久々に登場、傘沙羅です
モンハンダブルクロス楽しいです
投稿モチベを持ってくぐらい楽しいです(オイ)
それではどうぞ!
ローレside
孤島での合宿はちょうど1週間が過ぎました。
今日も今日とて慧香ちゃんを三人総出でシゴいています。
時々アグナさん達の友人さん達がふらっと来られて慧香ちゃんをビシバシシゴいて帰っていきます。
ですが慧香ちゃんは負けません。
どれだけ空高くまで突き飛ばされても、
何発もの雷球をその身に叩きつけられても、
幾重にも打ち身や裂傷を体に刻んでも、
……その身は無限の可能性が詰められていた。
「なんだか言ってる事わかりませんが、とにかく手伝ってください!
夕食が逃げますよ!」
「ほいほい、分かってる分かってるって!」
とまぁ、1週間もサバイバル生活をしてれば流石に初めてあった時の壁は無くなるわけだ。
今は私と慧香ちゃんとで夕食を追いかけている。
今夜の飯はカジキマグロ、孤島の浅瀬付近を回遊することもある大型魚だ。
私の手にはモリが握られ、慧香ちゃんが水中にいるカジキマグロを追跡している。
いや、実際カジキマグロと並走しながら泳げるようになった慧香ちゃんは凄いよ?花丸もんだよ?
だけどさ、ガノトトスと同等の速度で泳ぐアグナコトルとかどゆこと?
アグナさんの規格外さに慣れてしまった結果、なんか物足りなく感じるなぁ……
「ローレさん!そっちに3匹行きましたよ!」
「オッケー、ま~かせて!」
海面から顔を出した慧香ちゃんの合図を聞いて手に持つモリを軽く回す。
ん~、もう少し重たいほうがいいかなぁ。
こちらからも水面の下で鱗を光らせながら泳ぐ影が三つ見えてきた。
モリをきつく握って投擲フォームを作る。
狙うは3匹が縦に重なった瞬間………………っ!
「ぶち抜けぇ!」
放たれたモリは水飛沫を上げずに海中へと矢のように駆ける。
そして3匹のカジキマグロの脳天を一息に貫いた。
モリが刺さったままのカジキマグロ×3がプカリと浮かんで来た。
「ローレさん!ナイスです!」
「な~に、こんなの朝飯前よん♪」
それじゃ、今度は山の幸でも採りに行こうか!
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outside
クルシイ、クルシイクルシイクルシイクルシイ、クルシイクルシイクルシイ!!!!!!!!!
ココハドコダ、ワタシハナンダ、アレハナンナンダ!
…………アレッテナンノコトダ?
オモイダセナイ、オモイダセナイ、オモイダセナイ!!!!
ダレカ、ダレカ、ダレカ、ワタシヲコロシテクレ!
ワタシハ、ワタシ…………ハ………
……………コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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アグナside
「「っ!?」」
何だ今の殺気は?いったいどこから飛んできた。
しかも唯の殺気じゃなかった、あれは……もう怨念と言ってもいいくらいのものだ
「アグナ、お前もさっきの感じたか?」
「あぁ、真っ当な竜種では到底発せられないような代物だった
…………若干だが龍脈もざわついて来たな」
「ジエン老師が言ってたヤツか?
にしてもこいつはヤバいな、早く慧香とローレ達を呼び戻すか…………グゥン!?」
「どうし…ッ!?こいつは!」
まるで腐肉のような臭いが流れてきた。
孤島でこんな事が立て続けに起こるなんてことはまずありえない。
これは………明らかな異常事態だ。
グゥゥゴォォォァァアァァァァ!!!!!!
「っ!今度は何だ!?」
狂った様に音のはずれた咆哮が空から響いてきた。
上に目を向けると空から一匹の彩鳥クルペッコが降りてきた。
だが、どうにも様子がおかしい。
目は赤く濁り、体は肉が見える程に抉れていて動いているのがおかしいレベル。
しかもクルペッコの体の周囲を黒い瘴気のようなものが覆っている。
「コイツ、生きてんだよなこの有様で。
それにこの臭い、ヤツから臭ってくるな」
「…………此奴は明らかに普通じゃない、さっさと倒す━━━━━」
ギィヤァァアアァアァアアアアアアァアァアアアア!!!!!!!!!!!
まるで絹を裂くような声で彩鳥が吠えた。
明らかに種族の限界を超えた声量で喉を膨らませて叫ぶが、その鳴き声には聞き覚えがない。
彩鳥種の特徴として鳴き真似によって他の生物を呼び寄せることがある。
それによりハンターからは彩鳥は嫌われている………という事は今は関係ない。
「うるせぇ!!!!!」
アンディが力任せに彩鳥の膨らんだ胸を蹴り飛ばす。
弱点の胸を蹴り飛ばされ大きく仰け反った彩鳥だったが、尚も鳴き続ける。
「おい!こいつイカレてんのか!?
今の結構真芯に入ったぞ!?」
「さっさと処理するぞ!こいつはヤバい!!」
アンディが空かさず首と嘴に拳撃と蹴りを加え、此方も熱線で翼と脚に撃ち抜く。
しかし依然として彩鳥は鳴き続ける、まるで取り憑かれたかのように。
「……………アグナさん、アンディさん!?」
「二人とも大丈夫!?凄い声がしてるだけど」
「ローレと慧香!お前ら海にいたんじゃねぇのか?」
飛竜の巣に続く道から向かってくる慧香とローレの姿が見えた。
どうやらあの彩鳥の咆哮は孤島で全域に響いていたようだ。
クガァァァァァアアア……………………
するとそこまで叫び続けていた彩鳥が急に鳴くのを止めてた。
そしてまるで蹲るように羽を地につけて、細かく震え始めた。
「今度は何だ!?」
「慧香、ローレ!注意しつつ散開しろ!」
アンディが真っ直ぐ接近し、慧香とローレがそれぞれ彩鳥の左右に広がると同時に彩鳥が動き出した。
━━━━アアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!
空に向けて彩鳥が咆哮。
その衝撃が近くにいたアンディを吹き飛ばし、少し離れていた二人も思わず耳を塞いだ。
「グァァ!?」
「ッ!?こんなの通常種のクルペッコの声量じゃない!」
続いて彩鳥が両翼に付いている火打石を叩き合わせる。
未だに耳を塞いでいる慧香を向けて彩鳥が溶液を吐き出す。
慧香はそれを避け切れずに被弾し、そこに彩鳥が両翼を叩きつける。
叩き付けられた火打石から生じた火花が溶液に引火し、慧香の体を爆花が包む。
「うぁぁ!」
「慧香ちゃん!コンナロォ!!」
空かさずローレが回復の粉塵の封を開ける。
風により飛散した粉が慧香の口から入り、傷を瞬く間に癒す。
その間に双盾の持ったローレが彩鳥の顎や側頭を殴打する。
アンディも頭と胸に攻撃を加えるが、彩鳥が旋回した時に飛来した尻尾によりリズムを乱される。
此方は慧香を回収し、傷の具合を確認する。
幸い、素早く回復により命に別状は無さそうだが爆発の衝撃のせいでまだ気絶している。
「慧香が目覚めるまで頼めるか!」
「当たり前だのクラッカー!!」
「コッチはいくらでも待てるぜ!」
彩鳥の方では二人が連携して、上手く攻撃を避けながら此方に注意が向かないように立ち回ってくれている。
頼れる相棒と仲間に任せて、まだ目を覚まさない慧香を抱える。
「安全な岩陰まで運ぶから、待ってろ」
(二人とも気を付けろよ)
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アンディside
「グォア!?」
「よし!ピヨった!!」
「畳み掛けるぞ!ローレは頭の方たのむ!」
頭部への打撃が効いたのか彩鳥が棒立ちしたままになった。
二人がかりの打撃で漸く隙らしい隙ができた。
この彩鳥、どんなに攻撃してもどんなに傷ついてもお構い無しに攻撃し続けてくる。
まともな生物では考えられない行動だ、いったい何があったのか知らないがそれもこれで終わりだ!
「気合いの一発ゥ!!!」
喉のド真ん中に一撃ぶち込み、埋まった腕を引き抜く反動を利用してもう一度右腕を大きく引き絞る。
「からのォ!!」
「狩技ーラセンザン!!」
右脚を踏込み腰の捻りを拳に乗せ、肩甲骨から手首にかけての可動域の動きを連動させる。
横合いからきりもみ回転しながらローレが彩鳥の胸に突き刺さる。
「渾身の一撃ィ!!」
「ゼィヤァア!!!」
俺の渾身のアッパーカットが彩鳥の顎を打ち砕き、ローレの切り開きが喉を大きく切り裂く。
彩鳥はもう一度鳴こうとしたが嘴と喉が避けていたため声は出ていなかった。
しかし、彩鳥は砕けた嘴を天に向けて再び咆哮した。
その結果、
「ガォァォォァァア!!!!!……ア゛!」
パンッ!という音と共に彩鳥の喉が破裂、そのまま一声も上げることなく彩鳥は力尽き、地面に崩れ落ちた。
ダブルクロス楽しいですが、ソロ専にはキツイですねー
二つ名G5は悪意しかありません、イベルーツなんて行けません
ハンターランクも200をやっとこさ超えたばかり、マルチできないとキツイですねーホントニ……
まぁ愚痴っても仕方ありません、PS磨きますよ!目指せカマキリ5分針!!
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