超次元ゲイムオーダー   作:龍鳴

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第六話です。
題名の通りエンシェントドラゴンと戦います。
果たして大毅達はエンシェントドラゴンに勝てるのか!



それでは本編をどうぞ!


第六話 VSエンシェントドラゴン

「グオオオォォォォォォォォォォォッ!!」

 

よぉ。大毅だ。今俺たちの前に幻想種のはずであるドラゴンが目の前にいる。

前回俺はアイエフにクエストに誘われて、そこで日本一とがすとに出会いそして俺達一行はクエストに行った。

クエストを達成したのはいいがそしたら今度は何だ?幻想種のドラゴン俺たちの目の前にいるじゃないか。

つーか!何で幻想種がこんな平原にいるんだよ!?俺は内心焦りながらドラゴンを見る。

 

「エンシェントドラゴン!」

 

「知っているのか!アイエフ!」

 

「ええ。危険種の一体よ」

 

「危険種?危険ってついてるから相当ヤバいのはわかるがどれくらいヤバいんだ?」

 

「はっきり言うと腕に自信がある人以外逃げろっていうくらいだわ」

 

まじかよ・・・。

俺はアイエフの言葉を聞きヤバイってことが分かる。

ていうか、この世界ドラゴンがうようよいるんだな。

 

「どうにかして逃げないと」

 

アイエフはどうにかして逃げようと考えているが。

 

「残念ながらそれは無理だな」

 

「なんでよ!相手は危険種なのよ!」

 

「だって、相手は俺達を逃がす気はないぜ」

 

俺はエンシェントドラゴンを見てそう言う。

あいつは完全に俺達を逃がさないだろう。隙を見せたら全員即お陀仏だなこりゃ。

 

「それに、この草原を通る奴が危ないしな」

 

俺は前世でもそうだが、困っている人を放ってはおけない性質でな。よく他人からお人好しって言われたからな

 

「はぁ、わかったわ」

 

アイエフはため息をついて自分の武器であるカタールを構える。

 

「という訳だ。日本一!がすと!話は聞いてたか!」

 

俺は日本一とがすとに声をかける。

 

「わかったよ!かみやん!」

 

「しかたがないですの。そのかわりほうしゅうはやまわけですの」

 

そう言い全員武器を構える。

それじゃあ、いきますか!

 

 

 

 

「はぁはぁ・・・」

 

どれだけの時間がたっただろうか。

あの後、俺達は戦い続けてきた。

ある時は支援をしまたある時は「ガンド」で動きを止めたりなど様々な方法を取ったが、さすがは危険種なかなかしぶとい。

 

「きゃっ!」

 

「アイエフ!」

 

くそ!アイエフが攻撃を喰らっちまった!

 

「くそが!これでもくらいやがれ!」

 

俺は宝石を投げ込むが全然効いてねぇ。

 

(くそ!どうする。策を考えろ・・・)

 

俺はアイエフを「応急処置」で回復しながら策を考えるが一向に思いつかない。

 

「おくのてですの!メガフレイム!」

 

がすとが魔法を打ち込む。

 

「こっちも奥の手だよ!十文字切り!」

 

日本一が十字切りを放つ。

 

「グオオオォォォォォォッ!」

 

かなり効いてるな。

 

「ありがとう神谷。もう大丈夫よ」

 

アイエフは立ち上がりそのままエンシェントドラゴンに向かっていく。

 

「アポカリプス・ノヴァ!」

 

アイエフが技で攻撃する。

 

「グオオオォォォォォォッ!」

 

エンシェントドラゴンは炎を吐く。

まずい!このままだと全員やられちまう!くそ!しかたねぇ、切り札(カード)を切るかねぇ!

 

 

 

アイエフside

 

 

まずいわね。

私はそう思い回りを見る。

全員ほぼ満身創痍、かなりヤバイわね。

エンシェントドラゴンが炎を吐く。

まずい!このままだと全員・・・。

私は最悪の未来を想像する。

すると、神谷が皆の前に出る。

って!何しているの!あいつは!

 

sideout

 

 

 

「何やっているの!あなた!」

 

アイエフが前に出た俺を見てそう言う。

頼むから魔力もってくれよ。

 

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)っ!!」

 

そう言い俺は宝具の一つである「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」を投影する。

するとどうだ、四枚の花弁が目の前に展開される。

説明すると俺は何故か英霊エミヤと同じ投影魔術を使う事が出来る。俺もよく分からないしエミヤもよく分からないって言っていたしな。

え?神様の特典で頼んだだろって?俺はFate/Grand Orderの魔術礼装のスキルしか頼んでいねぇよ。

 

 

 

閑話休題(はなしをもどすぞ)

 

 

 

四枚の花弁が炎を防ぐ。

っ!やっぱり魔力がかなり減るな。

 

「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

俺は大声をあげ、炎を防ぐ。

炎が収まりすぐさま熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)消し、すぐさまあるものを投影する。

それは龍殺し(ドラゴンスレイヤー)の一人ジークフリートの愛剣「バルムンク」を投影する。

そしてすぐさまバルムンクの真名を開放する。

 

「邪悪なる竜は失墜し、世界は今、洛陽に至る。撃ち落とす、幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)!」

 

衝撃波がエンシェントドラゴンにむかいエンシェントドラゴンに衝撃波が当たる。

さて、バルムンクは竜に対して特攻がつく。そして相手はエンシェントドラゴン。

そう、(ドラゴン)である。

すなわち特攻がつくそこを利用したんだ。

 

「はぁはぁ・・・。くそ、もうむり」

 

ドサリ。そう言いながら倒れる

煙が晴れるそこには。

 

「グルルルル」

 

ボロボロのエンシェントドラゴンがそこにいた。

おいおい嘘だろ。いやまて、よく見ると満身創痍のようだ。

 

「グアアァァァァッ!」

 

最後っ屁だろうか俺に向かって突撃してきた。

やべぇ、もう魔力は空だし体が動かねぇ。

 

「「「神谷!(かみやさん!)(かみやん!)」」」

 

皆の声が聞こえる。

 

(うごけよ俺の体!うごけってんだよ!こんちくしょう!)

 

身体を動かそうとするが動かない。

あ、これ積んだ。

そうあきらめたその時。

 

「32式エクスブレイド!」

 

誰かがエンシェントドラゴンにとどめを刺した。

一体誰だ?そう確認しようとしたがだんだん意識が薄れていく。

最後に見たのは、レオタード着た紫の髪をした女性だった。

だが、その女性はどことなくネプテューヌに似ていた。

 

 




いかがでしたか?第六話。
エンシェントドラゴンとの対決、そして最後に出てきた人物一体誰でしょうですね。(すっとぼけ)
さて大毅がなぜ苦戦がしたかというと、番外編である主人公紹介でも書きましたが、大毅が宝具を使うと魔力がかなりの量減るのと、エンシェントドラゴンの情報がなかったかです。
さて次はこれから数日後の話です。
ちなみにその後どうなったかというと、アイエフたちは無事でしたが大毅は病院に送られました。理由は検査入院です。


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