銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
『翌日 2018年6月24日』
坂倉家 居間にて
「おつかい?」
「そうそう、おつかいだよ。木綿季」
「1人で?」
「お兄ちゃんのお願い頼めるかな?」
「うん!!♪」
「それじゃあ、これが買ってくる物全部が載ってるメモとバッグとお財布だよ。後、もし買ってくる物の場所が分からなかったら、お店の人に聞くんだよ」
「分かったー!!行ってきまーす!!♪」
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坂倉家 剣道場にて
うし。これで全部終わったな。ん?何の用事かって?直葉が自主稽古をしに来てな。父さんが忙しいから俺がやってた。
試合も5試合程やったが、惜しい所まで行ってたんだよな。成長が早いものだ。
………木綿季、大丈夫かな?ちょっと行ってこよ。
「銀さん、何処に行くんですか?」
「妹を見守りに行く」
「あぁ。最近来たあの子ですか。………って妹!?」
「そうだ。何か問題か?」
「いえ、問題どうこうでは無いんですけど………」
「兎も角、俺は木綿季を見守りに行く。何か木綿季にあったら、ちょっと様子見て即バレないように助ける」
「(重度のシスコンじゃないですか、ヤダー)」
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道中にて
「おっつかい~♪おっつかい~♪たのしいたのしいおっつかい~♪」
………現在、木綿季の見守り中です。電柱に隠れて見てます。
1つ言って良いですか?…………
可愛い(確信)。
いや、ちょっと待って。真面目に可愛い!!歌いながらスキップで歩いてるからメッチャ可愛い!!ヤバイ、この場面見ただけで失神しそう。
んぁ?誰か来た。
「ねぇねぇお嬢さん」
「???だれ、おじちゃん」
「君のお父さんの知り合いだよ」
「お父さん?どっちの?」
………ザ・ワールド。アヌビス神。
時を止めて、男捕まえて、壁に隠れて、首にアヌビス神当てて、時を稼働させる。
「あれ?あのおじちゃんどこ?」
このクソが。妹を誘拐するなんぞ500年早いわ!!
『オイ』
『は、はい!!』
『今度妹を捕まえようとするなら、テメエの首と胴体切断した後治して銃で胴体撃ちまくるぞ』
『は、はい~………』
コイツは極刑に処したい………が、もう逃げてる。
木綿季は………うん、お使い再開してる。よし、見守り再開だ!!
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スーパーにて
「えーと、キャベツとひき肉と………」
………よし、ちゃんと出来てる出来てる。お兄ちゃん嬉しい!!
ちゃんとお店の人に『だしの素』を聞いて買ってます。
何か………泣きそう………。
お、お菓子買ってるな。余ったらお菓子買っても良いって書いといたからな。
………だが、何で迷ってるんだろ?
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坂倉家 玄関にて
「ただいまー!!♪」
「お帰りー!!木綿季ー!!」
「ちゃんと買ってきたよー!!」
「よしよし、偉いぞー!!♪」
撫でると顔を綻ばせる木綿季。もう、このまま撫でていたい。
「あ、お兄ちゃんにお土産あるのー!!」
「お土産?」
「うん!!♪」
バッグから取り出してきたのは………プリッツ?
「はい!!お兄ちゃん♪」
…………もう、このまま死んで良いですか?可愛いとしか言い様が無いし、しかもお兄ちゃん思い!!
もう、このまま死んでいきたい。
「ありがとー!!♪」
木綿季を抱きしめて撫でます。
「えへへぇ♪」
夕食は、ロールキャベツ。夕食食べて、お風呂入って一緒に寝ました。
今回短いな。