暗殺教室~もう一人の死神~   作:黒金mark9

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さてさてさーて
どうもこんにちは、そしてこんばんは

シエル・ノワールです(キリッ)

ダサい?HAHAHAHAHAHA!

………………オレッテバカダネ>(´・ω・`)

さて二時間目……どぞ


三時間目 怒りの時間

渚side

 

僕は呆然としていた

 

寺坂くん達が何やら騒ぎ始めたが僕には届いてなかった

 

『奏くんが僕を庇って捲き込まれた』

 

この事実と後悔が僕の中で溢れていた

 

寺坂くん達が前にやって来て確認しようとした

僕もすぐに前に目をやった

 

そこには何故か先生の死体のようなものしかなかった

 

僕はその事実にたいして疑問があった

皆も思ったと思う

 

先生の死体のようなもの『しか』ないのだ

 

あの手榴弾は人を殺したり、吹き飛ばしたりするほど危険なものではない

 

あくまでおもちゃの手榴弾のはずだ

寺坂くんも言っていた

 

何故と思っていた僕らの後ろから声が聞こえた

「先生は月に一度ほど脱皮します、ただし月一度なので奥の手なんですが」

 

そのあと、寺坂くんが何か言っていたけど

僕はどうでもよかった

 

「先生!奏くんは!?」

 

僕の代わりに捲き込まれた夜眠 奏くんのことだ

 

転入してきたとき、僕は可哀想だと思った

 

彼もE組かと

 

せめて普通のクラスに入いればましだっだろうにと思った

 

E組を知ってる人なら差別もしてくるだろうと思った

 

でも彼は僕らに差別しなかった

 

まだ転入初日だけど僕は彼と色々話した

 

すぐに夜眠くんはすぐに下の名前で呼んでくれた

 

僕の中では転入生から仲の良い友達にまでなっていた

 

そんな彼が僕を庇った

 

でも彼はここにいない

 

彼に謝らなくちゃ

そう思って

 

先生「渚くん、きみの気持ちはよくわかりますが心配しなくても問題ないですよ」

 

「どういうことですか?」

 

?「どうもなにもこういうことだ」

 

ビックリした

彼の声は後ろや周りではなく上から聞こえたからだ

 

僕らは天井を見た

 

さらにビックリした

彼は天井に立っていたから

 

「奏くん!」

 

僕は安堵した

何はともあれ彼は無事だったのだ

 

彼は猫のように軽く着地すると

僕の前に立ち流れるような動作で

 

ビシッ

 

「痛ッ!」

 

デコピンしてきた

 

夜眠「渚、もっと自分のからだを大事にしろ」

 

「ッ!」

 

僕は自分の体を大事にしてなかった

 

両親からもらった大事な体を自ら傷つけようとした

 

友達からも心配されるだろう

 

……情けない

認められるために自分が傷ついて誰かに心配させられて

 

先生「渚くん、きみの自然な体はこびは実によくできていました。しかし奏くんの言うとおり渚くんは自分を、寺坂くん達は渚くんを大切にしなかった」

 

先生はいつの間にか僕らの家の表札を持っていた

 

先生「次また、今のような方法で暗殺に来たら『君達以外』には何をするかわかりませんよ。家族や友人……いや君達以外を地球ごと消しますかね」

 

みんなは悟った

どこにも逃げられないと

 

寺坂「何なんだよ!迷惑なやつに迷惑な暗殺して何が悪いんだよ」

 

寺坂くんがそういった瞬間

何かがこの教室を包んだ

 

夜眠くんの周りには蒼い炎のようなものが見えて

彼の後ろには二メートルを越える巨人がいるように見える

 

白い髑髏の顔、真っ黒い体をにコート、白い手袋ようなものをした手に腰には鞘に収まった長剣、肩から鎖が延びそれにはいくつもの棺桶が繋がっていた

 

本能的に恐怖を感じた

幻だとわかっていながらも

 

夜眠「お前らの方法は確かに有効だ、だがなさっき行った通りお前らは渚を大切にしなかった、お前は命を奪うってことの意味をわかってるのか?」

 

彼はまるで自分が人を殺したかのように呟いた

 

夜眠くんの過去に何があったのかわからない

だけどこれだけは言える

 

彼は自分の友人達に傷ついてほしくない

 

二度とこんなことをさせないと思っている

 

夜眠「もう一度やるというなら……」

 

背後の巨人の……いや死神の気配が強くなっていく

夜眠くんはなにかを掴むように前に手を伸ばして…

 

先生「奏くん、そこまでです」

 

先生が止めた

寺坂くんは完全に戦意喪失している

 

夜眠「……はぁ、今回は許す、次は考えて行動しろ」

 

奏くんの周りの炎の幻もあの死神も消えていった

そこにいたのはいつもの夜眠くんだった

 

先生は一度夜眠くんを見てそのあと僕らを見渡した

 

先生「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者だ、暗殺対象者である先生からのアドバイスです」

 

僕はマッハ20で怒られてうねる触手で褒められた

この異常な教育が素直に嬉しかった

 

先生「渚くん、彼に言うことがあるのでしょう」

 

そうだった

 

「奏くん、ごめん!」

 

許されるかわからない、絶交されるかもしれない

それでも「テイッ」

 

ベシッ

 

「痛っ」

 

次はチョップだった

 

夜眠「飛び出して心配させたのは俺の方だ、だからこれでチャラな」

 

そして彼は右手を伸ばした

 

僕は彼と友達に……ううん

本当の友達になろうと思う

腹をわって話し合える友達に

 

「うん、これからよろしく奏くん」

 

僕はまた彼と握手する

 

……今さらだけど奏くん、握手好きだよね

 

先生「うんうん、結構結構。さて渚くん、先生は死ぬ気はありません3月まで皆さんと学校を楽しんでから地球を爆発させるつもりです、それが嫌ならどうしますか」

 

まだ、僕らは暗殺なんてできない

それでも!

 

「先生を、殺してみせます」

 

先生の顔は満面の笑みで◯ができていた

 

先生「よろしい」

 

そしてすぐにニヤニヤとした縞模様のかおになって

 

先生「ならば今殺してみなさい、今日は殺したものから帰ってよし」

 

……えっ?無理じゃない?

 

ほらみんなもひそひそ声で

「今うったら表札と一緒に手入れされる」とか言ってる

 

茅野「殺せない……先生……」

 

「茅野?」

 

茅野「あ、名前『殺せんせー』は?」

 

何かしっくり来る名前だ

 

先生「いいですねぇ、ヌルフフフ。今日から先生のことは殺せんせーとお呼びください」

 

先生はドヤ顔で言ってきた

なんかムカつく

 

奏「殺せんせー、俺の小籠包は?」

 

殺せんせー「ニュヤァアアアアッ!忘れてました今もって来ます!」

 

奏「あっ、破れるかもしれないからゆっくり持ってきてね」

 

「ヘイ!暫しお待ちを!」

 

殺せんせーはすぐにドアから出ていった

 

E組『………………』

 

奏「さて、帰るか」

 

E組『鬼か!!』

 

奏くん……まだ小籠包もらってなかったんだね

てか帰ったら小籠包もらえないけど……

 

殺せんせー「すみません奏くんどうやら買い忘れてたみたいですね……おやどうしたんですか」

 

あ、また死神が出てきた

 

奏「貴様は今殺す」

殺せんせー「ニュヤッ!危ない、危ないですから、ニュヤァアアアアアアアアアアッ!」

 

奏「死神様のお通りだぁぁぁぁぁ!」

 

殺せんせー「それは死神ですけど違いますよっ!ニュヤッ!?」

 

彼はどこからか取り出した長剣を振り回していた

先生の触手が一本ちぎれる

 

これを逃さない手はない

 

「僕も手伝うよ」

 

そう言って奏くんに当たらないように発砲を始める

 

殺せんせー「ニュヤァアアアアアアアアアアッ!!」

 

E組『いまだ、殺れぇぇぇぇぇぇぇ!』

 

周りのみんなも乱入してきた

 

結局、殺せずバテた殺せんせーは帰ることを許したとさ

 

奏くんも小籠包のことは許したというか諦めたらしい

 

その代わりに近くのコンビニで肉まん買ってきてもらっていた

 

帰りに食べていた

僕ももらった

美味しかったです 渚

 

……はてしないみつを感がする

 

ハッ!?僕は何を言っているんだ

 

 

 

 

殺せんせーと僕らと一人の死神の暗殺教室

 

始業のベルは明日もなる




はい、ということで

人間なんだもの シエル

…………言いたかっだけです、はい

奴の影が少し出てきました
主人公のデータはしばらくしたら出しますね

私は後書きを長く語る派ではないのでね
これくらいで終わりにしましょうか

……え?一人称が私?これはですね

奏「作者~!早く俺の視点に戻せよ~!」

……というね乱入があるからね
仕方ない

ということで次回もよろしく
……感想欲しい

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