Fate/Meltout   作:けっぺん

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暗黒霧都注意報。
活動報告にて必要になったかもしれない外典四体目を登場させていいかというアンケートをとっています。
お時間のある方は意見を聞かせていただけるとありがたいです。


Bandit Zero Over.-6

 

 

 ――世界はこんなにも狭いのに、人間の在り方はあまりにも広すぎる。

 

 ――分からない。分からない。私には、分からない事ばかりです。

 

 

「おや。二体二、ですか。しかし、それでディーバとバーサーカーに勝てるとでも?」

 真っ暗な心の中。降り立ったそこにはラニ一人が立っていた。

「あぁ、当然、ラニに勝つために来たんだ」

「……理解不能です。ですが、貴方を動かすものが何であろうと関係ありません」

 ラニの戦意は十分以上だ。秘密を奪い、心にまで踏み入った者を絶対に容赦はしない。

 そう目で告げるラニはNPCやマスターを使ってまで紫藤 白斗をここまで誘き寄せた。

「始めます。貴方は絶対に、完膚なきまでに叩き潰します」

「っ……SGを取られるのは、そこまで屈辱的なのか?」

「いえ。SGの摘出にはそれほど怒っていません。寧ろ、私に心がある証明にもなった、そこは感謝しています」

「なら、どうして――」

「決まっています。三つ目のSGの名称です」

 ラニの冷たい視線が刃の如く突きつけられる。

「最強厨などと――あんな不名誉な分類、絶対に認めません。どちらかが死ぬしかありえない程に」

「――は?」

 僕よりも早く反応したのはメルトだった。

「まさかラニ……そんな理由で?」

「価値観の相違ですね。其方にとっての“そんな”理由は私にとって大きいものなのです」

 ……そんな理由で、殺されるほど恨まれたのか?

「って、そもそもSGの名前を付けたのは僕じゃなくてジナコ――」

「ウスクト」

「ウスクト!?」

 最早こういった発言を“する筈がない”とは思わなくなったが相変わらず驚愕は大きい。

 ちなみにウスクトとは直訳すれば、アラビア語で「黙れ」といった意味である。

「第一私は衛士であり、貴方は外敵。元々戦う以外選択はないのです」

「じゃあ何? 貴女がハクをここに呼んだのは逃がさないためって事?」

「そうです。メルトリリス、貴女にも一切の容赦は与えません」

 そして掲げられるのは令呪。

 一つ数を減らし、二画となったそれは契約したサーヴァントを呼ぶ。

「後は貴女の出番です、待たせましたね、ディーバ」

「オッケー! 任せなさいプロデューサー! 滅多刺しの時間よ、高貴なる竜の娘、鮮血魔嬢エリザベート・バートリーの前に平伏なさい!」

 その瞬間、ライトアップされるように空間に光が灯る。

 相変わらず中央に佇むアイアン・メイデン。だがそれは使われる様子はなく、誘き寄せるための餌である事を示している。

 その前に立つディーバ。最早自ら真名を名乗り、竜の牙を思わせる乱杭歯を光らせる。

 生前の行いによって姿を変貌させるスキル、無辜の怪物で竜の魔人となっているディーバ。

 竜は最高クラスの幻想種。それに変わっている彼女はそれだけで強力だ。

 今回のスペックは以前以上。それを今度こそ、自分の力で打ち倒さなければならない。

「現れたわね。今度こそ年貢の納め時よ、エリザベート」

「はぁ? 何を言ってるの? 私は年貢を搾取する側。家畜共の苦労を浪費して私は生きる。それが家畜の本懐で、貴族の嗜みよ」

「それを覆してやるって言ってるのよ。トカゲの皮はカーペット。角は壁飾り。人の部分はいらないわ。ひたすら貫いて融かしてあげる」

「気が合うわね、サーヴァント。ぶっ刺す貫くは私も大好きよ」

 一触即発の雰囲気が完成する。メルトにとってはリベンジの意味合いが強いか。

 前回の戦いはメルト単体では手も足も出なかった。

 それを今回こそはと考えているのだろう。

「幸運に思いなさい。最後に聞く歌が月のトップアイドルである事をね」

「センスの無いアイドルなんて価値もないわ。せめて音程取れるようになるまで死んでて」

 アイドル……凛がマスターだった頃からディーバはアイドルである事を徹底している。

 時代からしてエリザベート・バートリーはアイドルとは程遠い存在。だというのに、

「……何で、アイドルなんだ?」

 ふと、口に出した途端。

「アイドル!」

 ディーバは目を輝かせながらその単語を復唱した。

「そう、私はアイドル! 可愛い事だけ求められてチヤホヤされるだけの仕事! 天職よ天職!」

「ハク、分かった? コイツはただバカなだけよ」

「……」

 メルトの的を射た評価を気にも掛けず、ディーバは続ける。

「私が美しいほど、男達は良い声で鳴いてくれる。男はかしずくもの、貢ぐもの、時に可愛らしいもの、詰まるところはブタであり。女とは奴隷であり、母親であり、恋人であり、美しさを保つ材料。詰まるところは食い物である。ようはアイドルこそ、最大の拷問って事よ!」

「……」

 駄目だ。僕にはディーバの考えはさっぱり分からない。

「……ゥゥ」

 フランが不快そうに唸る。何を思ったか定かではないが、ディーバの言葉が理由であるに違いない。

「私はこの業界で天下を取るわ。でも残念、貴方たちは見届けることさえ許されない。ここでぶっ刺し潰して浴槽に浮かべてあげる」

 不敵に笑うディーバ。来る――そう思ったがまだその戦意は鋭いものではない。

「話はもう終わりよ。最後は歌の時間。家畜とはいえ私の為に命を投げ出すんだもの。最上のご褒美を受け取りなさい」

「……」

 ラニが何故か耳を塞ぐ。

 歌の時間……戦闘の暗喩か?

「これがかつてない竜姫の調べ――命と引き換えにしても余りある天上(ソラ)を満たす女神の歌よ! 私の歌を聞きなさい――!」

 胸の前で手を重ねるディーバ……って、歌とは言葉通りの意味なのか?

「しまっ――ハク、耳を塞ぎなさい今すぐに!」

「え――」

 メルトはフリルのあしらわれた袖で強く耳を塞いでいる。

 とにかくメルトの忠告を信じ、耳を塞ごうと――

 

 

「恋はドラクル(朝は弱いの)優しくしてね 目覚めは深夜の一時過ぎ

 

 お腹は空くの 生きてるライフ(トースト一つじゃ足りないの)

 

 Killer(キラ)Killer(キラ)印のジャムを頂戴

 

 狩りはマジカル あたしクビカル

 

 チェイテの城から ガシガシ届け

 

 今夜もアナタを監禁させて♪」

 

 

「――」

 驚異的 音響 破壊 兵器。

 確かに この世に 神は いないのかも しれない。

 遠のいていく 精神。

 もう 戻っては これない。

 

   犯人は    エリ     

 

 

 

 

「ハク! 駄目ッ! デッドエンドは早いわよ!」

「――――ハッ」

 メルトの呼びかけで失いかけた意識が覚醒する。

 危なかった。王様が眠る理想郷が見えかけた程だった。

 ……にしても、今の一撃は強烈だった。

 まったく合致していない音程、センスの欠片も感じられない歌詞があれだけの美声を完全に台無しにしている。

「――気はすみましたか? では、そろそろ始めてください。この罪人に、然るべき罰を」

「良いわ。プロデュース分はきっちり働かせてもらうわよ。さ、引き立て役を呼んで頂戴!」

「分かってます。さあ、バーサーカー。時間です」

「■■■■――――――ッ!」

 出現したバーサーカー。ラニの戦闘体勢も整った。

「ステージON! ミュージックスタート! ライブ開始、私のステージで快楽の内にいかせてあげるわ!」

 同時に襲い来る両者。ディーバをメルトが、バーサーカーをフランが受け止める。

「フラン、そのままバーサーカーの相手を! メルト、出来るだけ早くディーバを倒すんだ!」

「任せなさい――踵の名は魔剣ジゼル(ブリゼ・エトワール)!」

「アハ、決め技はそれだけ? 飽きられるわよ!」

 放たれた斬撃。前回の戦いでディーバに痛烈な一撃を与えた攻撃を、今回はその槍で切り払うことで回避した。

「ナアアアアア――――――!!」

「■■■■―――――――!」

 二つのバーサーカーによる狂気の叫びが空間全体に響き渡る。

 フランの戦鎚に対してラニのバーサーカーが用いる得物は槍に似た長柄の武器。

 万能といっても過言ではない多様性をバーサーカーの筋力がより驚異的なものとしている。

 フランが持つ戦鎚、『乙女の貞節(ブライダル・チェスト)』は周囲の魔力を吸収し魔力供給が無くとも半永久的に行動を可能とする宝具だ。

 それに加えて固有スキルとして持つガルバニズム、生体電流と魔力の変換を可能とするそれにより吸収した魔力を雷に変え、魔力放出の要領で攻撃に更なる威力を籠めている。

 しかしそんな威力をものともしないバーサーカー。近接武器に求められる切断、刺突、打撃、薙ぎ、払いの全てを兼ね備えた得物をただ力任せに振るうだけで十分に対処できているのだ。

「くっ……」

 どちらも戦況は不利だ。二体二の戦いだとどちらに対しても気を配らなければならない。

 それは決して簡単な事ではない。どちらも咄嗟の補助が必要である可能性がある以上尚更だ。

 一方でラニはただディーバだけを注意している。

 バーサーカーに信頼を置いているのか、現在は契約していないため重視する必要はないと踏んだのか。

「っ、固いわね……気色が悪いってだけで爬虫類は嫌いなのに!」

「この美しさが分からないなんて、さすが三流ね! 鉄壁の竜鱗(スカーラ・サカーニィ)が羨ましくて仕方ないんじゃないの?」

「まさか。カーペットになれるだけ幸運だと思いなさい!」

 ある程度メルトは戦えている。これまでの経験を通してステータスが少し上がったおかげだろう。

 しかしフランは元より低いステータス。マスターもいない状態で最高クラスのサーヴァントであるラニのバーサーカーと戦っている。

 メルトが拮抗している以上、このままでは防戦でもフランが負けるのは時間の問題だ。

 メルトを信じ、フランの補助に徹するか――

「女子力、アップ」

「は?」

 そんな考えを読み取ったかのようにラニが術式を組み上げた。

 ディーバの強化に使われた術式は耐久と筋力に同時に作用するもの。

 竜の鱗の如き耐久力に更に強化され、筋力の上昇でメルトは更に攻め難くなっている。

 どうするか。

 これでメルトとディーバの差はより大きくなった。フランも既に圧され始めている。

 どちらも地力で及ばない。戦い続けるのならば何かしら勝機となりえるものを見出さなければ。

「――」

 考えろ。

 凛との戦いから得たディーバの力。今はラニの魔力供給により力を増している。

 とはいえ精々1ランク程度。その差は大きいが、それだけのものだと考えれば良い。

 僕のコードでは効果が薄いだろうが使い方によってはきっと有効な補助にはなる筈だ。

 タイミングは重要。ディーバの隙、そしてラニが術式を察知できない位置に展開する必要がある。

 一か八か。魔術回路を一気に励起させ、予め複数のコードを紡ぐ。

 これでは長期戦には向かない。だが、元より長期戦など此方には不可能だ。

 だったら短時間で勝てるように策を巡らすしかない。

「――shock(弾丸)!」

 まずは一つ。

 バーサーカーの死角に弾丸を放つ。

 命中すれば極僅かな時間動きを止められる。だが、それをラニが見逃すはずもない。

「無駄です」

 バーサーカーの前に防壁が張られた瞬間、予め組んでおいた二発目の弾丸を放つ。

「なっ――」

 計算外の出来事が起これば、それを再計算する時間が生まれる。

 だが弾丸の速度は、それを許すほど遅くはない――!

「ッ―――――!?」

「アアアアアアアァァァァ――――ッ!」

 命中し一瞬行動を阻害された巨躯に、その隙逃さずフランの戦鎚が叩き込まれる。

 更に電撃を放出し、追い討ちの如く全身に浴びせ最後にもう一撃加え巨体を吹き飛ばした。

「バーサーカー!」

「今だ!」

 ラニの視線が移ったところで弾丸を三発。

 僕の実力では精々、弾丸のような単純なコードをこの程度紡ぐくらいしかできない。

 ならば今できることでサーヴァントをサポートする。四階でラニに教わった、術式の基本的使い方の応用だ。

「な――」

 それを危険と見るやディーバは三つの弾丸を切り払う。

 しかしそれは、敏捷性を武器とするメルトの前では決定的隙となる。

臓腑を灼くセイレーン(ピケ)――!」

「っ――――」

 別方向から飛来する弾丸の如き一撃。

 メルトの棘は灼熱を纏い、ディーバを襲う――

「くっ……!」

 ――外した。

 いや、掠ったか。

 メルトの膝は確かにディーバから血を抜いていった。

 それと同時に奪い去った魔力はメルトの傷を癒し、更なる攻撃を可能とする。

 返す刀で放つ大振りの攻撃。

「――ハァ!」

 踵の名は魔剣ジゼル。メルトの足から放たれる斬撃。

 先の攻撃で動きの鈍ったディーバは躱す事もままならず、槍を持った手を切り裂いた。

「っ、あ――!」

 蹲るディーバに追撃をしようとするメルトだが、展開された防壁がそれを許さない。

「……想定外の戦闘数値です。まさかここまでの多重展開を貴方が可能とは思いませんでした」

「ラニのおかげだよ。四階で教えてくれたことを基にしたんだ」

「そうですか……敵に塩を送ったことになるんですね……ディーバ、まだ戦えますか?」

「……、当たり前よ。一流がたった一度の想定外で倒れるワケ無いじゃない!」

 やはり今の攻撃だけで倒れるサーヴァントではないか……

 それにバーサーカーも――動きを止めている?

 これはラニの指示か? まるで機械の電源をオフにしたように生きた雰囲気がしていないのだが……

「では、そろそろ終わらせてください。宝具の使用を」

「良くってよ。幕を下ろすわ!」

 宝具――その単語で緊張が走る。

 今まで封印してきたそれを使用するという事は、ラニが必勝を信ずるに値するものだという事だ。

「メルト!」

「……さて、どうしようかしら」

 何か考え込んでいるメルト。宝具を防ぐ算段だろうか。

 確かに何やらメルトはディーバを知っているようだし宝具の正体やそれの対策も考慮しているかもしれない。

 だがそれを実行しないという事は、今の状態で防ぐのは難しいのか?

「……うん、ま、しょうがないか」

「え?」

「ねえ、貴女」

「?」

 メルトがフランに話しかける。初のことであり、フランが警戒している。

「今からエリザベートが宝具を解放するわ。それと同時に力の続く限り叫びなさい」

「……ゥ?」

「メルト、何を?」

 話している間にもディーバは槍を拾い、それを地に突き刺した。

「今この宝具を防ぐ方法はそれしかないって事。頼むわよ」

「一体どういう……うわ!?」

 メルトに引っ張られる。必然的にフランの背後に立つ形になった。

 この状態でフランが叫べば宝具が防げるとでもいうのだろうか。

 今一信じがたいが、勝敗の分け目だ。メルトが嘘を言うとも思えない。

「……よし、フラン。頼む」

「……ウィィ」

 フランは肯定し、ディーバを見据える。

「無駄な話し合いは終わりましたか? この宝具を防ぐ方法など存在しません。諦めてください」

 まだだ。こんなところで負けられない。少なくとも、聖杯戦争に戻るまでは。

 って、何でラニはまた耳を塞いで……まさか。

 メルトも!? ……とりあえず、僕も塞いでおく。大体宝具の予想が出来た。

「とっておきのナンバーでイかせてあげる! 覚悟なさい!」

 突き立てた槍に乗ったディーバは今まで見せなかった巨大な翼を広げる。あれこそディーバが変貌した竜の本来の姿か。

 無辜の怪物によって強化された強大な肺。それを使った最凶の攻撃。

 そしてそれに対するは、フランのスキルともなっている狂気の叫び。

竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)――Laaaaaaaaaaaa――――――ッッ!!」

「ナアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ――――――ッッ!!」

「ぐっ……!」

 両者の絶叫がぶつかり合い、空間が罅割れるかの如く震撼する。

 強大な二つの(さけび)は破壊の権化。最早それに思考が蝕まれ、あらゆる考えが吹き飛んでいく。

 しかし、両の力が同等なのだとしたら勝利するのはフランの方だ。

 いくらディーバの肺活量が強大な竜のものになっているとしても、フランのそれには敵わない。

 周囲の魔力を取り込み、自らの糧とし、それがある限り人為らざる無茶な行動が可能なのがフランというサーヴァント。

「――――――――――――、っ、っ、はぁ……っ!」

「…………終わった、のか?」

 二つの声が収まった様子で耳から手を離すと、息切れしたディーバと此方を交互に見た驚愕の表情を隠さないラニが後ずさる。

「そんな、まさか……今の超殺人的、アフリカゾウ一万頭を再起不能にするディーバの超音痴攻撃が……効かない!?」

「音波! 超“音波”ッ! 音速のドラゴンブレスだからね、今の!」

 果たして大音量の悪魔の叫び(デビルボイス)とは竜の息吹(ドラゴンブレス)に該当するのだろうか。

 どちらにしろ宝具の一撃を防ぎきった。

 だが、耳を塞いでいたとはいえディーバとフランの声のぶつかりあいは精神を大きく削るものだった。

 というのも、フランが固有スキルとして所有している狂気の絶叫が作用しているのだろう。

 敵味方問わず精神を減らす虚ろなる生者(フリークス)の嘆き。物理的にもダメージのあるディーバの宝具と相まって、少なくとも対魔力のない僕ではもう、そう長持ちしない。

 ディーバは健在。宝具を突破し、傷も負わせたがまだ倒した訳ではないのだ。

「ッッ――――!」

「っ、バーサーカー!」

 そう。更に、まだ最大の敵が残っている。

 起き上がった巨躯は武器を持ち、再び戦闘を可能とする。

「ライオンも起き上がったわ。私たちの勝ちね!」

「く……」

 宝具を突破できただけでは何の解決にもならない。それを実感する。

 結局のところ抵抗はここまでか――そう諦めかけた瞬間。

「しまっ……落ち着きなさい! バーサーカー!」

「え――」

「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」

 今までとは比べ物にならない咆哮が空間を揺るがした。




Hassan「キュッとして……ドカーン!(物理)」
兄貴「アベシッ!?」
ハク「ランサーが死んだ!」
フラン「この人でなし!」

次回決着。
つーかうっせえなこの戦場!
「ナー」だの「Laaa(ラー)」だの大音量放送禁止用語(ピー)だの!
バーサーカー二体が同じ戦場とか新鮮じゃね!?
バーサーカー二体が戦うとか新鮮じゃね!?
フランが中華サイボーグと張り合うとか普通に無理じゃね!?

↓次回は何故とは言いませんがスティンガーを持参してきてください予告↓
「反応は上々。腐ってもエゴの一人ですか」

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