超次元ゲイムオーダー   作:龍鳴

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今回は前回ノワールが言っていたマジェコンについての事件を捜索する回です。


それでは本編をどうぞ!


第十話 ラステイションマジェコン発生事件捜索編

「マジェコンが出回っているのよ。この国だけ」

 

「なに?」

 

よぉ、皆の主人公の神谷大毅だ。

前回ユニ達と一緒にNギアと武器を買いに行ったその帰り道、ラステイションの女神であるノワールと出会う。そしてノワールの口からラステイションでマジェコンが出回っているという情報を手に入れる。

 

「そんなの嘘です!犯罪神は私たちが倒したのですよ!それなのになんでマジェコンが・・・」

 

「ネプギアの言うとうりよ!犯罪組織はもう壊滅したはず」

 

「私だってわからないわよ。なんでマジェコンが出回っているのか。しかもこの国だけ」

 

やっぱりおかしい。

なんでこの国だけマジェコンが出回っている?

普通だったらラステイションだけでなく他の国にもマジェコンが出回っているはずだ。

俺はネプテューヌからは何も聞いていない。ネプテューヌの事だからこのことが発覚したら確実に動くはずだ。というかイストワールさんが無理やりネプテューヌを動かすはずだ。

いやまてよ、まさか!ああ、なるほどそういう事ね。俺はある一つの仮説を立てる。

その仮説が正しかったらもう俺はテンプレというしかないな。

 

「(とりあえず、ノワールに一つ聞いてみるか。)ノワール一つ質問が」

 

「なにかしら?」

 

「犯罪組織に残党はいないのか?」

 

「ちょっと待って、まさかあなた」

 

「どういう意味よ?」

 

「まさか、神谷さん」

 

「ああ、この事件の犯人は、犯罪組織の残党の可能性がある」

 

こういう話は残党がいる可能性が高い。

まぁ、あくまでも可能性の話だ。そう簡単に仮説が結論になるわけ。

 

「「「いるわね(いますね)」」」

 

いるんかい!俺はネプギア達が言った言葉に心の中にでツッコミをいれる。

こんなに簡単に仮説が結論になるなんて。

 

「その残党の名前は何だよ?」

 

「「「下っ端(下っ端さん)」」」

 

「はぁ!?」

 

いやいやおかしいだろ!?下っ端は名前だったか?

 

「とりあえず、その下っ端って奴を探すぞ。何か知ってるかむしれないしな」

 

「あの~」

 

「ん?何だネプギア?」

 

「じつは、いーすんさんにいますぐ教会に戻ってきてほしいって連絡があって」

 

「そうか」

 

ネプギアは無理っと。

 

「すみません。お手伝いしたかったのですが」

 

そう言いネプギアはプラネテューヌに戻っていった。

仕方がない俺達だけで下っ端を探すか。

皆に声をかけようと周りを見ると誰もいない。

まさかあいつら俺を置いてっていったのか!?俺ラステイションの地理全く詳しくないぞ!?

はぁ、仕方がない一人で捜査するか。

 

 

 

魔術師捜査中・・・

 

 

 

くそ!全く捜査に進展がねぇ。

あれからラステイション中の怪しい場所を捜査したり聞き込みをしたりしているけど進展は無し。

その下っ端てやつの容姿を聞いていればよかったな。そう考え俺は捜査を続けるが。

 

「うおっ!」

 

「きゃっ!」

 

やべぇ、考えてて前を向いていなかった!俺はぶつかった人に謝ろうとする。

 

「わ、わりぃ!少し考え事をしていて前を見ていなかった。立てるか?」

 

「だ、大丈夫です。すみません手を借りますね」

 

「そ、そうか、ホントにすまねぇ。実は考えことをしていると周りが見えなくなるんだホントごめん」

 

俺とぶつかったカチューシャを付けた少女に対して謝る。

 

「ありがとうございます。それで何を考えていたのですか?」

 

「じつはな・・・」

 

俺は少女にマジェコンの事を伏せ今までの事を話す。

 

「ということなんだ。何か心当たりはあるか?」

 

「心当たりですか・・・。あっ!そういえば」

 

「何か心当たりがあるのか!」

 

「はい、じつは」

 

少女の情報はこうだ。

どうやら学校で聞いた話によるとここ最近何かを取引している人物がいるらしい。そのその人物はゲームをコピーできるものを売っているらしい。

実際にその人物と取引をした生徒もいるらしい。

取引場所はこの先の廃工場らしい。

 

「なるほど」

 

十中八九ゲームをコピーできるものはマジェコンで間違いないな。

そして取引をしている人物は売人に間違いないな。

 

「情報ありがとう。その廃工場に行ってみるよ。色々分かったことがあるしな」

 

「そうですか。おちからになれてうれしいです」

 

「じゃあな!」

 

「それではさようなら」

 

 

大毅が去った後

 

「さっきの人かっこよかったですね。またあえますよね」

 

そうカチューシャを付けた少女「ケーシャ」はそう呟いた。

 

 

 

魔術師移動中・・・

 

 

 

「ここが情報の廃工場か」

 

俺は少女に言われた廃工場に到着した。

どうやら、ビンゴのようだな。俺は中からかすかに聞こえる戦闘の音を聞いて確信する。

どうやらここが取引現場のようだな。

俺は、買ったばかりのキャリコカスタム(キャリコのパチモンの名前)をコールし、警戒しながら中に入る。

 

「なっ!?」

 

そこで俺が見たのは。

 

「ユ、ユニ!?」

 

ボロボロのユニだった。




捜査編いかがでしたか?
私的にはケーシャを出せたのがよかったですね。ゴールドサァドの中で一番好きなキャラですし。
次回は解決編で次からはルウィー編です。やっとあのキャラを登場させる事が出来ます。
それとケーシャたちゴールドサァド達が出ている新次元ゲイムネプテューヌVⅡの事件は起きずオリジナルストーリーにしようと思います。
と言ってもまだ先の話ですけどね。

感想とコラボ依頼はいつでも引き受けます。

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