ONEPIECE~雷帝と呼ばれた男~   作:ペヂ

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皆さん、どうもこんにちは。ペロキャン・スカーレットという者です。
今回も、前回の続きからスタートです。
少し、書き方を変えたので見づらいかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。
感想、コメント、アドバイス、質問がありましたら、気軽に書いてください。お待ちしています。


8話~登山~

 あれから俺は、じいちゃんと体力づくりに励んでいます。それはもう、辛すぎるんだよ…まったく、6歳にやらせるには、キツすぎるんじゃないか?

 修行に慣れてきたと思ったら、走る時間を増やすとか鬼畜じゃないですか?あっ…じいちゃんは鬼畜だったわ…

 

リュウキ「もう無理です…立てません…」

 

ガープ「何を言っておるんじゃ、リュウキ!!儂みたいに、強くなるんじゃろ!!」

 

リュウキ「それはそうなんだけどさ…」

 

 こんな感じで、1日中走りっぱなしでさ…頼んだのは確かに俺だけどさ、限度というものがあるんじゃないか?

 

 そろそろ、太陽が沈んでくる時間のはずだ…カラスも鳴き始めたし。

 

ガープ「おっ?もうこんな時間か…それじゃあ、今日の修行はここまでじゃな」

 

 ようやく、地獄から解放された…気分がとても良い

 

リュウキ「じいちゃん、明日はどうするの?」

 

 明日もこれよりも辛いと、流石に心が折れるんだけど…

 

ガープ「ん?そうじゃな…明日の朝になったら、教えるわい!!覚悟しとくんじゃぞ?」

 

 えっ…まさかこれよりも辛いの!?明日、生きて帰ってこれるかな?

 

ガープ「リュウキ!!早く帰るぞ。レオナを待たせるわけにはいかんからな」

 

リュウキ「あっ…待ってよー」

 

 俺はじいちゃんと暗い夜道を歩いて、家に帰った。それから夕飯を食べてから、すぐに寝てしまった

 

 

レオナ「お父さん…もう少し、優しくすることはできない?」

 

 5日間もずっと朝から夕方まで、お父さんと修行してくるリュウキ。毎日、服も汚れていたり、破けていたりしている。

 どんな修行をすれば、こんなにボロボロになるのかしら…

 

ガープ「ダメじゃ…男が1人で決めたことじゃ!!」

 

レオナ「だけど…」

 

ガープ「お前の息子は頑張ろうとしておるんじゃ!!それを母親のお前が、応援するべきではないのか!!」

 

 そうよね…私が応援しなかったら、誰があの子を支えるのかしら

 

レオナ「わかったわ!!しっかりとお願いね?お父さん」

 

ガープ「任せておけ!!あっ…それとな、あれとあれを用意しておいて欲しいんじゃが…」

 

レオナ「わかったわ!!任せといて!!」

 

 

翌日

 

 

リュウキ「おはよう…2人とも」

 

ガープ「おはよう、リュウキ」

 

レオナ「よく寝れた?」

 

リュウキ「まぁボチボチ?」

 

 疲れが溜まっていたのか、すぐに寝れた。しかもぐっすりと

 今日の修行は憂鬱だな…はぁ…覚悟を決めるか…

 

リュウキ「今日はどうするの?」

 

ガープ「今日は、山登りをするぞ!!」

 

リュウキ「えっ…!?」

 

 マジで言ってるの?凄く足が痛いんだけど…それと荷物とかは、どうなってんの?

 

レオナ「大丈夫よ。ちゃんと準備してあるから♪頑張ってね」

 

ガープ「では、早速行くぞ!!リュウキ!!しっかりとついて来るんじゃぞ」

 

リュウキ「う、うん…」

 

 山登りなんて、生まれて始めてだから、生きて帰ってこれるかな?凄く心配…

 

 

数時間後

 

 

 もう何時間歩いたんだろう…もう、足の感覚が無くなってきた…

 あたり一面木々が生い茂ってるだけ!!何で山登りにしたんだろう?

 

リュウキ「ねぇねぇ、じいちゃん」

 

ガープ「何じゃ?」

 

リュウキ「何で山登りにしたの?」

 

ガープ「それはな…」

 

リュウキ「それは?」

 

ガープ「何となくじゃ!!」

 

リュウキ「は?」

 

ガープ「それがのう、今日の修行は何をするか迷ってたんじゃ…そうしたら、ふとこの山が目に入ってのう…」

 

リュウキ「本当にそれだけの理由なの?」

 

ガープ「まぁ、そうじゃな!!」

 

 俺って、じいちゃんの気紛れで山登りしてんの?嘘だろ…

 

ガープ「そろそろ休憩にするか」

 

リュウキ「やったー!!」

 

ガープ「で、これからじゃが、リュウキ!!1人で頂上まで行ってこい!!」

 

リュウキ「はい?」

 

 いやいや、何をいきなり言い出してんだ?このじいさん…6歳に1人で山を登れって…

 

リュウキ「いや、無理だよ!!」

 

ガープ「大丈夫じゃ!!ルフィもジャングルに風船で飛ばしたときも、帰ってきたしのう」

 

 あんた、何を孫にやらせてんだよ!!

 

リュウキ「いや、でも…」

 

ガープ「頂上についたら、帰ってきていいぞ!!頂上には、そこにしか咲かない綺麗な花があるらしいから、それをレオナにプレゼントしてあげなさい」

 

リュウキ「わかった。頑張ってくる!!だけど、じいちゃんはどうするの?」

 

ガープ「儂は、家で待ってるからな!」

 

リュウキ「じゃあ、行ってきます!!」

 

ガープ「気を付けるんじゃぞ」

 

 

数十分後

 

 

リュウキ「はぁ…1人だと、寂しいな…」

 

 というか、お昼御飯はどうすればいいんだろう?

あっ…そういえば、母さんから貰ったリュックの中には何が入ってるんだろう?

 

 明日までのご飯と、水だ…それとこれは、寝袋?

 

リュウキ「何から何まで、準備がいいな…」

 

 では、頑張って山登りをしましょうか!!頑張るぞ!!




ONEPIECE~雷帝と呼ばれた男~ 8話~登山~を読んでくださりありがとうございます。
今回は試しに、書き方を変えてみたのですが、いかがでしょうか?
感想、コメント、質問、アドバイスなどがありましたら、気軽に書いてください。
次回も完成次第、投稿しますのでまた読んでくださると嬉しいです。

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