ToLOVEるな家庭教師ヒットマンREBORN!   作:むっくん完全覚醒

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標的2ダイナマイト転校生

side リト

 

あれから1週間…

毎日が地獄のような日々

問題を間違える旅に爆弾や電気ショックをされて

そして体を鍛えるとか言って崖から落とすし

命が何個あっても足らない!

 

「はぁ…」

 

「リト、おはよー」

 

「起きるのがおせえぞ」

 

蜜柑…兄が傷だらけなのによく平気に居られるよな

 

「ご馳走様、行ってくる」

 

「リト、気をつけてよ」

 

「蜜柑もな」

 

でもそんな毎日でも唯一の癒しが…

 

「リトくん!おはよ!」

 

京子ちゃんと一緒に登校するようになった

あの時の荒岸との対決以来ほとんど毎日一緒に登校している

そして京子ちゃんは彼氏がいない!

荒岸のことを聞いたら「友達だよ?でも私の事を賞品扱いしたのは許さないよ」って怒っていました

けど怒ってる姿も可愛いな

 

「今日、転校生来るって知ってる?」

 

こんな時期に転校生?

受験生なのに大変だなー

 

「しかもイタリアからって」

 

「イタリアか…」

 

京子ちゃん凄くキラキラしてるよ目が

イタリアと言ったらリボーンを思い出すな

 

ブルッ!

 

嫌な予感がした…

ていうかリボーンの事を考えると寒気がする!

 

~学校~

 

そんな事を考えてるうちに学校に着く

あーこんなのが一生続けば良かったのに…

 

「リトくん!私あっちのクラスだからじゃあね!」

 

「じゃあね」

 

明日になれば京子ちゃんとまた登校出来る!

今日も頑張るぞ!

 

「ホームルームを始める前に転校生を紹介します」

 

うちのクラスか

どんな子だろ?

 

「イタリアに留学していた獄寺隼人君だ」

 

なんか怖い感じだな

 

ギロッ

 

に、睨まれた!

 

ズンズンズン!

 

近づいてきた!

 

ガッ!

 

「いたっ!」

 

なんだよ!

おれ睨んだ覚えがないよ!

 

「かっこいい…」

 

「私もあんな感じにされたい〜」

 

今のが良かったの!

 

キーンコーンカーンコーン

 

「リト!お前転校生に喧嘩売られてたな!」

 

「猿山…なんかオレ悪いことでもしたかな…」

 

「お前、最近笹川京子と登校してるだろ?」

 

「な!なんでそんな事知ってんだよ!」

 

「オレ、毎日後ろに居るぞ」

 

バレたくない奴に早くもバレた!

 

「ま!なんとなるだろ!頑張れよ!オレ先生に呼ばれたからあとな!」

 

はぁ…

地獄だ…

飲み物でも勝手落ち着こう

あれは…転校生…

 

「お前みたいなカスを10代目にしちまったらボンゴレファミリーも終わりだな」

 

!!!!!!

 

「ボンゴレファミリーの事知ってるのか?」

 

ギロッ

 

「オレはお前を認めねぇ!10代目にふさわしいのはこのオレだ!!」

 

いきなり言われても困るけど!

 

「そんな事言われてもオレはマフィアになるつもりは無いけど…」

 

「そんな事はどうでもいい!オレはお前を3ヶ月前から観察していた」

 

観察って!

オレの生活を見られてたのか!

 

「貴様のような軟弱な奴をこれ以上見ていても時間のムダだ」

 

これやばい!

 

「目障りだ…ここで果てろ」

 

だ、ダイナマイト!

 

ヂヂヂヂヂヂッ

 

「あばよ」ポイポイ

 

「あぁあぁぁぁぁ!」

 

ズキュゥゥゥ!

チッチッ

 

「チッ」

 

危なかった!

 

「ちゃおっス」

 

ってリボーン!

 

「何でまた学校にいるんだよ!」

 

「お前に用があって来たんじゃねえ。思ったより早かったな獄寺隼人」

 

「リボーンの知り合い?」

 

「ああ、オレがイタリアから呼んだファミリーの一員だ」

 

じゃあ…転校生って

 

「この人マフィアなのか!?」

 

「オレも会うのは初めてだけどな」

 

初対面なのに呼ぶって

リボーンがどういう精神してるのかわかんない

 

「あんたが9代目が最も信頼する殺し屋リボーンか」

 

リボーンってそんなにすごい人なのか?

 

「結城を殺ればオレが10代目内定だというのは本当だろうな」

 

「何言ってるの!」

 

「ああ本当だぞ、んじゃ殺し再開な」

 

「待ってくれよ!リボーン!オレを殺るって何言ってんだよ!冗談だろ?」

 

「本気だぞ」

 

「今までのは何だったんだよ!嘘だったのか!」

 

「ちがうぞ、戦えって言ってんだ」

 

・・・・・・・・

 

は!

 

「転校生と…戦うって…」

 

しかもマフィアだし!

 

「無理だ!オレがマフィアに勝てるはずない!」ダッ!

 

「まちな」ザンッ

 

「はやっ!」

 

バッ!

ヂヂヂヂヂヂ!

 

ダイナマイト!?どれだけ持ってるんだ!

 

バチバチッバチバチッ!

 

「…………」

 

声が出ない!

 

「獄寺隼人は体のいたる所にダイナマイトを隠し持った人間爆撃機だって話だぞ」

 

知らないよ!

初耳出し!

 

「又の名をスモーキン・ボム隼人」

 

「冗談ないよ!そんな人と戦うなんて!」

 

「果てろ」

 

「うわぁぁぁあ!」

 

ドンドンッ!

 

逃げるしかない!

って!

 

「行き止まり!」

 

「終わりだ」

 

本当に終わりだよ…

 

バァッ!

 

「なぁぁぁぁぁ!」

 

「死ぬ気で戦え」

 

ズガン!

 

バタン…

 

グンッ!

 

復活!(リ・ボーン)死ぬ気で消化活動!!!」

 

「消す!!」

 

「うぉぉぉぉぉ!消す消す消す消す消す消す消す消す消す消す!!」

 

「くっ!2倍ボム!」

 

「消す消す消す消す消す消す消す消す消す!!!」

 

!!!!!!!

 

「3倍ボム」ポロ

 

!!!!!!!

 

「しまっ「消す!」!!」

 

「消す消す消す消す消す消す消す消す!!!」

 

しゅううう

 

「な、なんとかなった」

 

ガッ!

 

「お見逸れ来ました!!!あなたこそボスにふさわしい!!!」

 

え!?

 

「10代目!あなたについていきます!なんなりと申しつけて下さい!」

 

この人めっちゃ笑顔になってるけど!

 

「何がどうなってるんだ!」

 

「負けた奴は勝った奴の下につくのがファミリーの掟だ」

 

そんな掟知らない!

 

「オレは最初から10代目ボスになろうなんて大それたことは考えていません。ただ10代目がオレと同い年の日本人だと知ってどうしても試してみたかったんです」

 

そういう事なのか…

でも申し訳無いけどマフィアにならないけど

 

「でもあなたはオレの想像を超えていた!オレのために身を挺してくれたあなたにオレの命を預けます!」

 

「い、いやあの、命を預けるって困るというか…お、オレはマフィアにならないし」

 

「そーはいきません!」

 

この人の睨み怖いよ!

言い返せない!

 

「獄寺が、部下になったのはおまえの力だぞ、よくやったなリト」

 

「何を言って…」

 

「結城!おまえのお陰でオレは髪を失った!ここでお前を締める!」

 

こんな時に荒岸かよ!

 

「またお前パンイチかよ!まぁいいここで散れ!」

 

やばい!

 

「オレに任せてください…」

 

「転校生か?邪魔だ!オレは結城のお陰で笑われ者だ!」

 

「消し去ってやります…」

 

「獄寺!相手は生身だから!ダイナマイトは!」

 

リト、初めのファミリーゲット!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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