言うまでも無く参考にしたのはアンデルセン。
EXマテの情報追加に伴い、キャスターの項目(宝具名)を多少修正しました。
クラス:--
真名:メルトリリス
マスター:紫藤 白斗
宝具:
ステータス:筋力E 耐久E 敏捷:C 魔力:C 幸運D
スキル
ドレイン:D
スキル『メルトウイルス』の機能が停止した事で覚醒したスキル。
敵の能力の吸収というよりは、経験値の一部を使った敵の能力の模倣や潜在能力の開放。
主に新たなスキルの修得や、特殊な攻撃の修得に使われる。
星の開拓者:E
フランシス・ドレイクを模倣したスキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
ただし発動率はオリジナルに比べ極端に低い。
破壊工作:E
ロビンフッドを模倣したスキル。
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
罠の知識は乏しいが、戦闘前に相手の戦力を多少削ることが出来る。
効果は大きくても戦力の一割ほど。
自己改造:D
ナーサリーライムを模倣したスキル。
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
メルトリリスが元々持つスキルであり、ランクは少し上がっている。
クラス:キャスター
真名:ナーサリーライム
マスター:ありす
宝具:
ステータス:筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E
スキル
変化:A+
『変身するわ、変身するの。
私は貴方、貴方は私。
変身するぞ、変身したぞ。
俺はおまえで、おまえは俺だ。』
自己改造:A
『自身の肉体にまったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがるほど正純の英雄から遠ざかっ、
カカ、かかか関係ない関係ないそんなのまったく関係ない!
何であろうときっかり貴方の注文通り!』
陣地作製:A
『小さな扉、くるくるお茶会、
白黒マス目の虹色草原、お喋り双子の禅問答。
でもでも、お気に入りはやっぱり一つ。
全てを忘れる、名無しの森にご招待!』
『ジャバウォック』
『正体不明で消息不明。
火をふく竜とか雲つく巨人、
トリックアートは影絵の魔物。
けだし、大人の話はデマカセだらけ。
真相はドジスン教授の頭の中に。』
『名無しの森』
『アクロイドでセルロイド。
アクロスティックなサディスティック。
ここでは誰もがただのモノ。
鳥は鳥で、人は人でいいじゃない。
貴方のお名前、いただくわ。』
『
『ナーサリーライムは童歌。
トミーサムの可愛い絵本。
マザーグースのさいしょのカタチ。
寂しいアナタに悲しいワタシ。
最期の望みを、叶えましょう。』
『
『物語は永遠に続く。
か細い指を一頁目に戻すように
あるいは二巻目を手に取るように。
その読み手が、現実を拒み続けるかぎり。』
クラス:キャスター
真名:ルイス・キャロル
マスター:ありす
宝具:
ステータス:筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A++ 幸運C
スキル
童話作製:EX
キャスターのクラススキルである道具作製と陣地作成の派生。
彼は童話作家である。
彼が手がけた『童話』に関わる道具、ないし陣地を作り上げることが出来る。
無辜の怪物:E
本人の意思、姿に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
彼の場合は生前の行いにより植え付けられた「幼女性愛」、要するに「ロリコン」というイメージ。
キャロルは生前、写真撮影を趣味としており、現存する彼の撮った写真の半分以上が少女を写したものだった。
少女のヌード写真も多数撮影したと考えられており、さらに極めつけは当時少女であったアリス・リデルに求婚したというエピソードだろう。
それらから生まれたイメージによって塗りつぶされたキャロルの性格は、“より少女を愛する”ようになっている。
……とはいえ、本人が否定していないため無辜とも言い難いし、そもそも姿かたちが変貌しているわけでもない。
無辜の怪物というスキルの括りに当てはまるかどうかは微妙なところ。
意思に反している訳ではない事になるが、本人の自己申告という事で一つどうだろうか。
かばん語詠唱:A
混成語、ポートマントー。
複数の語のそれぞれの一部を組み合わせて作られた語を利用した詠唱。
例えば
キャロルはこのようなかばん語を、「ジャバウォックの詩」を代表として自分の作品に使用していた。
現在では日本語でも「青少年」や「国公立」、その他、商品名等に良く利用されている。
『人物』
本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。
ルイス・キャロルというペンネームは名前の英語表記をラテン語に直し、再び英語名に戻して順序を入れ替えたもの。
キャロルは『不思議の国のアリス』の作者として非常に有名だ。
『不思議の国のアリス』は少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、その世界を冒険するという話。
一説では世界中で聖書とシェイクスピアの次に読まれているとも言われる。
また、キャロルは吃音を患っており、詠唱を阻害するスキルとして取得してしまっている。
『
“物語の全てを
キャロルの代表作『不思議の国のアリス』の原本。
一人の少女を対象にして発動する対界宝具という奇妙な位置付けの宝具。
その少女が望む世界を作り上げ、この世の事象として確定することが出来るのである。
つまり、この宝具は使用した時点でその少女の固有結界の核となる。
大変曖昧な効果であるが、今回の聖杯戦争で例をあげれば、この宝具の対象はマスターであるありすであった。
ありすは望んでいた。居場所を。小さな幸福を。
キャロルは、自身を呼んだ彼女の為に、『ナーサリーライム』という概念の在り方をもう一人の『アリス』として確定したのだ。
故に黒い少女のナーサリーライムはありすだけのサーヴァントであり、キャロル、ないしありすが消えればその在り方も元に戻る。
そして、『アリス』を「ありす」の傍に置くと、自身は自らを拒むその世界を出て行った。
――全ては物語の「アリス」が見た一時の夢と同じ、いつかは儚く消える幻想にすぎない。
それは一人の少女を救う要因となれたのだろうか、そして、ありす達の世界は本当に自身を拒んでいたのか。
キャロルには知る由も無い。
『君に捧ごう、祝辞と感謝を』
『おめでとう
ありがとう』
あまり突っ込まないでいただければ。