絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER 作：naogran
その頃斗真達は、専用マシンでバベル本部へ向かってた。
斗真「一体奴らは何なんだ？」
大河「帰って確かめるしか無いな。」
敦「今本部から通信が来た。ミッション完了だと。」
幸菜「やったわ！薫ちゃん達やったのね！」
美里「いえ、まだ油断出来ないかも知れない。」
零慈「あの２人の正体を突き止めなきゃな。」
そして外が夜になり、６人がバベル本部に帰投した。しかし。
斗真「あれ？」
バベル本部には誰１人も居なかった。
美里「どうなってるの？警察も特殊部隊も居ないなんて・・・」
敦「荒れ果てたままだ・・・」
大河「司令室に向かおう。」
すぐに司令室へ向かったが。
斗真「誰も居ない・・・」
美里「誰も居ないってどう言う事なの？事件は解決したの？」
大河「分からない・・・」
幸菜「ねえ皆！これがあったよ！」
すると幸菜が何かを発見した。
斗真「ディスク？ちょっと見てみよう。」
ディスクを挿入して、キーボードを操作する。すると画面に帽子を被り、サングラスの謎の女性とサタンとルシファーが映し出された。
大河「あの２人！？」
謎の女性『セブンスターズの諸君！元気そうね。』
美里「あの女は？普通の人？」
???『てめぇら！俺を忘れてねえか？』
斗真「軍事康夫！？彼奴脱獄したのか！？」
何とイーストエデンで服役中の軍事康夫も居た。
謎の女性『バベルの職員達は本部の地下に閉じ込めてあるわ。しかしバベルのエスパーと局長達は既に私の手元にあるわ。』
その場を退けると、後ろに巨大な檻と十字架が置いてあり、檻の中にはチルドレンや他のエスパー達、十字架には皆本や局長達が囚われてた。
斗真「皆！！！」
大河「彼奴ら！この為に現れたのか！？」
謎の女性『返して欲しければ、翌朝の明朝５時に羽田空港の滑走路に来なさい。来なかったら、此奴らの命が無いと思え！』
軍事『楽しみに待ってるぜ！』
映像が終わった。
斗真「くそ！」
大河「どうすんだ斗真？」
斗真「行くしかないだろ！彼奴らがまたピンチに陥ってるんだ！」
零慈「そうだな！俺達も協力するぜ！」
美里「私達も協力するわ！仲間のピンチを見て、知らん顔してられないからね！」
斗真「よし！今日はゆっくり休んで明日に備えるぞ！」
B.A.B.E.Lの食糧庫から適当な食糧を食べて、宿泊施設で寝泊まりして明日に備える。
翌日の朝５時。羽田空港の滑走路に、謎の女性と、ルシファーとサタンと軍事。更に巨大な檻に入れられたチルドレン達と、磔状態の皆本達が居た。
薫「おい！お前ら何なんだよ！！」
軍事「黙ってろガキ！」
薫「何だとこの野郎！！」
皆本「お前は一体誰なんだ！？」
謎の女性「教えてあげる。って言ってる間に来たわね。」
そこに、セブンスターズが横一列になってゆっくり歩いて来た。
左から、敦・美里・零慈・斗真・幸菜・大河。
薫「斗真！大河！敦！美里ちゃん！幸菜ちゃん！零慈！」
６人は１０メートル離れた地点に止まる。
謎の女性「来たわね。待ってたわよ。」
軍事「へっ！お前らを痛め付けてやるぜ。」
美里「うっさい、バーカ！」
軍事「何だと！？」
斗真「あんた、一体何が目的でこんな事をしてるんだ？」
謎の女性「それは勿論、バベルのエスパーを始末する為よ。」
斗真「そうか。にしてもあんたのその声、聞き覚えがあるんだが。その暑苦しい覆面を脱いでみろよ。」
謎の女性「おや？お気付きかしら。良いわよ。あなたが私を見れば驚くかもね。」
帽子とサングラスを外した。その女性の正体は。
斗真「やはりアンタだったか。」
「須磨貴理子！」
女性の正体は、元バベル職員でザ・チルドレンの元主任の須磨貴理子だった。
桐壺局長「須磨君！？何故君が！？」
須磨「局長、私は普通の人々の一員になったんです。エスパー達を始末する為に。そしてイーストエデンに潜入して軍事を解放したのは私なんです。」
桐壺局長「何だと！？」
大河「斗真、あの女は誰なんだ？」
斗真「須磨貴理子。元バベルの職員で、嘗てのザ・チルドレンの主任だ。」
大河「元主任だと！？」
斗真「けど、彼女自身はエスパーを人一倍毛嫌ってる。その後皆本さんがチルドレンの主任になったと同時にクビにされた。それ以降姿が見えないと思ってたが、まさか普通の人々として暗躍してたとはな。」
紫穂「斗真さん！この檻は何なの！？」
斗真「それはECMカプセルだ！」
葵「ECMカプセル！？」
斗真「その檻に入られたエスパーは二度と出れない危険な物だ。普通の人々が開発してるって噂で聞いてたが、まさか本当に完成してたとはな。」
敦「だったら俺達が破壊すれば！」
零慈「それはダメだ！あのカプセルの周りには見えないバリアが展開されてる。助ける方法は専用の鍵が必要だ。それに、カプセルの天井には小型ECMがある。」
薫「このECM何回殴っても壊れねえよ！」
斗真「当たり前だ薫！」
薫「何で！？」
斗真「そのECMは、小さい癖に強度はシェルター並みだ！」
薫「シェルター！？」
斗真「金属バットや岩で壊そうとしても傷が付かないのは当然だ！」
須磨「お喋りはそこまでよ！さぁ、私に平伏しなさい！」
幸菜「でもどうやって戦うの？肉弾戦で？」
須磨「私にはこれがあるわ！」
取り出したのは、注射器だった。
敦「注射器？」
すると須磨が自分の腕に注射器を刺して、体内に薬を入れた。
幸菜「何あれ！？」
須磨「あぁ！・・・私にも超能力を得たわ・・・これであんた達に対抗出来る！」
斗真「成る程。注射器の中にはESP細胞が入ってたのか。時代も進化したもんだ。」
須磨「ルシファー！サタン！解禁！」
リミッター解除装置でルシファーとサタンを解禁させた。
斗真「２人のESPリミッターがチョーカー型とは、あんたの拘りにはうんざりだぜ。」
須磨「お喋りはそこまでよ！私達の本気を見せてあげるわ！」
そして軍事は、ESPリミッターを装着した。
零慈「皆！一緒に行くぞ！」
大河「ああ！」
ナオミ「斗真さん！頑張って下さい！！」
明「大河さん！俺達を助けて下さい！！」
初音「初音！応援してる！」
バレット「敦先輩！頼みます！！」
ティム「美里さん！」
小鹿「幸菜ちゃん！！」
柏木「零慈君！」
桐壺局長「皆！私から任務を告ぐ！須磨貴理子を確保せよ！！」
セブンスターズ「了解！」
幸菜「それじゃあ、今日はスペシャルバージョンで一気に行くわよ！」
大河「お前が仕切るなよ。」
斗真「俺達の力を見せてやろうぜ！」
５人「おう！」
斗真「解禁スタンバイ！！」
５人「ロジャー！！」
セブンスターズ「エマージェンシー！」
須磨「はぁっ！！」
サタン・ルシファー「はぁっ！！」
軍事「おるぁ！！」
サイコキネシスを同時に放った。
セブンスターズ「セブンスターズ！解禁！」
解禁と同時に、サイコキネシスを右手で払い除けて、後ろに爆発した。
須磨・軍事「っ！？」
斗真「１つ！非道な悪事を憎み！」
敦「２つ！不思議な事件を追って！」
大河「３つ！未来の科学で捜査！」
美里「４つ！良からぬこの世の悪を！」
幸菜「５つ！一気にスピード退治！」
零慈「６つ！無敵がなんか良い！」
セブンスターズ「ESP！」
斗真「神楽斗真！」
敦「芝浦敦！」
大河「栗栖大河！」
美里「赤坂美里！」
幸菜「篠崎幸菜！」
零慈「和泉零慈！」
セブンスターズ「特務エスパー！セブンスターズ！」
斗真「俺達が！」
セブンスターズ「この世界を守る！！」
須磨「ほざけ！」
斗真「行くぞ！」
５人「ロジャー！！」
セブンスターズがジャンプして、須磨達に挑む。
斗真と零慈が須磨と対峙する。
零慈「PKシューティング！」
斗真「PKファイヤー！」
須磨「舐めるな！」
サイコキネシスで相殺した。
零慈「PKクラスター！」
斗真「PKサンダー！」
しかし須磨が全て避けた。
須磨「喰らいなさい！！」
斗真「サイマグネット！」
須磨がサイコキネシスを放ったが、斗真がサイマグネットで防いだ。
斗真「そんな虚仮威しの超能力なんかに、負けるかってんだ！」
零慈「そうそう！そんな程度で俺達が屈するとでも思ってたか！PKフラッシュナックル！」
急接近して、右手に光を纏って須磨にパンチした。
そして大河と敦はルシファーとサタンと対峙してる。
ルシファー「目標ロックオン！排除します！」
サタン「排除！」
サイコキネシスを放った。
敦「フレイムフィールド！」
炎のバリアで防いだ。その隙に大河がジャンプした。
大河「透視星・回転蹴り！」
肉弾戦でルシファーとサタンに立ち向かう。一気に差を付けた。
ルシファー「エスパーである私達が強い筈！」
サタン「何故あなた達が強いのですか！？」
敦「簡単さ！エスパーは強さだけじゃない！仲間の絆も強さの１つだ！」
大河「その通り！最高チームの俺達を甘く見るな！透視星・ハリケーンキック！」
ハリケーンキックでルシファーとサタンを圧倒する。
大河「行け！敦！」
敦「おう！ブレイズストライク！」
ルシファー・サタン「きゃああ！！」
そして美里と幸菜は軍事と対峙してる。
軍事「貴様ら小娘が相手とはな！あの時の恨み晴らさせて貰うぜ！」
美里「丁度良いわ！私達を舐めたら痛い目見るわよ！」
軍事「どうかな！おるぁ！」
サイコキネシスで超音波を放った。
美里「ぐっ！！」
幸菜「きゃあ！！」
２人は両耳を塞いで苦しむ。
軍事「ははははは！苦しめ！」
美里「くっ・・・！！」
幸菜「あぁもう五月蝿い！精神星・強制能力操作！」
強制能力操作で、軍事が放つ超音波の能力を強制低下させた。
軍事「な、何だ！？低下してるだと！？こんな技が・・・巫山戯やがって！！」
美里「今度はこっちの番よ！」
軍事「この小娘共が！」
懐から瓶を出した。
美里「酒？」
軍事「ババアから貰ったんだ！これで回復だぜ！」
瓶の蓋を開けて酒を飲み干す。
軍事「おっしゃ！これでお前らをギタギタにしてやるぜ！」
美里「今よ幸菜！」
幸菜「あ、そうか！精神星・強制頭痛！」
軍事「・・・なっ、何だ！？頭が・・・頭が痛い・・・！！がああああああああ！！！！！」
急な頭痛で軍事が頭を抑えて苦しみ始めた。
美里「どう？強制頭痛は堪能出来た？」
ナレーション『精神星・強制頭痛とは、超能力を使って、酒を飲んだ相手を悪酔いさせて苦しませる篠崎幸菜の必殺技である。』
軍事「こ・・・この小娘共が・・・！！」
美里「さぁて仕上げよ。幸菜、あれ行く？」
幸菜「うん！行こう美里さん！」
美里・幸菜「はっ！！」
軍事「ぐああああ！！」
ダブルキックで軍事を飛ばした。
美里「瞬間星！」
幸菜「精神星！」
美里・幸菜「ダブルトルネード！！」
２人が高速回転して竜巻を巻き起こした。そのまま軍事に突進する。
軍事「ぐああああ！！！」
須磨「うわああ！！」
斗真「どうだ！俺達のチームプレイを見たか！！」
軍事「調子に乗りやがって・・・！」
須磨「良い気になってるんじゃないわよ！！こっちにはまだ刺客が残ってるわよ！！行きなさい！！」
そこに現れたのは、以前にECMを強奪し、チルドレンと皆本を廃墟に拉致した普通の人々のリーダーとその手下達だった。
セブンスターズ「っ！？」
リーダー「普通の人々のリーダー！」
おばちゃん「普通の食堂のおばちゃん！」
老人「年金暮らしの老人！」
サラリーマン「普通のサラリーマン！」
学生「普通の学生！」
須磨「第２ラウンド！行きなさい！」
普通の人々「おーーーーー！！！」
斗真「行くぞォォッ！！」
５人「おう！！」
斗真「ハイィッ！！」
敦「ヤァッ！！」
大河「トォッ！！」
美里「ハァッ！！」
幸菜「タァッ！！」
零慈「テヤッ！！」
セブンスターズがジャンプし、第２ラウンド。
敦「サイコロッド！」
超能力で如意棒を生成し、手下達を蹴散らす。
学生「うおおおおお！！ぶっ殺す！！」
普通の学生（不良）がメリケンサックを装着して敦を襲う。
敦「やぁっ！！たぁっ！！でりゃ！！」
サイコロッドで普通の学生を押し、両足に攻撃した。
敦「キンッ！！キンキンッ！！」
更にサイコロッドで普通の学生（不良）の股間を何度も殴る。
学生「がはっ！！はうっ！！そ、そこは駄目ーーーー！！」
サイコロッドで普通の学生を投げた。
学生「玉が！玉が痛え！！」
敦「火炎星・霧隠れ！幻ラングレー！」
霧を呼び、幻ラングレーを飛ばす。
ナレーション『火炎星・霧隠れとは、霧を呼び幻を作り出し、敵を攻撃する芝浦敦の必殺技である。』
学生「ぐああああああああ！！！」
幻ラングレーが学生と手下達に攻撃し、遠くの彼方へ消えてった。
大河「たぁっ！！やあっ！！はぁっ！！ハイィ！！」
近接格闘で手下達を蹴散らす。
大河「っ！？うおっ！！」
普通の食堂のおばちゃんが投げたモーニングスターを間一髪避けた。
おばちゃん「逃げんじゃないわよ！！喰らえ！！」
モーニングスターを再び投げたが。
大河「透視星・モーニング返し！！」
キックでモーニングスターを蹴り返した。
おばちゃん「ぐああああああ！！！」
モーニングスターを受け、落ちて背中を打った。
大河「へへっ、ざまぁ見ろ！」
零慈「うおおおおおお！！サンダーブレード！！」
超能力で雷の剣を生成し、手下達を蹴散らす。
零慈「おりゃあ！！」
サンダーブレードを投げたが、普通のサラリーマンが避けた。
零慈「何！？」
サラリーマン「それええええ！！！お返しだ！！！」
ロープを投げて零慈を捕縛し、後ろへ投げた。
零慈「ぐあああああ！！」
投げられた零慈が地面に落下した。
零慈「おのれ！！合力星・時間返し！！」
すると時が巻き戻された。
ナレーション『合力星・時間返しとは、超能力で時間を操り、敵を翻弄する和泉零慈の必殺技である。』
時が零慈の攻撃前まで戻った。
サラリーマン「ん？」
零慈「PKレーザー！やられる前にやり返す！！」
右手からレーザーを連射し、サラリーマン達を攻撃した。
サラリーマン「ずっこいずっこい！！」
美里・幸菜「ん？」
老人「年金で買ったこれをお見舞いしてやる！！」
手下がスピーカーを持って来て、超音波を放出した。
美里「うっ！！」
幸菜「うわあああっ！！」
超音波で苦しむ２人。
老人「そうじゃ！もっと苦しめ！！」
幸菜「もうっ！！精神星・音波返却！！」
超能力で超音波を跳ね返し、老人達に超音波を送った。
老人達「うわあああああああ！！！！」
美里「行くよ幸菜！」
幸菜「うん！」
美里・幸菜「精瞬星・一文字竜巻！！」
両手を伸ばして、竜巻を発射。
老人達「ぐわあああああああ！！！！」
斗真「うおおおおおおおおお！！！」
リーダー「はあああああああああ！！！」
斗真と普通の人々のリーダーの激闘。
リーダー「あの時の屈辱を味わえ！！」
斗真「気持ちだけ貰っとくぜ！！おるあ！！」
キックして後ろへジャンプして、管制塔の壁に着地。
リーダー「ロケットランチャー！！」
ロケットランチャーを発砲したが、斗真が避けた。
斗真「ハイィィッ！！」
着地からのPKリペアで管制塔を修復し、ジャンプした。
斗真「サイコブレード！！」
超能力で光の剣を生成し、普通の人々のリーダーと戦う。
リーダー「そこだ！！」
斗真「ぐはっ！！」
油断して殴られ、後ろへ飛ばされた。サイコブレードが落ちた。
リーダー「トドメだ！！！」
斗真「マリオネット！！！ハァッ！！！」
右手を伸ばすと、落ちたサイコブレードが縦横無尽に飛び回り、普通の人々のリーダーを通過した。
リーダー「がはっ！！ぐあっ！！どわああああああ！！！」
そして普通の人々達が１箇所に集まった。
斗真「普通の野郎共！そろそろ決着を付けてやるぜ！念動星・稲妻炎上破！！」
両手から炎と稲妻を飛ばした。
ナレーション『念動星・稲妻炎上破とは、超能力で炎と稲妻を呼ぶ神楽斗真の必殺技である。』
普通の人々「ぎゃあああああああ！！！」
稲妻炎上破を受けた普通の人々が倒れ、戦闘不能になった。
奈津子「す、凄いわ・・・」
ほたる「斗真君達強いわ・・・」
斗真「さぁどうだ！これでお前の刺客達はぐっすりおやすみ状態だ！」
須磨「まだよ！私達にはまだ切り札が残ってる！！バキューム！！」
すると右手でルシファーの後ろ首を掴み、左手でサタンの後ろ首を掴んで、更に両目を発光させ軍事を苦しませて、３人の超能力を吸い取り始めた。
セブンスターズ「っ！？」
皆本「何をする気なんだ！？」
サタン「須磨主任！苦しいです！」
ルシファー「止めて下さい！！」
軍事「おいババア！こんなの聞いてねえぞ！！！」
須磨「当然よ！言ってないからね！」
ルシファー・サタン「きゃあああああああ！！！」
軍事「ぐああああああ！！！」
３人の超能力が奪われてしまった。ルシファーとサタンは白のドレス姿に戻って、倒れてしまった。軍事も倒れた。
斗真「彼奴、３人の超能力を自分の物にしやがった！」
そして倒れてる３人をECMカプセルの中へテレポートさせた。
葵「大丈夫！？」
紫穂「大丈夫。気を失ってるだけだわ。もう超能力は使えない体になったわ。」
薫「あのババア！！」
須磨「邪魔者は居なくなった！ここからが本番よ！一斉発射！！」
そして両手を広げて強力な衝撃波を放った。
セブンスターズ「うわああああああ！！！！」
桐壺局長「何！？」
斗真「くそ！敦！零慈！行くぞ！」
敦・零慈「おう！」
斗真・敦・零慈「PKトリプルバスター！！！」
３人で力を合わせたサイコキネシスを放った。しかし須磨がバリアで防いだ。
須磨「その程度とは笑わせるね！」
すると瞬間移動した。
斗真「何処だ！？」
高速移動した須磨が６人の後ろに立った。
須磨「はっ！！」
振り返りと同時にサイコキネシスを放った。
セブンスターズ「うわあああああ！！！」
皆本「皆ーーー！！！」
斗真「何なんだよこの強さは・・・！？」
６人は立ち上がれない状態になってしまった。
須磨「あなた達はこの世界に不要な存在！そしてその不要な存在は地獄へ行く他の選択肢は無し！」
零慈「NONO！そんなのごめんだね！」
敦「そうだ！俺達は仲間達を助けるまで・・・ここでくたばる訳にはいかない！」
美里「そうよ・・・！そして全ての犯罪から平和を守るのが私達特務エスパーの仕事よ！」
斗真「そうだ！！！！」
６人はフラフラしながら立ち上がる。
須磨「おのれ！！怪物共め！！！死になさい！！！！」
サイコキネシスを放とうとしたその時。
???「はぁっ！！！」
須磨「な！？きゃああああ！！！」
横からサイコキネシスが放たれて、須磨を飛ばした。
斗真「！？」
上を見ると、蕾見が浮遊していた。
セブンスターズ「管理官！！」
チルドレン達「蕾見管理官！！」
須磨「あ、あんた・・・！！！」
蕾見「須磨貴理子！あなたの野望はこれまでよ！」
瞬間移動し、須磨が隠し持ってるECMカプセルの鍵を奪った。
須磨「なっ！！」
そしてECMカプセルからチルドレン達を解放し、磔にされてる皆本達をも解放した。
薫「助かったぜ！」
皆本「管理官・・・！」
蕾見「皆、怪我は無い？」
皆本「はい！」
薫「よっしゃ！私達も行くぜ！」
皆本「待て、ここは彼らに任せよう。」
蕾見「セブンスターズ！一気に片付けなさい！！」
セブンスターズ「了解！！」
斗真「行くぜ！！」
セブンスターズ「バースト解禁！！」
６人がバースト解禁した。
敦「火炎星・回転キック！」
大河「透視星・突貫ナックル！」
美里「瞬間星・テレポートパンチ！！」
幸菜「精神星・高速打撃！」
斗真・零慈「PKダブルクラスター！！」
須磨「きゃあああああ！！！」
６つの技が須磨に連続命中した。
斗真「須磨貴理子！あんた良い事を教えてやるよ！正義は絶対に・・・」
セブンスターズ「勝つ！！！」
須磨「何ですって！？」
ESPジャッジを身に付けてる右腕を前に伸ばした。
斗真「政府特務機関超能力支援研究局バベル特務エスパーチーム『ザ・チルドレン』元主任須磨貴理子！普通の人々と結託してバベルのエスパー、職員及び桐壺局長を誘拐し、軍事康夫の脱獄を援助した罪で！PKジャッジメント！」
ESPジャッジからモニターが出て、左右の『RELEASE』と『ARREST』が交互に発光する。
ナレーション『普通の人々に対しては、特務エスパーの要請により、東京都内某所にあるESP最高裁判所から判決が下される。』
そして結果は『
須磨「なっ！！」
斗真「アレスト許可！皆行くぜ！」
５人「ロジャー！」
セブンスターズ「ハアアァァァァ！！！！」
６人が光り輝いて浮遊した。
須磨「こんな事など認めないわ・・・！！」
斗真「須磨貴理子！自らの罪を懺悔しろ！」
セブンスターズ「PKストライクアウト！！」
６人の両手から光を放った。
須磨「あああああああああ！！！！！」
光を受けた須磨が気絶して倒れた。そして須磨から超能力細胞の光が溢れ出て、その光が跡形も無く消滅した。
セブンスターズ「Got you！！」
チルドレン「やったーー！！」
桐壺局長「我々の勝利だ！」
皆本「良くやった！皆！」
セブンスターズ「これにて一件コンプリート！！」
斗真「特務エスパーは！！」
セブンスターズ「日本晴れ！！」
あれから数日後のバベル。
零慈「須磨、刑務所に送られたらしいな。」
斗真「らしいな。けどまだ容疑を認めてないけどな。」
薫「あのババアは本当に懲りないよな〜。」
紫穂「でも捕まって良かったじゃない。」
葵「もうあんな顔見たくもないわ。」
大河「しかし本当あの日は大変だったよな〜。皆本さん達が洗脳されたり、その後攫われたりなど。」
敦「まあでも解決出来て良かったじゃないか。」
幸菜「そうだよ！今はそれで良いじゃん！」
美里「その通りよ。」
斗真「そう言えば皆本さん、ルシファーとサタンは今どうしてる？」
皆本「ああ、あの２人は今バベルで保護している。どうやら須磨主任に洗脳されてたらしい。」
大河「それに今はノーマルになったって。」
敦「そして軍事は再びイーストエデンで服役中だ。」
美里「あの時須磨に超能力を吸い取られたしね。」
薫「そう言えば、あのECMカプセルはどうしたんだ？」
斗真「あれは２度と使われないようにバベルが厳重保管している。」
すると警報が鳴った。
谷崎「事件か！？ナオミ！行くぞ！」
ナオミ「はい！谷崎主任！」
皆本「よし！皆出動だ！」
セブンスターズ・チルドレン「了解！！」
彼らの任務はまだまだ続くのだった。
「THE END」
キャスト
神楽斗真：松下優也
栗栖大河：花江夏樹
芝浦敦：佐野岳
赤坂美里：大久保桜子
篠崎幸菜：矢野優花
和泉零慈：甲斐翔真
明石薫：平野綾
三宮紫穂：戸松遥
野上葵：白石涼子
皆本光一：中村悠一
蕾見不二子：ゆかな
桐壺帝三：小杉十郎太
柏木朧：浅野真澄
賢木修二：谷山紀章
常盤奈津子：中尾衣里
野分ほたる：佐藤利奈
梅枝ナオミ：藤村歩
谷崎一郎：家中宏
宿木明：大浦冬華
犬神初音：清水愛
小鹿圭子：中島沙樹
バレット：近藤隆
ティム・トイ：皆川純子
オペレーター：宮坂俊蔵
金光宣明
筑紫澪：釘宮理恵
パティ・クルー：小林早苗
火野カガリ：入野自由
玉置カズラ：加藤英美里
桃太郎：釘宮理恵
雲居悠理：井上麻里奈
教師：椎名高志
須磨貴理子：深見梨加
軍事康夫：小山剛志
ルシファー：川澄綾子
サタン：桑島法子
兵部京介：遊佐浩二