2度目の人生はワンピースで   作:恋音

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第227話 表情筋頑張ってるで賞

 

 ──女狐が現れた。

 

 それと同時に白ひげが戦場に降り立つ。

 

 気付かれない様に陣を左右に展開するセンゴクと、それに気付き追う白ひげ海賊団。

 

 開戦から約1時間半。

 刻一刻と迫る処刑の時間を前に繰り広げられる戦争。

 

 インペルダウンからの大脱獄劇、戦場になだれ込むその名だたる凶悪な囚人達。目の前に映し出される光景はこの世の物とは言えず、世界の歴史を塗り替える頂上決戦。

 

 揺れ動く未来を掴み取る為に、両者は拳を大きく振り上げた。

 

 大気にヒビが入る。

 振動が処刑台まで届き、そしてそれは届くことなく逸れた。

 

 その原因は拳を振り下ろした女狐。

 先程から動向を観察していた。

 

「(声は聞こえないが、エースの反応から見て、やっぱ女狐はリィンじゃねェな……。俺の振動をどうやってたった1人で消し去った……? 相当な力技か、相当なテクニックがねェと出来ないが)」

 

 大した動揺も無く現状を分析をする。

 観察して分かったが、成程、中々に擬態が上手いらしい。白ひげの一撃をいなせる実力があるくせに強者特有の気配の強さや威圧感が圧倒的に薄い。

 ぴーこら騒ぐ小娘の方がまだ存在感がある。

 

「(──あれは本当に〝幻〟とすら言える)」

 

 予知夢に居なかったもう1人の大将。

 それは夢を見た当事者であるリィンの役職だからと思っていたが、やはり気になる。

 

 女狐はリィンではない。

 というより海軍はリィンを味方と見ちゃいない。

 

 それは『麦わらの一味完全崩壊に女狐が居合わせている』『リィンがインペルダウンにいた』『マルコの見解によるリィンの空元気』から確定している。むしろそれ以外ありえない。

 

 だからこそ、こちら側に引き込めるかと探しているリィンの姿が見えないことが何よりも"おかしい"のだ。カナエの娘は馬鹿じゃない。脳みそが使える人間だ。何も行動を起こさないわけがない。

 

「くそ…ッ、何より俺が引き摺られてどうする」

 

 頭を支配する女狐の存在にたらりと冷や汗が流れ落ちる。ため息をひとつ吐き出して思考回路から女狐やリィンの存在を追い出した。

 

 ──だがそれを除いても、やはりおかしい。この戦争は何かがおかしい。

 

 海軍は現状押されている。

 だが現状を打破する策はある筈だ。

 

 白ひげは予知で『パシフィスタ』と『包囲壁』という苦虫を噛み潰す様な知識がある。だが、現れない。使われない。

 

 海兵が左右に逸れているのは背後から来るパシフィスタで挟むからか、と思ったのだが待てど暮らせど一向に来ないのだ。

 

 大将共の様子から見てエース処刑後撤退戦で仕掛けるというのは分かっている。だが、そうくると包囲壁を作動しない意味が分からない。

 

 有象無象の海兵は左右。中将達は真ん中。

 差は均等に見えて、本当に微々たるものだが真ん中が1番薄い。

 

 白ひげ海賊団とエースの断頭台を結ぶ最短距離が最も……。

 

 まるで『さぁどうぞエースをかっさらってください』と言いたげなお膳立てだ。どう考えても罠だろう。ここで素直に『ありがとうございます』と通る訳にはいかないが、そこを選択せざるを得ない状況に追い込まれるきがしている。

 

 世界最大の()()、海軍。組織というのは人が多い、それだけで厄介だ。木を隠すなら森の中。喉元に突き付けられる刃を有象無象で隠し通せる。

 

 あぁ嫌だ、これだから極力海軍と拳を交えたくなかったのだ。

 

「親父!シキから(ダイアル)だ!」

「……」

「めちゃくちゃ嫌そうだな!」

 

 イゾウが手にしたメッセージ。なんで脱獄したばっかのテメェがそんなの持ってんだよと白ひげは心底嫌な顔をして受け取り、耳に当て再生する。

 

『エドワード! 女狐に手を出すんじゃねェよ! アイツは俺の獲も…──何言ってんだシキ! 女狐は俺の敵だ! …──あァ!? てんっめぇクソジャリ! 俺の背に乗っときながら何ふざけたこと…──って訳だ白ひげのおっさん! エース助けてぇのは一緒だけどそこだけはよろしく頼』

 

 握り潰した。

 

「……。」

「──ふざけんじゃねぇぞこのアホンダラ共!」

 

 掴んだ大気を白ひげが背負い投げの動きで地面にたたきつければ、世界が傾く。

 海も、島も、丸ごとグラグラと傾いていた。

 

 無茶苦茶に揺れる波の動きが津波となって襲いかかる。大きな揺れの大きな範囲。

 

 世界最強の男、天変地異が動いた。

 

 

 ==========

 

 

 振動が収まった中でドッドッドッドッドッドッと早足で駆け抜ける心臓に鼓膜を支配される。

 冷や汗が止まらない。

 

「……!」

 

 ひぇっ、とかあなたホントに病人?とかそんな感じの声が出そうな所を寸前で飲み込めた。

 

 え、これで全盛期じゃないとか嘘ですよね。

 いや嘘だと言ってください。全盛期なのも嫌だけど。

 

 天と地がひっくり返ったかと思った。あ、これ酔うなと思った瞬間浮かんだ私ナイスチョイス。天才、ありがとう。だが白ひげテメーはダメだお前は天才というより果てなき天災。

 

 というか、私よく白ひげさんの一撃抑え込めたね。

 わかってるよ、抑えたんじゃなくて逸らしただけだってのは。

 

 

 ……実を言うと、私振動って得意なんだよ。

 得意なのに抑えられないのかって言われると全く持ってその通りなんだけど。

 

 青い鳥(ブルーバード)のシーナが多分白ひげさんの能力の下位互換だと私は思ってる。なんせアイツは動きによる空気、声の振動、周波数を支配する。無効化する。

 

 対して私は想像力と集中力さえあればある程度の能力を再現出来る。ただ、肉体を変化させることは出来ないから周辺で起こす事象に関して限定。

 

 だから身近に存在する能力者(シーナ)の使う振動関連の能力は自然と意識しやすくって得意。

 

 ま、得意なのは物質の浮遊、これが1番得意だ。風だと偽っているけど、根本にあるのは慣れ。

 

 

 地面の陥没、水の発生、火種の発生、風の操作。

 魔法と言えば、と問えば基本的に挙げられそうな4元素。本当はそこまで得意じゃない。そりゃまあ身近にそれ関連の能力使える人がいるけど、なぜなら理解できるから。

 

 どうして陥没が起こるのか、どういう原理で水が生まれるのか、火が発生するのか、風が存在するのか。考えないと使えない。慣れたとしても理解してるからこそ、起こす現象は常識の範囲を抜け出せない。

 

 

 

 だから『私自身がよく分からない想像の世界』なら、それは深く考えなくても『そういうものだ!』と強く認識して簡単に使いやすい。だって考えても悪魔の実の原理は分からいんだから! イッツファンタジー!

 

 

「…………。」

 

 だからといってもう1回やれって言われても出来る気がしないんだけどね。

 

 完全相殺はもちろんだけど逸らすことすらもう出来ない気がする絶対やりたくない。何よりプレッシャーがやばい。やらなきゃ死ぬというプレッシャー。

 

 悪魔の実大百科の暗記と悪魔の実研究家の論文に目を回した私が思うんだけど、グラグラの実の能力者自体はそんなにすごいものじゃないでしょ。私が白ひげさんと同じ実を食べたとしても彼の使い方は出来ない。震度3が起こせるか否か辺りだろうし、出来たとしても衝撃の相殺。攻撃に転じさせるなんて絶対無理。あと大気を簡単に掴むな。あれは筋力のなせる技だ。

 その筋肉に何が詰まってるの??? ひじき???

 

 

 私の目の前にはナイフが迫っていた。

 

「は!?」

 

 見極めて体術を用い、海楼石のナックルで叩き落とす。

 奇跡だった。なんか考え事してたら突然のナイフにびっくりし過ぎて心臓止まるかと思った。

 

 再び激しい心臓の鼓動。

 心臓今日忙しいね。ごめん。

 

『──大将、そっちに金獅子が!』

 

 耳から入る情報に舌打ちをした。あぁ来ちゃった! 気付かれたく無かったのに! なんで女狐が現れたこと気付いちゃうのシキ! センゴクさんじゃなくて私に喧嘩売るとか絶対根に持ってる……!

 やめて! 中身そんなに動けないの! ──ほんとにやめろ。

 

「ははッ、やり合おうぜ女狐!」

「……………ガキ」

 

 ふわりと一気に浮遊して現れたシキのめちゃくちゃ凶悪な笑顔に引き攣り笑いしか浮かばない。

 

「どうとでも言え! ──しっかり届けよ、麦わら!」

「は、うわああああ!!??」

 

 背中に乗っていたルフィを掴んだシキはそのまま断頭台にぶん投げた。ってはあああ!? お前何やらかしてくれてんの人様の兄に!

 

「チッ、速攻でケリつける」

 

 空中に1歩足を踏み出す。

 正しくは浮遊のイメージを歩行に合わせてるだけなんだけど女狐の格好で女狐の靴だと空中歩行のイメージがしやすい。イメージさえ出来れば、制空権は同等!

 

 フワッ、とルフィを避「ドベッ!」けて周囲をフワフワさせている刀やら何やらを避けながら、空中戦の開幕だ。

 

 無理ゲー過ぎて泣きそう。いやいや大丈夫、シキはまだ私に対して油断してくれているから大丈夫。私を年下だと思っているし、私の戦闘スタイルの特定もまだ。大丈夫。

 

 下は見るな下は見るな下は見るな下は見るな。

 大丈夫だ私は高い所が大好き。(自己暗示)

 

「ハッ、俺に惚れたかクソ野郎!」

「メルヴィユでは世話になったなッ!」

 

 飛んできた刀を間一髪で避ける。髪の毛あったら切られてたわ、これ。

 袖からナイフを数本取りだし、ぶん投げる。不思議色の覇気が備わったナイフはシキの操作スピードと遜色無い。

 

 くっそー! それでも遜色無い程度とか泣きそう! イメージの問題か! それとも技術か、集中か!

 

 一体いつ触れて能力の範囲内に納めたのやら。

 シキと私の間に海水の塊が浮遊した。私じゃない。海水操るのは私の十八番だけど女狐じゃなくてリィンの十八番なので私じゃないです。

 

 ははっ、油断はしてるけど出惜しみはしてないってか。

 

 

 

 ……………泣いていいですか。

 

「お前死ぬまでインペルダウン篭ってろ」

「聞こえねぇな!」

「おい、その都合のいい耳引っこ抜くぞ!」

 

 他の誰よりもシキだけは野放しに出来ない。どこでどんな事を企てるかわかったもんじゃないから。

 

 フェヒ爺みたいな口調で、周囲に誰も聞かれないから空中という舞台で堂々と会話をする。

 

 大丈夫、シキは私を殺せない。そういうリィンとの約束だ。

 だけどそれを知っているってこと自体をシキに悟られては不味い。

 

 大丈夫゛ッ!(何度目かの自己暗示)

 

 うん、やっぱり長時間も相手するとか無理だし全力で速攻で素早く沈めて余裕なフリをする。

 やっぱり海楼石だな。対能力者戦法ありがとう。

 

「ジハハ、くたばれ能力者」

 

 箒に乗るみたいな速度で、ヒナさんみたいに鮮やかな捕縛方法で、ミホさんみたいに一閃を。大丈夫。

 

 襲い来る海水()()()駆け抜け。

 

「は……」

「──テメェがな」

 

 その首に、海楼石を取り付けた。

 

 シキに特定の弱点は存在しない。

 でも人間なら、虚をつかれた場合動きが鈍くなる。能力者同士だから海水が使える方が有利で、海楼石製の武器は持てない。

 

 その先入観をぶっ潰す。

 

 浮遊の力を失った海水が雨のように戦場に降り注ぎ、断頭台を中心にびしょ濡れになる。頼むよルフィ、センゴクさんが海水で動き鈍ってる僅かな間にエースを解放して!私が何も手を出さなくてもエースを救えるなら救いたい!

 

「……テメェ今、海楼石に触ってやがったな?」

 

 浮力を失ったのはシキも同じ。足に取り付けられた刃が浮かばないので、自然落下をしていたシキを引っ張り上げる。

 

 ──そしてそのままお姫様抱っこをした。世界中に放送されろ公開処刑だ。

 

「おい! 女狐! この運び方だけはやめろ!」

「女狐にも色々事情が合ってな、お前が俺の素を黙っててくれるなら自然落下させてやるよ」

「……ぐ、黙ってるからさっさと落とせ」

「じゃあな」

 

 不思議色を使って海兵しかいないところにぶっ飛ばした。

 自然落下というか、自然落下以上の速度だけどまぁ、いいか。どうせ頑丈だし。

 

 それでルフィは……。

 

 

「…………ん?」

 

 断頭台のエースの傍で固まって居た。

 センゴクさんや大将達の攻撃は他の人達が何とか防いでいる。長くは持たない、最初で最後のチャンス。

 

「──やべぇ、鍵の事、忘れてた」

 

「「「「このアホーーーーーーーッ!」」」」

 

 海賊だけじゃなく海軍からも思わずツッコミが入った。ルフィの脳内に一体何が詰まってるの? わたあめ?

 

 

 

 ==========

 

 

 

 誰も想像していなかった奇想天外な展開に思わず時が止まる戦場。

 

 そしてその瞬間、戦争は急速な変化を迎える。

 

 

──ブォン……

 

 

 島全体が円形の空間に閉じ込められた。

 

 

 海軍は海賊の能力かと警戒し、海賊は海軍の作戦がこれかと警戒する。

 

 リィンと…………ドフラミンゴ以外は。

 

「〝シャンブルズ〟」

 

 聞こえないはずだが、確かに聞こえたその声に能力を確信した。

 

「──悪いな海軍」

 

 処刑執行人が立っていた場所に現れたのは2人の男だった。1人はファー状の白黒帽子を被った隈が特徴的な人相の悪い男。もう1人はシルクハットを深く被ってニンマリと悪戯を企む笑顔を浮かべた金髪の男。

 

 後ろ手に囚われているエースと、エースを守る様に庇ったルフィは何かの違和感を掴み取って思わず硬直した。

 

 

 

 

「俺の兄弟、返してもらうな」

 

 

 

 疑問よりも先に直感で2人は理解した。わかった。

 自分達を兄弟だという男は、1人しか知らない。

 

「「──サボ!?」」

 

 その確信めいた問いに笑顔で返すと、サボはルフィとエースを引っ掴んで団子状態になる。

 そして笑顔のままルフィに指示を出した。

 

「ルフィ、トラタイガーの腕掴め」

「ゔん!」

「トラファルガー、だッ!」

 

 ローが怒り気味で修正をするもルフィのゴムの腕がローを拘束して有耶無耶になる。

 

くたばりやがれ(ごきけんよう)

「〝シャンブルズ〟」

 

 サボの売り言葉を最後に、センゴクの眼前から4人が消えた。

 入れ替わる様に前線に居た筈の海兵が現れて。

 

 カラン、と海賊を繋ぎ止めて居た海楼石がその場に落ちた。

 

 

 

 

 

 

「アッハッハッハッハッ!」

「サボぉぉおおおお!」

「しゃぼぉお!!!」

 

 大爆笑するサボと大泣きするエースとギャン泣きするルフィという心の底から厄介な兄弟に巻き込まれたローはため息を吐いた。

 

 2人のひっつき虫を付けながら走るサボはとても幸せそうだ。

 

 

 数年前故郷に里帰り兼墓参りに災厄をひっつけたのかもしれない。一皮剥けたというか殻を破った革命軍の幹部はそりゃまた人の話を聞かず、これまでも実は何度か巻き込まれている。ローは何度繰り返しているか分からない釘をサボに刺した。

 

「革命屋兄、俺が手を貸すのは今回で終わりだからな!」

「ありがとな〜トラマスク!」

「トラファルガーだと……! 何度言えばいいんだ……!」

 

 白ひげの範囲内に転がり込んだ4人は氷の上でズザザザザ、と足を止め、振り返る。

 その4人とすれ違うように戦場に駆け出した2人の人物に見覚えがあったからだ。

 

「サボ、ほんとに、サボ。サボだ。サボ生きてた」

「な゛ん゛で、おれ゛、さぼ」

 

 混乱の最中である2人の兄弟を撫でながら、己達を背に庇う伝説に目を向ける。

 

「無理矢理巻き込んだけど流石に過剰戦力だったかな……」

 

 サボはボソリと呟いて、ローは顔を顰めた。当たり前だボケ、と。

 

 

 

「オラオラオラ! 海軍! 俺の子に手ぇ出しやがったな!」

「お前の子じゃないだろ……」

 

 刀を手に二人の男が壁になる。

 正しく双璧。

 

「──俺より後ろに進む者が居りゃ、〝剣帝〟の名において潰すからな」

「良ければ〝冥王〟の名も掛けようか」

 

 剣帝カトラス・フェヒターと冥王シルバーズ・レイリーの参上だ。

 

 

『──総員下がれ! その男らも未来の有害因子だ! 幼い頃エースと共に育った義兄弟であり、麦わらのルフィは革命家ドラゴンの実の息子だ!』

 

 

 センゴクが手に入れた情報を元に拡声器で通達する。もはやそのレッテルをものともしない無法者。

 それでも世界は衝撃の事実に、悪夢を見ている気持ちになる。

 

 いや、これは現実だ。

 

『剣帝は幼い頃のエース達を育てた経験がある! 再度忠告する! 少将以下は下がれ! 足でまといだ! ……無駄死にするぞ!』

 

 シキが無力化されていることだけが救い。

 2つどころか3つの伝説を同時に相手しなければならない海軍は、予想もしなかった乱入者にギリッと歯を噛んだ。

 

「火拳のエースが海賊王の息子で……麦わらのルフィが革命家ドラゴンの息子……!?」

「こちら情報部! あの金髪の優男、革命軍の──参謀総長のサボだ! 覚えがある!」

「億超えルーキーも2人揃い踏みとかどんな義兄弟だよクソッタレ!」

 

 悪態をつきながら邪魔にならないように撤退する海兵達。

 

 その姿を見てサボがローに向いた。

 

 

 

 

「…………これトラオも兄弟になってないか?」

「俺をこいつらと一緒にしてくれるなッッ!」

 

 心からの悲痛の叫びは届かなかった。




追加の乱入者4名入りま〜す!(ニッコニッコ)
これ、ここほんと書きたかった。ほんとはエースがサカズキに胸穿たれるシーンに「間に合った…!」って割り込むIF漫画みたいな感じにしたかったけど戦闘シーン書きたくなさ過ぎてロー(表現力のチート)の手を借りちゃった。結果的に私の作品らしいエンドに持ってけるんで逃げの道思いついた私を褒めてる真っ最中です。フゥ!救出完了!

空中でポカンとした表情を保ちながら内心荒ぶるダンス踊りながらめちゃくちゃ喜んでる女狐いるけどバランス的に書けなかった。満足。

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