今回も、前回の続きからスタートです。
少し、書き方を変えたので見づらいかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。
感想、コメント、アドバイス、質問がありましたら、気軽に書いてください。お待ちしています。
あれから俺は、じいちゃんと体力づくりに励んでいます。それはもう、辛すぎるんだよ…まったく、6歳にやらせるには、キツすぎるんじゃないか?
修行に慣れてきたと思ったら、走る時間を増やすとか鬼畜じゃないですか?あっ…じいちゃんは鬼畜だったわ…
リュウキ「もう無理です…立てません…」
ガープ「何を言っておるんじゃ、リュウキ!!儂みたいに、強くなるんじゃろ!!」
リュウキ「それはそうなんだけどさ…」
こんな感じで、1日中走りっぱなしでさ…頼んだのは確かに俺だけどさ、限度というものがあるんじゃないか?
そろそろ、太陽が沈んでくる時間のはずだ…カラスも鳴き始めたし。
ガープ「おっ?もうこんな時間か…それじゃあ、今日の修行はここまでじゃな」
ようやく、地獄から解放された…気分がとても良い
リュウキ「じいちゃん、明日はどうするの?」
明日もこれよりも辛いと、流石に心が折れるんだけど…
ガープ「ん?そうじゃな…明日の朝になったら、教えるわい!!覚悟しとくんじゃぞ?」
えっ…まさかこれよりも辛いの!?明日、生きて帰ってこれるかな?
ガープ「リュウキ!!早く帰るぞ。レオナを待たせるわけにはいかんからな」
リュウキ「あっ…待ってよー」
俺はじいちゃんと暗い夜道を歩いて、家に帰った。それから夕飯を食べてから、すぐに寝てしまった
レオナ「お父さん…もう少し、優しくすることはできない?」
5日間もずっと朝から夕方まで、お父さんと修行してくるリュウキ。毎日、服も汚れていたり、破けていたりしている。
どんな修行をすれば、こんなにボロボロになるのかしら…
ガープ「ダメじゃ…男が1人で決めたことじゃ!!」
レオナ「だけど…」
ガープ「お前の息子は頑張ろうとしておるんじゃ!!それを母親のお前が、応援するべきではないのか!!」
そうよね…私が応援しなかったら、誰があの子を支えるのかしら
レオナ「わかったわ!!しっかりとお願いね?お父さん」
ガープ「任せておけ!!あっ…それとな、あれとあれを用意しておいて欲しいんじゃが…」
レオナ「わかったわ!!任せといて!!」
翌日
リュウキ「おはよう…2人とも」
ガープ「おはよう、リュウキ」
レオナ「よく寝れた?」
リュウキ「まぁボチボチ?」
疲れが溜まっていたのか、すぐに寝れた。しかもぐっすりと
今日の修行は憂鬱だな…はぁ…覚悟を決めるか…
リュウキ「今日はどうするの?」
ガープ「今日は、山登りをするぞ!!」
リュウキ「えっ…!?」
マジで言ってるの?凄く足が痛いんだけど…それと荷物とかは、どうなってんの?
レオナ「大丈夫よ。ちゃんと準備してあるから♪頑張ってね」
ガープ「では、早速行くぞ!!リュウキ!!しっかりとついて来るんじゃぞ」
リュウキ「う、うん…」
山登りなんて、生まれて始めてだから、生きて帰ってこれるかな?凄く心配…
数時間後
もう何時間歩いたんだろう…もう、足の感覚が無くなってきた…
あたり一面木々が生い茂ってるだけ!!何で山登りにしたんだろう?
リュウキ「ねぇねぇ、じいちゃん」
ガープ「何じゃ?」
リュウキ「何で山登りにしたの?」
ガープ「それはな…」
リュウキ「それは?」
ガープ「何となくじゃ!!」
リュウキ「は?」
ガープ「それがのう、今日の修行は何をするか迷ってたんじゃ…そうしたら、ふとこの山が目に入ってのう…」
リュウキ「本当にそれだけの理由なの?」
ガープ「まぁ、そうじゃな!!」
俺って、じいちゃんの気紛れで山登りしてんの?嘘だろ…
ガープ「そろそろ休憩にするか」
リュウキ「やったー!!」
ガープ「で、これからじゃが、リュウキ!!1人で頂上まで行ってこい!!」
リュウキ「はい?」
いやいや、何をいきなり言い出してんだ?このじいさん…6歳に1人で山を登れって…
リュウキ「いや、無理だよ!!」
ガープ「大丈夫じゃ!!ルフィもジャングルに風船で飛ばしたときも、帰ってきたしのう」
あんた、何を孫にやらせてんだよ!!
リュウキ「いや、でも…」
ガープ「頂上についたら、帰ってきていいぞ!!頂上には、そこにしか咲かない綺麗な花があるらしいから、それをレオナにプレゼントしてあげなさい」
リュウキ「わかった。頑張ってくる!!だけど、じいちゃんはどうするの?」
ガープ「儂は、家で待ってるからな!」
リュウキ「じゃあ、行ってきます!!」
ガープ「気を付けるんじゃぞ」
数十分後
リュウキ「はぁ…1人だと、寂しいな…」
というか、お昼御飯はどうすればいいんだろう?
あっ…そういえば、母さんから貰ったリュックの中には何が入ってるんだろう?
明日までのご飯と、水だ…それとこれは、寝袋?
リュウキ「何から何まで、準備がいいな…」
では、頑張って山登りをしましょうか!!頑張るぞ!!
ONEPIECE~雷帝と呼ばれた男~ 8話~登山~を読んでくださりありがとうございます。
今回は試しに、書き方を変えてみたのですが、いかがでしょうか?
感想、コメント、質問、アドバイスなどがありましたら、気軽に書いてください。
次回も完成次第、投稿しますのでまた読んでくださると嬉しいです。