希望したい人は活動報告まで。
一度家に戻った俺たちは支度をしてもう一度アインツベルン城に行く。
アイリスフィールがいる部屋に雁夜と桜を置いて俺は切嗣がいる部屋へと向かった。
カオス「状況確認がしたい。」
切嗣「わかった。実はキャスターに襲われたことがある。」
カオス「キャスターに?特徴は?」
切嗣「セイバーの情報によると黒い服を着て片手には本を持っていたそうだ。」
カオス「それだけだと特定は無理そうだな。」
切嗣「あとセイバーの事をジャンヌと呼んでいたそうだ。」
カオス「あ~もう誰か予想がついたわ・・・」
というかあいつしかいないだろ・・・・
この聖杯戦争俺の知り合い多くない!?
切嗣「何!?わかったのか!?」
カオス「あぁ・・・十中八九、ジル・ド・レェだ。」
切嗣「ジル・ド・レェというとジャンヌ・ダルクと一緒に戦った」
カオス「あぁ・・・そいつで間違いないだろう。」
にしてもアルトリアとジャンヌを見間違えるとは・・・
よほどジャンヌが処刑された事を根に持っているな。
切嗣「なぜそんなことを知っているんだ?」
カオス「アーサー王の伝説でも少し語られていただろ?俺は次元の穴を無理やり修復したら次元の穴に吸い込まれたって。」
切嗣「じゃあ吸い込まれた先が百年戦争の時だったと。」
カオス「そういうことだ。」
少し嘘をついているがまぁ大丈夫だろう。
切嗣「なるほど・・・弱点は?」
カオス「弱点かぁ・・・致命的な弱点になる物はなかったはずだ。」
切嗣「そうか・・・」
カオス「まぁあえて言うなら魔術を打ち消す力・・・かな?相手はキャスターなんだし。」
切嗣「それがあったら苦労はしないな。」
カオス「まったくだ。」
にしてもキャスターか・・・
そういえばあいつ魔術のほうも勉強していたな。
あいつはセイバーのほうがあっていると思うんだが・・・
切嗣「そっちが知っている情報を教えてくれ。」
カオス「俺が知っている情報はアーチャーの事だ。」
切嗣「確かギルガメッシュといったな・・・」
カオス「あぁ・・・ギルガメッシュについてどれぐらい知っている?」
切嗣「ある程度には。」
カオス「わかった。ぎるガメッシュの最大の特徴は
切嗣「ゲートオブバビロン?」
カオス「あらゆる原点の宝具が収納されているいわゆる倉庫だ。」
切嗣「あの黄色い波紋のやつか。」
カオス「そうだ。それが
切嗣「ということはあらゆる英雄の弱点となる宝具を持っていると見て間違いないか。」
まぁ俺が作ってあげたんだけどな。
カオス「そうだな・・・なぁ少しセイバーと戦わせてくれないか?」
切嗣「なぜだい?」
カオス「お互いの戦闘能力を知って置いて損はないだろ?」
切嗣「宝具は?」
カオス「無しに決まっている。あとルールとしてはまいったといわせるか首元などに刃物を突きつけたらそこで終了。」
切嗣「・・・わかった。セイバーの師匠の腕前期待しているよ。」
カオス「俺はあまり期待されたくないんだけどな。」
次回は戦闘です。