本当だよ!
セイバーと模擬戦闘する事になった俺はマスターたちを呼び寄せ事情を話し、今俺はセイバーと対峙している。
アルトリア「こうやって手合わせするのも久しぶりですね。」
カオス「そうだな・・・だが手加減はしないぞ。」
アルトリア「もちろんです。」
俺は腰に手をかざして軽く触れる。するとディケイドライバーが出現する。
ライドブッカーから一枚カードを取り出す。
カオス「・・・変身。」
カードをディケイドライバーに入れる。
<仮面ライド・・・ディケイド>
仮面ライダーディケイドに変身する。
アルトリア「その珍妙な格好で戦うのですか?」
アルトリアは少し残念そうに言う。
カオス「これをしたら魔力の燃費がいいからな。マスターになるべく負担をかけないようにするためにはこれが一番だ。」
アルトリア「なるほど・・・そういう理由でしたか。」
カオス「さてはじめるか。」
アルトリア「そうですね。」
先に動いたのはアルトリアだ。
アルトリア「ふっ」
アルトリアは上段から斬りつけた。
カオス「・・・・」
俺はそれをライドブッカーをソードモードにして受け止め力ずくで押し返す。押し返したアルトリアは体制をくづし俺は追撃をしようと上段から斬り付けるがアルトリアはアルトリアはそれを紙一重でかわす。俺は今度は下段から斬り上げるが今度は剣で止められる。
カオス「やっぱり強くなっているな。」
アルトリア「いえ、まだまだです。それよりもレイジまだあなたは手を抜いていますね。」
俺たちはいったん距離をとり体制を整える。
カオス「俺がお前に本気で相手した事なんて一度もないのに良くわかったな。」
アルトリア「剣を交わらせていると嫌でもわかりますよ。」
カオス「じゃあ俺を本気にさせてくれ。」
アルトリア「・・・いきます!」
カオス「こい!」
剣がまたぶつかり合い。
剣をかわして、斬り付けて、時には受け止める。
何分続いただろう?30分?40分?
もしかしたらもう1時間打ち合い続けているかもしれない。
アルトリア「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
カオス「・・・」
アルトリアは肩を動かすほど息が乱れているが俺は息が乱れていない。
剣術においてまだ俺のほうが圧倒的に上だったようだ。
カオス「アルトリア・・・お前まだ勘で動いているところがあるだろ。」
アルトリア「!?」
カオス「勘で動くのはいいが勘で動くのは本当に危険なときにしろ。勘で動くと体力をごっそり持っていかれるからな。」
アルトリア「はぁ・・・はぁ・・・はい!」
カオス「・・・これいつの間にか模擬戦闘じゃなくて稽古になってるな。」
アルトリア「言われてみればこれは稽古ですね。」
アルトリアの息の乱れが直ったようだ。
カオス「・・・まぁいいや。模擬戦闘という名の稽古をしてやる。」
アルトリア「はい!」
カオス「・・・たまには剣じゃなくて他のものも使いたいな。」
アルトリア「?」
俺は剣モードのライドブッカーを通常のライドブッカーに戻し一枚のカードを取り出した。
モンハン久しぶりにしたけど面白い。
次で模擬戦闘(?)に決着がつきます。