No4,カメックス
概要
メインパイロットは華澄。リザードン、フシギバナと同時期に設計された。中距離戦が得意。
武装
ハイドロポンプ、れいとうビーム、ロケットずつき
備考
水中戦、海戦で真価を発揮する。
翌日
作業場
雅拉「いいか? 一週間以内に新型モビルスーツを完成させろ!」
延寿「そんな......!」
雅拉「返事はどうした?」
作業員「「「はい......」」」
その場から立ち去った雅拉。
妃和田「出来るんすか?」
石築「あんな無茶が出来るわけ......って妃和田!?」
妃和田「昨日は結局ここの医務室に泊まったんすけど、朝あいつが来て"行かないと処刑する"って言われたんすよ」
石築「そんな......」
愚連「新型は翔太さんがいても開発に難航した代物......それを俺たちでやるなんて......」
区千葉「色々と問題は山積みだがまずは動こう!」
「「「はい!」」」
以前から翔太のサポートをし、他の部下を纏めていた区千葉は現在事実上のリーダーとして活動している。
もちろん皆から押し付けられたに過ぎないのだが......
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二日後
敵軍基地
慎司「現在のモビルスーツの数は?」
雅拉「七台だ」
朱艇「流石だな」
慎司「それだけの兵がいれば奴等を一思いに潰すことも出来るだろうな」
朱艇「一斉攻撃と言うことか」
慎司「そうだ。あまり時間をかけては先にこちらの基地の場所が相手に知られ、攻撃される可能性があるからな。前線の奴等だけならともかく、増援部隊でも繰り出されたら勝ち目は無い」
雅拉「それもそうか......じゃあ決戦の日時は?」
慎司「明日だ。事前に繁や凰城戸様に連絡は済ませてある。俺も出撃するつもりだ、エレキブルに乗ってな」
朱艇「あれは操縦性やコストの関係で没になった試作品。パワー、スピードはエルレイドを凌ぐが常人では性能の20%も引き出せない......」
慎司「俺を誰だと思っている......使いこなして見せるさ」
雅拉「なら俺も行かせてもらうぜ」
慎司「取り合えず優秀なパイロットを集めろ」
朱艇「了解した」
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その場には精鋭パイロット20人ほどが集まっていた。
慎司「君達に集まってもらったのは他でもない。それでは早速今回の作戦を発表する」
慎司「繰り出すモビルスーツは合計9体、内訳はエルレイド7台にエレキブルに......だ。さらにそれを二隊に分ける」
慎司「先鋒がオレンジのモビルスーツを倒したら、次鋒は基地を乗っとれ」
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そのころ前線基地では賢次がはしゃいでいた。
新型モビルスーツの開発に成功したようだ。
猛「これで漸く俺たちも戦えるのか」
華澄「やったね!」
猛「智には学校があるからな......それに極力戦わせたくはない」
賢次「だよね...... 」
智はリザードンのパイロットである以前に普通の小学生のため、平日は当然いない。
智「ただいま......」
華澄「あら、智帰ってきたみたいね」
智「嬉しそうですけど、何かあったんですか?」
賢次「ほら! この間言った新型モビルスーツが完成したのさ!」
智「おめでとうございます!」
華澄「それにしても最近全然あいつら襲ってこないね。猛! 敵についてなにかわかった?」
猛「駄目だ。兵力も、資金源も、基地がどこにあるかも、とにかく何一つとしてわからん。まあそれほど大規模な集団ではないことは確かだろうが」
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翌日 朝五時頃
敵軍基地
慎司「ついに来たか......今日が」
朱艇「健闘を祈る」
エルレイド3台とエレキブルを載せたペリッパーが先陣を切って敵軍基地から飛び立った。
その後ろにはエルレイド4台と謎の機体が格納された二陣用ペリッパーも控えている。
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前線基地
部下「敵の飛行空母が接近してきています」
部下がサイレンを鳴らすと、続々と関係者達が集まってくる。
華澄「なーにー?」
猛「やつらついに来やがったな!」
智「眠い......」
那奈釜戸「恐らくあの中に入っているモビルスーツは1台ではない」
猛「なんですって!?」
賢次「と、いうことは!」
那奈釜戸「モビルスーツ、全機出撃!」
智 華澄 猛「「「了解!」」」
三人は飛行空母に乗り込むと各々のモビルスーツに搭乗し、出撃した。
モビルスーツ紹介
No5,フシギバナ
概要
メインパイロットは猛。リザードン、カメックスと同時期に設計されたものだが完成に時間がかかった。遠距離戦を得意とする
武装
エナジーボール、ソーラービーム、じしん、ヘドロばくだん
備考
地上戦に特化