ONEPIECE~雷帝と呼ばれた男~   作:ペヂ

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どうもお久しぶりです(*・ω・)*_ _)ペコリ
ペロキャン・スカーレットです。

今回も投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
ですが、今回は文字数をいつもの倍ほどに増量しました。もし、読みにくかったら言っていただけるとありがたいです。

感想、アドバイス、質問などがありましたら、気軽に感想欄にてコメントしてもらえるとありがたいです。


21話~能力~

しばらく甲板で話していると、エースが話を切り出してきた。

 

「ルフィお前、白ひげ海賊団に来ないか?仲間も一緒にな」

 

おおっ!?まさか、白ひげ海賊団にルフィ達を勧誘か!でも、ルフィなら…

 

「嫌だ」

 

やっぱりなw誰かに従いはしないだろ。

 

「そう言うと思ったぜ」

 

「やっぱりその背中の刺青は…」

 

この長鼻の男は確か…ウソップだったっけ?

 

「あぁ、これは俺の誇りなんだ。俺は白ひげを海賊王にしてやりたいと思ってる。ルフィ、お前じゃなくてな」

 

「それなら会った時に戦えばいいだけだ!」

 

おおっ!?あの白ひげと戦うとは大きく出たなルフィの奴。だけど、仲間は震えてるけどなw

ん?エースがこっちを向いたけど、何でだ?

 

「じゃあリュウキはどうだ?うちに来ないか?」

 

まさか…白ひげ海賊団へのお誘いが来るとは…

 

「悪いね。俺も自分の自由に海賊をやりたいんだよ。ありがたい誘いだが断らせてもらうよ」

 

「なんでエースはここに居るんだ?」

 

「俺は今、大罪人を追ってるんだ…"黒ひげ"と最近は名乗っているらしい」

 

黒ひげ…これから起こる頂上戦争の引き金になる男か…

 

「黒ひげ…俺の故郷を滅ぼしたやつだ!」

 

そういえば、チョッパーの故郷を滅ぼしたって情報もあったような気がするな。

 

「奴はもともと、俺の部下の二番隊隊員だ。奴は"仲間殺し"という最悪の罪を犯し逃げた。その始末を隊長である俺がつけなきゃならない」

 

ふむふむ、今のままではエースは十中八九、黒ひげに負ける。一応忠告しておくか

 

「油断はするなよ…そいつも力をつけてるだろうからな。引き際をしっかり見極めなきゃダメだぞ」

 

「あぁ忠告ありがとうな。

できの悪い弟を持つと兄貴は心配なんだ…お前達もルフィには手を焼くだろうがよろしく頼む…」

 

本当に弟思いのいい男なんだな。そういう所にすごく憧れるよ。

 

「次会うときは海賊の高みだ!」

 

 

10分前

 

 

ナノハナ港にて

 

「おい!本当か?白ひげ海賊団の二番隊隊長と麦わらの一味がこの街にいるってのは!」

 

「あぁ!たしかにこの目で見た。奴らを討てば、俺たちの昇格は間違いなしだ!」

 

「へへっ、違いねえ。船を出せ!!!」

 

ナノハナ沖にて

 

「じゃあなーエース!!!」

 

本物の火拳のエースと会えて良かった…うん?ナノハナから大勢の船が!?

 

「待ちな!!火拳のエースと麦わらの一味!こっちは船5隻ずつだ!抜けてみやがれ!」

 

何!?船5隻だと!?仕方ない…能力を使って突破するか…

 

「両方沈めてやる!!撃てー」

 

「死ね!カナヅチ野郎!!」

 

エースは…大丈夫だろうな!こっちに集中しねえと!

 

「麦わらの一味も沈め!」

 

「俺が弾くぞ。"ゴムゴムの風船"」

 

「でもどうする?!これじゃ抜けられねえ!ジリ貧だぞ!"三刀流竜巻"」

 

「俺が何とかする!進路は真っ直ぐ進め!!」

 

イメージするんだ。右手に力を集中させて、解き放つ!!!

 

「"火拳"!!!」ボウ

 

「"雷撃"!!!」バリバリ

 

「「「「なにィィィィィィィッ!?」」」」

 

「来いよルフィ…高みへ!」

 

 

ゴーイングメリー号甲板にて

 

 

「「「あっ…えぇ!?」」」

 

「まさかリュウキまで能力者だったのか」アハハハ

 

「マジかよ…」

 

「嘘でしょ」

 

やっぱりみんな驚くよなw久々にゴロゴロの実の能力を使ったなぁ。

 

「お前も能力者だったのか…しかも自然系の能力」

 

「あぁ、俺も能力者だよ。俺は"ゴロゴロの実"を食べた雷人間なんだよ」

 

「雷って…無敵じゃない!」

 

といっても、あんまり能力使わないけどなw覇気使いがこっちには全然いないからな。もうちょっと強い敵が出てきたら能力使うことも考えなきゃな。

あと、一応確認だけしておくか。

 

「でさぁ、一つ聞くけどそこの青髪の可愛い女性は誰?」

 

「えっと…私は…」

 

「おい!リュウキ!!ビビは王女じゃねえぞ!」

 

「何言ってんだ!このアホ!!」

 

ビビってやっぱり王女様か…覚えてたけど、自分が雇われてる国の王女が目の前にいるとなると緊張するな。それだったら敬語のほうがいいんだろうか?

 

「お初にお目にかかります。ビビ王女。先程の無礼な態度、申し訳ございません」

 

「そんな!顔を上げてください!リュウキさん。しかも、今の私は海賊船にのっているのですから、王女ではなく、ただの海賊なんです。ですから畏まらないでください」

 

って言っているけど、コブラ国王に敬語じゃないことがバレたらクビになってしまうのでは…?

でもまぁ、バレなきゃ大丈夫なはずだから、敬語はやめるか。

 

「じゃあビビ。少しの間だけどよろしく」

 

一応俺は軍の人間だから、ビビの護衛をするか…

この国には腹黒そうな奴もいるから油断できないな。あと、なぜビビがルフィ達と一緒にいるのか聞いておくか

 

「ところで一つ聞きたいんだけど、なんでルフィ達と一緒にビビが行動しているんだ?俺は行方不明って聞いてたけど…」

 

「えっと…先に言っておくけど、私が国から出た理由を聞くのは貴方にも危険を招いてしまうわ」

 

そんなにヤバい理由なのかよ…でも聞いておいた方がいいだろうな。

 

「あぁ、俺なら大丈夫だよ。さっき見てもらった通り俺は自然系の能力者なんだ。鍛えてもいるから、大抵の相手には負けないから安心して話してくれるか?」

 

「分かったわ…じゃあ事の始まりから順番に話していくわね」




今回もこの作品を読んでくださりありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ
如何でしたでしょうか?
ようやくメインヒロインを登場させる事が出来ました。あと、ゴロゴロの実の能力の初使用シーンも書くことができました。"雷撃"はエネルの"神の裁き"(エルトール)の事です。
これからどんどん展開が早くなっていく予定ですので、また待っていていただけると嬉しいです。

感想、アドバイス、質問などがありましたら気軽にコメント欄で言ってくださると嬉しいです。私へのメッセージを送ってくださる方も増えてきましたので、そちらでもどうぞ!

では、次回も読んでいただけると嬉しいです。

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