No7,ガブリアス
概要
パイロットは雅拉。那奈釜戸軍のプロトタイプのモビルスーツ。性能はかなり高いが負担が大きく、実用的ではない。
武装
ダブルチョップ、あなをほる、ドラゴンダイブ、りゅうせいぐん
その日の夜
智は基地内の自分の部屋のベッドに寝転がっている。
智「プリン......この戦いが終わったら君とはお別れだね......」
プリン『それが本来の役目のはず』
智「それはそうだけど......とにかく、明日は頑張ろう!」
プリン『了解した』
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翌日 朝5時頃
那奈釜戸「これより作戦を開始する。出撃!」
「「「「「了解!」」」」」
飛行空母の中にはリザードン、カメックス、フシギバナと13機の戦闘機を、以前敵から奪ったペリッパーにはエレキブル、ガブリアスが格納されてある。
以前までは対モビルスーツには役に立たない戦闘機だったが、回収されたエルレイドのつけていた脚部ミサイル、装甲を研究した結果作られた新型ミサイルを備え付けることで大幅な強化を遂げていた。
先陣は雅拉の乗るペリッパーが切り、案内係を務める。
そしてしばらくして......
雅拉『まもなく到着するので、一層気を引き閉めてください』
猛『了解』
華澄『ドキドキするね......』
智『すべて焼き尽くす!』
凰城戸軍基地
オペレーター「敵軍が襲来しました。おとなしく敵を内部に引き入れて下さい」
エルレイドコックピット内
朱艇「いよいよか......」
???コックピット内
繁「捻り潰してくれるわ!」
ペリッパーは基地に侵入した。
オペレーター「自軍の兵器ですが油断はいけません。もう1機ありますので、それを引き入れてから退路を断ちます」
ほどなくして、飛行空母も到着する。
空母内部
猛『これより先は狭いからモビルスーツに乗り込んで先を急ぐ』
慎司『任せたぞ......』
渚『はいっ!』
先に飛び出した戦闘機群はエレキブルが使っていた光の壁を発生させペリッパー、飛行空母を覆う。
朱艇「撃てぇぇ!!」
待ち伏せしていたエルレイド8機は所持しているライフル銃からビームを繰り出したが、シールドの前に防がれた。
部下「効かない!?」
朱艇「これはエレキブルの光の壁? 破壊された機体から技術を奪われたのか!」
空母の中からモビルスーツが次々と外に出る。
そのなかにはもちろんエレキブルの姿もあった。
朱艇「エレキブルは並大抵の奴には扱えないはず! 慎司め裏切りやがったな!」
慎司『智、光の壁は火と実弾は防ぐことができない。つまり今一方的に攻撃できるのはお前だけだ』
智『はい!』
リザードンが次々と火炎放射をエルレイドに浴びせていく。
メガシンカ技術によって強化された攻撃は一撃必殺の威力を誇る。
朱艇「しまった......7機が破壊された!」
華澄『残りは1機ね! あれは私が倒すから皆は先を!』
猛『了解!』
智『気を付けて下さいね』
雅拉『奴は......朱艇か? それなら特に問題はないな』
4台の機体、戦闘機群は奥へ進む。
それにより光の壁の効果が消えた。
朱艇「俺を舐めやがって! メガシンカの力を見せてやる。しかもこいつは俺専用の特注機体! 負ける気がしない」
次回更新は3月29日です。