まぁこんな駄作、読んでくれる人なんてよほどの物好きか、優しい人のどちらかなんですけどね……
文章は相変わらず駄文で少ないですが読んで言ってくれると嬉しいです。
とりあえず「休憩をしないと」と思ってアインツベルン城に戻っている最中にイスカンダルがアインツベルン城に突っ込んでいく所を見た。この時俺は「やばい助けに行かなくちゃ」とか「早く合流して一緒に戦わないと」とか思う前にこう思ってしまった……
カオス「言葉の最初に下品な言葉が付くぐらい面倒だな。」
俺は愚痴を言いつつもアインツベルン城に走っていった。
ドガッ!(壁を壊す音)
カオス「マスターは無事か!?」
アイリ「えっ!な、何?」
アイリスフィールは突然の事に戸惑っていて、アルトリアは戦闘の構えをしていて、マスターは突然の事に戸惑いを見せたがすぐに回避行動を取れる体勢をしていて、三人の近くにイスカンダルは何故か樽を持ってポカンとした表情をしていて、イスカンダルのマスターはライダーの近くで尻餅をついていた。
カオス「何事?」
アルトリア「こっちの台詞です!というか体のほうは大丈夫だったのですか?」
カオス「まぁなんとかな……ってそんなことより何故ライダーといる?」
アイリ「それは」
ライダー「それはなぁ…一献交わしに来た。」
アイリスフィールは台詞をとられたのか少しむくれていた。
カオス「ここは酒飲み場じゃないぞ。」
イスカンダル「無論それだけではない。まぁ用件は中庭で話す。」
俺は、五人の後ろを付いていった。
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豪快に樽の蓋を叩き割ると、柄杓で一杯先付けをするライダー。
アルトリアとイスカンダルの大きさの違いからか、セイバーがこじんまりと正座している姿が可愛らしく見える。マスターはアイリスフィールの近くにいている。
イスカンダル「聖杯は相応しき者の手に渡る定めにあると言う。それを見定めるための儀式がこの冬木における闘争だと言うが…何も見極めをつけるだけならば血を流すには及ばない。英霊同士、お互いの「格」に納得がいったなら、それで自ずと答えが出る。」
突然語りだした。イスカンダルから酒が入った柄杓を俺に渡してくる。俺は黙って酒を貰う。正直まずそうな酒だ。俺はウルクの至高の酒を知っているからどんな酒を見てもそう思ってしまう。しかし何処かの慢心女王とは違い俺は文句は言わない。文句は言わないが……
アルトリア「なっ!」
俺はアルトリアに横流しする。理由?ディケイドになっていますが何か?ディケイドの仮面のせいで飲めないんだよ!!だから俺はこんなまずい酒は横流しする。決して言い訳などではない。
イスカンダル「ほぅ……余の酒は飲めないと申すか?」
イスカンダルは多少のにらみをして俺に問いかける。
カオス「当然だ。俺には仮面がある。仮面をはずさぬ限り酒は飲めねーよ。」
イスカンダルはそんな理由かと溜息を吐く。
イスカンダル「脱げばよかろう。」
カオス「恥ずかしがりやでね。人前ではあまり脱がないんだ。」
アルトリアは納得がいったのか酒を一気飲みをする。
アルトリア「それで…先ずは私と彼との格を競おうというわけか?ライダー。」
イスカンダル「その通り。余とセイバーは王。そやつは知らんが」
カオス「俺は生前は従者兼用心棒的な感じのやつだ。」
アイリスフィール「(従者?セイバーの師匠ではなくて?コレは嘘?)」
アルトリア「(従者…私と出会う前は誰かの従者だったのですか?)」
イスカンダル「そうか、ならお互い戦士で聖杯を譲らないとあれば捨て置けまい?…謂わば、これは「聖杯戦争」ならぬ「聖杯問答」。どちらがより聖杯に相応しいのか…酒杯に問えば詳らかになるというものよ。」
カオス「すまないが俺は
イスカンダル「食えぬ奴よ」
カオス「心外だなぁ…」
???「戯れはそこまでにしておけ。」
今回はコレで終わり。
次いつになるか不明ですが…気長に待ってください。