今回はプロローグ的な内容です。
では、どうぞ。
「はあ?転生だって?」
そういったのはこの物語の主人公... 安藤光。どこにでもいるような一般人だ。
「そうじゃ。お主いっとったろ。アニメとかゲームの世界に行きたいなーとか」
「まあそうだけど... なんかこう、胡散臭いというか... 信じていいのか?」
「わしを誰だと思っとる。神じゃぞ。お主の願いを聞いてやるぞい」
「願いねえ... 」
安藤の向かい側に立っているのは、その名の通り神様だ(自称)。
事の発端は先程言った通り、アニメ等の別世界に行きたいと言って、いきなり神様が目の前に現れたのだ。
「(そりゃ、まじで思った訳じゃないけど... でも、こいつは良い機会かもな。はっきりいってこの生活面白くねえしなあ)」
「どうする?勿論、転生した後はお前さんの存在を消す事になる。ずっと向こう(転生先)で住む事になるしな」
「成る程、家族とかも俺の事は忘れちまうんだな?」
「そういうことじゃ。」
「よし。行くぜ。(ん、待てよ... )なあおっさん」
「(おっさんて... )なんじゃ?」
「もしかしてさ... アニメとかゲームのキャラと付き合えたり出来るの?」
昔から思っていた願望を聞いてみる。
「ふむ... まあ、全員は無理じゃな。」
「そうか... 全員?」
「そうじゃ。こう見えてワシもゲームとかするんじゃがな... 転生先の候補、特典等はワシが決める」
「かなりリスキーじゃねえか、それ」
「ふぉっふぉっ。お前さんの普段の行動を見て決めるから安心せい」
「(見られてたの!?)」
しばらく考えてた結果、神様はこう言った。
「候補地はポケモンとドラクエとナルトじゃ。ヒロインはその中から自由に選ぶとよい」
「まじかよっ!全部好きな作品じゃねえか!?全てのヒロイン選び放題... でへへ」
「顔がだらしないわ... で、どうする?」
「うーん... なあ、恋愛の展開全く入ってない作品とかあるけどどうなん?」
ふと思った疑問をぶつけてみた。
「そこでワシの特典じゃよ。ま、この特典については転生してからのお楽しみじゃ。」
「神のみぞ知る... か。よし、作品はドラゴンクエストシリーズだな」
「ほお、てっきりポケモンを選ぶと思ったんだが... まあええ。で、何にする?5か?8か?」
「チッチッチ... どれも違うんだなー。超マイナー所だ。勿論恋愛展開0のな。」
「ドラクエでマイナー... はて?どの作品じゃ?」
1つ深呼吸を挟み、神に告げる。俺が出した解答は...
「聞いて驚くなかれ...『ドラゴンクエストソード!』勿論ヒロインはセティアさ!」
「これは... ほんとに予想外じゃのう。まあよい。願いを叶えてやる。」
「ほんとか!!」
「注意事項を話すぞい。特典内容は目覚めたら自宅にいるはずじゃから、机かどっかに置いておく。後そなたの姿じゃが、勿論主人公じゃ。ゲームより初期設定は強くする。ここまでいいな?」
「ああ」
「よし、最後にセティアとお前さんの関係じゃが... 5年前よく遊んでいた友人。セティアのお前さんに対する恋心というのは... まあ、今話しても面白くなかろう。秘密じゃ」
「何故5年前... ?」
「まあおいおい分かるじゃろう。ほれ、この空間に飛び込むがよい。行き先もそこになっておる。」
「恩に着る!ありがとう神様!元気でな!」
「達者でのう~(まあ後々ワシもそちらに行くんじゃがな... まっ、今は見守っておくとするかの)」
意気揚々とドラクエソードの世界へと行った安藤。さて、この物語はどうすすんで行くのだろうか...
最初のうちはプロローグや設定だけです。本編に入るのはもうすぐ先ですかね。
実は四月から仕事が忙しくなりますので、出きるだけ本編に進みたいと思います。(本編の投稿ぺースは月1か2。)
こういう小説投稿したりするのは初めてですが、それでは次回から宜しくお願いします。