刀なんて持たなきゃ良かった   作:エジプト産バナナ

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初めまして!エジプト産バナナと申します。書けば出るを信じてこの小説を書かせてもらうため、もしも当たってしまったら止めるかもしれません。そして、驚くほど文才がないので見る方不快にさせるかもしれません…
それでも良いという方は何卒よろしくお願いします!

因みに、沖田さんは鯖確定です


プロローグ

『人理継続保障機関フィニス・カルデア』

2016年以降の未来が見えなくなったとかで、全国からマスター候補生とかいう人々を集めている特務機関。そして、そこの所長は魔術師の貴族アニムスフィア家の令嬢が勤めているらしい…

いや、問題はそんな所ではない。2016年以降の未来が見えないとか魔術師だとか色々な大問題があるが俺が最も気にかけたのは勤務先だ。何処の国かは知らないが、標高6000メートルもある雪山の地下にある。

 

おかしいだろ。

いやね、魔術師とかは修学旅行でロンドン行った時にメガネ掛けた知的で金持ちのクラスメイトが同じ部屋で火とか水とか使った魔法少女のアニメ見せられて、こんなもんかってイメージはあるよ?富士山にも登ったことはある。だけど、雪山はおかしくないかい?6000メートルとか富士山の1.5倍くらいあるぞ?しかも案内は実家に届いたパンフレットのみ…

 

恨みしかない。勝手に就職先を決めた今の父親にもだが、何よりこの世界に事前情報もなしに転生させたクソ神が一番腹立つ。今でも理由は分からないが謎の死を遂げた現実世界の俺に「ごめ〜んね!」の一言と、「特典は何がいい?あ、最強とかはダメだからね?それだとつまらないから〜、主に私が」と、自分勝手すぎる内容に一瞬キレたが、「残り30秒〜」という声が聞こえ、焦りに焦った結果、何も思いつかなくて、結局残り5秒の時に生前『るろうに剣心』にハマっていた事を思い出して、すぐに「身体能力の底上げと、飛天御剣流を使えるようにしてくれ!」と早口で言ったらクソ神が笑顔で「分かった♪」と言い、それを最後に視界が真っ暗になった。

 

今思うと本当に馬鹿な選択をしたと後悔している。飛天御剣流を使えるようにしたのは良いが、それよりも強い能力なんて山ほどあった。どうせなら『ナ◯ト』の写◯眼とか『ワン◯ース』の◯気とかにすれば良かった。というか、写輪◯があれば、神◯があれば敵の宝具とか飛ばせるんじゃないだろうか。あ、敵ごと飛ばせばいいのか。

 

とか考えていると、人工的な建物が見えた。この雪山にそんな物があるとすれば俺が目指していた建物しかないだろう。それに向けて歩くと3人の男女が見えた。1人は全身深緑の服装で目がタ◯シの男、もう1人は茶髪のポニーテールで頼りなさそうな男。そして、その2人の前に銀髪の俺と年も変わらなそうで、高飛車そうな少女が居た。まぁ、誰だかは分かっているからどうでも良いが、何故カルデアのトップ3がこの寒い中外に出てきているのだろうか。ゲームでもわざわざ出迎える事なんてなかったのに…

 

「人理継続保障機関カルデアへようこそ。私はこのカルデアの所長オルガマリー・アニムスフィア。貴方がNo.39 緋村 悠里ね。申し訳ないけど貴方にはマスター候補生としてではなく、マスターを守る戦闘員として働いてもらいます。」

 

「なんですと?」

 

 

 




やっぱりちょっと短いですね
6時間程ずっと試行錯誤を繰り返して大体90文字くらいでしたし…
評価、感想をお願いします!批判などもあればできれば、何処がダメだったかを書いてくださると助かります!

次回は未定ですが、オリ主がカルデアに着いてからの話はカットして、一気に本編に進めようと考えてます。

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