ずいぶん投稿が遅れました。
今回から優一が出ます。
心の声-
東方例大祭いきたーーーーい!!!!!!!!!
お金たりなーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!
ハッ!!!!
失礼しました。
それではどうぞ。
〜紅魔館
〜紅 美鈴side
「いたた、また咲夜さんに怒られました〜。…少しうとうとしていただけでしたのに〜。」(涙)
そう言いつつ、刺さったナイフを抜いていく。
そして持ち場に戻る。
今度は寝ない。
寝るな、絶対に寝るな!寝たら殺される!
そう思いつつも、瞼が自然に重くなる。
今の所侵入者無し。お日柄もよろしく、気温も申し分ない。
とにかく暇です。
目の前には青い湖が広がっている位です。
妖精の1匹も来ない。
「こんな日に何か来るとは思えな、i(ドサッ
⁉︎」((((;゚Д゚)))))))
目の前に、何かが落ちてきた。
何なのかは分からないが恐る恐る近寄ってみる。
白い変わった帽子のの少年が倒れていた。
気は失っているが目立った怪我は無さそうだ。
でも、このまま置いていっていいのだろうか?流石に他の妖怪に目の前で食べられるのは目覚めが悪い。
でも、私は門番。知らない人を入れるのは少し躊躇してしまう。心の中で葛藤をしていると後ろから、
「中国、どうしたの?」
⁉︎うわっ!
「…咲夜さん。いきなり後ろに立つのをやめてもらえませんか?」
今このタイミングだと、非常に心臓に悪い。
咲夜さんはその人に気付いたようだ。
「中国、その人間はどうしたの?」
「いや、あの、そのー…、えっと…、今さっきここに落ちてきまして…、それを見つけただけです…。」
怒られると思い、俯いて話した。
しかし、咲夜さんは、少し考え、
「暫く、待ってなさい。」
そう言って何処かへ消えた。
いや、消えた訳ではなく、『能力を使い移動した。』が正しい。
今回はどこへ行ったかは見当がつく。
…お嬢様のお部屋だろう。
暫くして、目の前に咲夜さんが現れる。
前に来られても、後ろに来られても、驚く事には変わらない。…咲夜さんはそれを楽しんでいるのでしょうか?
「中国、その人間はこの館で保護する事になりました。客室のベットに寝かせておきなさい。」
顔色を変えずに咲夜さんが言う。
それを聞いて安心しました。そう思いつつ、少年を客室まで運びそっと寝かせる。
そうだ!
「咲夜さ〜ん。看病をしますから門番の仕事を休んでも良いですか⁉︎」キリッ!
「ダメよ。看病は私がしておくわ。あなたは持ち場に戻って、くれぐれも昼寝などしないように。」
そう言われて、私は外に向かった。
〜十六夜 咲夜side
すやすやと眠っている少年を見下ろしながら私は思う。
お嬢様は、何故この少年の保護を許可したのだろうか?そんな事を考えつつ、少年の少し汚れた顔を濡れたタオルで丁寧に拭いていく。あどけない顔ですやすや眠っている。
「もうすぐでお昼時になるわね。
すぐにお嬢様達のお食事とこの少年の食事を用意しましょう。」
そう言うと能力を使い、厨房まで移動する。
ー??? side
……知らない天井があった。
まだ意識が朦朧とする。…如何やら寝かされていたようだ。目に悪いくらい赤一色の部屋を見渡す。
今の所、誰もいない。窓があるので外を覗いてみた。 おかしい。こんな景色は○○山にはなかった。
何故だろう?
「お目覚めですか?」背後に誰か立っていた。
「うわっ⁉︎ 驚いた…。⁉︎すげぇ…。」
僕は、背後に立たれた事よりも、メイドさんが本当に存在する事に驚いた。
「ただいまお食事をお持ち致しますので、少々お待ち下さい。」そう言うと、彼女は消えてしまった。
「……⁉︎えぇっ⁉︎何コレ!すっげぇ!これってもしかしてマジック⁉︎」
そう思っているとシルバートレーを持った彼女がまた、音も無く現れた。
「どうぞ、お召し上がり下さい。」
今さっきの事は気になるが、先に食事を優先する。正直腹が減って死にそうだ。そこには、出来たてのサンドイッチがあった。
「ありがとうございます!」
「あの、お名前を教えていただけませんか?あと、タメ口で構いません。」
敬語て話されるのはこそばゆい。
「十六夜 咲夜 この館のメイド長よ。
あなたの名前は?」
順応性高いですねー。
「…僕の名前は、角 優一です。」
そう言いつつ、受け取る。
パンは表面を薄く焼き、具材のトマト、ゆで卵、レタスとの相性が良く、脳みそと五感がが満足感で満ちていく。
じっと咲夜さんがこちらを見ている。
「あ、あの…どうかしましたか?」
「いえ、あなたがとても美味しそうに召し上がっているのを見て少し嬉しくなったの。」
咲夜さんが微笑んでいう。
「食事が終わったら、少しいいかしら?」
「ええ、構いませんよ。」
でもその前に、疑問に思ったところが幾つかある。
「少し、質問してもいいですか?」
「何かしら?」
質問一つ目
「ここはどこですか?」
「ここは幻想郷の紅魔館よ。」
紅魔館か…。少し目にもネーミングもイタイな、じゃなくて
おかしい、幻想郷は日本の土地にはないはずだ。ファンタジーな世界じゃあるまいし、…でも、そうでないと咲夜さんのあの瞬間移動は説明がつかないような気がする。
「? どうしたの?」
「あ、あぁすいません。少し考え事をしてまして、質問を続けてもいいですか?」
「どうぞ。」
「さっき咲夜さんは、僕の目の前からいなくなったり、急に現れたりしたのですがあれは何ですか?」
「…それについては答えられないわ。自分の能力をわざわざ明かすような事は言う訳にはいかないわ。」
《能力》ねぇ…。なるほど。
「もしかして優一は、外来人なの?」
「……外来人って何ですか?」
「1から説明したほうがいいかもしれない。」
その後、咲夜さんから幻想郷、スペルカード、外来人の事について、教えて貰った。
……!という事は、僕にも能力があるかもしれない。
何だろな〜。『炎を操る程度の能力』?『新世界の神になる程度の能力』? ヤベェ、想像が膨らんできた。
我が右手に宿りし○○神の眷属よ…。
その魂
\(^ω^-)ニブ ニブ ニブ ニブ
「もうそろそろいいかしら。と言うか何で右手を抑えているの?」
「あ!すいません!」ハッ!∑(゚Д゚)
危ない、妄想が暴走するところだった。
「…お嬢様が優一を連れて来るようにとのことなので、今からお嬢様の部屋まで移動します。いい?お嬢様は気高く気難しいお方なので、くれぐれもご無礼のないように。」
「わかりました。肝に銘じておきます。」
「ならいいわ。」
しかしこの屋敷は本当に広いな。…いや、広く感じているだけなのか?
まぁいいや、今の内に、弾幕の作り方をマスターしよっと。確か霊気だったかな?それで形をイメージしてと、おっと出来た。僕、才能アリかな?
「着いたわ。準備はいい?」
もう着いたらしい。外国人の方だろうから、英語でなら少しは話せるハズ。
「はい。いつでもどうぞ。」
咲夜さんは頷いて、
「お嬢様、客人を連れて参りました。」
扉は開かれた…。
一先ず、礼をしてから入る。
「しっ、失礼します。」
この部屋も赤色が目に痛い。
部屋の奥で誰かが椅子に腰掛けている。
「クククッ、ようこそ…愚かなる人間よ。私が誇り高き吸血鬼…レミリア・スカーレット だ。」
えーっと……。うん…。あ、はい。
大人びた感じの口調を使うが、見た目は少女である。
なんだろ、もっと身長が高くてやんわりとした感じのイメージがあったんだが…。( ゚д゚)
……無理に背伸びして、大人に見せようとする幼い少女。
それが『お嬢様』の第一印象だった。
「ククッ、私の偉大なる姿の前に声が出ないのだろう?」
ドヤ顔でレミリア嬢がいう。
色々驚いた。咲夜さんの方へ向く。
少し苦笑いを浮かべている。大変だなあの人も。
「さて、本題に入るが…咲夜。」
「はい。」
「耳を貸せ、…………。わかったか?」
「…!えっ⁉︎…かしこまり…ました。」
咲夜さんを呼んで、何か耳元で囁いた。
咲夜さんの表情が一瞬青ざめていたような気がする。そして、決意を固めた顔で僕の方を見ている。…何だろ?
レミリア嬢が笑っている。
やな予感がする。
「客人よ、早速だが……
…
死んでもらおう。」
その瞬間音もなくナイフ数本が目の前に飛んできた。
ナイフ投げられました。
謎戦闘開始!
さてさてこの先どうなりますことやら。
それではまた、ありがとうございました。