普通なる俺の生活記録。   作:久谷見志乃

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もう。
ぼっち夢の国諦めよう。

そんなことで執筆をしないのはなにか間違っている!


というわけで第2話でございます。


甘ったるいです。


書いてて自分の妄想暴露してるなぁとか思ってます。


暴露してます。


2話:彼女らはやはり朝三暮四である。

 

恋人と夫婦。

下位互換と上位互換のようにも聞こえるが

世間的にはやはり全くの別物らしい。

 

 

 

 

らしい。

 

 

 

 

なんとも曖昧だがそういうことだ。

 

 

つまりは。

 

 

 

四緒「五羅。先に夜ご飯にする?お風呂に入る?それとも…。」

 

 

五羅「お休み。」

 

 

四緒「さらっと寝る発言したわね。それともそれは恋人同士の寝る的な意味なのかしら?」

 

 

五羅「…アホいうな。早くベッド行くぞ。」

 

 

四緒「前後の文章支離滅裂してるの気付いてる?」

 

 

五羅「眠いからといってそこまで脳衰えてねぇ。大丈夫だちゃんと繋がってる。」

 

 

四緒「あらそうなの。」

 

 

俺らほど夫婦に近い恋人はいないと思う。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

四緒「流石に制服のまま寝るとシワができてめんどくさい。」

 

 

と、指摘を受けたため

体に鞭を勝手に打ちラフな格好に着替えることにした。

 

 

ゆるい服装は楽でいい。好きだ。

 

 

あとで四緒が俺の部屋に来るといってたので

自分の部屋の大部分を占めているベッドに横たわることにした。

 

 

ボフッと心地よい感触を味わいつつ

ベッドに身体を預けた。

 

 

五羅「…はぁ…生き返る…。」

 

 

四緒「まるで死んだ状態のときのほうが生を感じるならさっきまでのおおよそ生きてる状態だったときはなんなのよ。死なの?」

 

 

五羅「答えることが難なのよ。」

 

 

いつの間にか俺の部屋に入ってきていた彼女こと四緒から罵声に似たもので罵られたのでイラッとしたため

少し四緒の物真似をして答えたら

それに対して四緒も多少イラッとしてた。

 

誰も得してねぇな。

 

そう思いつつ

ガールフレンド(真)の四緒の服装をまじまじと見てみると。

 

 

無駄に露出が多い。

 

 

 

へそ上までしかないキャミソールと

股下くらいまでしかない短パンという。

まぁなんとも。

 

 

本当に露出が多い。

 

 

自分にだけこんなにさらけ出してくれるのは

彼氏としては嬉しい限りなのだが。

うちの彼女はうちだけでなく外でもこうなのである。

 

正直気持ちはよくない。

 

というかプロポーションが普通にいいんだからそんな格好したら嫌が応でも視線を集めるし

その視線はスライドして俺の方へと向き

見てくれ容姿身だしなみ等

全部似たようなものだがそれらを審査されるが如く見られる。

 

そのお陰で。

そのせいで。

ある程度服装や整髪を整えるようにしたし

立ち振舞いも四緒の横に立てる相応にしてるし。

 

 

まぁあれだ。

 

 

疲れるってやつだ。

 

 

五羅「…はぁ。ほんとなんでうちの彼女こんなに可愛い上にプロポーション抜群なの…。はぁ…。」

 

 

四緒「なんか溜め息まじりに絶賛されてるんだけれど。ありがとう。」

 

 

五羅「こちとらそのせいで悩んでるんだぞ。you're welcome.」

 

 

四緒「誉めちぎっておいてその台詞が出てくることに驚きだわ。」

 

 

五羅「いいから早く隣に来いよ。俺の可愛すぎる彼女。」

 

 

四緒「いいから早く隣に行くわ。私の素敵すぎる彼氏。」

 

 

言うなりベッドに腰掛け

スラッと長い脚を床から離し

上半身をベッドに預け

小さくボフッと音をたて

俺の横に横たわった。

 

俺は四緒と向き合うように体制を変え

見つめあうと

四緒が小首を傾げ

「…ん?」みたいに上目遣いて見てきたので

 

 

 

とりあえず強く抱きしめておいた。

 

 

 

 

四緒が「…っふぐ…!」と驚いたようにしてたので

なんなら、と

一層強く力を込めて抱きしめた。

 

四緒から肩辺りをポンポン!っと

こちらも割りと強く叩いてきたので

何事かと思い少し抱きしめる力を緩め

先程まで俺のそこそこ自信のある胸板に顔を埋めていた四緒の方を見るなり、

 

 

四緒「…っぷはぁ!

……。

自分の胸板に自信があるのは良いことだけど

自信があるなら硬度くらい自覚しておいてくれるかしら。

女性の胸ならいざ知らずとても息し辛かったわ。」

 

 

さらっと心読まれたのは流すとして。

 

 

五羅「いや。女の胸も大概だけどな?」

 

 

四緒「あらどなたと。」

 

 

五羅「貴女と。」

 

 

四緒「あら照れるわ。」

 

 

五羅「なら少しは恥じらえよ。真顔でその台詞言うな。」

 

 

四緒「…あら…。照れるわ…///モジモジ」

 

 

五羅「表情変えろって言ってんだ。頬赤らめたりモジモジしてるのになんで顔だけ真顔なんだよ。」

 

 

四緒「唯一であり無二の特技であると自負してるわ。」

 

 

五羅「そんな、してやったり!みたいな感じで腰に手をやって豊満な胸をつき出して言われてもな。」

 

 

四緒「あ、胸触る?」

 

 

五羅「えー。つき出した次いででそんなこと言われるとは思わなかったわ。触るけど。」

 

 

四緒「結局触るのね。」

 

 

いや。

そりゃ触りたくなる年頃だし。

 

 

 

 

フニフニ

 

 

 

 

うん。

普通に柔らかい。

布一枚隔ててそう思うのだから相当だと思う。

 

 

四緒「…っん…。」

 

 

五羅「…。」

 

 

四緒「…んっ、ふ…。」

 

 

五羅「…。」

 

 

四緒「…っ、あっ…。ん…。」

 

 

五羅「…。いや喘ぐなよ。」

 

 

そう言い触っていた手を離す。

 

 

四緒「…それは無理ね。だって私無二無三に敏感な方だと自負してるわ。」

 

 

五羅「えー。いや知ってたけど。

…えー…。そこまでなのか…。」

 

 

四緒「そうよ。なんなら五羅が私の身体を触る度に声が出そうになるわ。」

 

 

五羅「度が過ぎる。」

 

 

え。なに。

俺はそれを聞いて今後どうやって四緒と接していけばいいのだろう?

接していくというかむしろ離れたくなるのだが。

今後どうやって四緒とどのくらい離れていけばいいのだろうか。

 

 

もしかしてさっきの「…っふぐ…!」みたいな魚みたいな声も

そういう声だったりしたのだろうか。

 

 

なんだ。疑問が出てくる出てくる。

 

 

四緒「五羅。」

 

 

五羅「なに?」

 

 

四緒「そろそろ18時を…。6時を回りそうな時間よ。」

 

 

五羅「なんで言い直した?さっきも言ったが別に俺眠いからってそこまで脳は衰えてね…。え?まじで?」

 

 

四緒「えぇ。ほら。」

 

 

と。

四緒はベッドの物を置くところから目覚まし時計を手に取り俺に見せてきた。

時計が記していたのは。

 

 

17:53 36。

 

 

…。

 

 

五羅「18時じゃねぇか。」

 

 

四緒「さっきそう言ったわよね?」

 

 

五羅「彼女とこんな特技とか感度とかどうでもいいことで時間食ってる場合じゃない。寝る。」

 

 

四緒「彼女の特技とか感度とかをどうでもいいこととして括るのね。お休み。」

 

 

それを聞くと四緒を抱きしめなおし

瞼を閉じた。

 

 

…。

 

 

抱きしめなおしたときに

やはりというか小さく四緒が「…んっ…。」と言ってたのだが

それは気にしないとした。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

五羅「すー…すー…。」

 

 

 

五羅が心地好い眠りについたのでそろそろ離れるとしようかしら。

 

 

 

四緒「…っん。…よし。」

 

 

抱きしめられていた腕を振りほどき

五羅のベッドを。

五羅の部屋を後にした。

 

 

 

 

 

リビングに行き

掛け時計を見ると短針は6よりすこし左を指しており

長針は2と3の間を割ってのびていた。

 

 

四緒「五羅って義務で寝てるとか言いながら寝入りはいいわよね…。」

 

 

そう感嘆に思っていると。

 

 

 

 

 

??「たっだいまー!」

 

 

 

 

玄関から帰宅のご挨拶があったので。

ご挨拶だったので。

あまり気乗りもしないけど迎え出ることにした。

 

 

四緒「おかえり。今日は早かったわね。」

 

 

??「んー?うん!なんか部活早くに終わった!」

 

 

四緒「どうする?ご飯にする?お風呂にする?それとも…。」

 

 

??「あっはっはっ!旦那様じゃないんだから!とりあえず着替えてくるね!」

 

 

四緒「…そう。どっちにしても用意があるからどっちか選んで欲しいのだけど。」

 

 

??「んー。じゃ!四緒の楽な方で!」

 

 

四緒「…。分かったわ。なら先にお風呂に入りなさい。準備するから。」

 

 

??「らじゃーっす!お母さん!」

 

 

四緒「貴女のお母さんになった覚えはないわーーー

 

 

 

 

 

 

ーーー三穂。」

 

 

 

 

 

三穂「いやぁ!でもでも!一つしか年変わらないのにお姉ちゃんはお母さん雰囲気凄いよ?」

 

 

四緒「…はぁ。」

 

 

三穂「ん?どうしたの?しーちゃん?溜め息なんかついて!」

 

 

四緒「なんでもないわ。三穂貴女のそのテンションについていけないだけよ。あと呼び名固定してっていつもいってるわよね?」

 

 

三穂「それは四緒様がテンションが低いからじゃない?」

 

 

四緒「それは三穂のテンションが高いからだと思うわ。」

 

 

三穂「私はこれがデフォルトだから仕方ないね!」

 

 

四緒「私もこれがニュートラルなのだけれども。」

 

 

三穂「あはっ!姉妹なのにここまで違うとはね!驚きだよね!」

 

 

四緒「そうね。姉妹なのにこれ程までに違うと驚嘆の域よね。」

 

 

三穂「玄関で立ち話もなんだしそろそろ着替えてくるね!」

 

 

四緒「分かったわ。五羅寝てるから静かにね。」

 

 

三穂「いっくんもう寝てるのか!らじゃーです大佐!」

 

 

四緒「いいから早く静かに行きなさい。」

 

 

三穂「はーい!」

 

 

四緒「…はぁ。」

 

 

三穂が自身の部屋に入るのを確認してから浴室へと向かうことにした。

 

 

五羅も疲れるけど三穂ももっと疲れるわ…。

 

 

 

そんなことを思いつつ

可愛い妹のために

一頑張りするかしらね。

 

 

 

そう息巻いて準備していてやはり私はお母さんみたいなのではないかと思わないこともなかった。

 

 

 

 

 

 




黙読お疲れ様です。
目読ありがとうございます。


これと言って自分に近況がないのでどうしようかと悩んでます。


なので。


感謝だけしときますね!


終わり!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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