1◇Fate/Great Satan   作:混沌者

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ここで衝撃の暴露!

私ギルガメッシュ叙事詩あんまり知りません!


どうでもいい情報か!


暴君と帰還者

宮殿を出て3年がたった。あれからいろんな修行をした。中には命の危機があったものもあった。というかそれが大半だった。

 

 

装備も整えてみた。

剣に引き金とシリンダーを付けた、銃剣アストル

(シリンダーとはリボルバーの玉を入れる所)

引き金を引くと刀身から魔力砲か属性砲が出るようになっている

引き金を引きながら魔力を剣に纏わり付かせる事で属性を付加させる事も可能。

シリンダーに魔力をこめた弾丸(魔力弾丸)をセットしておく必要がある。

剣としても銃としても邪道だが結構使える武器

二刀一対の剣、双剣クロスブラッド

血を与えると切れ味が増す剣だ。

余談だが二つとも色は黒だ。

 

 

カオス「すこし・・・というかかなり怒っているような気がするがそろそろ帰るか。」

 

 

 

 

 

ウルクを久しぶりに来てみたがかなり唖然とした。

民は活気がなくまるでこの世に絶望しているかのようだった。

いやな予感が漂い始めた。

俺は急いで宮殿へと向かった。

 

 

門番「ここはウルクの宮殿だ!用があるなら用件を・・・ってカオス様!?いつお戻りになったのですか」

 

 

カオス「今帰ったところだ。にしても民に活気がなかったが・・・一体どうした?」

 

 

門番「それは・・・・その・・・・・」

 

 

カオス「まぁお前にも立場って言うのがある。言いたくないなら言わなくていい」

 

 

門番「すみません・・・」

 

 

カオス「王に会いたい。通してもらってもいいか?」

 

 

門番「わかりました。どうぞお通りください。」

 

 

門が開くと俺は宮殿へと入っていった。

宮殿の中は活気があって少し安心した。

まずルガルバンダ王・・・いやもう王ではないな。

ルガルバンダさんとニンスンさんに話を聞こう。

なぜこんなにも民に活気がないのかを。

 

 

 

 

 

 

 

コンコン(ドアノック音)

 

 

ルガルバンダ「うん?誰だ?入れ」

 

 

カオス「失礼します」

 

 

ルガルバンダ「おぉカオスではないか!久しいな!」

 

 

カオス「はい、久しぶりですルガルバンダさん」

 

 

ルガルバンダ「ニンスン!カオスが帰ってきたぞ!」

 

 

ニンスン「カオス?いつ戻ってきたの?」

 

 

カオス「今日ですよ。」

 

 

ニンスン「そうなの。誰かお茶を持ってきて」

 

 

召使の人たちがお茶を入れに行った。

 

 

ルガルバンダ「さて、このおぬしの雰囲気を察するに何か聞きたいことがあるようだな」

 

 

カオス「流石ルガルバンダさん話が早くて助かります」

 

 

ルガルバンダ「で、何が聞きたい?まぁ大体の予想は付くが・・・」

 

 

ニンスン「・・・」

 

 

カオス「俺が聞きたいのはたったの一つです」

 

 

カオス「なぜこんなにも民に活気がないのですか?」

 

 

ルガルバンダ「・・・・それはな」

 

 

ニンスン「変わってしまったのよ。」

 

 

カオス「変わった?ウルクが?」

 

 

ルガルバンダ「ギルがだ。」

 

 

カオス「ギルが?なぜ?」

 

 

ニンスン「ギルはあなたが去ってから人々を導く王になろうと頑張っていました。」

 

 

カオス「それは知っている。ある意味俺が一番近くで見ていたようなものだからな」

 

 

ルガルバンダ「しかし王になり人間と過ごすうちに、彼らが進む道は彼ら自身が決めるべきものだと考えを改めよった」

 

 

カオス「まぁそれは百歩譲ってわかったとしよう。でもそれがなんで暴君のようになってしまったんだ?」

 

 

ニンスン「考えを改めたギルは暴君となって彼らの成長を促しながら彼らを見守ろうと決めたんです。」

 

 

カオス「つまり、成長を促すっていうのは(まつりごと)をせず好き勝手やっているってことか・・・暴君のようだじゃなく暴君になってしまったのか・・・」

 

 

ルガルバンダ「カオス・・・ギルをあの頃に戻る可能性があるとすればお主しかいない」

 

 

カオス「はっきり言って戻るか怪しいところだが最善を尽くそう」

 

 

ニンスン「ありがとう」

 

 

カオス「ギルは何処に?」

 

 

ルガルバンダ「王の間だ」

 

 

ニンスン「どうか気をつけて」

 

 

カオス「そんな怖い事言わないでくれよ・・・」

 

 

 

 

カオス「確か王の間はこっちだったはず・・・」

 

 

ギル(?)「やっと帰ったか。この3年、何の連絡もなしに良くも(わらわ)の前に顔を出せたな」

 

 

ギル?は俺が前に作った鎧を着て玉座に堂々と座っていた。

 

 

カオス「お前・・・ギルか?」

 

 

ギル「ほう・・・3年も会わなくなったら盟友の顔すら忘れてしまうのか?」

 

 

カオス「いやなんていうか・・・きれいになったなとおもってな。」

 

 

ギル「当然であろう!」

 

 

カオス「(すみません・・・ニンスンさんルガルバンダさん・・・性格を元に戻すなんて絶対無理だ)」

 

 

視界の端にシャムハトが見えたのでシャムハトにこっちにこいという合図を送る。

 

 

カオス「あいつの事はギル夫妻から聞いている・・・いつからああなった?」ボソッ

 

 

シャムハト「王になられて半年とすこしたってからです」ボソッ

 

 

カオス「思った以上に暴君だったわ。はっきり言おうこのままだと民が他の神に助けを求め、神が刺客を送り出してくると思うぞ」ボソッ

 

 

シャムハト「それではどうす」

 

 

殺気を感じ取った俺はとっさにシャムハトを抱きかかえ真横に跳んだ。

 

 

すると元いた場所に剣が突き刺さっていた。どうやら王の財宝(ゲートオブバビロン)から剣を取り出し投擲したようだ。

 

 

ギル「(わらわ)を差し置いて勝手にシャムハトと喋るとはいい度胸をしている。」

 

 

カオス「ええ~」

 

 

ギル「(わらわ)は今とても機嫌が悪い!そして(わらわ)を無視するとは万死に値する!せめて散り際で(わらわ)の機嫌を治せ!」

 

 

王の財宝(ゲートオブバビロン)から剣を取り出しまた投擲をしてきた。

 

 

カオス「ちょっ・・・まっ」

 

 

俺はとっさに魔王の財宝(ゲートオブサタン)からクロスブラッドを取り出し剣を叩き落した。

 

 

カオス「まったく・・・やるしかないかぁ・・・」

 

 

その後王の間で3時間に及ぶ激闘(死闘)が繰り広げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




姫ギルの口調さっぱりわからん!!

とりあえず我と書いてわらわと読むようにした。

次はついにあの人が登場!





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