超次元ゲイムネプテューヌ Origins Interlude 作:シモツキ
国防軍
友好条約締結と同時に再編された各国の軍隊。元々あった軍は
国境管理局
友好条約締結と同時に設立された国務組織の一つ。空港に設置されている組織とは同系統ながら別の指揮系統に位置しており、陸路での人、物の国家間移動を管理している。陸路での国家間移動利用者は空路に比べ大幅に少なく、管理局も国の外れという生活圏から離れた場所に位置している為に、局員や関係者からは『閑職』などと揶揄されているが、当然陸路は空路より人の目が少なく且つ行動に自由が利く…謂わば不注意な人物が危険に遭遇する事や非合法な行動を行なっている人物が利用する事の可能性が空路より高い為、上層部からは重要なポストの一つとされている(実際給料も比較的高め)。
創滅の迷宮
数ある次元とは全く別の異世界。規模も形も決まっておらず、現れる度に違う姿となる(その為創滅の迷宮という名称も便器的なもの)。基本的には他の次元と同じ物理法則の元動くが、これもあくまで『基本的人間』でしかない。
この次元は言ってしまえば『あやふや』な次元の為、先に述べた通りの事象が起こり、また内部にいる人間の思いが反映、実現される事もある。
完全に他の次元とは隔絶された、次元世界の外側とでも言うべき創滅の迷宮は、とある事情により生まれた『本来いる筈のない存在』と同じ事情により消滅した『本来いる筈の存在』のみしか入る事が出来ず、その両者も故意に立ち入る事は不可能。その為迷宮の実情は今も多くが謎に包まれている。
特務監査官
友好条約締結後、政治体制や国の在り様の関係で機能し辛くなっている教会監査への懸念を示した各国上層部によって設立された『特務監査部』所属者の総称(但し現状の所属者はイリゼ一人のみ)。監査の関係上、教会から支援こそ受けるもののほぼ完全に独立した組織であり、監査対象には絶対権力者である女神も入る為、かなりの権限を有する。また本来の監査対象ではないものの、ある程度は民間への監査、干渉も可能。その分監査官へ任命される事は難しく(現段階では守護女神、教祖全員からの承認が必要)、その上監査で得た情報の隠蔽や私的利用を行なった際の罰則も各教会監査部より重い。また弾劾を行う事も可能で、それには女神と教祖、合わせて三人以上(同国からは二人まで)の賛同が必要。
特務監査は監査官の意向又は各国上層部からの依頼によって行う為、平時は一般職員として振る舞う。性質上中立を絶対とされる特務監査官だが、定期的に職場(国)を変えるのはあまりにも非効率且つ無駄である為、基本的にどこかの国を拠点として活動している。
犯罪組織マジェコンヌ
宗教名が聞かれる様になったのは前述の通り
ビーム兵器
高エネルギー体である粒子を収束させ、武器とする兵器の総称。別名光学兵器。実体兵器に比べ高威力で、ビームの出力を調整する事により同一の兵器でも刀身の長さや弾の口径などを若干変化させる事が可能(ビーム兵器に口径が記されていないのはその為)。また刃や弾丸など一部がビーム化した事で軽量化も果たしたが、技術の関係で実体兵器より整備性が悪く、天候や気候によっては威力や射程が減少してしまう、近接格闘兵装ならば叩き斬りが出来ないなど短所がない訳ではない。その為、総括としては性能の上限ならばビーム兵器、安定性ならば実体兵器と言える。
プラネテューヌで主に使われる物は荷電粒子、ラステイションで主に使われる物は重粒子と同一ではなく、科学的には当然差異があるが、ビーム兵器として運用する分には違いはほぼない。ビームという意味では魔力ビームやシェアエナジーを利用したビームも等しくビームだが、科学的ビーム二つと霊力的ビーム二つの間の差異は大きい。
友好条約