SEED×00:Extra_Contents 作:MS-Type-GUNDAM_Frame
ニール・ディランディとの再会です。
「大きくなったじゃねぇか」
「ロックオン・・・なのか?」
正体不明の世界へ渡って、最初に目を覚ました時、ベッド横に座っている男の顔を見て一瞬で意識が覚醒する。
「ああ、もちろん。それ以外の誰に見えるんだ?」
「弟ではないのか?」
「会ったのか」
ライル・ディランディは、二代目ロックオンストラトスとしてソレスタルビーイングに所属していた。それ以前にニールは死亡しているため当然そのことは知らない。刹那は、ニールが死んでから起こったことをぽつりぽつりと、段々足早に話していった。
「へぇ、宇宙人がねぇ・・・それで、お前はその宇宙人と融合して、宇宙人と融合したガンダムに乗って外宇宙を周ってた・・・と」
「ああ、そういう事になる」
「ガンダム馬鹿だとは思ってたが、もうそれほとんど体がガンダムみたいなもんじゃねぇか」
「いや、まだ俺はガンダムではない」
「そうかい」
刹那の言う「ガンダム」という言葉にどれほどの意味があるのか、ニールには今際の際まで理解できなかったが、今なら以前より少しわかる。
「紛争根絶には至らなかったから・・・か?」
「ああ。結局、あれは外部の圧倒的な敵に一致団結したに過ぎない。イノベイターなら・・・いや、お互いにイノベイターでなくとも相互理解できる世界を作るのがガンダムだ。俺は、まだそこまで至ってはいない」
「成長しても理想の高さは変わらないねぇ・・・」
それは、どう考えても実現不可能な世界だが、刹那はその理想への到達をあきらめていない。
「まあ、お前もこっちの現状を把握するとしようじゃないか」
話を要約すると、ここはオーブのヘリオポリスというコロニーで、宇宙進出の規模は元の世界と比べるまでもないがMS技術はそうでもないこと。
ナチュラルとコーディネーターで戦争していること。
刹那の戸籍は、ニールがソレスタルビーイング時代の技術で偽造していること。
ある程度は稼いでいるが、刹那も生活するには働いてもらう必要があること。
「ある程度は把握した。労働することに異存はない」
「まあ人に働かせるようなタイプじゃないよな」
こうして、刹那は近所の自動車工場に就職し、キラと出会った。
以下、ダイジェスト
「おい、刹那!単機で突っ込むな!」
「フラガ大尉、戦闘機一機で戦艦に挑むなよ!」
「キラ、お前はそのままでいてくれ。無茶はすんなよ?」
はあ、なんでこんな貧乏くじばっかり・・・いつの間にかおかんとか言われるしよ・・・
※ロックオンのサポートでクルーゼさんは二話でチリになりました。
「ニール、この機体の改修案なんだが・・・」
「おう!射撃訓練やろうぜ!」
「すみません、射撃のコツを・・・」
「胃に穴が開きそうだ・・・」
みんな俺に頼みごとをし過ぎだ。
「ブリッジの射撃管制代わるぜ。目標、敵MS部隊!」
ザラ隊は壊滅しました・・・
オーブねぇ・・・きな臭い国だが、人間を区別しない考えは立派なもんだ。
は、俺がテストパイロットに呼ばれてる?一目見た時から・・・ってなんだそりゃ。とりあえず行けばいいんだな?
※プレイボーイなのでうまくかわし切りました
アラスカではレンジにかけられそうになるし・・・
「おい刹那!それは!」
「ああ、ZAFTの最終兵器、ジェネシスだ」
「これがラストミッション、か」
「ああ。これの破壊で、紛争根絶へ一歩近づける。行くぞ!ロックオン!」
「おう!」
ロックオンは口調が難しい・・・
というか腐女子受けのよさそうな二人だなぁ・・・
でも好き。なお、本編とはまるで違う未来へ進んでいます。
・クルーゼ初登場で退場
・アルテミス未崩壊
・バルトフェルド死亡
・ザラ隊壊滅
・クライン派が乗っ取ったジェネシス破壊ミッション
ソレスタルビーイングメンバーは強すぎて話が終わるということが分かりました。