あと風邪またひいた。
俺は剣モードのライドブッカーを通常のライドブッカーに戻し一枚のカードを取り出した。
カオス「・・・変身」
<仮面ライド・・・バロン>
俺の頭上にバナナのようなものが現れた。
アイリ「・・・バナナ?」
バナナのようなものが頭に装着され鎧へと変化する。
<バナナアームズ ナイトオブスピアー>
仮面ライダーバロンに変身する。
バナスピアーを片手で構える。
カオス「スピアー・・・いや槍を使うのは久しぶりだな。」
最後に触ったのはスカサハに槍を教えてもらったときが最後だったと記憶している。
カオス「少し勝手が違うがまぁ同じだろう。」
※全然違います!(作者)
カオス「持つ所が少し短くなっただけであの槍と同じぐらいに使えるだろう。」
※何度も言いますが全然違います!(作者)
アルトリア「あの槍とは・・・どの槍ですか?」
カオス「この
アルトリア「普通の槍って事ですね?」
カオス「・・・まぁそうだな。」
能力や刃の部分が少し特徴的だったがまぁ言わなくてもいいだろ。
アルトリア「それではその槍とは大分異なる形状していますが大丈夫なのですか?」
カオス「大丈夫だろう。それにちょうどいいハンデというやつだ。」
※繰り返し言いますが全然違います!!(作者)
アルトリア「・・・それで負けても文句無しですよ。」
少し怒ったかな?もうちょっと煽ってみよ。
カオス「あぁ文句言わない。形状が異なるだけだ。問題ない。」
※しつこいようですが全然違います!(作者)
アルトリア「・・・いきます!」
俺たちは戦闘を再開した。
アルトリア「・・・・レイジ。」
カオス「なんだ?」
アルトリア「それ槍の持ち方ではありませんし戦い方も剣を使っているときと同じですよ?」
俺は言われて気づくいつの間にか槍ではなく剣として扱っていた。
カオス「・・・ならこれだ。」
俺はまた一枚のカードを取り出す。
<フォームライド・・・バロン マンゴー>
俺の上にマンゴー?が出現する。
雁夜「今度はマンゴー!?」
<マンゴーアームズ ファイト・オブ・ハンマー!>
仮面ライダーバロンマンゴーアームズの登場である。
重量級メイスを今度は両手で構える。
アルトリア「何度姿が変わった所で・・・!?」
重量級メイスを振りかぶりアルトリアに向かって振り下ろした。
ドガッッッン
あえなくかわされるがこのメイスの威力を測るには十分な材料だった。
アルトリア「・・・」
アルトリアも今の一撃で一撃でも食らったらひとたまりもないと感じたんだろう。
その証拠に警戒レベルさらに跳ね上がった。
カオス「このメイスただのメイスだと思っていたら大間違いだぞ。」
仮面ライダーシステムはすべて俺の魔力によって強化されている。
だからただでさえすごい破壊力を持つメイスが俺の魔力によって更に凄い破壊力があるメイスに変わったのだ。
そのあとも何度も打ち合った。しかし結果は俺の圧勝。
敗因は単純に経験と魔力そして持久力のが俺のほうが圧倒的に上だったというわけだ。
剣の腕も俺が勝っていたがそこは敗因ではない。剣の腕が劣っていてもいくらでも勝ちようはある。
ただ俺はその勝ちようのある所をすべてつぶしていったに過ぎない。
アルトリア「やはり強いですね・・・」
カオス「お前も十分強くなったよ。もう剣は達人のレベルまでいっている。」
アルトリア「ありがとうございます。けど次は絶対に勝ちますからね。」
カオス「楽しみにしておこう。」
こうして模擬戦闘は終了した。