超次元ゲイムオーダー   作:龍鳴

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さて、最後の幕間の物語です。
次はリーンボックス編になります。

大毅「本編をどうぞ!」


幕間の物語 新たなる女神!その名は...

「んぅもぉ!いーすんも人使いが荒いよ!そう思うよね?かみやん?」

 

「別にお前が仕事をサボってばかりだからだろ?」

 

よう、大毅だ。

今俺とネプテューヌはとある遺跡の入り口にいる。理由はイストワールさんに頼まれたからだ。

まさか俺がゲイムギョウ界に来た直後に出現するとはな...。何で今まで調査がされてなかったかと言うとどうやら遺跡の中に続く扉が開かなかったらしい。

そこで暇そうにしていたネプテューヌと俺に白羽の矢が立ったって訳だ。

 

「しっかしこの遺跡何で出来たんだ?今まではこの場所に遺跡なんて無かったんだろ?」

 

「私だって分からないよ!はぁ、早く帰ってプリンを食べるかゲームをしないと!」

 

こいつは...

 

「ともかくだ!早いとこ調査して帰ろうぜ?」

 

さてと、調査開始だな。

 

 

 

魔術師・女神調査中...

 

 

 

「駄目だぜんぜんわかんねぇ...」

 

調査したけど全くわかんねぇ...。

 

「んぅもぉ!かみやんは!こう言うのは合言葉を言えばいいんだよ!」

 

ネプテューヌ?それは創作だけであって合言葉で開いたらセキュリティガバガバだからな?

そう言いそうになったけどその言葉を飲み込み俺はネプテューヌの行動を見る。

 

「え~と、開け~ゴマ!」

 

そう言いながらネプテューヌは扉を開けようとする。

いやいやそんなテンプレな合言葉で扉が開くわけ...

 

「やったよ、かみやん!扉開いたよ!」

 

「うっそぉ!?」

 

マジで開けやがったよ!こいつ!

 

「さっそく中を見てみようよ!何かお宝があるかもしれないし!」

 

「あ!おい!待てよ!ネプテューヌ!」

 

俺達は遺跡の中に入っていく。だけど、その時俺達は知らなかったんだ。これが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()...。

 

「意外と綺麗なんだな?」

 

「そうだね~...お!これが噂の何も書いてない看板!」

 

「いや、それお前が看板を裏を読んでるだけだからな?」

 

はぁ、全くこいつはほんと能天気だな。

俺は頭を抱えながらそう思う。

 

「ん?どうやら最深部らしいな」

 

「おお!奥にはお宝があるのかな!」

 

俺達は最深部に進むと...

 

「なんだこれ?シェアクリスタルか?」

 

「んー、分かんない!」

 

そこには大きなクリスタルがあった。まるでクリスタルの中に人が入っている位大きなクリスタルだ。

シェアクリスタルだったら儲けものなんだけどな...

 

「どうやらお宝は無いようだな。ネプテューヌ」

 

「えー!こういう遺跡は最後にボスキャラと戦ってお宝を手にいれるのがテンプレなのに!」

 

全くこいつはゲームのやりすぎだな。

 

「ともかくこの事はイストワールさんに報告して...うわ!?」

 

俺は教会に帰ろうとしてその場から離れようとするが、小石に躓いてクリスタルに触ってしまう。

すると、クリスタルが光だした。

 

「な!?」

 

「おお!かみやんの覚醒フラグ!」

 

「呑気なこと言ってる場合か!糞!目が!」

 

光をモロに食らった俺はその眩しさに目が眩む。

何で俺が触ったら光だしたんだ?まるで俺が鍵だったように。

 

「光が収まってきたな...」

 

「あ!かみやん!あれ見て!」

 

俺は光が収まった場所を見る。

そこには何かが入っている箱があった。まるで人が入っている位大きな箱が。

 

「箱か?何でクリスタルが消えて箱が出てきたんだ?」

 

「きっとこれは宝箱だよ!開けてみようよ!」

 

「あ!待てよ!ネプテューヌ!罠があったらどうするんだ!」

 

俺はネプテューヌに迂闊に近づかないように注意をするが時すでに遅し。

 

「え?なに?」

 

なんとネプテューヌは箱を開けたではないか。

って!このバカ!もしも罠があったらどうするんだよ!

 

「ネ、ネプゥゥゥゥッ!」

 

「!どうした!ネプテューヌ!まさか罠が!」

 

急にネプテューヌが叫び出して俺は警戒を更に強化する。

 

「か、か、か、かみやん!箱の中に女神が!」

 

「はぁ!?」

 

俺はネプテューヌの言葉を聞き箱の中身を見る。

するとそこには一人の少女が入っていた。

髪の色はオレンジで手には盾みたいな物がある。しかも何となく女神化したネプテューヌと同じ気配を感じる。

何だ?この少女は?死んでいるのか?

俺はその少女の脈をはかる。脈が有るから生きているようだ。

 

「どうやら死体では無さそうだな。脈をはかったけど脈が有ったから生きてるぜ?」

 

「ほんと!良かった~」

 

するとその少女が光に包まれる。

光が収まったら少女の姿が変わっていた。

カッターシャツを着崩し、手にはラジオが引っ付いているグローブを着けている。髪の色はオレンジから濃いめの赤に変わった。

 

「ん...ここは...」

 

少女が目覚めなようだ。

 

「お、お前ら一体何者だよ!」

 

少女は俺とネプテューヌを見てそう言いながら警戒する。

当たり前だよな、普通は見知らぬ人が目の前にいたら警戒するよな。

 

「えーと、俺は神谷大毅だ。こっちはネプテューヌ。プラネテューヌの守護女神だよ」

 

「ちょ!?かみやん!?私の自己紹介しないでよ!」

 

「あのな!お前が自己紹介すると話が長くなるしややこしくなるんだよ!」

 

こいつはほんとに...。

 

「じゃあ聞くけどさ?自己紹介どんなのするんだよ?」

 

「えーと、主人公オブ主人公のネプテューヌだよ!よろしくね!」

 

「あのな?この小説の主人公はお前じゃなくて俺だからな?」

 

前回ヒロインっぽくなったのを見てこいつは!

 

「いいじゃん!このままネプ子さんルートに入っても!」

 

「このお馬鹿は...!」

 

俺は頭をまた抱える。作者もハーレムになるかもしれないからタグにハーレムかもってつけてんのに!

 

「なるほど...。それじゃあかみっちとネプっちだな!」

 

「「いきなりアダ名つけられたんですけど!?」」

 

まるでネプテューヌが俺の事をかみやん呼びにしたときと殆ど変わらねぇじゃねぇか!

 

「え?ダメ?」

 

「いや、俺は別に呼びやすいならいいけど...」

 

「ならいいや!」

 

なんかこいつサバサバしてんな...。

 

「で?何でお前はこんな遺跡にいたんだ?しかもクリスタルの中に閉じ込められたあげく箱の中に閉じ込められたし」

 

「...わからねぇ」

 

「は?」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「まさかの記憶喪失!?まるでリバ1と無印の時の私みたいだね!」

 

「ネプテューヌ?メタイぞ?」

 

まさか記憶喪失とは...

 

「ともかくだ!先ずはイストワールさんに報告してからだな」

 

「そのあとゲームしていい?プリン食べていい?」

 

「ネプテューヌ?先ずは溜まった書類を片付けてからな?」

 

「ネプッ!そ、そんなぁ~」

 

またサボろうとしたのかこいつは...

 

「で?お前の名前何だよ?このまま名無しだと流石にヤバイからさ」

 

「名前だけは覚えているぜ!」

 

「俺は天王星うずめ!よろしくな!かみっち!ネプっち!」

 

少女...うずめはにかっと笑いながらそう言った。

さて、どうやってイストワールさんに報告しようか。俺はイストワールさんに報告書の内容を考えながらネプテューヌ達と共に帰路に着くのであった。

 

 

 

 

大毅達が遺跡から出たあと...

 

「まさか搾りカスの封印が解けるとはな...」

 

大毅達を見るローブを着た人物がいた。声のトーンから少女のようだ。

 

「待っててくれ大毅。必ずお前はオレが手にいれるから...」

 

風がローブのフードをとる。そこには...

うずめと髪の色を除けば瓜二つの少女がいた。




さて、どうでしょうか?
ここでうずめの登場です。ほんとは神次元編が終わったらうずめを出そうと思ったのですがうずめを出したくて今回出しました。
そして最後に出てきたうずめと瓜二つの少女...一体誰なんでしょうね?(すっとぼけ)
次回からはリーンボックス編になります。
やっとあの方が出せる!正直あの方の口調が書けるかどうか心配です。

感想とコラボ依頼は何時でも引き受けます。

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