凡人は天才を夢見る   作:ゆっくり霊沙

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タグの注意を言われたのですが、これから出てくるキャラ合わせるとタグこえるんだよな・・・これ以上タグ増やせないし・・・


キンクリ

大洗は学園艦廃艦を撤回させるべく、西住本家、日本戦車道連盟、島田本家、文部科学省を巻き込んだエキシビションマッチが開催された。

 

飛び級で13歳ながら大学生の天才島田愛里寿率いる大学選抜チームが大洗の相手となり、軍神みほの力でも勝負にならない戦力差と殲滅戦という全車両撃破しないと試合が終わらないルールにより窮地に追い込まれた大洗だったが日本戦車道連盟理事長の機転により一時留学制度を利用し、各校の隊長やエースが集結し、その中にほむの姿は無かったが、代理としてチルノと佐藤の姿があった。

 

他から見ればまほ、みほと西住本家の後継者2人対島田愛里寿の島田本家後継者の代理戦争というものにしか感じなかった。

 

2人の家元は社会人チームに勝って天狗になっている島田愛里寿の鼻を叩き折りたい島田側の事情と、高校で優勝が1年の時だけの小隊を率いていた時しかないまほの実力が疑問視されている分家を抑えるために箔をつけたい西住側の利害が一致した結果だった。

 

KV-3のチルノと佐藤はしっかり仕事をした。

 

チルノは丘に登ることに違和感を感じ、重戦車ばかりが丘に登るよりも平原に向かうルートの方がハルダウンもでき、役に立つことをカチューシャに提案し、みほが受諾した。

 

これが美琴や幽香なら自走砲が来ることを直感でわかったし、リグルなら強行偵察でカールがいると言う情報を獲れたのだが、準エースのチルノではこれが限界だった。

 

まほやみほもこの感は準エース止まりだが、対応は神がかっていた。

 

平原から森林地帯でチルノ車は遅延戦術を展開し、中破ながらも撤退に成功し、プラウダがカチューシャ車以外撃破されたことで萎れていたカチューシャに佐藤がキレ

 

「シベリアにぶちこむぞ☆低身長が☆」

 

と3年相手に啖呵をきり、少しの間殴りあったが、カチューシャが殴ったことで元気になり、遊園地エリアにて体勢を建て直すこととなる。

 

どこに組み込んでも浮いてしまうため、後方にて狙撃を任されたチルノだったが、島田の砂煙による本隊による奇襲を後方にいたチルノ車は受けてしまい、豚飯をしながらT28等の猛攻に耐えたが、限界がきたことにより、チルノは本車を大学選抜チームの進行ルート上で、わざと撃破され、細い通路に十数両が閉じ込められ、なおかつ奇襲を頓挫させることに成功する。

 

・・・それは大学選抜チームの戦略の破綻だった。

 

まほ、みほ両名はこのチャンスを見逃すことなく、快速のクルセーダーのローズヒップを中心に背後をとり、重戦車まほの率いる重戦車隊が到着する前に6両を撃破することに成功する。

 

ほむもお世話になったメグミ、アズミ、ルミの3人もここで撃破されてしまい、愛里寿が無双するも、物量差が圧倒的であったため撃破されてしまう。(とどめはまほ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この物語はここから始まる。


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