Five Nights at Mangle ーMangle憑依記ー 作:アルプスのラスカル
そろそろこの小説もラストまで行きますね。
それと200UAありがとうございます!
・・・11:59→12:00・・・
今日だ…今日が前世?で50回もゲームオーバーになり、やっとクリアした5日目だ。
俺はずっと考えて来たんだが、主人公が死なない様にサポートする事に決めた。
例えば目の前にBonnieがいてジェレミーが危なかったら、他の部屋で音でも出して援護しようか…昨日のやり過ごし方から見たら大丈夫な気がするが。
けど5日目って確かあいつ出てくる様になるよな…ジェレミー大丈夫か?
・・・12:00→1:00・・・
「ハロー、ハロー! よくやってるね、もう5夜目だ! あのさ、今夜は特に目を光らせてくれ、いいな?
うーん、俺の知る限り、この建物は厳重に施錠されてて誰一人出入りはできなかったハズなんだよ。 前従業員とかなんかに関しては特に、な」
おっ、また始まったな。5日目の電話だ。
「……まぁ、とりあえずこの状況が落ち着いたら、キミを昼間勤務の方へ動かすかもしれないんだ。 ちょうどポジションに空きができてさ……とはいっても、まだキミの代わりの夜間勤務をしてくれる奴は見つかってないんだけどね。 俺たちも頑張って探してる最中さ」
「あー、本家レストランのオーナーに連絡してみようと思ってるんだ。 えーっと、確か……『Fredbear's Family Diner (フレッドベアの家族食堂)』とか何とか。 もう何年も閉店したままだから、誰もつかまらないと思うけどね。
何はともあれ、あと一夜乗り切ってくれ。じゃ、頑張れよ! おやすみ!」
今日から新しいアニマトロニクスその名もGolden Freddyと言われる。こいつは、いつの間にか警備室に侵入していて目の前に現れる。
対処法は簡単である…目の前に出たら、着ぐるみを着ればいい、ただそれだけだ。
良し、ジェレミーの所に行く前に少し武装をさせてくれ。
ん?どんな武装するかって?いや鉄パイプとフライパン、そして鍋の蓋だよ?
・・・1:00→2:00・・・
行く前に店を一周して見たんだが、昨日と雰囲気が変わってしまっていた。
昨日の様のような殺気は在るのに、それと凄い緊張感が自分に纏わりつく。
これはヤバイ、自分もアニマトロニクスなのにビビってしまう。
人間にこの場の空気は一生に一度訪れるか訪れないかレベルだと思う。
いやぁーこの空気は本当に気持ち悪くなってくる。
暗くてもアニマトロニクスだから、前が見えるんだが他のアニマトロニクスを見ると手に持った鉄パイプをそいつに構えてしまう。
BBはとりあえず顔がムカついたし声も煩いから、鉄パイプを野球の打者の様に構え、顔面を狙うためにパイプを振ったのに…
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれはBBの前で鉄パイプを振ったんだそしたら、BBが俺の後ろにいたんだ』な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……ごめんついふざけて…え?お前を殺す?やめてくれよぉ。
BB俺たち友達だろう?だからその不気味な笑いをやめてください!追いかけてくるな!もう一発かますぞ!
・・・2:00→3:00・・・
そう言えば、BBから逃げてた時に懐中電灯拾ったんだよ。
その時懐中電灯を踏んでコケたんだが…後ろから追ってこなかったから大丈夫だったぞ?
ジェレミーの所に行きますかね。
侵入ミッションだ!
・・・3:00→4:00・・・
侵入できたよ…めちゃくちゃ目が眩しいけど。
そして今、とてつもない緊張感に襲われている。
とても嫌な何かが来ている様だ。
そうしてジェレミーは他のアニマトロニクスを対処していく。
そうして残り一時間となった。
・・・4:00→5:00・・・
来てしまった…Golden Freddyがあいつを見た瞬間に、俺は目を逸らした。
あいつを直で見るのはヤバイ!絶対夜寝てる時に夢の中で出てくるやつだ、見ない様にしよう。
ジェレミーも着ぐるみを着てGolden Freddyをガン見している。
もう終わっていいよぉ!Freddyとか来なくていいから。
・・・5:00→6:00・・・
おわったぁ!もう子供達の入り江に帰りますかね…
逃げるんだよぉ〜!スモーキー!
はぁ…急がないと。
次の夜は明日ぐらいに投稿すると思います。