Fate/Meltout   作:けっぺん

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「七回戦」では華がない。「決勝戦」にするべきだ。
そんなどうでもいい電波を受信しました。


決勝戦 マトリクス

 

クラス:--

真名:メルトリリス

マスター:紫藤 白斗

宝具:弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)

ステータス:筋力D+ 耐久C 敏捷A+ 魔力A 幸運B+

 

スキル

 

加虐体質:A

戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。

プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。

バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。

攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。

無意識のうちに逃走率が下がってしまうマイナス面もある。

 

メルトウイルス:EX→-

メルトリリスが持つ能力

 

ドレイン:D

スキル『メルトウイルス』の機能が停止した事で覚醒したスキル。

敵の能力の吸収というよりは、経験値の一部を使った敵の能力の模倣や潜在能力の開放。

主に新たなスキルの修得や、特殊な攻撃の修得に使われる。

 

 星の開拓者:E

 フランシス・ドレイクを模倣したスキル。

 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。

 ただし発動率はオリジナルに比べ極端に低い。

 

 

 破壊工作:E

 ロビンフッドを模倣したスキル。

 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。

 罠の知識は乏しいが、戦闘前に相手の戦力を多少削ることが出来る。

 効果は大きくても戦力の一割ほど。

 

 

 自己改造:D

 ナーサリーライムを模倣したスキル。

 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。

 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

 メルトリリスが元々持つスキルであり、ランクは少し上がっている。

 

 

 狂化:E--

 ラニ=Ⅷのバーサーカーを模倣したスキル……ではなくバーサーカーへの無意識のドレインにより表面化したメルトリリス本来のスキル。

 加虐体質により取得しているが、理性を残しており、恩恵もない。

 所謂“あるだけのスキル”だが加虐体質のランクが上昇するとこのスキルのランクも上昇する。

 

 

 神性:B

 パッションリップ、カルナを模倣したスキル。

 神霊適性を持つかどうか。

 メルトリリスが元々持つスキルであり、本来のランクは更に上だが、現在は制限されている。

 

 

 気配遮断:D

 李書文を模倣したスキル。

 中国拳法、圏境は共にメルトリリスへの適正が全く無かったという消去法での吸収が発動。

 パッションリップが持っていたスキルというのもあり、ランクは少し上がっている。

 

 

 対魔力:B-

 ガウェインを模倣したスキル。

 魔術詠唱が三節以下のものを一定確立で無効化、ないし軽減する。

 フランシス・ドレイク、ロビンフッド、カルナも所有していたスキルであり、その影響もあってかランクが高い。

 

騎乗:B+

騎乗の才能。

現存する“乗る”という概念が通用するものであれば何であれ乗りこなせる。

本来はセイバー、ライダーが持つクラススキルである。

メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい。

ただし、概念として成立してしまう以上“そういう”事があったのは明白である。

 

 

『BB』

メルトリリスの母のような存在。

聖杯戦争の為にムーンセルが用意した健康管理AI、間桐 桜のバックアップ。

殺生院 キアラというマスターがプログラムを改変し、その結果暴走AIという形になった。

 

『メルトリリス』

BBによって作られた人工サーヴァント。

英雄複合体、つまり複数の英霊が合わさった存在であり、主柱となる英雄は三体の女神。

狙った獲物を確実に射抜き、疫病と死をもたらす女神、アルテミス、

旧約聖書における海の悪魔、レヴィアタン、

インド神話において「流れるもの」を司るサラスヴァティーである。

 

『メルトウイルス』

メルトリリスが所持していた最強の力。

id_esと呼ばれ、パッションリップのトラッシュ&クラッシュと対を成す能力。

エナジードレイン系統のスキルの最上位に位置し、ドレイン、コピー、スケールダウンなどを可能とする。

対象の経験値やスキル、容量等のパラメータを吸収、変換し、自身の一部にする。

 

『月の裏側』

聖杯戦争の一つの結末。

BBが何人かのマスターを月の裏側に落とし、岸波 白野を救おうとした。

そこから始まった、ムーンセルにも記録されていない溺れる夜。

巻き込まれたマスターに間桐 慎二や遠坂 凛、ラニ=Ⅷがいる。

 

弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)

ランク:EX 種別:対心/対都市/対衆/対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:一人

メルトリリスの宝具。

相手を身に宿していた力共々溶解・吸収する。

本来は対人戦闘に使うものではなく、一定の文明を築いた文明圏に用いる対衆、対界宝具。

スキルや支配していた空間をも吸収し、暫くの間操る事が出来る。

 

 

 

クラス:セイバー

真名:ガウェイン

マスター:レオナルド・B・ハーウェイ

宝具:転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)

ステータス:筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A

 

スキル

 

対魔力:B

魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。

大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

 

騎乗:B

騎乗の才能。

大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、

幻想種は乗りこなせない。

 

聖者の数字:EX

ガウェイン卿の持つ特殊体質。

午前9時から正午の時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというのも、

ケルトの聖なる数である3を示したものである。

 

 

『ガウェイン卿』

アーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人にして、アーサー王の甥。

アーサー王の片腕と称された、湖の騎士(ランスロット)に並ぶ騎士だったが、兄弟を殺された事をどうしても忘れられず、彼とは相容れなかった。

高潔な人格、理想の若武者であったが故に肉親への情も人一倍だったのだろう。

しかし、その怨恨がガウェイン卿の騎士としての格を落とすばかりか、最後には王の没落にまで繋がってしまう。

最期は、アーサー王最後の戦いであるカムランの丘にて、ランスロット卿に受けた古傷を打たれ死亡したとされる。

 

転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)

ガウェイン卿の光り輝く剣。

エクスカリバーの姉妹剣であり、本来は湖の乙女の持ち物。

日輪の熱線を顕すとされ、剣には擬似太陽が埋め込まれている。

可視できる範囲まで刀身を伸ばす事も出来る。

 

『聖者の数字』

決められた時間の間、力が三倍になるガウェイン卿の特殊体質。

ただし、ランスロット卿から受けた古傷を打たれて死亡した逸話により、一度破られた者に対しては作用しない。

 

聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)

レオが使用した決着術式。敵を逃がさない、灼熱の結界。

本来、それだけのものだがガウェイン卿がそれを補佐する事で、結界内部を聖者の数字の時間圏内と同じ環境にする。

古傷を覆い隠す力もあり、この内部で戦う間、如何なる相手であろうとガウェイン卿は最高の状態となる。




渾身のギャグを込めたつもり。
どういう意味かって? ドレイン欄の下辺りをご参照くだされば。
こんな形で発覚してしまっていいのか。いやよくない。
ちなみにライダー、セイバーからのドレインで多少ランクが上がっています。

そんなこんなでラストのマトリクス。メルトのステータスもこれが最大値となります※。
アレの分は……いいよね?

※多分CCCではこの限りではありません。

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