薬を打つが進行がどんどん進み…
(オリジナル要素ありけり)
地下に潜り、そこでメグ姉を見つけた。だけど
もう私の知ってるメグ姉では無かった。気が引けない気持ちのまま、メグ姉にとどめを刺そうとしたが、顔を見た瞬間、メグ姉の笑顔が写ってしまい……噛まれた。
(↑アニメ見てないと分かりにくくてすまぬ)
くるみ(あれから数日、とくに体に異変は無かったはずだが、最近妙に体が冷たい。あとなぜかヤツらに襲われなくなった。)
くるみ(あの薬はヤツらにならなくなる薬ではなく、進行を止める?ような効果だと思う。)
くるみ「いずれは私も……」
みーくん「どうしました?先輩?」
くるみ(……こいつになら言ってもいいのでは?いや、一番だめだ、容赦なく殺してくる気がする…)
くるみ「んん、何でもないさ」
みーくん「('ω').。oO(?????????)」
くるみ「…見回りしてくる。」
みーくん「あ、はい気をつけてくださいね」
くるみ(一言の心配が罪悪感を生み出す…)
私は廊下を渡りながら考えていた。
今日は異常なし。戻ろう。
ゆき「あれ~くるみちゃんもう戻ったの?」
くるみ「……ああ。」
ゆき「どうしたの?すごい具合わるそうだよぉ~」
くるみ(だから心配しないで欲しい、罪悪感が…)
くるみ(やはり言ってしまうか、いや…)
ゆき「…みちゃん?」
ゆき「くるみちゃん!」
くるみ「うわぁ!!?顔近い!!!!」
ゆき「ほんとに大丈夫??」
くるみ「うん…大丈夫だよあはは…」
私は度胸が無い…
数日後
くるみ(なんだろう…更に体が冷たい…そしてなぜか最近異常な程お腹がすく…)
くるみ(……そろそろ進行が…)
りーさん「今日は見回りいかないの?」
くるみ「あ、!ああ~忘れてたよぉあはは…」
くるみ「行ってくるよ!」
りーさん(最近どうしちゃったのかしら…凄く元気ないみたいだけど…)
くるみ「りーさんになら…」
くるみ「いやいや、だめだ、どうすれば…」
考えた考えた。けど結局何もない。
日に日に罪悪感が増えては増えてどうにかなりそうだった。
くるみ「…」
くるみ「…」
くるみ(まずい、体の冷たさは冷たいままとくに変わってないが、)
くるみ(お腹が満たされない…)
くるみ(ゆき以上に食べても満足いかない、足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない)
くるみ(くそ!なんでだ!治まれ!!!!)
りーさん「…最近へんよ、どうしちゃったの?」
くるみ「!?あ、ほんとに何でもな…」
ギュ
りーさん「辛いことがあるならなんでも聞いてあげるから、話して?ね?」
くるみ(…言えないよ)
りーさん「私そんなに信頼されてないのかしら?(*^^*)」
くるみ「いやそんなんじゃないさ、」
りーさん「じゃあ話してみて?」
くるみ「……分かったその代わり私はこの場所を出ていく。」
りーさん「…!」
くるみ「今から私の話を聞いて私のことを見捨てるならそうしてくれ、その方が楽だ…」
りーさん「…」
私は全て話した、体が異常に冷たいこと、ヤツらに襲われなくなったこと、最近空腹が酷いことすべて。
りーさん「…うん分かったわ、見捨てたりなんかしないわよ」
くるみ「何言ってんだよ…今にもりーさんを食べたい気分なんだよ?」
りーさん「その時は…いいよ」
くるみ「え…なにが」
嫌な予感がした。
りーさん「我慢出来ないなら私を食べていいわよ」
バカにするなよ…そんなこと出来るわけないだろ…
くるみ「いやいやいやいや絶対できないよ!」
私はりーさんの一言で泣きそうだった。
りーさん「でも我慢出来ないんでしょ?」
りーさん「あなたに食べられるなら他のに食べられるよりマシだから…」
くるみ「……」
くるみ「…考えておくよ。」
私は泣いた。
更に数日後
くるみ(もう、無理かもしれないハァ-ハァ-…)
くるみ(寒気が、悪寒が、空腹が…)
くるみ(いっそ死ぬか!?いやそんなことしたら見回る奴はどうする!?他のメンバーをヤツらから守れるのは襲われなくなった私だけ…)
くるみ(でも、いずれは私もヤツらと同じように…)
くるみ(考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない考えたくない)
くるみ(ハァ-ハァ-ハァ-ハァ-ハァ-ハァ--…)
くるみ(どうすればいい、……あまりやりたくなかったが…最終手段だいかしかたない…)
私は地下に降りた。そして…
くるみ「うわ、こいつらの肉臭すぎるだろ」
腐っていたかもしれないのに腹の調子はわるくならない。よしこれで暫くはなんとかなる。と思っていた。
だが、
くるみ(最近になってあることに気づいた。)
それは人間にとって最も欠けてはならない感覚…
くるみ(………痛みを感じなくなった、)
それに気づいたのは今日の朝、私は見回りに行っていたのだが、足をヤツらの血で滑らせて階段から落ちた。その時に気づいた。
くるみ(そして、あいつらの死体じゃ満たされなくなった…)
くるみ(絶対に避けなければならない事態に陥るわけにはいかない…)
くるみ(なにか方法は…)
そう考えているとふとリーさんの言葉が浮かんだ。
りーさん「我慢出来ないなら私を食べていいわよ」
くるみ(…絶対にだめだ!そんなことするくらいなら今すぐにでも死んでやるさ)
くるみ(………)
くるみ(考えるのやめよ、我慢だ何も考えるな)
ゆき「今日は~カレー!!!!」
くるみ「あ、うん」
ゆき「いい匂い~」
くるみ(……)
くるみ(…ゆきって意外と胸あるな…)
くるみ(っ!なんで急に体に目が行くんだよ!?やばいやばい何も考えるな)
くるみ(モヤモヤモヤモヤ)
くるみ(どうすればいい)
くるみ「はぁ」
ゆき「…本当に最近変だよくるみちゃん?」
くるみ「話かけないでくれ」
私は心にも思ってないことを呟いてしまった
ゆき「へ?」
くるみ「話かけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ゆき「…」
くるみ「は!?」
ゆき「分かったよ」…グス
くるみ「い、いや、あの、えっとほんとにごめん!!!!」
ゆき「。゚゚(´`。)°゚。」
くるみ「…すまんゆき」
みーくん「…」
みーくん(最近変だ、あんななりだけど優しいハズの先輩が八つ当たりなんて…)
みーくん(それに最近になって全く先輩と会話してないし、そしてなにより…)
みーくん(……体が冷たかった、)
みーくん(1度だけ、あいつらの死にたての死体を触ってみたけど…全くと言っていいほど体温が感じられなかった、)
みーくん(あいつらに噛まれて薬を打ったけど進行が止まっていない?それとも抑制する薬と考えた方がいいか)
みーくん(だとしたら先輩をこのままにしておいたら…)
みーくん(よし聞いてみよう)
寝る前~
くるみ「私はまた、廊下で寝るよ」
りーさん「…分かったわ」
みーくん(…よしみんな寝たな)
ガラガラ
みーくん「先輩ボソ」
くるみ「…起きてたのか」
みーくん「…一つ聞いていいですか?」
くるみ「…もう分かってるんだろ」
みーくん「…何がですか?」
くるみ「賢いお前のことだ、察してるだろ…」
みーくん「……なら話は早いですね」
くるみ「お前は私にどうして欲しい」
みーくん「…正直このままにする訳にはいきません」
みーくん「だからといって見捨てるわけにもいきません」
みーくん「だから、」
くるみ「…」
みーくん「楽に死ぬ方法を探しませんか?」
くるみ「…そうしたいなら私もそうしたいさ」
くるみ「でもな!いくら窓から飛び降りても怪我一つないんだよ!いくらやっても!この事は誰にも言わなかったさ、」
くるみ「楽になんておろか死ぬことすら出来るか分からない…」
みーくん「…なら」
みーくん「私が殺します」
くるみ「…もう勝手にしてくれ」
みーくん「…それじゃあ、シャベル借りていいですか?」
くるみ「ああ、出来れば一撃で仕留めてくれたら有難いな」
みーくん「…先輩……さよなら」…グス
くるみ「くっ!」
その時にだった、なぜか体が勝手に
みーくん「っ!どうして止めるんですか!」
くるみ「ち、違うんだよ!体が勝手に…」
みーくん「キャッ!」
私は美紀を押し倒し…
無意識に首の付け根に噛みついていた。
くるみ「ごめんごめん我慢できないんだよぉ」グスポロポロ
私は
泣きながら
美紀の声にならない悲鳴を聞きながら
美紀の体の肉を
貪っていた。
みーくん「」
みーくん「…先,,,,ぱぃ」
みーくん「ワタシ,,ノ,ブン,,,,マデイキテクダサイ」
みーくん「」
くるみ「あ、ああぁ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
くるみ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ」
くるみ(やってしまった…やってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまった)
くるみ(…あは、あはははは)
くるみ(こうなってしまったらもう限界だよ…)
くるみ(あはは)
翌朝、私はりーさんに全てを話したそして私は学校を出ていくと言ったが
りーさん「…なんでなの」
くるみ「…」
りーさん「どうして、あれほど私を食べていいと言ったのにどうして…先にあの子を…」
くるみ「やめてくれ…」
くるみ「もう限界なんだ…」
くるみ「ここにいたら…みんな私に食われる無意識にだぞ!?そうなるから私はd…」
言いかけた時だった
ゆき「あれ~みーくんどこぉ~?」
ゆきが起きてきた。
りーさん「…」
りーさん「あの子は…別の場所に言ったのよ…」
くるみ「っ!?」
くるみ(どうして嘘をつくんだよ)
くるみ(ついたってメリットなんてないだろ!)
くるみ「ゆき…ほんとはっ」
りーさん「だめよ」
くるみ「(;゙゚'ω゚')ビク」
りーさん「ゆきちゃんに本当のことを話さないで」ボソ
くるみ「どうして」
りーさん「怖がるのもあるし、」
くるみ「?」
りーさん「あなたがここに居れなくなる」
くるみ「は…?」
りーさん「…」
くるみ「何言ってるんだよ!!!!!!」
私は初めてりーさんにキレた。
りーさん「っ!?」
くるみ「いたら危険なのに居場所が無くなるだと!?」
くるみ「ふざけるなよ!」
くるみ「…私は…みんなを食べたくないんだ…」
くるみ「それに…美紀のあの言葉頭から離れないんだよ…」
くるみ「時間が経つに連れて罪悪感が増えて、頭がおかしくなりそうなんだよ!」
くるみ「だからもう…」
りーさん「…」
りーさん「分かったわ」
くるみ「…ああ」
りーさん「あなたには別の教室に居てもらうわね」
くるみ「!?だから理解したの!?」
りーさん「大丈夫よ鍵も掛けるし、あなたの部屋にも外から鍵をかければね?」
くるみ「どうしてそこまでするんだよ…」
りーさん「…それだけあなたには離れて欲しくないからよ」
くるみ「へ?」
ゆき「('ω').。oO(?????????)」
りーさん「それだけだから…」
くるみ「…」
数日後の朝
くるみ「はぁ、なんとか死体でしのいでるけど…」
くるみ(やはりなんか満足しない…)
くるみ「まぁ軟禁されてる訳だし、私が暴れてもわりと問題ないんだよぁ」
ガチャ カチ
りーさん「おはよう」
くるみ「あ、おはよ」
りーさん「朝ごはん食べる?」
くるみ「いらない」
りーさん「…」
くるみ(もうまともなものを食べれないなんて口が裂けてもいえない)
りーさん「…もう普通の食べ物は食べれないのね…」
くるみ「ドキッ!?」
くるみ「……」
くるみ「…ああ」
くるみ「頼む今はほっといてくれ」
りーさん「あのね…一言いわせて?」
くるみ「なんだ?」
りーさん「あなたがどんなことになっても見捨てたりなんかしないわ」(*^^*)
くるみ「…」
くるみ「そうかよ…」
りーさん「また後でね」
くるみ「…」
くるみ(鍵…掛けてないだろ…まぁ、いいか)
くるみ(もうダメだ…ゆきとりーさんを見る度にとてつもなく食べたくなる…)
くるみ(りーさんの体が美味しそうにみえる…)
くるみ(ゆきも…)
くるみ(ああああああああああ食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい)
くるみ()
くるみ(寝よ…)
くるみ(…いつまで寝てたんだ?今は何時だ…)
くるみ(あれ?なんか、私こんな所に居たっけ…?)
くるみ(ここは?)
くるみ(…)
くるみ(…)
くるみ(ッ!?)
りーさん「」
ゆき「」
くるみ「あ、あぁ,,,,アアア,アアアァッッア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ」
くるみ「私はなんて事をしたんだぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
くるみ「無意識にだ……無意識にゆきとりーさんを…ああああ」
くるみ「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
くるみ「あは、」
くるみ「あはははははははははは」
くるみ「みんな…」
くるみ「みんな死んだ…」
くるみ「もうどうすればいいんだ…」
くるみ「私は死ねない、死ぬことができない」
くるみ「みんないない寂しい世界で苦しみながら生きる…」
くるみ「だれか…」
くるみ「私を殺してくれ」
B.A.D.E.N.D.
なんかガバガバすぎて顔中草まみれや(´・ω・`)