超次元ゲイムネプテューヌ Origins Interlude   作:シモツキ

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第五話 ルウィー、監査編

ゲイムギョウ界にも、四季というものがある。いや君、ゲイムギョウ界以外の事知ってんの?って思った方がいるかもしれないけど…これはメタ視点の多く入る作品なんだから、とか言葉の綾にいちいち突っ込むのも野暮か、とかで納得してほしい。いや、話進まないので納得して下さい。

……こほん。だから春にはお花見で皆浮かれたり、夏には砂浜が賑やかになったり、秋にはちょっとセンチメンタルな気分になったり、冬には寒い寒いと言いつつ雪遊びに勤しんだりする訳だけど…どの国にも均等に四季が訪れている訳ではない。その最たる例が……

 

「じんぐるべーるじんぐるべーる鈴が、鳴る〜♪」

 

さくさくと雪を踏む音を耳にしながら、季節外れもいいところの曲を口ずさむ私。旅仲間どころか通行人すらいないこのルウィーの雪原には、当然ながら私の歌に反応を示す者などいない。という事はつまり…周りの目を気にする必要がないという事!

 

「ふふっ、一度歌いながら歩いてみたかったんだよね」

 

自分でも子供っぽいなぁ…とは思いつつも、上機嫌で歩みを進める私。比較的ここは危険性が低く、前にも通った事のある道という事もあって、私の機嫌は好調だった。もしこれを誰か(特に知り合い)に見られようものなら一気に機嫌は下落するだろうけど、振り返っても上を見上げても誰かがいる様子は無い。うん、絶好の機会だね!

 

「ゆーきやこんこんあーられやこんこん…こんこんって言うと狐を想像しちゃうなぁ…」

 

歌唱練習してる訳でも誰かに聞かせてる訳でもないから、時々こうして歌を中断する事もある。その後続きから歌うか別の歌にするかはその後の気分次第。んー、冬とか雪とかですぐ思い付く歌なんてそんな沢山知らないし、ここは続きから歌おうかなぁ……って、

 

「……うん?」

 

ふと、私は歩みを止める。今、視界の端で何かが動いた様な気がした。これが人だったら…まぁ、大恥は避けられない。けどもしこれが人で無かったら…更に言えば、危険性のある存在だったのなら……

 

「…後ろから攻撃されるのは勘弁……」

 

そう呟きながら、私はバスタードソードを手にして何かが動いた気がした方へ近付く。目下隠れられそうな場所と言えばまばらに生えている、裸になった木だけ。

その一つ…恐らく一番可能性の高い木…に目星を付け、ある程度近付いたところで跳躍。一気に木の反対側が見える位置まで躍り出て、それと同時にバスタードソードを推測で突きつける。

そこで、私が目にしたのは……

 

「ぬぬぬぬぬぬららぁぁぁぁ……」

 

ぶるぶると震え、見るからに寒そうなスライヌの姿だった。……え、このスライヌまさか…雪国に適応してない個体…?

 

「…だ、大丈夫……?」

 

つい、しゃがみ込んで声をかけてしまう私。スライヌの方と言えば、声は聞こえているのかちょっと私の方を向いたけど、寒さのせいでまともな反応を返す余裕もない様子だった。…最も、私の言葉も心配もスライヌに伝わってるのかどうか怪しいけど。

 

「ぬぬぬぬららららぁぁ…」

「駄目だ、元々何言ってるのか分からないのに震えてるせいで余計分からなくなってる…」

 

さて、どうしたものかと思考を始める私。一番手っ取り早く且つ簡単なのはバスタードソードでばっさりやっちゃう事だけど…敵意も無ければ討伐対象でもなく、素材が欲しい訳でもないモンスターを倒すのは気が引ける。更に言えば、派遣の魔物の一体宜しくシャーベット状になりかけてる様に見える(気のせいかもしれないけど)モンスターを倒したんじゃ罪悪感すら抱きかねない。かといって見て見ぬフリしたら後味悪いしだからってルウィーの街に連れてくのも不味いし…うぅん……

 

「……あ、そうだ」

 

バスタードソードをしまい、荷物をごそごそと漁る私。えーっと、確か予備が…あった。

 

「もし思ってたより寒かったら、を想定して持ってきた貼るカイロ〜!」

 

説明口調も甚だしい言い方をしながらカイロを取り出した私。勿論スライヌはノーリアクション。何だか外側からじゃなく内側から寒くなる様な気がし始めたけどそこは無視。早速私は包装を破いてカイロをスライヌの身体(…顔?)に貼っていく。

 

「ぬぬ……ら…?」

「水に入ったり木に擦り付けたりして取っちゃ駄目だよ?高いものじゃないとはいえ、折角あげるんだから」

 

破って貼っての動作中、不思議そうな顔をするスライヌに私はそう言う。…因みに私はスライヌの地肌にカイロを貼っている。それが示すのは低温火傷の可能性だけど…モンスターだから大丈夫だよね、多分。そもそも身体がスライム(と思われる物質)で出来てる訳だし。

 

「これでよし、と。後は少し待てば……」

 

そう言いながら私は破いた包装に付いた雪を払い、荷物の中へと突っ込む。ゴミのポイ捨てにイリゼさんは反対します!

それから数分後…そこには、ぴょこぴょこと動き出すスライヌの姿があった。身体が完全な固体じゃない分、熱伝導も割と早いらしい。

 

「ぬら、ぬら〜♪」

 

カイロを貼ってない接地部分は冷たい筈なのに、そんな様子も見せずに動き回るスライヌ。何というか、ちょっと…いやかなり微笑ましい。

そして、暫くスライヌは動いた後、私の通ってきた道に沿って私から離れていく。何とかカイロの効果が切れる前に気温のマシな場所まで行けるといいけど…。

 

「…達者でね、なーんてね」

 

肩を竦めながらそんな事を言う私。そろそろ私も行こうか…そう思った時、スライヌが突然止まって振り向いて……ぺこり、と私に頭を下げた。

すぐにまた行ってしまうスライヌ。スライヌに私の意図がどこまで通じていたのか分からないし、頭を下げたといっても一頭身のスライヌだから、頭を下げたのかそう見えただけでそんな事してないのかも定かじゃなかったけど……ほんの少し、心が温かくなった様に感じた私だった。

 

 

 

 

さて、久し振りのわたし視点ね。……え、もう始まってる?っていうかこの言い方はむしろテレビとかビデオっぽい?…細けぇ事は良いんだよ…もとい、良いのよ。

 

「もう少し出力する魔力を上げてみようかしら…それとも、逆に魔力量は絞って魔導具との併用を前提にするか……」

 

ぶつぶつとそんな事を呟きながら、机上に並べられた本や実験道具と睨めっこするわたし。事が事だけに、ネプテューヌの様に「まぁ取り敢えずやってみようよ!」なんて感覚で進める訳にはいかない。大雑把に、ではなく慎重且つ大胆に、でもなく慎重且つ繊細に。それがベストで安全な実験を行う条件だった。

……が、そこで実験は一時中断する事になる。

 

「ブラン様、お客様です」

 

こんこん、というノックと共に聞こえてくるフィナンシェの声。いざ思考を物理次元に…としようとしたところで邪魔が入ってしまった為、わたしは…有り体に言って、ちょっとむっとした。

 

「…急を要する客人なの?」

「いえ、多分そうではありませんが…追い返した場合、二重にブラン様は後悔する事になると思いますよ?」

「二重に…?」

 

どうでもいい相手なら今考えていた分の実験だけはしておこうかと思ったものの、そう言われると話は別。二重、となると魔法協会か経済界の重鎮、それか国防に関する事かしら……。

 

「…いいわ、入ってもらって頂戴」

 

少考の後、そう答えるわたし。気になる位なら、多少実験が後になってもそちらを優先させた方が精神衛生上良い。

そう思って待つ事数秒。ゆっくりと扉を開けて入ってきたのは……

 

「……へ?」

 

何だかよく分からない、虎のマスクを付けた謎の人物だった。

 

 

 

 

「ふっ…驚いていますねルウィーの女神。だが安心してほしい。私は貴女達と意思を共にする存在。新女神プロレス界に彗星の如く現れたニューフェイス、その名もダイガー・ザ・オリジン!」

 

案内と呼び出しをしてくれたフィナンシェさんに下がってもらい、颯爽と部屋の中へと入った私。

ふふ、この斬新極まりない登場にブランも驚いているね!我ながら意味不明だけど、やっただけの甲斐は--------

 

「さて、再編した国防軍の実力を発揮する機会が訪れた様ね」

「国防軍!?警察機構すっ飛ばしていきなり軍!?私テロリスト集団クラス扱いなの!?」

 

--------無かった。女神のボケ返し能力は尋常じゃなかった。……完敗です、はい。

 

「……で、何がしたかったのかしら?イリゼ」

「あ、バレてるのね…」

「そりゃ、声が何となくイリゼっぽいし、わたしにこんな事出来る人間の中でオリジンを自分の代名詞にするのは貴女位だもの」

 

しかもバレバレだった。むむ、次回以降はもう少し手の込んだ事しようかな…それともボケ返しに更にボケで返して根比べするとか…?

 

「イリゼ、人にも女神にも得手不得手があると思うんだけど…それと、そのマスクは何?」

「このネタの為だけに、さっきルウィーの街中で購入した一品…って言ったら信じてくれる?」

「…もうわたし達守護女神に遜色無い位頭おかしくなってきたわね……」

 

自虐とも呆れともつかない顔でそんな事を言うブラン。それに対して、「だって女神の皆と四六時中一緒に居て死線も潜り抜けてきたんだもん」と言おうと思ったけど…それを言ったらお互い何とも言えない気分になりそうだったから止めて、代わりにマスクを外しつつ机の上に広がってる物についての疑問を口にする。

 

「…何かの実験してたの?」

「えぇ、魔法の実験よ」

「魔法の…えと、ブランって……」

 

訊くべきか訊かざるべきか迷う私。確か、ブランは魔法が苦手であまり使わなかった筈。そのブランが魔法の練習ならいざ知らず、実験というのはあまりにも不自然だったけど…そこは触れても良いのかな、とも思う。魔法国家であるルウィーの女神でありながら魔法が苦手、というのはコンプレックスになっていてもおかしくない。

…なんて迷いが顔に表れていたのか、それともこういう質問は今までにもされた事があったのか、ブランはこくん、と一つ頷いて私の質問に答えてくれる。

 

「その通り、わたしは魔法が苦手よ。…でも、これは魔法の『研究』の為の実験。実験であれば魔法内包型の魔導具で割と代用出来るの」

「そうなんだ…それは趣味?」

「趣味半分、職務半分…といったところかしらね」

「職務?」

 

趣味、というのはまぁ分かる。知識欲豊富なブランなら苦手であっても出来る範囲で魔法に手を出しても何もおかしくない。けど、職務…?女神の職務に魔法研究なんてあるのかな…?

 

「そう言えば…皆には話していなかったわね。わたしは総合魔法学における名誉教授としての肩書きもあるのよ」

「え、教授って…あの教授?」

「そんな教授に種類があるのか知らないけど…博士とかそんな感じの教授よ」

「…それって、凄い事…なんだよね…?」

「少なくとも、魔法協会においてわたしは最高クラスの地位を持ってるわ」

「…ブラン…ブランは私の知る以上に凄い人物だったんだね…」

「もっと褒めてくれていいのよ、イリゼ」

 

ふふん、と自慢気に胸を張るブラン。ちょっとノワールっぽい事を言ってたけど…実際本当に凄いから茶々も入れずに羨望の視線を送る私。するとブランもそれに気を良くしたのか、自分が考案した魔法や魔導具について語ってくれる。しかも以外と話し方が上手(教授の名は伊達じゃない様子)で、魔法の知識に薄い私も聞き入ってしまう。

そんなこんなで凡そ十五分。

 

「魔法というものは常識から外れるもの。だから、時には魔法を知らぬ者が新たな魔法を見つける事もあるわ」

「知らないからこそ、とは深いね…しかし女神兼名誉教授なんて、他の追随を許さない立場だよね」

「それは…どうかしら」

 

私の言葉に再び胸を張る…と思いきや、今度は含みのある苦笑を浮かべるブラン。

 

「…ブランより凄い人がいるの?」

「凄い、というかわたしが評価してる人物よ。……イリゼ、ミナの事は知っているわね?」

「教祖のミナさんだよね?そりゃ知ってるよ、話した事もあるし」

「それもそうね。普段は自信無さ気にしてるけど…もしルウィー内で魔法使いのランキングを作るとしたら、彼女は確実に一桁…いえ、トップ5に入るわ」

「あのミナさんが?…って、よく考えたらルウィーでの戦闘の時指揮をしつつ結構な魔法叩き込んでたね…」

「教祖でありながらルウィーでも有数の実力者、うちのミナは凄いでしょう?」

 

今度こそ再び自慢気な様子を見せるブラン。でも、今度はさっきとは違う…より、誇らしげなものだった。…こういう表情は、女神の皆が職員や国民の事を話す時によくする表情。…友達として、国や国民こそいないものの同じ女神として見ていてとても気分の良い表情。私は、そんな顔をしている時の皆が大好きだ。

 

「…さてと、いつの間にか話が逸れてしまったわね」

「逸れたっていうか…うん、まぁ元々私の興味から始まった話だし大丈夫」

「そう…で、本題は何?」

「本題?」

「本題。…監査でしょ?貴女の目的は」

 

少しだけ、目を細めるブラン。その瞬間、私とブランの関係は友達兼仲間から特務監査官と監査対象の女神へと変わった。…友達とこういう雰囲気になるのはあまり嬉しくないけど…同時に、国の長としてブランがこういう態度を取れる事に安心も抱く。……まぁ、ネプテューヌ以外は要らぬ心配だと思うけどね、これ。

 

「じゃ、ちょっと執務室に移動しようか。それと、暫く勝手な行動…特に職員への連絡はしないでもらえる?…私も、監査は真面目に行うつもりだから」

「了解よ、イリゼ」

 

両手を挙げて、抵抗しない事を示すブラン。そんなブランと共に私は執務室に移動し、棚や引き出しを開け、書類や記憶媒体に目を通し、各種履歴を洗い直していく。ブランが何か不正をしてそれを隠蔽してるなら、すぐに見つかる事なんてないと思うけど…こういう事はしらみ潰しに調べるしかない。

 

「…もし、わたしが何か不味いものを隠していたらどうするの?」

 

下手の事を出来ない様、手を見える様にしながら私の隣に立っているブランが話しかけてくる。もし、隠していたら、か……。

 

「…特には決めてないよ。でも…見逃す事はしないかな」

「甘さと優しさは違うもの、ね」

 

それから暫く会話の無くなる私達。監査に集中したい私は勿論、ブランもブランで話をし続けようものなら何か隠したいんじゃと疑われ兼ねない訳だから会話が弾む訳がない。だから、会話を再開したのは私が記憶媒体の一つに入っていた、設計図らしきデータを見つけた時だった。

 

「…これって、国防関係のもの?」

「そうよ。ここに来るまでに、ルウィーの国内に色々と無骨なものが建造されてるのを見なかった?」

「あぁ、そういえば…迎撃装置か何かでも造ってるの?」

「迎撃装置…そうね。汎用魔法展開装置…とでも言おうかしら」

「へぇ…それは私に話しても大丈夫な事?」

「勿論。細かい仕組みまで要求するならともかく、概要なら幾らでも話せるわ」

 

じゃあ、お願い、と説明を求める私。こう話してる時点でその汎用魔法展開装置とやらは真っ当なものなんだろうけど…聞いておいて損は無い。それに、この設計図だけだとよく分からないし。

 

「この装置は、専ら専守防衛の為のものであり…広範囲、全方位に素早く魔法を届かせる受信機の働きを持つわ」

「広範囲に届かせる為に各地に点在を?」

「そういう事。専用の送信機に魔法を送る事で魔法は任意の装置まで瞬時に飛んで、そこから放たれるというのが基本的な使い方。これによって、いつ何処でモンスターや国を脅かす組織の攻撃があったとしても即座に対応出来る様になるわ」

「それは良いね、魔法使いがその場まで行かなくて済むから危険も減るし。……まさか、それを領域外にまで建造してたりはしないよね?」

「当然よ。そんなの条約違反の立派な侵略行為だもの」

 

友好条約の条項の一つ、国防軍関連に『他国への有効な攻撃が可能な装備の開発及び部隊の設置を禁止する』というものがある。これは色んな意味で難しく厄介な部分だけど…装置がそれに抵触してない様で私はほっとする。…一応、ルウィーを去る前に位置は確認しておくつもりだけどね。

そしてまた数十分。執務室の捜査は粗方終了した事で私はんっ、と伸びをする。

 

「お疲れ様ね」

「普段から仕事も責任も重い職務に就いてるブラン達に比べれば楽なものだよ」

「わたしはイリゼの仕事も別方向で大変だと思うわ。…それで、執務室の監査結果はどう?」

「うーん…今見た限りじゃ、文句無しで白かな」

 

と、柔和な笑みを見せる私。他の部屋も見なきゃいけないからまだまだこれからだけど…執務室が問題無かったというだけでも心境は大きく変わる。それはブランも同じだった様で、少し肩の力が抜けた様にも見えた。

 

「それじゃ、次はどこ?場所が分からなければわたしが案内するわ」

「なら、次は比較的職員さんが集まってる場所に…って、ん?」

「…どうかしたの?」

「…これ、もしかして隠し引き出し?」

「あっ……そ、それは…」

 

開きっぱなしにしてしまっていた引き出しを閉める際、偶然指が引っかかった事で発見した隠し引き出し。そこを開くと、中から何やら書類が出てくる。その瞬間、突然動揺を見せたブラン。ちらり、と顔を見ると…そこには見られたくないものを発見された時の表情があった。……え、まさか違うよね?まさかほんとにブランが部外者に知られちゃ不味い事してて、これがその証拠となる書類だとかじゃないよね?……嘘、だよね…?

 

「……っ…!」

「くっ……」

 

一瞬の従順の後、意を決して書類に目を通す私。それを見て、苦虫を噛み潰した様な声を漏らしたブラン。そんな、そんな……と信じたくない気持ちが胸を占領していく中、その書類に書かれていたのは……

 

 

 

 

「……『光の独善(ヴァイス)と闇の偽善(シュバルツ)』…?」

「うぅ……」

「えーっと…もしかして、これ…同人小説……?」

「そ、そうよ…見られたくないから隠してたのに…!」

 

真っ赤に染まった顔を両手で覆うブラン。その何ともいたたまれない様子と、予想の遥か斜め上をいった書類内容に私は何とも言えず、ただ乾いた笑い声をあげながら隠し引き出しへと同人小説(の原稿の模様)を戻すのだった。

 

 

--------因みに、その後の監査でも不正や汚職と思われる証拠は見つからなかった。良かったね、ブラン。……後、同人小説見つけちゃってごめん…。




今回のパロディ解説

・派遣の魔物の一体
ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物達〜に登場するスライム、イムラの事。さて、スライヌゼリーというアイテムはありますが、実際冷やしたらどうなるんでしょうね。

・新女神プロレス
プロレスリング界の組織、新日本プロレスリングのパロディ。一部の熱烈な信者と変態紳士諸君により噂されている、女神達によるプロレス…それが新女神プロレス!

・タイガー・ザ・オリジン
タイガーマスクシリーズに登場する、タイガー系マスクレスラーのパロディ。噂の新女神プロレスにイリゼが出た場合、こうなるのでしょうか…作者の私にも謎です。

創滅の迷宮 蒼の魔導書編最終話の後書きにてお知らせしたあとがきですが、活動報告に載せました。興味を持った方は、どうぞ読んでみて下さい。

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