やがて我が身は剣となる。   作:烏羽 黒

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  今回の一言
 リューさんかわぇぇ……

では、どうぞ


報い

「粗品ですが、どうぞ。一応ベルを助けに来てくれましたから、そのお礼として」

 

「あ、あの……その、ありがとうございます……」

 

 目を一向に合わそうとはしないが、差し出したものはしっかりと受け取る。胸に抱き、そそくさと去ってしまった。

 気まずいものを感じたのだろう。私は全く感じていない……はずだ。前の別れが彼女にとって最悪だったからな、仕方あるまい。態度についてとやかく言う気などないのだから。

 因みに私が渡したのは、極東発祥の着物である。いやぁ、ぴったりのサイズを探すのに二時間奮闘したことだ。因みにサイズは脳内から再生した彼女を目測したに過ぎない。

 デザインはやはり緑を基調とさせてもらった。だがサイズと緑、という二つの条件が重なるものが、思った以上に少なく、本気で苦労した。いい運動になったぜ……久しぶりに走った後肩で息をした。

 

 見つけたのは勿論緑が基調となっている着物。緑と言っても萌黄(もえぎ)色で、だが単色ではない。幾輪もの刺繍(ししゅう)の花がそこには咲いている。激しく主張することのない、控え目な色が花にはよく見られた。(たもと)が小さく、動くことにも支障はないはず。何ならついでに入れておいた(たすき)を使ってくれればよい、面倒だろうけど。帯は菜の花色に白の斑点が付いているもので、帯締めはセットとなっていた赤色のものだ。

 そして(かんざし)というものも一応買っておいた。贈り物と言ったら何故かしつこく勧められて、まぁ何となくで購入した。強いて言えばこちらが慰謝料か。本命はベル救援協力のお礼だ。

 

 上階へと向かう彼女を見届ける前に、脇腹への軽い肘打ちを手で受ける。いたずらに顔をにたつかせるのはそれをしたシルさんだ。

 (いぶか)しむような目にも、彼女はどこか知らん顔。気づけ、と言っているように思えたが、何に対してか全く分からん。

 

「ベル、もういいのですか?」

 

「うん。まだいろいろあるけどね。シオンはどうするの? 二時間かけて探してみた結果がちょっと僕からでも可哀相に見えたんだけど……」

 

「いいのですよ。あれは所詮礼品です、ただリューさんはスタイルが良いので逆に合うものが少ないのですよ。なので探すのに労しただけです。それに、彼女はなんやかんやで着そうですから、どうせなら似合いそうな物の方が良いでしょう?」

 

 うわぁ……とでも言いたげな目はやめて頂きたい。おかしなことは言ってないだろう。シルさんもそんな面白いものを見つけた女神のような目で見ないでいただきたい。

 

「あ、シオンさん。先程リューに渡した着物、着た姿とか興味ありません?」

 

「それほどないですけど」

 

 というかよく中身が着物だと判ったな……簪を別箱で渡したので気づいたのか? やはりそう言うものにはめざといな。流石女性、いや、流石シルさんと言うべきか。

 それにしてもリューさんの着物姿ねぇ……絶対に綺麗であろうが、態々見ようと思うほどでもない。だがどうせこの後は暇だ。夜まで予定がからっきしである。

  

「……あっ、ぼ、僕もう行くから」

 

 と、何を居たたまれない気持ちになったのか、即立ち去ろうと(きびす)を返すベル。だがその足は一歩前に出て終わった。

 きゅるぅ、という、最近あまり耳にしなかった腹の音で。

 

「……あのー、提案ですけど、うちで昼食を摂って行ってはいかがでしょう?」

 

 勿論ベルはそれに反対できず、私は執拗(しつよう)に迫られたのが非常に面倒だったため、致し方なく昼食を摂ることにした。

 

 食事中は全く、シルさんの姿が見受けられなかった。勿論、上階にある今リューさんが居る部屋でなんやかんやとしているのだろう。ご愁傷様だ、ただどのように言いくるめられたのかは興味がある。

 

「ふぅ、久々にまともな昼食を摂った気がします」

 

「何食べていたのか知りたくなる言い方しないでよ……」

 

 (ほとん)ど何も食べてないですけど何か? という意味で首を傾げたがそれを察せるほどベルは鋭くないし、私も感情表現が豊かではない。

 ふとそこで、大人しかった天井が煩く揺れる。見計らったかのようなタイミングだ。だがよくこんな短時間で終わったものだ。平均して一時間などざらだと聞いた憶えがあるのだが。

 

「ベルはどんなだと思います? 私は明るい木蔭に立たせたらとても栄えるようになっていると思います。あ、いつものことか」

 

「結構適当に言うね……うーん、でもリューさん綺麗だしなぁ、見てみたいなぁ……」

 

 おや、我が弟はやはり健全な男の子であるようです。しっかり女性に興味を持っている。ただ一人に完全な一途である私とは大違いだ。

 ことことこと、カウンターに座っている今、奥の方から聞こえてい来る。昼間は一般客でそれなりに賑わうここで、ぼちぼちと人が見当たるのだが、彼女はここへ出て来て羞恥で(うずくま)ったりしないだろうか。 

  

「はーい、リューがやってきましたよー!」

 

 よく通る大きな声で、シルさんがそう呼びかける。自然と注目が集まるのは、その前に立つ彼女。

 しっかりと着こなした着物。うっすら膨れる胸元の片方には大きな花が咲いており、そこから主に下側に数輪咲いていて、進むに連れて段々を小さくなっていく。それは十分以上に、彼女という存在を引き出していた。自然を彷彿とさせるものが良く似合う。

 襷は使われていなかった。だから旺盛的というよりは落ち着いた、という印象が与えられる。まさに彼女といえた。いつもと違い役割の無いカチューシャが外されていて、髪は簪を使い纏められていた。簪には小さめの向日葵が付いていて、だが目が引き寄せられるのはやはり少しはにかむ彼女本人。

 

「ど、どうです、か?」

 

 来る前に立ちあがっていた私たちは、その彼女の目線は上目遣い以外の何でもなかった。唖然と硬直するベルを横目で見ながら、率直な感想を述べる。

 

「流石ですね、とても綺麗ですよ。ちょっと虐めたくなるくらい」

 

「い、虐める?」

 

「何でもないです忘れてください」

 

 口が滑った……あまりにも己の心中を暴露してしまったようだ。歯止めは効かないものなのか? まぁいい。若干シルさんに引かれているけど気にしたら負けだ。

 

「えぃっ」

 

 と、声がしたのは隣から。シルさんがちょこちょこ移動してマジの肘打ちを鳩尾に笑顔を消さぬまま打ち込んだのだ。後に続くのはかなり鈍い音。腹を押さえて蹲るほど苦悶(くもん)しているが、ありゃ大丈夫だろう。数秒で苦しみは消える。どうして殴ったのかは何となく予想が付くが、言わない方が良いだろう。

 

「で、着て見せて、その後どうするのです? そのまま仕事でもするのですか?」

 

「えっ……」

 

「うーん、それはいいかもしれませんけど、お母さんが―――はい、大丈夫だそうです」 

 

 適当にこの場を去るきっかけを作ろうとしたのだが、何故か違う方向に向かってしまった。愕然(がくぜん)としたリューさんを差し置いて、親指を上に立てる女将さんを見てシルさんが意味を察する。

 絶対(もう)ける事しか考えてねぇ……

 

「え、ちょ、その……」

 

「まぁまぁリューさん諦めて。別に隠すほど粗末な見栄えではありませんよ? むしろ誇って見せびらかすべきです。そうすれば恐らく、給料上がりますよ?」

 

「そんなことを気にしている訳では……」

 

 何を躊躇(ためら)っているのだろうか。恥ずかしがることでも無いだろうに。いつもとあまり変わらんだろう。少し華美になって、動き難くなっただけで。だた一人だけ違う服装だから、目立つと言うのは確定事項となるのだが。

 

「あ、そうだ。ベルさん、シオンさん、うちで今日夕食でもいかがでしょうか? ベルさんの帰還祝いという名目でも、リューの目の保養でもいいですから」

 

「シ、シル!? 何を言っているのですか‼」

 

 声を上げて反抗するリューさんをシルさんは軽く無視する。それを含めて私とベルは、目を合わせて苦笑を交えた。ベルはまだ彼女に、言っていなかったらしい。

 

「ごめんなさいねシルさん、今日は夜に予定がありまして」

 

「――? それってまさか……」

 

「はい、仲間たちと――――――」

 

 

  * * *

 

 がやがやと、外は変わらず喧騒(けんそう)で忙しなく、無闇矢鱈(やたら)な人々は止むことを知らない。静かなる天はぽつんぽつんと浮かぶ綿雲により星々の明かりが遮られるが、悠然と独り輝く欠けたる月は、やけによく見える。

  

「あのーアスフィさん? そろそろ私向かわないと遅れてしまいそうで、」

 

「駄目です。あと、あと少し……」

 

「それもう何回目ですか……三十二回中一度も勝ててないですよね?」

 

 事前に決めた持ち時間が迫るのを砂時計が知らせ、騎士駒(ナイト)が苦し紛れに動かされる。はぁと一つ吐いて、ビショップ司教駒(ビショップ)を動かし、一言。

 

「チェックメイト。……私、もう行きますね」

 

「うぅぅ、何故、何故勝てないのですか……」

 

 そりゃぁ賭けと予測の差だろう。というかもう引き留めないんだ。流石に諦めてくれたかねぇ……でないとそこはかとなく積もったフラストレーションが爆発しそうなのだが。

 ベルは今、『焰蜂亭(ひばちてい)』で仲間たちと飲み交わし始めていることだろう。私は新しくできた仲間をしっかりと紹介したいとのことで呼ばれた。どこぞの魔剣鍛冶師の没落貴族らしい。といってもどんな人かは遠目から見ていたから知っているのだが。

 

「失礼します」

 

 【ヘルメス・ファミリア】本拠地(ホーム)、『旅人の浪漫(ろまん)』にある団長執務室(アスフィさんの部屋)から、チェス盤の置かれた机に突っ伏す彼女に一応礼をして退出する。

 礼金を渡しに来たはいいものの、極秘であるはずの彼女らのホームに何故か招き入れられ、どうしてか執拗にルルネさんからアスフィさんとチェスをしてほしいと言われたのだ。今ではその理由がしみじみと判る。よく頑張った、そう言葉を贈りたい程に。

 端的に言おう、メッチャ弱い。なのに負け嫌い。面倒極まりないこの二つが合わさったのがアスフィさんとのチェスである。まさかポーン全部無しで勝てるとは思わんかった。一番楽に勝てたのだが。

 

「早く向かわんと怒られるな……でもなぁ、ティアに晩飯作らないと」

 

 少しと言うかかなり遅れてしまうだろうが、さっさと帰ってさっさと作ってさっさと向かうべきだ。片付けくらいならティアでもできるであろう。

 

 

 

「あ、シオンおかえり! お腹すいた!」

 

「はいはい、十分待ってください。あと今日私ベルたちと外で食べるので、食事を終えたら片付けは自分でお願いします」

 

 手を動かしながら、そういえばヘスティア様もいたな、と姿を確認して思い出す。少し時間が増えてしまうが、まぁ仕方ない。ぼやかれるよりはついでに作った方がまだマシである。

 移動自体は数瞬で終えるので、もうそこの時間を換算する必要はないに等しい。だから()く事はなく、落ち着いて存外ゆったり調理は進む―――――――

 

 

  * * *

 

「ねぇリュー、それ着ましょう!」 

 

「な、何ですかシル!? ノックくらいしてください!」

 

 彼から頂いた包装された礼品という()()の贈り物。彼の前に出るのは非常に気まずかったが、これを出された時は戸惑い、感極まったあまりに(ろく)に言葉も交わさず逃げるように去ってしまった。お礼もしっかり言えたのか心配である。 

 上階の部屋の一室。思いのあまりに普段ならあり得ない、ベットに飛び込む、という行為をしてしまうほど、我を忘れ、嬉しさに(うめ)いていた所に扉を勢いよく開けたのがシル。恥ずかしい姿を見られてしまい、流石に顔を真っ赤にして声を荒げてしまう。

 

「チャンスなのよリュー! 少しでもシオンさんを振り向かせるための!」

 

「な、な、ななななんあななぁァァッぁァ!?」

 

 瞳を爛々(らんらん)と輝かせて、どこか調子が上がっているシルに置いてきぼりにされること無く、私も無理矢理に調子が上がった。まさか、思わなかった。彼女に密かな想いがバレていたことに。

 

「何故判ったのですか!? そんなこと一度も……!」

 

「ふふん、私を見くびらないでよねリュー。でもあれは、私じゃなくても気づけたかな? シオンさんにはちょっと……うん、気づいてもらえそうにないけど」

 

「気づいてもらわなくてもいいのです!」

 

 この想いは出すべきものでは無い。彼は自身を(おとし)めるなと言う、彼の弟も私に返すようにそう言った。だが、そうせずにはいられない。だって自分はその程度、所詮だたの復讐鬼(ふくしゅうき)。想う事すら罪で、憧れることすら(とが)められても可笑しくない。  

 

「……リュー、そろそろ正直になりなよ」

 

 今までの調子から、一気に落ちた。いつにない冷ややかな射貫く目が、ずきりと胸を貫く。見透かした彼女には、もう私の欺瞞(ぎまん)など意味をなさない。

 

「自信が持てないなら、いいこと教えてあげる」

 

 それには言われない圧迫感が(はら)まれ、ベットの上で正体を起こしたまま、ぎゅっと胸に彼からの贈り物を押し込めた。   

 近づいて来る。嫌だ、初めて彼女にそう思った。

 

「ぁ……」

 

 すぅと、長めの箱が奪われた。だがそれに抗うことは、何故かできない。

 名残惜しく目だけを追わせ、ただ手は動かないでいる。

 

「これ、なんだかわかる?」

 

 ぽかん。毒気を抜かれたように固まった。だってその言葉に圧など、微塵も存在しえなかったのだから。

 

「ふふっ、面白い顔。これね、結構高い簪なんだよ? しかもこの大きさだと……」

 

 包装が速さの割に丁寧に(はが)され、スライド式の箱から姿を見せた簪を見せつけられた。首を傾げる。それにむすっとされたのは、全く意味が解らない。

 

「その一! これは簪です! 簪には極東での伝統で男性が女性に渡す際、『添い遂げる』という意味を持つの! そしてここに着いてる向日葵! 咲き方から『私の目は貴女だけを見つめています』って意味もあるの! つまりどういうことか判る!?」

 

 どことなく怒った様子の彼女に胡乱(うろん)気な視線を向けていたが、意味を理解していくにつれて、ナニカが胸中から込み上げて来る。

 それは絶叫を上げるほどのモノであった。ただ、私は声一つでない。

 

「いい、リュー。チャンスはあるの、だから逃しちゃ駄目。はいっ、だから今すぐ着替える」

 

「ふうぇ? き、着替える?」

 

「安心してリュー、すぐ終わるからぁ……」

 

 何か嫌な予感が、ナニカを押しのけ警戒信号を発す。だがその前に私は捕らわれ、成す術無くあんなことやこんあことをされてしまった。

 その間考えたことは、ひたすらに彼のこと。シルの説明と私の理解が正しければ、それはとても重大なことである。ただ、信じ難かった。そもそもとして、これを意図的にしているかが心配だったが。

 

 まぁ、気にし過ぎか。そう勝手に信じ込む。いつでも、自分の都合がいいように。

 

 

   * * *

 

「―――あの女みてぇな奴、どっかの人形姫みたいで、薄気味わりぃよなぁ!」

 

「―――そうか、とりあえず死ね」

 

 バキッ、床に罅が入る。そこには一陣風が吹いた。酒場は何が起こったかの理解などできず、ただ巻き添えに数名が吹き飛ぶ。風が発生したのは、物体が猛速(もうそく)で空間を薙いだから。その軌道にはもう一つ、ヒトガタ肉塊があった。容易く吹き飛び、酒場の入り口から闇へと沈む。

 

「はぁ、っていったものの、今は殺す気がないけどな」

 

 茫然(ぼうぜん)とした酒場で独り、声を発した。剣呑(けんのん)な雰囲気など霧散して、静かな酒場を破ったのは、今吹き飛ばした肉塊の仲間であろう愚物ども。

 次々に飛ばす、怒声と畏怖の罵倒。羽虫が鳴くようなその煩さに嫌気が差して、つい手が出た。断末魔に似た短い音だけを残し、あっけなく尽きる。

 

「あ、ベル。遅れてごめんなさいね。ティアたちの夕飯を作っていまして。最中(さなか)に介入させていただきますけど、ご了承くださいな」

 

「う、うん。その、ありがと?」

 

「何故疑問形何だか」

 

 というのは少し意地悪なこと。ベルが耐えがたいものを感じていたのは判っていた。入り難い空気を醸し出していたこの酒場の外でそれが止むのを待っていたら、聞き捨てならないことを並べる馬鹿どもがいたので、ちょっと害虫駆除をしただけである。単なる援助活動(ボランティア)だ。

 蜂蜜酒と以前頼み損ねた例のアレを頼もうとして、やはりストップが掛けられた。だがそれは意外にも、ベルたちではなく愚物の中でもいかにも自意識過剰系な無言であった男だった。

 止められ方は簡単、今は傾げた首の横、そこに在る拳。欠伸が出るような速度で放たれた、本当は避けることに意味もない拳だ。

 

「……これはどういう意味に捉えると、正しいのでしょうかね」

 

「我々の仲間を傷つけた、その報いだ。大人しく受けていろ」

 

「ほぅ? よく言うなぁLv.3。現状考えてからほざけ。報いと言うなら、貴方も受けますか? 私は私が気づく限り、()()への侮辱は許さない」

 

 淡々と告げる。だがそれは酷く冷徹、凍えるような声音だった。怖気が空間を独走する。

 

「人形姫……オラリオでそれを示すのは、残念ながら彼女唯一人……気味が悪い、そうも言ったな」

 

 一歩二歩、拳を無意識に引いて、更に退()く。濃密な、それだけでもう殺人的な感情が今まさに、私からは溢れているだろうか。だが仕方ない、全部、お前らが悪い。

 

「さぁ、用意はいいかクソ野郎。しっかり歯ァ食い縛って死ぬなよ。それじゃあ、意味なんて無いからな」

 

 気付いたら右手に刀が握られていた。そう、周りからは見えてしまうだろう。あまりにも自然で、あまりにも早すぎて、誰もその抜刀と見られ無かったから。

 刹那も刻むことなく変化が起き、遅れてキンッ、甲高い金属音が響いた。

  

 

 

  

 


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