Fate/Meltout   作:けっぺん

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章末茶番後編。
今回はよりアレな感じです。


chapter-3/ground.

 

 

『アンデル先生出張講義 サーヴァントの事聞いてみた』

 

「さて、読者諸君、毎度お馴染みアンデルセンだ。とはいっても第一回だがな。

 この講義ではサーヴァントについて綴る。

 初めに言っておくがこれはFate/EXTRA CCCで俺が章毎に語るアレほど掘り下げていない。

 まぁそれは作者の頭とかメタ的理由だが。文句や講義は作者宛に送りつけてほしい。

 また、このコーナーは本作の独自解釈が含まれている。ご了承を。

 では今回の題目はこれだ」

 

・ライダー

・アーチャー(緑)

・キャスター(黒)

 

「というか、何の計画も受けていないが俺が勝手に語って良いのか?

 オーダーには従うが、ここまで曖昧だと何を語ればいいかも分からん。

 適当にやらせてもらうぞ。どうなろうと俺は責任を取らん」

 

『ライダー ~英国を栄華に導いた海の王者~』

「ライダー。あのワカメ男のサーヴァントだな。

 真名はフランシス・ドレイク。簡単な概要を説明しよう。

 大航海時代、イギリスに生きた女だ。史実では男と伝えられているがな。

 イギリスの私掠船――即ち、敵国への海賊行為を国から許可された船だな――の船長。それから艦隊司令官にまでなっている。

 当時最強とされていたスペインの無敵艦隊を落とした事から“太陽を落とした女”とも言われているな。

 また、生きて世界一周を成し遂げた最初の人物だ。

 人類史においてターニングポイントとなった星の開拓者。

 後世のイギリスでは嵐や暴風雨の化身、嵐の王(ワイルドハント)とされている。

 彼女の宝具はここから来ている。この伝説と彼女の愛船『黄金の鹿号(ゴールデンハインド)』との併せ宝具だな」

 

ハク「先生、彼女はどんな人物なんですか?」

 

「まぁ、一言で言ってしまえば豪放磊落という奴だ。

 事実は小説よりも奇なり、とは良く言ったものだな。この言葉はこいつにこそ相応しい。

 性別を偽り、無理難題を成し遂げた。まぁ性別は偽っていたのか隠蔽されたのかは分からんが。

 こいつはとことん英雄らしい人間だな。

 人の先頭に立ち人を導き、それでいて自分自身は好き勝手の限りを尽くす。こんな生き方出来るのは力あるものだけだ。

 その力を惜しむことも謙遜することもなくあらゆることにに全力で生きる。

 一緒にいれば疲れるし振り回されるが、頼りにはなるだろうな」

 

ライダー「それはどうも。褒めてんのかバカにしてんのか、どっちだい?」

 

「どっちでも好きな方と取れ。

 この無茶苦茶な性格と伝説、それを支えていたのがアホみたいな幸運だな。

 基本運というものは水面下で働くものだが、こいつの場合は違う。

 幸運こそ最大の武器。その場における運全てを味方につける。

 それも一種のカリスマ性か。海の悪魔すら平伏する最強の女海賊ってところだな」

 

ライダー「話長いねぇ。一言で纏めると?」

 

「飲んだくれ、だな」

 

『アーチャー ~圧政に立ち上がった無貌の英雄~』

「アーチャーはダン・ブラックモアのサーヴァントだ。

 真名はロビンフッド。シャーウッドの森で活動した義賊だな。

 とはいっても、こいつは伝説に語られるロビンフッド本人ではない。

 ロビンフッドはあくまで、複数の伝説がミックスされた物語。こいつはそのモデルの一人って訳だ。

 税に苦しむ村人のために戦ったものの、二年程度で凶弾に倒れることになる。

 この男が共にあったイチイの木は冥界に通じる木とも言われている。

 イチイの弓を使い、イチイの下に眠る。とことんまで聖なる木に守護された英雄という事だな」

 

ハク「先生、彼はどんな人物なんですか?」

 

「チャラチャラして気の軽い、割と現代染みた男だ。

 人とは一定の距離を保ち、遠くはあっても決して近くはならない。それがこいつの処世術らしいな。

 まぁつまりは小心者という事だな。そして正義を是とするが実力が伴わないからあらゆる手段を使用する。

 先程語ったライダーと違い、一瞬の光よりも長い輝きを重視する。

 生きていなければ何もできないから、とにかく生きる。その上で結果として温かいものが残れば良い。

 そんな美談を抱え、結局理想のままで終わりを迎えた日陰者。さぞ俺に書かせれば悲劇そのものになるだろうよ」

 

緑茶「はいはいワロスワロス。ったく、これだから人に語らせるのは嫌なんだ。変に主観が入るからな」

 

「と、このように日陰者なりのプライドも持っている。

 生前手に入らなかったものを今度こそ手に入れたいという欲もある。

 これほど正しい人間味に溢れた英霊も稀だろう。弱者だからこそ、独自の奇特な考えを持たない。

 届かぬものに憧れを持つ捻くれ者といった印象を受けるな」

 

緑茶「あーだこーだ言っているけど、お前さん、オレが嫌いなだけだろ」

 

「いやいや、俺はお前のような身の程を弁えた奴はそう嫌いじゃない。

 身の程知らずを知っていてそれに殉じた馬鹿者、英雄の影に隠れた世界の実態だからな」

 

緑茶「……はっ」

 

『キャスター ~不規則にして不定形、誰かの為の物語~』

「キャスターはありすと契約したサーヴァント。

 真名はナーサリーライム。英語圏におけるわらべ歌の事だ。

 その姿は特別定まっていない。何故ならこのサーヴァント、契約した人物の心象によって姿を変えるからだ。

 ナーサリーライムは存在自体がサーヴァントにして固有結界。サーヴァントとして選ばれた時点でナーサリーライムはマスターの心を映す。

 マスターの心象、夢見たものを擬似サーヴァントとして顕現させるのだ。

 能力もまた千変万化。召喚されるまで一体どんな能力になるかも分からないわけだな。

 EXTRAの場合はありすの夢見た「不思議の国のアリス」の影響を色濃く受けている。

 童話だからこそ、初めに戻り次へと進む永久機関の宝具も持ち合わせている」

 

ハク「先生、彼女はどんな人物なんですか?」

 

「彼女……? まぁいい。今回はありすのサーヴァントとしてのナーサリーライム、アリスについて綴るとする。

 無邪気で好奇心旺盛。ありすの生き写しであるからこそ、精神性はありすと似通っているな。

 だが、そこは英霊、相違点としてある程度戦術眼と子供ゆえの残酷さを持っている。

 そして、その内面はありすと比べてまるで逆だ。

 ありすが悪意なく自由気ままに行動する一方で、アリスはマスターの事を考えて行動しているからな。

 ありすは聖杯戦争において目標も持っていないが、アリスはありすを想い守護する目標が存在する。

 まぁ、それもありすを写したサーヴァントであるからこそに他ならない。

 自己が無いのに自己がある振りをする。見栄を張った人形に過ぎん」

 

アリス「お話が難しいわ。あたし(アリス)あたし(ありす)あたし(アリス)はアリスよ」

 

「と、こんなところか。俺に言わせれば見苦しいまでの猿真似だな。

 実に手が込んでいると褒めてやろう。それなら確かに誰しもがお前をアリスと信じるだろうな。

 だが俺の目にはやはり、痛々しく映る。

 まぁそれはともかく、マスターを守る心意気だけは本物だろう。

 お前は英霊ではないがサーヴァントだ。精々励めよ。その小さな手でマスターを守りきれるものならな」

 

アリス「あたし(アリス)あたし(ありす)の剣よ。あたし(ありす)が望む限り、あたし(アリス)あたし(ありす)の傍にいるわ」

 

「紛らわしいな。どっちの事を言っているのか良く分からん。

 しかし、大した気概だな。ならばやってみるがいい。

 人間が真っ当正直に生きられるのは子供の頃だけだ。遊ぶ盛りの人間の夢を壊されないように名」

 

「さて、今回はここまでだな。こんな感じで適当に語っていく。

 全員分書き切れるかは知らん。尚、原作で語ったパッションリップ、メルトリリス、エリザベート、そして俺自身は対象外とする。

 では、次のコーナーだな」

 

 

『KYO-NO WAKAME』

 

言峰

「三章では私も出番が無くて暇だったぞ。

 裏方ではメルトリリスに恐喝されたりしていたのだがな。

 では今回も、月の裏側の間桐 慎二君の一日を見てみよう。

 ……修道女は一体どこに行ったのだ?」

先生

「厄介が少ないのは良い事だな。

 さぁ、VTRだ」

 

ガウェイン『……という訳で、私渾身の料理を作ってみたのです。レオに出す前に、味見をお願いできますか?」

ワカメ『いや料理って、ただのマッシュポテトじゃないか』

ガウェイン『これは王の好物だったレシピです。ささ、遠慮なく』

ワカメ『遠慮とかそういうんじゃ……むぐ』

ガウェイン『どうです? 美味しいですか?』

ワカメ『……濃厚な……素材の味だな』

ガウェイン『そうでしょう! 美味しいでしょう! これは成功ですね。是非レオにも食べてもらいましょう』

ワカメ『……アーサー王って、大変だったんだな』

 

言峰

「そういえば、少年王から散々に愚痴を聞かされたぞ」

先生

「まぁ……雑らしいからな。

 円卓に包丁は握らせるなという教訓だな」

 

ワカメ『巨大ロボットか……僕も作ってみるかな』

ライダー『そんな事できるのかい? シンジ』

ワカメ『僕を誰だと想ってるんだ。使い魔程度のものなら簡単だよ』

ライダー『へぇ、見直したよシンジ。廊下で膝抱えて震えてるだけじゃ踏ん切りがつかないといった感じかい?』

ワカメ『違っ……アイツらの為じゃないからな! 聖杯戦争に戻った時に遣うんだよ!』

ライダー『はいはい。んじゃ精々強力なのを作らないとね』

ワカメ『ちっ……どうせなら、色々と武装も付けたいところだけど』

ライダー『ハイパープラ○マドライブとかどうだい?』

ワカメ『つけれる訳ないだろそんなの!』

 

言峰

「またマイナーな作品を出してきたな。

 というか、何故あのサーヴァントが知っているのだ?」

先生

「月の裏側はネタの宝庫なんだろう。

 その内電子の聖獣とか出てくるぞ」

言峰

「それはそれで面白そうだがな」

 

ワカメ『で、さ。何で僕拘束されているワケ?』

カレン『分かりませんか? ネタ提供ですよ』

ワカメ『何のだよ! ってか何で増えてんだよ!』

カレン『あくまでネタですから。アンデルセンもやっていたでしょう』

カレン『せっかく増えたのだから、これくらいしないと』

ワカメ『これくらいってそれ僕にやることなのか!? 紫藤にでもやらせとけよ!』

カレン『彼は迷宮です。それに、実働部隊が怪我したら大変でしょう』

カレン『だからわざわざ貴方にお願いしたのです』

ワカメ『お願いされた覚えないけど!?』

 

言峰

「何をしてるんだあのシスターは。

 まったく……良い仕事した(グッジョブ)としか言い様が無いな」

先生

「最悪だなAI共。

 まぁ見ていて悪い気はしないのだが。

 第一何を目的として拘束しているのだ……ん?」

 

ワカメ『ちょ、待、冗談だろ!? さすがにそれはヤバイって!』

カレン『元よりこのつもりでしたよ。ギャグ補正込みでの貴方の耐久力なら大丈夫だろうと思いまして』

白羽『ごめん慎二君。リップがどうしても空手の練習したいっていうから……』

リップ『お、お願い、しますっ……!』

ワカメ『嫌だよ! 自分の手見ろって!』

リップ『……? 普通の、手ですよ?』

白羽『大丈夫大丈夫。できるだけ寸止めするよう言ってあるよ』

ワカメ『できるだけ!? 一発でも当たったら死ぬから! ちょ、やめ』

リップ『はっ!』

ワカメ『うぁらば!』

 

言峰

「主演が死んだら終わらざるをえないじゃないか。

 まったく、空気抵抗ほども使えない耐久力だな」

先生

「致し方ないと思うがな。相手はパッションリップだ。

 あんなリアル鉄拳ぶち込まれて生きてたら逆に恐ろしい」

言峰

「まぁ、少なくともこの程度だとこれから先、このコーナーでは青いツンツン兄ちゃんの如く死ぬことになるな。

 精進しろ、ワカメの少年。では、今日のワカメでした」

先生

「次回は恐らくあの修道女も交えるんだろうな。

 まったく、憂鬱だ。俺まで悪逆非道のようではないか」

言峰

「当然のように冗談を吐くな、厭世家よ。

 愉悦に染まったその目、私には見えているぞ」

先生

「幻視だ幻視。俺にこれ以上勝手な妄想を植えつけるな。

 さぁ、さっさと終わらせるぞ」

言峰

「承知した。

 ……プレミアムロールケーキを入荷した。旧校舎購買、一度はおいで」

先生

「続いては、謎コーナーだ」

 

 

『聖杯戦隊サヴァレンジャー 設定資料集』

 

先生

「まずは簡単に説明をば。

 これは作者が勝手に妄想して勝手に肥大化させ、何故かそれなりに反響があったから妄想を書き連ねようというコーナーだ。またの名を茶番枠の無駄遣いともいう。

 正直な話、本編どころかCCCにすら関係ないからな。そこのところは了承してほしい。

 と、作者代弁の弁解はここまでだ。最初にストーリーを説明しよう」

 

『あらゆる願望を成就させるという万能の願望器、聖杯。

 ある日突然、それはユグドミレニアと名乗る大軍勢によって盗まれてしまった。

 英霊ヴラド率いるユグドミレニアの目的は不明だが、止めなければ大変な事になるという。

 立ち上がるは英霊の啓示を受けた五人の“一般人”。

 聖杯からの報酬は何でも願いを叶えてくれる、との事。

 今、冬木市を舞台に今までとはまったく違う聖杯戦争が始まる!』

 

先生

「こんな感じだな。見ての通り、IF世界も甚だしい謎時空での話だ。全50話構成だな。

 啓示を受けた五人がサヴァレンジャーとなる訳だが、この世界では本来一般人な訳だ。

 それらが英霊の啓示と加護を受け、戦士として立ち上がる。

 相手方も同様だ。大体は本来一般人だったものが、英霊による啓示を得て悪になった。

 では、主要人物の説明をしていこう」

 

エミヤ/サーヴァントレッド

かつては正義の味方を志していたが、いつしかその理想を捨てた男。

錬鉄の英霊の啓示を受けるが正直そんなにやる気はない。

 

アルトリア/サーヴァントブルー

過去のいざこざで親しい者と別離してしまったという過去がある。

剣の腕は達人並みでサヴァレンジャーの中でも戦闘力は最高級。

 

ジャンヌ/サーヴァントイエロー

神の啓示を受け、それに従い生きてきた少女。

あらゆる呪いを退ける祈りの力を秘めているが発展途上。

 

ジークフリート/サーヴァントブラック

年齢不相応に達観した青年。ジークという弟がいる。

サヴァレンジャー最年長であり、皆の頼れる相談役。

 

アストルフォ/サーヴァントピンク

何をするにも能天気。どちらに転ぶか分からないありがちなピンク役。

理性が蒸発していると称されるほどであり、時に大事件もやらかす。

 

先生

「彼ら五人を中心として物語は動いていく。

 次に敵役、ユグドミレニアだ。彼らは外典に登場する組織と違い、英霊で構成されている。

 前述の通り元々一般人だったものが大半だがな。

 では、主要の敵の説明だ。それぞれの最期も記そう」

 

極刑王ヴラド(1話~22話)

ユグドミレニアの首領。聖杯簒奪を計画した張本人。

所謂「最初の頃に凄みを見せてくる系ボス」。凱力大将ブランケンとか血祭ドウコクみたいな感じ。

しかしドウコクのようにラスボスになることもなく、中盤に味方の謀略で自身に眠る禁呪を開放してしまう。

結果、サヴァレンジャーとの激戦の末に消滅する。

 

セミラミス(19話~50話)

ユグドミレニアの居城がある巨大な大陸の所有者。

序盤から存在こそ示唆されているが、本格的な登場は中盤。

ヴラドを謀略の末に抹殺し、後半ユグドミレニアの指揮を執ることになる。

終盤、単身で攻め込んできた先代サヴァレンジャーによって焦りを覚えてラスボスたる存在を覚醒させ、大陸ごと冬木市に攻め入る。

結果として巨大ロボットの必殺技で崩壊する大陸の中で消滅する。

 

アンデルセン(1話~50話)

ユグドミレニアの参謀というか何というか。

所謂頭脳キャラ。最後まで前線には出てこない。

常に書いている本は実はサヴァレンジャーの奮闘記であり、最終決戦ではそれを開放。

サヴァレンジャーに最強の力を与えるという勝因を務める。

しかし、崩壊する大陸の中で逃亡もせず、短い一生を終えることになる。

 

ネロ/サーヴァントスカーレット(1話~50話)

アルトリアの遠縁。敵組織に何故か絶対いる女性幹部A。

だが最初から敵対する気すらなく、何故敵組織にいるのかも分からない記憶喪失系ヒロイン。

中盤、アルトリアを見て記憶を取り戻し、正義の啓示を得てサヴァレンジャーに追加加入する。

 

エリザベート(1話~24話)

敵組織に何故か絶対いる女性幹部B。

こっちはまともに幹部やっており、しかし何かと失敗するため信頼は薄い。

ネロのサヴァレンジャー加入を契機に組織で信頼してくれる者がいなくなり、自暴自棄に駆られ冬木に向かう。

ネロと敵対する事になり互いの想いをぶつけ合う死闘の末、敗北した。

 

カルナ(6話~49話)

何を考えているか分からないため組織からも怪しまれている青年。

所謂謎の多い強敵キャラ。ウルザードや腑破十臓みたいな感じか。

ユグドミレニア側でありながらサヴァレンジャーの手助けをするなどどっちからしても「何なのこいつ」扱い。

序盤ではブラックと何だかんだで仲良くなりながらも、敵として圧倒する。

終盤、焦りを隠さないセミラミスの命を受け、サヴァレンジャーと戦う。

究極合体した巨大ロボットの必殺技を受けて尚倒れず、最終的にはブラックとの一騎打ちで息を引き取る。

 

アンリマユ(49話~50話)

サヴァレンジャーに最後に立ちはだかるラスボス。

一人の少年と聖杯を核にした「この世全ての悪」であり、溜め込んだ悪心が巨大な悪魔の形をとっている。

最終決戦にてサヴァレンジャーの巨大ロボットと戦い、尚も圧倒。

しかし、サヴァレンジャーを信じた先代が、合体に使用していた先代ロボットたちを切り離し特攻させることで弱体化させていく。

最終的に露わになった核に、必殺技を打ち込まれて爆散。聖杯は元の輝きを取り戻したのだった。

 

先生

「こんなところか。一体どこまで痛々しい妄想をしてるんだ作者は。

 さて、疑問は多いだろうから先代について語るとしよう。

 先代は十年ほど前にマキリ、遠坂、アインツベルンという三つの組織と戦った五人だ。

 当時結成されたサヴァレンジャーは平均年齢が低かったこともあり協調性皆無。

 三つの組織を何とか倒したが犠牲は大きかった」

 

イスカンダル/先代サーヴァントレッド

当時世間を大きく騒がせたアレな組織の頭領。

協調性がなさすぎるサヴァレンジャーを何とか纏めていた苦労人。

最終決戦で致命傷を受け、舎弟の一人に自身が使っていた巨大戦車を与え、死亡した。

 

クーフーリン/先代サーヴァントブルー(13話~49話)

戦いに飢えてるらしいロンリーウルフ。

現在はバゼットという女性の家に転がり込んで家の手伝いをしているが、実力は現役以上。

サヴァレンジャーの特訓をつけてやるなど色々心配をし、己の奥儀も教えている。

終盤、単身で敵の居城に乗り込みセミラミスを言葉攻め。

結果として逆上したセミラミスに殺されるが、アンリマユが未完成のまま焦ったセミラミスは冬木に攻め込む事となる。

 

ギルガメッシュ/先代サーヴァントイエロー・サーヴァントゴールド

何かすんげえ金持ち。世界中の全てのものを買い占めようとしている。

先代での戦いの際朋友であったエルキドゥを失い心に深い穴を持ってしまう。

だがサヴァレンジャーの戦いを傍観し、彼らがピンチに陥った際、「朋友の啓示」を受ける。

渋々ながら嬉々として、黄金の戦士として再び立ち上がった。

 

エルキドゥ/先代サーヴァントグリーン

ギルガメッシュの朋友にしてお世話係。

先代での戦いで死亡するが、その十年後、ギルガメッシュに「朋友の啓示」を与え奮起させる。

 

タマモ/先代サーヴァントピンク

当時女子中学生だったらしいが詳細は不明。

現在は岸波という家に押しかけ女房のような形で暮らしている。

終盤、サヴァレンジャーがピンチだけど自分が行くのも馬鹿馬鹿しいという理由で自身のキツネ型ロボットを授けた。

このロボットは単身で相手の幹部を瞬殺できるほどの凄まじい力を持ち、究極合体の鍵ともなっている。

 

先生

「では最後に、巨大ロボットについて説明しよう。

 尚、名称は決めていないためそれぞれの想像に任せることとする」

 

・英雄合体

基本の形。

第二話から登場。

 

エミヤ

基本骨子担当。

表立ったパーツではないが不条理な部分を補う便利屋。

 

アルトリア

ライオン。

胴体を担当。

 

ジャンヌ

合体詠唱担当。

これが無ければ合体すらできない。

 

ジークフリート

ドラゴン。

脚部担当。

 

アストルフォ

ヒポグリフ。

羽及び両腕担当。

 

・槍兵合体

クーフーリンから授けられたロボットとの合体。

ここから先は変更点のみ記述。

 

クーフーリン

犬。

両腕の補強及び槍担当。

 

・征服合体

イスカンダルのロボットとの合体。

割とゴチャゴチャ。

 

イスカンダル

戦車と牛二頭。

両足の補強と両腕、巨大な斧担当。

 

アストルフォ

襟飾りみたいなの担当。

羽はマントになる。

 

・双獣合体

ネロのロボットとの合体。

中盤から後半にかけてのメイン。

 

ネロ

ライオン。

左腕担当。

 

アルトリア

右腕担当。

 

アストルフォ

胴体担当。

 

・黄金合体

ギルガメッシュの宝具による合体。基本は双獣合体から行う。

中盤から後半にかけてのメイン。

また、既存の合体との併用も可能。

 

ギルガメッシュ

黄金の鎧を召喚し、装備。

このほか、場合に応じて様々な武器を召喚できる。

 

・神性合体

タマモのロボットとの合体。

双獣合体+黄金の状態から更に強化される。

 

タマモ

九尾の狐。

背中に装着され円光の形となる。

 

・究極合体

全てのロボットを合体させた究極の形。

神性合体の形から強化される。サムライハオーの如くゴチャゴチャ。

 

クーフーリン

両腕補強。

 

イスカンダル

胴体+脚部補強。

二割ほど巨大化する。

 

ギルガメッシュ

エア常備+真の力開放。

その他四本の宝剣を腰に帯刀。

 

先生

「これはひどい。とてつもなくひどいな。

 さて、茶番では今後この関係は扱わん。精々前書き後書きだな。

 文量もそろそろ自重を覚えるレベルだ。終わらせてもらおう」

 

 

先生「長いぞ、今回」

メルト「お疲れ様、じゃあさっさと締めましょうか」

ハク「それじゃあ、四章章末でまた」

メルト「グッバイアルブレヒト。お付き合いいただき感謝するわ」

先生「ご苦労だったな。雨だの晴れだので温度が変わりやすい。体調を崩すなよ」




さすがにここまでくると変態染みてると感じます。
その他の英霊たちも登場話が決定しています。

サーヴァントの見解は完全に主観入ってます。
結構ざくざく言ってますがご容赦を。
ハイパープラズマドライブの元ネタ知っている人はお友達。

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