なんか赤いポーションできた……   作:みかんお

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すみません私の書き方が分かりにくかったですね。




※捏造あり

※作者はエ・ランテル出身でも帝国出身でもないので矛盾点もあると思います

※不快だったら即バック

※愛はありまくるのでなんでも許してください

※数々の神作品が出るオーバーロード二次創作の中でもこれは酷い、と最初に言っておきますね?私の文章力は低いです(2度目)

※評価とか感想とか要らないので大丈夫です。


では上記了解された方のみ閲覧よろしくお願いします。


女子力低いはずの幼馴染……

 

 

 

昨日の今日で所持金が5銀貨を切った。

 

 

そろそろ本格的な狩りに出ないとやばい。

 

 

何かいいクエストはないか……早朝からギルドに入り浸り目を皿にして耳をそばだて"イイハナシ"がないか息を潜める。なぁに、私に話しかけてくる奴なんか居ないから簡単よ!

 

 

このまま結婚出来ずに終わるんだろうなぁ私の人生。悲しみかない。ポーション変だし、昔から中々レベルが上がらないんだよなぁ。優しい変わり者の師匠も見放すレベル。最悪である。

 

 

「あんた!生きてたんだ!!」

 

 

背後から悪友(おさななじみ)の声がして嫌々振り返った私は心臓が跳ねるのを必死に笑顔で隠すハメになった。

 

 

「………ちょっとブリタさん?そのお隣にいらっしゃるイケメンはどなたですの?」

 

 

何故なら彼女の横にはめったにお目にかかれないレベルのバリバリタイプの男性が立っていたから。

 

 

「何その喋り方…まぁいいや。こちらペテル。コレはいっ!?」

「初めましてぺテル様。私、リザリアと申します。是非ともリアと呼んででくださいませ!駆け出しの薬師ですわ!!」

「う、うん。よろしくお願いします?」

 

 

私の中の私が『ゲット!ゲット!』と叫んでいる。

分かっているが落ち着け。大丈夫まだがっついてない。

 

 

ブリタとは久々に会うということでお茶会をする……この時遠まわしにお金が無いことを言えばブリタが、あのケチで小者として有名なブリタが!?

 

奢ってくれると言う。

 

途端に『僕に格好つけさせてくださいよ、ブリタ』なんて目を細めたぺテル様まじイケメン。ただ私の名前呼んでもいいんだよっ!?!ハァハァ。

 

 

………ふぅ。やはりイケメンがいると紅茶もいつもの倍美味しく感じる。

 

 

「ブリタ階級上がったの?凄いじゃない」

「えへへ……って言っても棚ぼたみたいなもんなんだよねー」

 

 

イケメンはニコニコと私たちの話を聞いている。

自分の事ばかり話す粗野で野蛮なほかの冒険者とは違う。やっぱりこの人しかいない。

 

 

ぺテル様!君に決めたっ!!

 

 

ごめんブリタ。話聞いてなかった。

 

 

「でさでさ、あんた一応薬師じゃん?」

「一応とかやめて下さいます?」

「だから何でそんなに喋り方?いつもならやがれとか、あんちきしょーと「ブリタさんが何歳まで粗相をしていたのか、ぺテル様知りたくありません?」ごめんっ!もう言わないからやめてーーーっ!!」

「で?薬師が何ですの?言っておきますが友達割引はしておりませんわよ?」

 

 

怪訝そうな私に、ふっふっふっと不気味に笑うブリタ。

椅子を少し引いた。

 

 

「じゃじゃぁーーん!」

 

 

さぁ取り出したるは人間が作ったとは思えないほど緻密なデザインの瓶に入った真っ赤な液体。

 

何故だろうか。それを見た瞬間心臓が止まった。

 

 

「全然驚かないね?リィジーさんに見せた時は大層驚いていたのに……あっそーか!伝説の赤いポーションなんて知らないんだ?あんたの師匠胡散臭かったものね」

「師匠の悪口は言ってもいいけど、私の知識が足りないのを馬鹿にするのは許さないわよ?」

「ドヤ顔キメてるところ悪いけど……普通逆だよね?」

 

 

 

あれ。動揺しているのか本音が出てしまった。

すみません師匠。

 

一応あの世の師匠に謝っておいた。多分あの師匠のことだから『謝るなら罵って欲しいのぉ』って言う……あのエロジジイもう一回死ね。

 

 

「それはリィジー様が作られたものなの?流石は世界一の薬師ね」

「違うよ!エ・ランテルの大英雄、モモン様に頂いたのさ!!」

「……ぺテル様。この子、ついに、頭が?」

「いえ。それは間違いなくモモンさんにブリタが頂いた物ですよ」

「ほら、さっき話した棚ぼたの件」

 

 

ブリタの妄想ではないだと?

 

昔から英雄の本ばっかり読みすぎて、二言目には英雄になる!と家を飛び出して冒険者になんかなったブリタが?本当に大英雄とお知り合い?

 

棚ぼたの件はマジで聞いてなかった。今は反省している。

 

しかしこの赤いポーションが、伝説のものだとすると私みたいにポーションが赤くなってしまった人が他にもいるということ?

………それとも、失っても惜しくない程その人にとっての価値は低いという事?

 

 

 

モモンという英雄が少し、怖く感じた。これ以上考えてはいけない気がする。

 

 

「そ、それでねっ。もう一つ大事な話があるんだけど…」

 

 

うん?珍しくブリタが女々しい。鳥の足の丸焼きを切り分けず噛みちぎった女が、頬を染め身体を揺らしている。

 

 

 

「ブリタ。私たち友達でしょう?例え大人になってからも粗相をしてしまったとかであ「違うよっ!!このバカッ!!!」」

 

 

 

馬鹿じゃないし。

 

私が折角優しくブリタを励まそうとしたのに…

 

 

「あーもう……っ。いいかい?驚かないで聞いてよ?」

「滅多なことでは驚きませんわ」

「私結婚した!!」

 

 

ふぁっ!?!!?!

 

 

「だ、誰と……」

「こ、この人」

 

 

ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!?!!?!!!?!

ぺテル様ぁぁぁぁぁぁぁ!?!!!?!?!

ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!?!!?!!!?!

 

 

 

 

 

 




注意書きを読まないスタイル嫌いじゃないけど…
評価1ってことは、逆にどの部分を許してくれたの?(笑)付けなきゃゼロなのに……



ぺテル様平凡みたいに言われてるけど、イケメンですよね?厨二病だけど(笑)

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