しかしとある事情で春休みの半分以上は潰れる。
ちくしょーーー!
最近視線を感じる。自意識過剰とかではなく本当に感じるんだ。
まぁ被害がないから別にいいんだけどね。
それよりも騒動から3ヶ月ほどたった。冥界へ行く事は一応許してくれた。
エレキシュガルにもちょくちょくあっている。
会うたびにまるで恋人を待っていたような反応がするからそこがまたかわいい。
これギルに言ったら絶対に怒るやつだから心の中にとどめておく。
ギルガメッシュ「カオス、エルキドゥ!フンババが現れた!倒しに行くぞ!」
フンババ・・・エンリル神が生み出した怪物。声は洪水、口は火、息は死を齎すと言う巨大な怪物と記憶している。確かにそんなのがこんなところにいてはウルクにも被害が出るか。
カオス「了解した」
エルキドゥ「わかったけど・・・」
カオス「けど、どうした?
エルキドゥ「流石にエンリル神が怒るかもしれないよ」
ギルガメッシュ「そんなもの百も承知の上だ。しかしあやつをこれ以上好き勝手にさせん」
確かにフンババは人に対しては害にしかならない。そして俺たちがフンババを倒したら神の威厳が損なう可能性がある。エンリル神も黙ってはいないかもしれんな。
カオス「エンリル神と事を構えることになるかもしれないな。一応準備はしておく」
ギルガメッシュ「ではいくぞ!」
けどはっきり言ってギルのエアでどうにかできるだろうと思っているが用心に越した事はない。
俺たちはエンリル神の管理するレバノン杉の森に向かった。
そしてフンババと退治した。見た目はライオンの前足をもち、体はとげのようなうろこで覆われ、後ろ足にはハゲタカの爪を持ち、頭には野牛の角が生えている。さらには尾と男根の先端が蛇になっている。最初に思った事はキメラかこいつは、だ。
カオス「とりあえず神性の高いやつほど攻撃力が増す武器でも当てておくか」
俺はギルと同じ要領で
エルキドゥ「まるで効いてないね」
エルキドゥの言うとおり文字通り無傷である。
ギルガメッシュ「生半可なものでは攻撃が通らんっていうわけだ」
ギルが
カオス「っていうかそれ俺が最近作ったやつじゃねーか!なんでもっているの!?」
ギルがさっき発射したのは俺が最近作った武器で俺がさっき発射した武器よりも性能が高い。
ギルガメッシュ「お前のものは
カオス「人類最強のジャイアニスト」ボソッ
エルキドゥ「プッ」
エルキドゥには聞こえてしまったようだ。
ギルガメッシュ「それよりもアレだけ撃ってようやくすこし傷が付いた程度か・・・」
カオス「しかたない、あまり接近戦はしたくはなかったのだがな。」
俺は銃剣アストルを取り出し構える。
エルキドゥ「あちらも我慢の限界のようだ。」
フンババは地面を蹴り、ものすごいスピードで俺たちに襲い掛かってきた。
カオス「巨体の割に良く動く。」
ギルガメッシュ「まったくだ。」
トリガーを引いて炎を剣に纏い攻撃を避け切り付ける。
カオス「硬い・・・」
少し刃が通ったが硬かった。
ギルガメッシュ「これは長い戦いになりそうだな。」
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カオス「エルキドゥ、拘束してくれ!」
エルキドゥ「わかった。」
エルキドゥは体の一部を鎖にしてフンババの動きを止める。
そのうちに俺はフンババに銃剣アストルを突き刺し宝具を使う。
カオス「全弾装填を確認・・・
結果を言えば瀕死までに追い込んだ。
ギルガメッシュ「こやつどうする?」
カオス「今は瀕死だが明日には殆ど治ってそうだな」
エルキドゥ「やっぱ首を落としておいたほうがいいんじゃないか?」
カオス「それじゃあエンリル神が怒るかもしれん。というか絶対怒るだろう。正直言って少し休めたところでこの状態でのエンリル神と事を構えるのは避けたい」
ギルガメッシュ「では、どうする?」
カオス「使い魔にするか。」
ギルガメッシュ・エルキドゥ「!?」
カオス「考えても見ろよ。使い魔なら殺さないからエンリル神も怒らない。しかも使い魔だから主人が命令したら人に害を与えない。」
ギルガメッシュ「確かに・・・では使い魔にするか。」
エルキドゥ「じゃあ誰がする?」
カオス「言いだしっぺは俺だし俺がしよう。」
このあとフンババと使い魔契約をして俺の使い魔となった。
醜い体をどうにかできないかと思いなんとかライオンに似ている形まで変身した。
(想像できない方はカーニバルファンタズムの聖杯レースのセイバーたちが乗っていたライオン型の遊具を想像してもらえるといい)
能力の一部を禁止して普通に人と接することができるようにもした。
しかし弱体化した。
フンババを倒した三人。
しかしその三人に近寄る新たな影が・・・
三人の・・・ウルクの命運は?
次回!美の女神登場!!
この次も、サービス、サービスゥ!
これちがうアニメじゃないかーいヾ(~∇~;)