凡人は天才を夢見る   作:ゆっくり霊沙

63 / 124
凡人・・・

部屋でかなをあやしながら菜々と話しながら今後の戦車道についてしゃべっていた。

 

あと菜々の将来どうしたいかも・・・。

 

「歌って踊れる声優アイドルをしたいです!!」

 

と戦車道に全く関係無いことに驚いたが

 

「社長さんに2000万円も私に投資してもらいましたから・・・ナナは気持ちを裏切りたくないんです!!」

 

というが、その菜々さんに投資した社長さんことシックスは実の孫を使って楽しんでる面もあるが・・・。

 

そんな誠実な菜々だが、戦略眼は凄かった。

 

「男性も戦車道に協力させるならシミュレーターを男性にも乗せるべきですよ、数が多ければ多いだけ情報が集まりますから。」

 

「戦車を造る資金がないならこの際融資という形で資金を集めてみませんか?生徒会の人達に許可を取る必要がありますが・・・戦車道部が持っている敷地を手放すのならその敷地を競りにすれは集まるんじゃないですかね。」

 

資金問題を別の視点から解決策を瞬時に提示した菜々を私は尊敬するようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参謀本部・・・私は報道部と新聞部を通して人材の募集を行い・・・

 

「ジャイアン、僕には無理だよ!!」

 

「うるせぇのび太!!愚痴いってるんじゃねぇ!!」

 

「まぁまぁジャイアン。」

 

野比のび太、剛田武、骨川スネ夫の高校2年組

 

「戦車道なんて確率さえわかれば勝てる物だ。」

 

平山幸雄(ダメギ)中学3年生

 

「戦争ができると聞いて!!」

 

モンティナ・マックス(少佐)中学2年生

 

「まともな学生が僕しかいないじゃないか!!」

 

志村新八(ダメガネ)風紀委員 高校1年生

 

「ワシが呼ばれた理由はこれか。左遷かと思ったが・・・楽しめそうだな。」

 

両津勘吉 プラウダ警察署勤務

 

「私は両津が来てから汗が止まらないよ。」

 

夜神総一郎 プラウダ警察署学生治安対策課課長

 

半分以上役にたたなそうなメンバーが集まった。

 

・・・凡人の学生達は凡人なりに天才両津勘吉と凡人ながら必死に天才を倒す努力をし続けるほむに感化されていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みが終わり、9月1日・・・学生は永遠に来てほしくない日付で夏休みの怠けが残っているのが普通だが、プラウダでは全校生徒がドタバタ走り回っていた。

 

資金集めのためである。

 

部活は金と土地と部員と先生が必要で、特定の部活には金が払われたが、必要かどうか怪しい部活は部費が出ていないため、資金問題を解決するため朝からアルバイトや物を売る学生で溢れていた。

 

んで、ことの原因を作ったほむは戦車道部員全員に向かってこう言った。

 

「・・・全員を良妻にさせる。・・・全員に活躍できる場を提供する。・・・優勝する。だから色々不満もあるけど耐えて欲しい。以上。」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。