東方夢喰録 〜 Have a sweet nightmare!! 〜   作:ODA兵士長

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第13話 風 –– カゼ ––

 

 

 

 

 

 

––––射命丸さん、入ってよろしいですか?

 

 

部屋の外から声がした。

おそらく、はたてが呼んだ看護師だろうと思い、私は急いで目元を拭ってから、『どうぞ』と入室を許可した。

 

「失礼します。お目覚めになられたようで」

「……ええ」

「点滴薬を交換しますね」

 

看護師は私の点滴薬に手をかける。

そういえば、私はいつから眠っていたのだろうか?

はたての話から察するに、少なくとも1日は寝ていたのだろうが……

この点滴の所為で空腹感が無く、時間が経った気は全くしなかった。

そんな事を思いながら点滴薬を変える動作を、私は意味もなく眺めていた。

すると、看護師が私に問う。

 

「……足の調子は、どうですか?」

「私の意思では動かせない程度には傷んでるみたいよ」

「そうですか……」

「治す目処は、無いのかしら?」

「申し訳ありません」

「謝られても仕方ないわ。貴女を責めても仕方ないし」

「それはどうでしょう」

「……は?」

「いえ、なんでもないですよ」

 

意味のわからない事を言った看護師は、気持ち悪い笑みを浮かべていた。

そんなやりとりのうちに、看護師は点滴薬の交換を終えていたようだ。

 

「先生を呼んで参りますね」

「……」

「それでは、お楽しみ下さい」

「……あんた、さっきから何言ってるの?」

 

またしても意味のわからない発言をした。

私が率直に問うも、彼女はそれに答えることなく退室した。

 

「……アイツ、意味わかんない」

 

その言葉は、意図せず漏れた。

少し……いや、かなり気になる。

昨日までの私なら、調べるなり人に聞くなり、気になることは逸早く解決しようとしただろう。

この場合はおそらく追いかけて、先ほどの発言の意味を問うだろう。

 

 

––––しかし、できない。

 

追いかけるための足を、私は失った––––

 

 

「……」

 

自分の足を見つめる。

 

「……小腹空いたわね」

 

私は疲れたのかもしれない。

少しお腹が空いてきた。

はたてを無理やり誘い出し、飲みに行きたい気分だ。

イカゲソの唐揚げや枝豆、焼き鳥なんかもいいなぁ。

蟹味噌好きなのよね、私。

あぁ、ほっけの開きなんかもいいかも

そんな定番のおつまみと一緒にビールをぐいっと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……あれ?私、さっき点滴薬変えたばかりよね?

 

お腹なんて空くはず––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––––––––ザワッ––––––––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……え?」

 

気づけば私は、大草原の上に居た––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「優曇華、お客様がお帰りよ」

 

師匠が私に言う。

それは暗に、コイツを外に連れ出せということを意味していた。

 

「あやっ!?まだまだ聞きたいことがッ……」

「私は忙しいの。今日も多くの患者が私を待っているわ。それにこれ以上は、不愉快だもの」

「射命丸さん、こちらへどうぞ」

 

私はその記者の肩を叩く。

諦めたように、記者は立ち上がる。

しかし内心では全く諦めていないのだろう。

 

「で、ではまた、必ず伺いますよッ!」

「……」

 

記者の言葉に、師匠は何も言わず、反応を見せなかった。

 

 

 

 

 

 

「見送りは、もう結構ですよ。八意先生に、また必ず伺うと、もう一度伝えておいてください」

 

部屋を出て少し歩く。

病院の入り口に差し掛かったところで、その記者は私に言った。

 

「分かりました」

 

 

––––貴女、本当に邪魔な人間ね。

 

師匠はこの記者を、そのように評価した。

私も同感だった。

この記者は、かなり鋭い"鼻"を持っているようだ。

記者としての嗅覚が優れている。

彼女がこれから先、さらに年を重ね経験を積むことで、敏腕記者と呼ばれることは容易に想像できた。

 

 

しかしそんなこと、私にはどうでもいい。

この記者は、私の始祖体捕食計画の邪魔になる存在になりかねない。

もしも要らない何かに気づいて、師匠に危険が及ぶのも嫌だし、ユメクイのことが世間に知れ渡るのも厄介だ。

 

 

––––邪魔な因子は排除する。

しかし、利用できるなら利用したい。

誰で試そうか躊躇していたあの薬を、この記者に使うことにしよう。

そう思い私は––––

 

 

「では、これで失礼––––」

 

 

––––幻朧月睨《ルナティックレッドアイズ》

 

 

––––目の前の記者に、狂気の瞳を向けた。

 

 

「は……?いきなり何––––ッ!?」

 

 

失えば絶望を与えられ、さらに失っても死ぬことはないもの。

 

 

––––それは足だ、と私は思う。

 

 

だから私は、足を奪った。

––––正確には、足を失ったと思い込ませた。

故に彼女の身体は、健常者と何も変わらない身体であるにも関わらず、彼女の足はもう動かない––––

 

 

射命丸文は、自らが下半身不随である"幻覚"を見ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、下半身不随だと"思い込んでいる"記者の病室へと向かっていた。

すると、その病室の前に人影があった。

この人は確か、射命丸文の同僚の記者だ。

私は姿を変え––––本当に変えているわけではないが––––その人物に声をかける。

 

「大丈夫ですか?」

「ッ……!」

 

彼女は、口を押さえて泣いていた。

 

「……ご、ごめんなさい、帰ります」

 

私に涙を見せないようにしているのだろうか?

俯いたまま私に言う。

 

「あの、文が……この病室の射命丸文が、目を覚ましたので、先生に伝えておいてください」

 

そして彼女は、その場を立ち去った。

彼女を見つけたときは、少し面倒だと思ったのだが、案外早めに退いてくれて助かった。

 

私は目的の病室の扉を叩く。

 

「射命丸さん、入ってよろしいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「成功したみたいね」

 

突然の状況に理解できず、私は呆然としていた。

しかし、何故か不安はなかった。

そんな状態でいると、突如声がした。

その声が聞こえるまで接近に気がつかなかった。

もしかすると、自分でもわからない程度には戸惑いを覚えていたのかもしれない。

まあ、戸惑って当然な状況だとは思うが。

 

 

––––今もこうして、頭の中がゴチャゴチャしている。

 

 

「……あ、あんたは」

 

声がした方向にいたのは、私の記憶が曖昧になる直前まで一緒にいた少女がいた。

確か八意永琳に、"ウドンゲ"と呼ばれていた気がする。

 

「鈴仙・優曇華院・イナバよ。鈴仙と呼んで」

「……射命丸文。まあ、知ってると思うけど」

「何か聞きたいことはある?」

「ありすぎて、逆に何を聞けばいいのかわからないわよ」

「……そう。じゃあ、説明したほうがよさそうな事を説明するわね」

「ええ。よろしく」

 

 

彼女の説明によると––––

 

ここはユメクイと呼ばれる者の世界。

人が常日頃見ている夢を繋ぎ合わせて作られた世界。

そして、この世界を作ったのは私である。

故に私はユメクイということになり、鈴仙は巻き込まれた人間ということになる。

 

「……なんで私は、こんな世界作ったの?」

「それは今、貴女自身が感じてるんじゃない?」

「……」

「私を見て、思うことがあるでしょう?」

 

気持ち悪い笑みを浮かべた鈴仙が、私の顔を覗き込むように見る。

ムカつく。

 

「ええ……あるわ。あるけど、今はそれよりも情報収集よ」

「流石は記者、と言ったところかしら?」

「……とにかく、色々聞きたい事をまとめたわ」

「早いわね」

「まず、あんたは何者?」

「私もユメクイよ。ただ、この世界の創造主ではないけど」

「……なるほど。つまり私が作った世界に他のユメクイが混じることもあるのね?」

「それは違うわ」

「え?」

「本来、ユメクイは夢に巻き込まれない。なぜなら、集められる対象となる夢を見ないから」

「……じゃあ、なぜ?」

「私は特別な薬を飲んでいるわ。だから巻き込まれた」

「……そう。八意永琳の薬?」

「そうよ。察しがいいわね」

「夢を見ない……ということは、ユメクイと夢散薬は何か関係が?」

「さぁ?私は知らないわ」

「……」

 

鈴仙は両手を使い、分からないことをアピールする。

ムカつく。

 

「疑ってもいいけど、答えないわよ」

「……違う質問をするわ。私はどうしてユメクイに?」

「さぁね。なんでかしら?」

 

あからさまに首を傾げてみせる。

憎たらしい笑顔を浮かべて。

ムカつく。

 

「……じゃあ最後に。どうして––––私の足は動いているの?」

 

私は今、地に足をつけて立っていた。

地面の感触が、ひどく懐かしく感じられた。

今すぐにでも駆け出したかった。

しかし今は我慢するとしよう。

 

「それはここが夢の世界だからよ」

「つまり、なんでも叶うのかしら?」

「貴女次第ね」

「……分かった。とりあえず知りたいことは知れたわ」

「なら良かった」

「だからそのムカつく顔を––––私に頂戴?」

 

私は鈴仙が姿を現してからずっと、彼女に感じることがあった。

 

 

1つは、年下のくせに調子に乗ったその面をグチャグチャにしてやりたいということ。

私は、調子に乗った年下が1番嫌いなのだ。

上下関係はしっかりしなくてはならない。

無論、私は上司に従順だ。

まあとにかく、コイツはムカつく。

 

 

そしてもう1つは––––底知れない空腹感。

空腹感自体は、この世界に来た時から––––むしろこの世界に来る前から––––ずっと感じていた。

しかし辺りを見渡しても草原が広がるばかりで、食べられそうなものはなかった。

だが、今は違う。

こんなにも美味しそうなムカつくガキが、目の前にいる––––

 

 

 

 

気づけば、鈴仙の首が地面に転がっていた。

目が見開かれ、夥しい出血量とともに首を失った身体は地面に倒れた。

 

 

私は風を操ることができた。

それは意識して行うものではなかった。

イメージを浮かべるだけで、風を起こしたり、風を集めたり……刀のような鋭い風––––鎌鼬《カマイタチ》––––を扱うこともできた。

 

 

「あはっ!あははははっ!」

 

私は笑う。

こんなに清々しい気分は初めてだ。

なんで強力な力を手に入れることが出来たのだろう。

 

 

––––それでは、お楽しみ下さい。

 

 

あの看護師の言うことが今理解できた。

そうかそうか。

この世界を楽しめと言うことか。

 

でも、あの看護師はどうしてこの世界のことを……?

 

 

 

 

「うるさいわね。確かに強力な力ではありそうだけど」

「……え?」

「頭を使わなきゃ。この世界は楽しめないわよ」

「なんで生きてるの?」

「さぁ?何故でしょう?」

「本当につくづく……ムカつくガキねっ!」

 

私は大きな風を起こす。

しかし鈴仙とは、距離があった。

軽々と避けられしまう。

 

「"風を操る程度の能力"みたいね。かなり強力そうだけど……戦い慣れてないせいか、攻撃が単調だしそこまで脅威に感じないわ。つまらない」

「あややっ、安い挑発ですねぇ」

「……敬語?」

「まあいいでしょう。その挑発、乗って差し上げます!」

 

 

私は鈴仙の後ろにいた。

 

––––殺傷力よりも当てることを重視した、範囲の広い大きな風でさえ軽々と避けられてしまう程度には離れていた私が、既に鈴仙の真後ろにいた。

 

 

「……ッ!?」

 

鈴仙は振り返る。

 

「ゼロ距離ならどうでしょうか?」

 

私は小さな––––その分殺傷力の高い––––風を鈴仙へと発射した。

鈴仙の身体など、その風にとっては豆腐のようなものだった。

まるで障害物など初めから存在しなかったかのように、風は鈴仙を貫通した。

 

 

そして鈴仙は、口から血を吐きながら倒れた。

 

 

「––––誰も私に追いつけない」

 

 

私は、また笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だからうるさいって」

「な……ッ!?」

 

気づけば目の前に鈴仙が立っている。

そこには穴の空いた身体が転がっていたはずだが、既に存在しない。

そういえば、少し前に首を刎ねた胴体もそこにはなかった。

 

「ふふっ、すごく驚いてるわね」

「……あぁ、そうでした。貴女もユメクイ。ならば私のように特別な能力を持っていてもおかしくはないですね」

「そうね」

「貴女の能力は……死なない、とかですか?」

「それは私じゃないわ」

「……私じゃない?」

「ああ、気にしないで。とにかく、私は死ねるわよ」

「なるほど。では、先ほどからどうやって生き返って……いや、もしかして貴女は死んでいなかった?」

「ふふっ。流石、察しがいいわね」

「ならば……"身代わりを立てる程度の能力"とかですか?」

「なによそれ。ダサいわ」

「……では一体……どんな手を?」

「私は貴女の能力が分かっているこの状況で、貴女も私の能力がわからないとフェアじゃないかしら?まあ、教えてあげる」

 

鈴仙は得意げな表情で、自らの能力を口にした。

 

「私の能力は"波長を操る程度の能力"よ。簡単にいえば、相手の五感を操作できるわ」

「相手の五感を?もしかして、さっきのアレは幻覚……?」

「あとは想像に任せるわ。でも、貴女がその"目"で私を捉えている限り、私に攻撃は当たらないでしょうね」

「……なるほどなるほど。では、貴女も私が見ている幻覚なのでしょう。位置がわからないなら、仕方ありません」

「諦めちゃうの?」

「まさか。なぜこの世界が殺風景な大草原なのか、今わかりました」

「……なにをするつもり?」

「いくら姿を隠そうとも、貴女はこの世界に存在しているはず。ならば––––」

 

私は全方位に風を送った。

それは鎌鼬のような殺傷力は無いものの、空気の密度を上げることで、まるで壁が押し寄せるが如く、あたり一面を吹き飛ばしていた。

 

「––––これは避けられない」

「きゃっ!?」

 

少し後方で、悲鳴に近い声が聞こえた。

本体はそこにいたのかと思い振り返ると、その姿は目視することができた。

おそらく今の衝撃で、私の波長とやらを操れなくなったのだろう。

 

「風の吹くところすべてが、私の攻撃範囲なのですよ!」

 

鈴仙は反応しない。

 

「……気絶したの?そんなに呆気なく終わっちゃ、それこそ"つまらない"わ」

 

私は倒れた鈴仙の下へと近づく。

 

「……それじゃあ遠慮なく––––」

 

私は、私のものとは思えない大きな口を開けて鈴仙を……

 

「––––いただ「バァン」

 

突然目を開けた鈴仙は、にっこりと笑いながら、拳銃のような形を作った右手を私に向けた。

私の胸に穴が開く––––

 

「たとえ、私が追いつけない速さの貴女でも––––ゼロ距離ならどうかしら?」

「……げほっ!!」

 

私は口から血を吐き出す。

 

「再生するとかいう能力は持ってないのね、楽でいいわ」

「はぁっはぁっはぁっ!!!」

「ふふっ、苦しそうね。まあ、肺に穴が空いたから当然だけど」

 

 

 

––––バリッ

 

空が割れ始めた。

 

 

 

「心臓は外したはずだから安心しなさい。それに元の世界に帰れば、その傷は消えているわ。当然、足は動かないでしょうけど」

 

胸を押さえ苦しむ私に、鈴仙は続ける。

 

「始めにも言ったけど、私は特別な薬を飲んでいるから巻き込まれているだけで、普通のユメクイは貴女の夢に現れないわ。貴女は思う存分––––お楽しみ下さい」

 

鈴仙は笑っている。

胸を押さえ、吸えない呼吸をし、私は鈴仙を見た。

 

 

––––あの看護師は貴女だったのね。

 

 

そう言うために口を動かすも、私の口からは声など出て来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––射命丸文の夢は崩壊した––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




*キャラ設定 (追記なし)


○八意永琳
「また、やり直しましょう。私にはそれを手伝い、見届ける責任がある」

36歳になる程度の年齢(1年前)
若くして名声を獲得した医師。
色んな薬を作っている(らしい)。
彼女の人柄に惹かれて病院を訪れる者も多い。

【能力 : あらゆる薬を作る程度の能力】
簡単な材料から不思議な薬を作ることが可能。



○鈴仙・優曇華院・イナバ
「ひ、酷いです師匠!私が師匠を裏切るわけありません!!」

17歳になる程度の年齢(1年前)
永琳を師匠と慕う少女。
真面目で陽気な性格。
本来は臆病者だがユメクイ化の影響で少し強気になった。
人は力を手に入れると変わるのである()

【能力 : 波長を操る程度の能力】
光や音の波長を操ることで幻覚や幻聴を起こす。
相手の五感に干渉できる。

武器として弾丸を発射することができる。
自らの手で拳銃のような形を作り、発射する。


○射命丸文
「誰も私に追いつけない」

24歳になる程度の年齢(1年前)
元大手新聞社の記者。
諸事情により、現在は別の大手企業で事務職をしている。
年功序列の考えを強く持ち、調子に乗った年下を最も嫌う。
目下の者にも敬語を使うことが多々あるが、それは決して相手を敬っているわけではない。

【 能力 : 風を操る程度の能力 】

風を自由自在に操ることができる。
風の速さや範囲、密度を操ることで、鋭い刃のような風や厚い壁のような風など、ありとあらゆる風を生み出すことができる。



○姫海棠はたて
「もー、あいつマジでムカつくっ!」

24歳になる程度の年齢(1年前)
大手新聞社のカメラマン。
年功序列の考えを嫌うも、上には逆らえない。
あまり活発な性格ではないが、仲の良い者といる時や、感情が高ぶった時などは饒舌を振るう。

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