東方夢喰録 〜 Have a sweet nightmare!! 〜   作:ODA兵士長

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第11話 優劣 –– ユウレツ ––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頼むわ、妖夢」

「お願いね、妖夢」

「ありがとう、妖夢」

 

 

 

「うん、任せてよ」

 

 

 

「妖夢って––––本当に使えるわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、いつも他人に流されてしまう。

そんな自分が嫌いだった。

 

 

人に頼まれると、いつも断ることができない。

それは自信がなく、意思が薄弱だからだ。

私は優しいのではない––––捨てられるのが、怖いだけだ。

 

 

私の周りでも、当然のように、いじめや差別があった。

それは大小様々だろうけど、どこにでもあることだし、全てを消し去るなんてことは無理だと思っている。

 

 

そして私はそれらを止められるほど、力も勇気も持ち合わせていなかった。

ただ私は、自分がその対象にならなければ良かった。

その為に私が考えたこと。

 

 

それは––––どんなモノが対象になるのか?

 

 

第一に考えられるのは、奇抜であるモノだろう。

それは悪い意味ではもちろん、いい意味でも。

 

 

人と違う思考を持っていたり、人と違う容姿や生い立ちの所為でいじめに遭うなんてことはザラにある。

逆に、頭が良かったり、容姿が良かったり、異性と仲が良かったり……そんな良い意味での奇抜な人間がいじめに遭う事も少なからずある事だ。

 

 

だから私は、周りに合わせる。

周りの人間の真似をする。

そうやって自分を殺してきた。

自分を守る為に、私は自分の意思を持たなくなった。

 

 

 

そして第二に考えられるのは、不必要な存在であるモノだろう。

そのコミュニティにおいて不要と判断されれば、差別化が成される事は容易に想像ができる。

 

 

だから私は、周りに従う。

頼まれればなんでもする。

そうして私は、断ることが出来なくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴女、随分と滑稽よね」

 

私は部活帰りで、家に向かって歩いていた。

今日も片付けを任され、それを笑顔で引き受け、人より遅く学校を出た。

すっかり暗くなった道を歩き、あの角を曲がれば家に着く。

––––その時、声をかけられた。

 

「……え?」

「貴女のことは、興味深く観察させてもらっていたわ。保身のために身を削る。本当に滑稽ね」

「な、なんですか?」

「貴女、そろそろ疲れたでしょ?」

「あの、一体何の話を……?」

「もし自分の思い通りになる世界があったら、どうする?」

「自分の思い通りに……?」

「そう。貴女は人を超えた存在になり、貴女以外は全て、貴女の餌と化す世界」

「……???」

「まあ、体験してみるのが早いわよね。ほら、この薬を飲みなさい?」

「薬を……?さすがに、危ない薬は飲みたくないです……」

「あら、断るの?」

「ッ……」

「いいのかしら?人の言うことには従うのが、貴女の信条じゃなくって?」

「で、でも限度が––––ッ!?」

 

私の目の前には、クラスメイトがいた。

いつも私をこき使い、利用する––––しかし共にいてくれるクラスメイトたちが。

 

「ほら、みんな見てるわ。早く飲まないと」

「……う、わ、わかった。飲むよ」

「ふふっ、それでいいのよ」

 

特に変化はなかった。

 

「これで、どうすれば……あれ?」

 

もう、私の目の前には誰もいなかった。

 

見渡しても誰もいない。

 

私だけがそこに取り残されたかのような不安が感じられた。

 

「……お腹空いたな」

 

そして、その次に来たのは、何故か空腹感だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––––––––ザワッ––––––––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ……」

 

気づけば見知らぬ場所に、私は1人だった。

 

だが、不思議と恐怖はない。

この場所が初めての場所であるとは思えなかった。

いや、初めてなのは確かだが、ここは私の世界なんだという印象があった。

 

「……これが、自分の思い通りになる世界?」

 

そして1人なのは、もう慣れている。

恐怖なんて感情が、私に訪れるはずがなかった。

 

「よ、妖夢……?」

 

私を呼ぶ声がする。

そこには先ほども私の前に現れた、クラスメイトのうちの1人が居た。

 

 

––––この子も、私を使い回す、私のトモダチの1人だ。

 

 

「やっぱり妖夢ね!良かった……ここ、どこだかわかる?」

「ううん、私にも分からないんだ」

「はぁ……?使えないわね」

「……うん。ごめんね」

 

さっきまで不安そうにしていたのが嘘のように、少女は強気になる。

私は思った。

おそらくこの少女は、自分より下だと思っている者がいることで少なからず安心感を得ているのだろう。

人間は、弱い生き物だ。

自分が優位に立とうとし、自分より劣位の者を作ろうとする。

そしてその環境ができたと思った時に、底知れぬ安心感を得るのだ。

 

 

まさにこの少女が、それを物語っている––––と、私は思った。

私は既に、貴女より劣位だった私とは別物であることを知らずに––––

 

 

「妖夢?」

「……え?」

「どうしたの、ボーッとしちゃって」

「……ううん、なんでもないよ」

「そう?ならいいけど。さあ、移動しよう?」

「移動……?どこに行くの?」

「んー、それは分からないけどさ、とりあえず見晴らしのいいところに出たいし、他に人がいるかも知れないし……食べるものとか、飲むものとか必要だし」

「そっか……ちゃんと考えてるんだね」

「当たり前よ。じゃあ妖夢、先歩いてくれる?」

「……え?」

「え……って。私怖いもの。妖夢なら平気でしょ?」

「そんなの、私だって––––「先行けよ」

 

少女は酷く恐ろしい目つきで、私を睨みつける。

 

「……分かったよ。私が行く」

「分かってくれればいいのよ」

 

少女は先ほどと打って変わって、笑顔を浮かべていた。

 

私はそんな少女の表情に、嫌悪感しか抱かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「でも食糧なら、もう見つかったよ」

 

 

 

「え?どこに––––」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––魂魄妖夢の集めた夢は崩壊した––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……美味しかった」

 

––––貴女は人を超えた存在になり、貴女以外は全て、貴女の餌と化す世界。

その意味を理解した。

 

私はクラスメイトを食べてからも、他に3人捕食した。

どの"夢"も、美味して私を満足させた。

 

「本当に、私の為の世界なんだ……ッ!」

 

私はこの能力を得て、本当に嬉しかった––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––翌日。

 

学校は暗い雰囲気だった。

昨晩に喰べた少女が、亡くなったのだ。

それは普通ではない死に方––––最近話題の窒息死––––だった。

 

「……」

 

 

––––私が、喰べたから?

 

 

そうとしか、考えられなかった。

もしかしてあの世界で食べられた人間は、この世界で窒息死するのだろうか?

 

その考えに至ったとき、私を襲ったのは罪悪感でも、もちろん空腹感でもなかった。

 

 

 

 

底知れぬ満足感を得ていた。

 

 

 

 

––––人は、自分が優位に立ち、自分より劣位の者を作っては満足感を得る。

 

 

 

 

私も所詮、そんな弱い人間のうちの1人だった––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が夢を集め始めてから、まだ2度目のことだった。

今回も私は、私の餌として巻き込まれた人間どもを––––あわよくば、普段私を見下すクラスメイトたちを––––喰べるつもりだった。

 

 

しかし、そう上手くは行ってくれなかった––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––––––––ザワッ––––––––––

 

 

 

 

「––––ッ」

 

私は、夢に巻き込まれた。

それはやはり、突然のことだった。

 

「……また、巻き込まれたみたいね」

「もしかして、また夢の中?」

 

私と共に、霊夢も巻き込まれたようだ。

 

「……これが、撒き夢の性質なのね」

 

やはり霊夢には、撒き夢の性質があるようだ。

少し霊夢は落胆していた。

 

「ごめんなさい。まだ薬を飲んでいないから、戦えないわ」

「別にいいわよ。その代わり、ユメクイとの戦い方をよく見ておくことね」

「……ええ。分かったわ」

 

私は辺りを見渡す。

そこは、それなりに大きな木々が立ち並ぶ雑木林だった。

そして、死角が多い。

 

空間把握能力に長ける私は、微かな違和感を感じ取った。

敵は……2人?

いや、1人かもしれない。

酷く曖昧な人影がそこにはあった。

その影は、こそこそと木の後ろに身を潜めて私の様子を伺っているようだった。

 

「……居るのは分かってるわ、出て来なさい」

 

私はそう言うと同時に、ナイフを投げていた。

そのナイフは一直線に、ある木へと飛んでいく。

 

「うわぁっ!?」

 

そのナイフが刺さった木の影から、1人の少女が飛び出した。

 

「びっくりした!!なにこのナイフ!?貴女、何者!?」

「随分と元気のいいユメクイね」

「へ?ユメクイ?」

「あら、違うのかしら?貴女はここで、人間を食べているのでしょう?」

「そうだけど……って、なんで知ってるのよ!?」

「私も貴女と同じ、ユメクイだからかしら?」

「私と同じ?ユメクイ……?」

「ええ。だけど、貴女とは違うユメクイよ」

「え?それってどういう……?」

「だって私はの餌は––––ユメクイだもの」

「え?」

 

––––パチンッ

 

私は能力を使って、一気に間合いを詰めた。

 

「……あら、よく防いだわね」

「しゅ、瞬間移動……?」

 

私はナイフで喉元を切りつけようとするも、少女の剣がそれを阻止していた。

 

「瞬間移動とは違うけど、似たようなものね」

「厄介な技ね」

「技ではなく、能力よ」

「そんなのどうでもいい!」

 

少女は力任せに刀を振り、私を突き飛ばそうとする。

少女の力は、その体からは想像もできないほどに大きなものだった。

しかし、私の腕は動かない。

 

「な、なんて力……!?」

「ふふっ、貴女には分からない」

 

鍔迫り合いをしている中で、私の腕は動かない。

もちろん私が莫大な腕力をもっている訳ではない。

今の私の腕は、壁のようなものだ。

少女の剣にかかる力は、ただの抗力。

少女の剣から受ける力と同じ大きさの力が作用しているに過ぎないのだ。

 

 

 

 

––––私は、腕の時を止めていた。

 

 

 

 

私が時を止めた世界で動けるのは、"私以外"の時を止めているからだ。

つまり、全ての時を止めているのではない。

そんな事をしては、私も動くことができなくなってしまう。

私はいつも、"私以外"という部分的な空間の時を止めているのだ。

 

 

従ってその逆、"私のみ"の時––––今回は、"私の腕のみ"の時––––を止めることも可能だった。

そして、何もかもが動けない時の中で、いくら力を入れようとも動くはずがない。

 

部分的な時間停止は、多大な集中力と精神力を使う為、かなり辛いことは否めないが。

 

 

 

––––ちなみに、私が時を止めた世界で相手に攻撃をしないのもそのためだ。

その世界では、私のナイフが通るものは存在しない。

だから私は、間合いだけを詰めてから、時を動かしナイフで切りつけるのだ––––

 

 

 

 

––––そしてそれらを、目の前の少女に理解できるはずがない。

 

 

 

少女は、私に莫大な腕力があると誤解するだろう。

それでいい。

私を恐れてくれれば戦いやすい。

 

「くッ……」

「諦めなさい。貴女が力任せに対抗しても、絶対に勝てないから」

 

目の前の少女は負けず嫌いなのだろうか?

一向に力を抜く気配がない。

 

「はぁ……やめないなら、こちらから仕掛けるわよ?」

 

私は余っている左手で、具現化したナイフを握る。

私の背後にあるそのナイフを、少女の目は捉えていない。

 

「貴女、二刀流みたいだけど……一本しか使わないのね」

「お前だって一本しか使ってないじゃないか!」

「……ふふっ、それはどうかしら」

 

そう言って私は左手のナイフを、少女の腹へと突き刺した。

そして刺さったナイフの上から、少女の腹に膝蹴りを入れる。

深くナイフが突き刺さった少女は、体制を崩して後ろへ倒れた。

 

少女の腹からは鮮血が溢れる。

口からも血を吐いた。

おそらく、胃か腸に穴でも空いたのだろう。

 

「今、楽にしてあげるわ」

 

私はナイフを構えて少女の下へと––––その瞬間、背後の空間に微かな"違和感"を感じた。

 

「咲夜、後ろ!!!」

 

霊夢が叫ぶ声がした。

私は即座に振り返る。

 

「……ッ!」

 

そこには、剣を振りかぶる少女の姿があった––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––パチンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––空が割れた。

 

これはいつも、私が満腹になると訪れる現象だ。

そしてこの世界の終わりを意味する。

 

「いい奇襲だったけど……ごめんなさいね。私は一瞬でも隙があれば避けられるのよ」

 

私はまだ、1人も喰べられていない。

主に目の前の少女のせいで。

 

だが、もう私には戦う力も人を喰う力も残っていない。

この世界は私の為の世界じゃなかったの?

 

「戦意喪失かしら?分身の方はまだ動けそうなのに……本体が諦めちゃったのね。情けないユメクイだわ」

 

半霊は半独立状態で、私の意思がなければ動かない。

私が諦めた今、半霊はただ様子を見るように突っ立っているだけだった。

 

「まあ諦めるのは勝手だけど……逃さないわよ」

 

少女が近づいてくる。

 

「さようなら。名前も知らないユメクイさん」

 

心臓をひと突き。

私は苦しむ間も無く、絶命した––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––私は、一体誰のために……何のために生き……そして、死ぬのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あちゃー、やられちゃったか」

 

魂魄妖夢をユメクイにした張本人––––鈴仙・優曇華院・イナバも、その夢に巻き込まれていた。

 

「あの子……妖夢、だっけ?ああいう子は、現実世界に大きな不満や強いトラウマがある分、強力なユメクイになると思ったんだけど……まあ、咲夜相手じゃ厳しいか。ちょっと対戦時期が早かったかもね」

 

始祖体を目覚めさせるために、彼女はユメクイを増やしていた。

 

ある時は、今回のようにユメクイ化の薬を直接手渡ししたり、またある時は病院に潜り込み––––もちろん、八意永琳の病院ではない––––点滴薬や注射薬にユメクイ化の薬を混ぜてたりしてた。

 

そのどちらも、"Ym-ki"型のユメクイである彼女だからできることだった。

現実世界に能力を持ち込んだ彼女は、幻覚を見せたり己の姿を見えなくしたりすることで、彼女の行動はバレずに、そして的確に行われていた。

故に、爆発的に現在進行形で、ユメクイは増えている。

 

「さっさと目覚めてくれないかなぁ、始祖体さん」

 

そんなことを思い、呟きつつも、実はこの行為を彼女は楽しんでいた。

いかに強いユメクイを作り、咲夜や妹紅、アリスたちに対抗させるか。

それは彼女にとっては、ある種のゲームのような感覚だったのだ。

 

「私の"最高傑作"とも互角だったし、咲夜は本当に強いわね。そういえば、あの妹ちゃんも相当な力持ってるわよねぇ……あぁ、早く戦わないかしら?」

 

––––もう空は、ほとんど崩壊していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

––––魂魄妖夢の夢は崩壊した––––

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




*キャラ設定(追記あり)


○鈴仙・優曇華院・イナバ
「ひ、酷いです師匠!私が師匠を裏切るわけありません!!」

16歳になる程度の年齢(2年前)
永琳を師匠と慕う少女。
真面目で陽気な性格。
本来は臆病者だがユメクイ化の影響で少し強気になった。
人は力を手に入れると変わるのである()

【能力 : 波長を操る程度の能力】
光や音の波長を操ることで幻覚や幻聴を起こす。
相手の五感に干渉できる。

武器として弾丸を発射することができる。
自らの手で拳銃のような形を作り、発射する。


○十六夜咲夜
「まあ、1番早いのは、私がユメクイを殺すことでしょうね」

19歳になる程度の年齢。
冷静沈着、才色兼備………を装っている。
実力、容姿共に十分だが、自意識過剰。
しかし結構他人想いで、世話焼きな面もある。
また家事全般を余裕でこなせる為、嫁にしたい女子No. 1である。(作者調べ)

【能力 : 時を操る程度の能力】
時間を加速、減速、停止させることができる能力。
巻き戻すことや、なかったことにする事はできない。

武器としてナイフを具現化させる。
その数に制限はない。


○博麗霊夢
「私は勘で動いただけよ」

17歳になる程度の年齢。
他人に無関心なところもあるが、人との関わりを避けているわけではない。
楽しいことも美味しいものも普通に好き。
勘が鋭く、自分でも驚くほどの的中率を誇る。

【能力 : 空を飛ぶ程度の能力】
文字通り空を飛ぶことができる。

武器として御札を出現させる。



○魂魄妖夢
「私、もう迷わないよ」

17歳になる程度の年齢。
真面目で義理堅い。
ただ、自分に自信がなく、他人に流されやすいTHE日本人気質。
……に見えるが、実は意思がしっかりしている……ようでしてない。

【能力 : 剣術を扱う程度の能力】
具現化した二本の刀を自由自在に操ることができる能力。
だが、いつも長い方しか使ってない。

武器として二本の刀と半霊を具現化させる。
半霊は実体を持たせることも持たせないことも可能。
また、妖夢と同じ姿になら変身することができ、妖夢の声を半霊の口から出すこともできる。
つまり、同時に喋ることは出来ないが、半霊だけが喋ることは可能。

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