レインベース
「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ…
ビビ王女、わかるか?君も参加していた作戦がついに始まったのだ…耳を澄ませばアラバスタの唸り声が聞こえてきそうではないか…そして皆、こう思っているのさ。俺たちがアラバスタを守るんだ!
泣かせる話じゃねえか…国を思う気持ちが国を滅ぼすんだからな!!」
「この…!!腐れ外道っ!!!なんて酷いことを……お前なんかに国を滅ぼさせたりはしない!!」
「おいおい…どうした?何をする気だ?ビビ王女」
「止めに行くのよ!!!!まだ間に合う…!ここからアルバーナへ向かえば!!
反乱軍よりも早くアルバーナへ周り込めば止められる可能性があるっ!」
「「ビビ……!」」
「ほぉ…奇遇だな。俺たちもこれからアルバーナへ向かうところさ。てめえの親父に一つ質問があるからな」
「これ以上父に一体何を…!?」
「てめえの自由だ。ビビ王女…仲間と国、どっちが大事なんだ?言っておくが、これからこの部屋は自動で沈む!だが、今アルバーナへ向かえば反乱軍を止められるかもな
まあしかし、俺も反乱を止められるのはよろしくないと思っている。だからこの檻の鍵をどうするかわかるか?」
「まさか……!?」
「そう!そのまさかさ…ビビ王女。俺から奪い取ってみせろ!!!」
「くっ……!鍵を渡せ!クロコダイル!!孔雀一連スラッシャー」ヴォッ
「普通に考えればわかるよな?てめえじゃ俺から鍵を取れないと……」ガシッ
「ああっ……!」
「ミス・オールサンデー…鎖を持ってこい!王女を拘束する」
「わかったわ…」カツカツ
「おいおい…本当に国の英雄様がこの反乱を操っていたとはなー」ザッ
「てめえは!?」
「「「リュウキ(さん)!!!」」」
数分前
「まさか、本当にクロコダイルが黒幕だったとはな…もともと、きな臭かったし、疑ってはいなかったが、これで確信できたな」
にしてもやっぱり国の乗っ取る計画の目的はあっさりとは言わねえか…奴を追いかけたほうがよさそうか?
ビビ!?一体何を…?まさか!?あのワニ野郎…!!
「クロコダイル…ビビから手を離せ…」
「クハハハハ…この俺にてめえの様な小物が命令するんじゃねえよ」
「あぁ…!?お前の方が小物だろ!」ドン!
「言わせておけば…」ビキビキ
戦闘経験じゃあ、奴の方が上だ…腐っても七武海の1人だ……俺の武装色が通用するかが心配だけど、今の奴は油断している…本気でやればビビを救出することぐらいなら造作もないだろう…
だが、どう距離を詰めたもんか…?ゴロゴロの能力で雷速で移動して殴りながらビビを救出…これが最善だろう
「ふんっ!」バリバリ
「……っ!?」ザッ
何だ?まさかこいつ能力者?だが一体なんの能力だ…警戒しておこう
「遅すぎるぜ」バリッ
「な…!?」ゴフッ!!
「ビビ…とりあえず無事か?」
「え…?えぇ…かすり傷程度よ」
なぜ、自然系の能力者のクロコダイルがダメージを負って?
「てめえ…!まさか覇気使いとはなぁ!!」
今の一撃で分かるか…さすがだな
「はっ…!自然系だからって調子に乗ってんじゃねえぞ!お前はここで俺に倒されるんだがらな!!!」シュン
次は顔っ!!
「ぶっ…!」ドコッ
リュウキがクロコダイルを一方的に攻撃してる!?なんで攻撃を当てられるのかしら??覇気というのが関係あるのかしら?いや!今はリュウキがクロコダイルを倒してくれることを祈るしか……
「ふっ!」ドコッ「はぁ!!」バキッ
「これで決める!!!」バリバリッ!!
場所が狭いから気絶させるほどの威力で!!
【雷撃】
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます!
如何でしたでしょうか?久々の執筆でしたので、書き方など色々と変わっていると思いますが、そこはご了承ください!
感想、アドバイスなどがありましたら是非よろしくお願いします!!