューシャもあんな出来損ないに権力を渡さなければ良かったものを。」

 

島津歳知・・・島津家の3女であり、謀略、情報収集担当。

 

久保保子・・・久保家を分断したお家騒動で母親が師範の座を獲得し、久保家の当主の娘である。

 

「保子ー、エリカ隊長を立てながら妹様とにっくき島田の娘を倒そうよ!!不慮の事故で島田は消そうよ!!」

 

久保政子・・・お家騒動で負けた方だが、保子とは親友で、物騒だが血の繋がりを滅茶苦茶重視する根っからの保守思考である。

 

「やっぱり西住が最強なんだな。こんなにも人材がいっぱいいるんだな!!」

 

津田3姉妹の長女・・・津田松。

 

とある野球掲示板の影響を受けすぎてとても残念な美女である。

 

「・・・個性が強すぎて、私の存在感無さすぎる・・・。」

 

吉田金糸・・・吉田家の長女で戦車道は退きの金糸と言われるほど逃げることに定評があり、フラッグ車両に毎回乗せられる。

 

ただ、普通に上手い。

 

他にも中徳瀬里奈、日比谷言葉、中村茶、中村麦、深川凛、最中キリと分家ではないがエリカ級の逸材が沢山入学した。

 


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