カツカツとブーツが海列車の搭乗口に響く。
厚底どころじゃない高さのブーツは歩きにくい様に見えるかもしれないが、靴の中でも更に高さを誤魔化している為竹馬に乗った感じで動ける。
外からは見えないが中から見ると透ける狐型の仮面を身に付け、手が隠れるほどの袖と深いフードの着いた真っ白な長いコート。
中身が日本人特有の寸胴だからこそ、この世界の人間が足が長いからこそ出来る姿。
「貴女は……」
スーツ姿の政府の男に聞かれ低い声で答える。
「……………海軍大将女狐」
この姿で戦えと言われたら絶対死ぬ。
慣れるべきだなと思いました。
==========
海列車に乗り椅子に座ってCP9を待つ。
私は今回に限り命の危険性が限りなく低い。
証人がそこら中に居るから私に手は出さないだろうし、彼らの目的がニコ・ロビンである以上私は戦えなくても平気。
それに戦う羽目になったら負け確定なので戦いを回避する事の方が重要だな、うん。
戦闘にポイントを振るより回避にポイントを振らせていただきます。
100%負けか75%負けか、どちらを選ぶかと言われたら後者だよね。更にドーピング出来るんだから負ける確率は低くなる筈!
「……………ふぅ、やるか」
アクア・ラグナで船を壊す為に、メリー号とウォーターセブンを繋ぎ止めた縄はこっそり引きちぎった。麦わらの一味とガレーラカンパニーとフランキー一家の連合軍に作戦は授けた。
あとは必ず起こる高潮と現地での彼ら次第。
さて、政府がどう動くかね。
「ッ、女狐!」
ニコ・ロビンの声が耳に入った事で3段階踏んでいる『作戦S:探し物』の失敗を悟る。
1段階目の作戦S、ハッキリ言うと期待してなかった。
能力を駆使して隠れるなりなんなりするだろうし何もせずに待機するより気が晴れるだろうと思って立てた作戦だ。
内容は至ってシンプルで街中に隠れているCP9とニコ・ロビンを探し出すこと。
『堕天使』が唯一関われる作戦だから私がほとんどを担当したね。
「……………フン」
特に気にする素振りを取らず視線を向けるだけで終わる。暴れるからなのか分からないが担がれている図体のデカいのは例のフランキーさんか。
ニコ・ロビンは私の登場に酷く動揺している。
『女狐』は麦わらの一味担当だと言わなかったか?
「ほォ、アンタが女狐か」
ハトを肩に乗せた男がジロジロと不躾に私を見る。その後ろはカリファさんだ。
多分この人がロブ・ルッチ。
「今回はよろしく頼む」
「………。」
手を差し出されたのでその手を払う。
政府と仲良しするつもりも予定も策略も、女狐には無い。
「つれない女だ。つまらん」
知るかボケ。
続けて入ってきた2人の内、キャップを被った男に目が行く。
「………ッ!?」
思わず1歩下がり息を飲んだ。
ウソップさんに似た四角い長鼻に短く刈り上げた髪。
その姿を知っている。
何年か前、月組襲撃事件の前まで共に時間を過ごした人物。
カクさん。
そこまで干渉しないタイプの人だったけど月組の一員で、海軍を辞めてから連絡が取れないとリックさんが言ってた記憶がある。
戦闘なんて見たこと無くて、月組の中では比較的若い方だった。
「……………嘘だ」
月組は私の味方で、同期で、理解者で、信頼してる人達。
「なんじゃ、わしの事知っとるんか?」
気軽そうに笑いかけながら独特な口調で寄ってくるこの人物は、記憶の中のカクさんと同じ。
「わしゃ、カクと言う。よろしく頼むわい」
手首を掴まれて見下ろされる。
カクさんだ、間違いなく。
CP9は小さい頃から特訓に励んだ政府の武器。
ああ…読めた。悲しい程に読めた。
第1雑用部屋襲撃事件で海軍内から襲撃者を手引きしたのは貴方だったのか。
「……………馴れ合う気は無い」
「まぁそんな堅苦しいことを言うな。どうせこの作戦で関わる仲じゃ」
信用も信頼もしないしあんたとはもう既に関わっているんだよ!
掴まれていた手を振り払うと4人に視線を1度向けて言い放つ。
「………………偽名を!使え!」
ずっと言いたくて堪らなかった!特にお前だロブ・ルッチ!
普通に有名な名前を潜入時に使うな!しかもフルで!馬鹿なのか、馬鹿なのか!?
カクさんは雑用出身で使い回すの仕方なかったり元々有名じゃ無いから分かるけど!お前は別口だロブ・ルッチ!
馬鹿だろ!?脳みそ溶けてんの!?溶けてるよね絶対!?
もう一度言わせて!?バッカじゃねーの!?
「面倒だろ?偽名考えるの」
「……………はぁぁああぁぁあ」
思わず深くため息を吐いた。
その面倒な行動で守れる命があるんだよ例えば自分とか。
話すだけ無駄な気がしてきた。
女狐は無口キャラ、もういい知らない。
「……………寝る」
「マイペース過ぎんか」
カクさんのフレンドリーさが今はとても恨めしい。逃げない様にかニコ・ロビンにもフランキーさんにも錠が嵌められており鎖が繋がっている。
その鎖を受け取って先頭車両に向かう。
「わしも着いていこうか?」
「……………必要無い」
「つれんのぉ」
やけにグイグイ来るなこの人。
ちょっと、いや結構本気で勘弁して欲しい。
本性を出してなかったと言えど何年も同じ空間で過ごして来たから情がある。
──パンッ!
力いっぱい、本気で殴り掛かるがもちろん手のひらで防がれた。
乾いた音が車両に響き渡る。あ、胃を痛めてる軍曹辺りはごめんな。
「……………もう一度言う。馴れ合わない」
「……やけに突っかかってくるわ、お前、わしの事知っとるな?」
「……………知るか。今度は本気で殴る」
「おぉ怖や怖や、大人しく退散するとしようか」
飄々とした態度だが、決してこちらを観察する目を止めない。
気に入らないんだよ、その顔で語り掛けるな。
……思ったより私は動揺しているらしい。
あーやだなぁ、私の微妙に人間臭い所。
ルフィみたいに割り切れる性格だったらいいのにって何度思ったことやら。
==========
「何をしているんだカク」
呆れた表情のルッチがカクを見ると、扉の向こうに消えていった女狐の真っ白な背を見ながら顎に手を置く。
「背中にのぉ」
「あ?」
「背に、何も書いてないのが気になってな」
その言葉に記憶を掘り返す。
確かに将校にあるはずの『正義』が書かれていなかった。
「それに…──」
カクは目を伏せ右手を見る。
手首を掴んだ時に感じた体温と脈拍数。
もちろん手首を掴んだのはわざとで、脈は嘘を付けない。
「どうやらあちらさんは、わしの事を知っとるようじゃったな」
海軍へ潜入していた時期、女狐の中身と関わった事があるかもしれない。
麦わらの一味を、正確に言うと堕天使を殺せなかったどころか見なかった事は残念であるが、政府の厄介な敵として女狐が居るのもまた事実。
「暴いてみるのもまた一興」
手加減された生温い拳は、女狐の動揺を確かに伝えていた。
==========
突き刺さる様な視線を抜けて先頭車両に乗り込む。この車両に居るのは私とニコ・ロビンとフランキーさんだけ。
ここで2人に襲われたらたまったもんじゃないが……まぁ大丈夫と信じたい。
「……女狐。貴女、一体どうしてここに」
ニコ・ロビンの困惑した声を無視して通路を挟んだ反対側に座る。
『堕天使』を知っているからなるべく会話したくないんだよなぁ。
CP9の空間は思っていた以上に息が詰まる。ふぅ、と小さく息を吐けば、視線を向けているニコ・ロビンに女狐の目的のヒントを与えた。
「……………政府は、嫌いだ」
「え、あ、そうなのね」
「……………私は寝る」
「聞いたわ」
流石に伝わらないかなぁ。
「……………何を話しても気付かない程寝る」
言外に『寝た状態になるから脱出計画なりなんなり練ってても気付かないよ!政府に一泡吹かせても私はむしろ喜ぶよ!』と伝えると、彼女は息を飲んで私を見続けた。
「例え貴女を殺そうとしても?」
「……………。」
物騒な事聞かれたけど無視した。私は寝ると言ったから寝るんだ。
必要以上に関わりませんから!
いや、流石に声で気付かれるとか嫌だからね。
「フランキー、きっと船長さんが助けに来てくれるからどうやってCP9の目をくぐりぬけるか少しでもいいから相談しましょう」
「いや……それについては賛成なんだが、アレほっといていいのか?」
「女狐は私達の記憶を読めるそうよ。多分教えてはくれないでしょうけど、秘密にするだけ無駄だわ。なら堂々と
ブツブツと2人の会話が聞こえる。
わざと2人を一緒の所に置いて正解だった。
麦わらの一味側も今着々と作戦進めている最中だから待っているだけでもなんとかするよ。
キミらは女狐っていう最強の味方がいるから。
上にも許可取ってる守りの海兵なめんなよ。権力に怯えないで実行できるって素晴らしい。
「女狐、居るな?」
「……………チィッ」
扉の向こうから声が聞こえる。
カクさんの声だ。思いっきり舌打ちをした。
「カティ・フラムから古代兵器の設計図が何処にあるか聞いとってくれんか」
「……………可能であれば」
「まぁわしらも向こうで拷も…尋問する予定ではおるがお手並み拝見とやらじゃ」
それ、口を割らなければ女狐の評価が落ちるという事では?
扉から気配が遠ざかっていく。
うわ、面倒臭い。そういうのは口車が得意な『リィン』が『女狐』だからこそ出来るのに。
最初から最後まで無口の女狐が出来るわけ無いじゃん。
「……どうすんだ嬢ちゃん」
「……………じょ…ッ!」
フランキーさんの女狐の呼び方に思わず反応してしまう。年齢不詳だけどまぁ声からしてフランキーさんより若いよな。
「……………誰の話だか知らんな」
カティ・フラムなんて名前は知らない。
女狐は『フランキー=カティ・フラム』ていう図式を知らないから問題無い。
読み取れる事は読み取れるだろうけど。
そうか、女狐は無気力無口のドジっ子キャラになればいいんだ。
私は今日からドジっ子ね。女狐、さっきの会話なんて忘れちゃった!テヘッ!
私が変な決意を固めて2人の作戦会議をぼんやり聞いていると事態に進展が起こった。
──コンコンッ
ニコ・ロビン側の窓からノック音が聞こえた。
そこにはウソップさんの姿があった。
「ッ、長鼻くん!?」
『作戦S:潜入奪還』
私が出来ればこれで解決してくれないかと願った物。
作戦の概要は、海列車に乗り込んで屋根を伝いこっそり先頭車両に向かうという事。
実はこの海列車の後ろからルフィ達連合軍が迫っているので海に落ちて線路の上に立っていればルフィが拾ってくれると言う。
戦闘は絶対避ける。私は心の中で、ウソップさん達が列車内の敵幹部に見つかればこの作戦を女狐として壊そうと誓っていた。
見聞色の覇気が使えるらしいから気配を消すこと前提で。難しい!ってキレられたけど、声を消せばいいんだからとりあえず息止めとけ。それだけで大分違う。姿を見せず存在を認識していなければ見聞色の威力は半減だ。
「長鼻くんどうして此処に」
「おう、リィンの作戦でこっちに…──って、げえ!?女狐ェ!?」
「危な……!」
ニコ・ロビンが窓を開け、ウソップさんが窓枠に手を掛けるも私の姿に驚いてなのか滑った。
「……ッ!」
慌てて私がウソップさんの服を掴む。
腰に縄が付いているから上からサンジ様が引っ張っているのかも。
この作戦はサンジ様とウソップさんの2人だけの参加だ。ゾロさんの判定だけど、他は気配消すとか出来なかった。
来歴的に『消える』が出来るサンジ様と、その性格故に目立たないよう『消える』ウソップさんだからこそだろう。胃が痛い。
「な、なっ!」
驚いているウソップさんを尻目に車内に引き摺り込む。
思わず行動しちゃった!女狐のドジっ子!
……現実逃避が上手くなってきたなぁ。
3人の視線が集まる中、私は苦し紛れに演技をした。
「……………ぐ、ぐー、ぐー」
「それで寝たフリは難しいと思うわ」
ニコ・ロビンの冷静なツッコミが私の心を的確に抉ってくる。辛い。
私は何も反応しないで席に戻り、腕を組んで寝始める。窓から更にサンジ様が入ってくるのが分かって吐血しそう。
「アレ、なんで?」
「政府が嫌いだから寝ているんですって。何を話しても気付かないくらいに」
ニコ・ロビンが私の代わりに説明する。地頭が良い2人はきちんと意味を把握したみたいだ。
まぁ意味が分かるのと理解や納得は違うと思うけど。
「後ろからルフィ達が来てるから行こう」
「行く、ってどうやって……」
「……海に飛び込む」
「なァ!?待て待て、俺達の鍵はどうするよ!」
「あぁ、それはリィンが何とかしてくれるから安心しろよな」
そんなに時間は経っていないだろうが脱出の計画を話していた。
もちろんそのまま進めてくれる方がいいんだけど、残念ながらお客様がやって来た。
「……………黙れ」
この人達の前でアイテムボックスを使うのは嫌だけど、大きな麻袋を取り出してウソップさんとサンジ様に被せ中に入れた。
ウソップさんが何か訴えていたけど、私の足元に置き、声のする所を──具体的に言うと口を足で踏み物理的に黙らせた。
私は女狐私は女狐。サンジ様への無礼とか気にしない女狐、胃が普通に痛い……!
「女狐殿、いらっしゃいますかな」
「……………何だ」
全員無事お客様に気付いた。
もう足を退けても喋らないだろう。
同じ車両に私が居てよかったと今すごく思っている。入ってくる時に何も言われ無いパターンだと困る。
「……………邪魔」
「まぁそう言いなさるな」
政府の役人の……誰だっけ、なんか犬の名前。
その人が私の足元にある袋に目を付けた。
ニコ・ロビンじゃなくて目的は女狐だったか。
二兎追うものは一兎も得ずって言葉を知っているかい?
せめて、ニコ・ロビンは逃がさせてもらう。女狐には海軍と言う守りがあるからね。
「それは?」
「……………(政府の喉笛掻っ切る)武器」
そう言って麻袋を軽々と持ち上げる。
無機物なら軽くできるし、箒みたいに浮かばせたなら袋はそのままの状態で浮かぶ。全体で支えれば破れない。ただひたすらに集中。
役人の方に投げ捨てるとニコ・ロビンが息を飲んだ。『浮かばせる』をせず、役人は大人2人分の重さに尻餅を付いて驚きを表情に出した。
そう、驚いてビビってくれ。
女狐はその重さを軽々持ち上げれるのだと。
麻袋の中身に意識が行く前に役人から回収して床に置く。
中の2人には正直スマンと思っているけど死んだり作戦失敗するよりマシだと思って欲しい。
「……………異常なし、去れ」
そう言えば去ってくれるだろう。あくまでも政府と海軍の目的はニコ・ロビンだもんな。
これ以上留まって私を探っても無駄だぞ。
向こうは『女狐を観察する』つもりで来たかも知れないが建前は『ニコ・ロビン』だもんね。
「……チッ、昆虫食いが偉そうに」
役人はそう呟いて車両から出ていった。
麻袋を軽く蹴って『出て来ても大丈夫』と合図すると2人は微妙な顔しながら出てきた。
しかし昆虫食いとはどういう意味だろ。
感覚的に悪口なのは分かるけど。
「あ、えっと、ありがとうレディ」
サンジ様の勿体ない感謝の言葉に無視をして寝たフリを続ける。
私はひょっとしたら道化師なのかなー。
「……ロビンちゃん、早く逃げよう」
私から返事を望めないと分かったのかサンジ様は踵を返す。しかしウソップさんは私を凝視したまま動こうとしなかった。
「女狐」
呼ばれたけど無視。
頼むから関わってくれるな。
「お前はもちろんだけど、俺の船長は化け物だと思っている」
「おいウソップ、早く逃げないと……」
「俺は最年少よりも弱くて度胸も無い!正直俺は前々からアイツらの化け物みたいな強さについて行けないと思っている」
弱音は言えども仲間に零すことが無かった仲間に対する本音を女狐に零している。
「俺、置いて行かれるのが怖いんだ。知ってるかも知れねェけど俺は海に出ようとした時ルフィに誘われた、ただそれだけの縁だ」
「おい!ウソップッ!」
「ルフィは海賊王になる。だけど俺は何もそこまで〝高み〟へ行けなくったっていい。ならいっその事……」
そこまでウソップさんの言葉を聞いて胸ぐらを掴み座席に押し付ける。
「……………これは寝言だ」
「お、おう…?」
「アンタ、馬鹿か?」
「な…ッ!?」
他の3人は警戒しながら私の行動を見守っていると言う様子だろう。
「モンキー・D・ルフィを1番知っているのはお前の筈だ。馬鹿騒ぎで、誰よりもそばに居る。お前は麦わらの仲間でありながら唯一の友だ」
「友……?」
「度胸が無いだ?巫山戯るな?この私を恐れずに堂々と、無駄に関わる癖に?」
本当にこれは私の本音だ。サンジ様でさえ女狐には関わろうとしない。
「お前は反吐が出る程勇敢だ。お前は自分の力量と状況を把握してこうして動いた。無駄な問答に付き合わせるな〝
女狐はウソップさんをそのまま地面に転がす。
さっさと逃げて欲しいが一味が『バラバラになる』のは困る。
死にゆく船との約束だから。
守りを掲げる女狐から、守らせて欲しい。
「……………お前相手は骨が折れる」
見聞色の覇気を使えない私は狙撃手などの遠距離攻撃可能な人間相手に相性が悪い。
「でも俺……」
「………………まだ喚くか!見苦しい!」
女狐だからここぞとばかりに口を悪くする。
「では何故ここに居るッ! それ相応の無駄な覚悟と無駄な勇気が無ければなし得ない!」
堕天使リィンは逃げたんだ。
その覚悟と勇気を捨てて逃げた。
だからネガティブになってウジウジするのはもうやめて。
貴方は私が知る中で1番勇敢な人だから。
新年あけましたおめでとうございます。
今年もまたよろしくお願い致します。
とまぁ恒例の挨拶は置いておき。
本日お知らせしたい点は2つ、こちらです。
・女狐の中身が正式に決まった
・表紙を新たに作り貼り直しました
言い方が頭悪うううううい!
とりあえず前者はもちろん『リィン』今も昔もこれからもだったんですが、表立った海軍正式な、下っ端にバルても大丈夫式の仮面が関係したという感じですね。だから何も知らない第三者から見るとリィン≠女狐の正体となるように。
もちろんとっくに伏線は仕込んでますぜ。ギャグからシリアス設定を作る事に定評がある恋音です(知らん)
後者は文字のままですね。
イメージ画像、という事だったのできちんと表紙を作りました。そして若干のネタバレ注意です。ネタバレがネタバレでなくなるのは修行時期、もしくはリィンに新たな『顔』が追加される時です。