銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
『ALO内』
「ァがッ!!ァががッ!!……………」ピクピク
「お兄ちゃん!!シヴァさん痙攣してる!!何とかしてよ!!」
「何を!?どうやって!?」
「と、兎に角水!!水!!」
「おっ、何だこれ?」
「って、クラインさん!!それはダメ!!」
「えっ?………グボァ!!!」
「く、クラインさーん!!!」
「」ピクピク
「…………もうカオスじゃねぇか」
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~シヴァside~
「おぅおぅクライン!!このバカどうするよ!?やっぱヨツンヘイムに置いてくか!?」
はい、皆様どうも。シヴァだよ………冒頭からカオスだったのは訳あり。キリトの料理を間違って食べたから。今はkaimuに頼んでキリトのペインアブソーバーを7にして、首を絞めてる途中。
「ぐ、ぐるじい………」
「そうだな!!うっし!!今すぐヨツンヘイムに投げてくるか!!」
「や、やべぼ(や、やめろ)………じぬ(死ぬ)………いだい(痛い)………」
「あのーシヴァさん、クラインさん。キリト君もわざとじゃないので、それぐらいで良いんじゃ?」
そのリーファの鶴の一声でキリトの首を解放し、kaimuにキリトのペインアブソーバーを元に戻しておいた。
「い、痛かった………あんなに締め付ける必要n「「ある」」さいですか」
「それよか………キリト現実じゃ料理は出来る方なのによぉ、やっぱVRだとデータの影響で反映されたのか。お前干し肉位だろ作ってたの」
「あ、そこはそうなんですね。SAOじゃ殆どアスナさんとシヴァさんに任せっきりって言ってましたもん」
どうやら、リーファはアスナに料理を学んでいる様だ。成る程、恐らくどんな料理が出来るか知りたかったな?末恐ろしい奴め。
「それはそうとリーファちゃん、総督に料理教えてもらったら?」
「……俺?何で?」
「だって総督、最近料理作ってないじゃないですか。リハビリも兼ねてって事です♪」
「………別に良いがよ、大丈夫か?リーファ」
「あ、はい!!宜しくお願いします」
という事で、リーファの料理スキル上昇の手伝いをすることにした。因みにだが、何故かアリシャが来てた。しかも俺の料理がどんな物か確認するため、クライン、アスナ、アリシャが席に座っていた。アスナは知ってるだろ。
そうだな………アスナはシチューだったから、俺は少し工夫してチーズinハンバーグでも作るか。
「まぁ先ずはひき肉にする」
「ふんふん」
「次にひき肉の中にチーズを入れましょう」
「チーズはどっから出てきたんだ?」
「牛乳を発酵すりゃ良し。因みにクエストでも採れるし街中でも売ってるが、やっぱりクエストのやつが一番鮮度が良い」
「「「「ほぇー」」」」
「次に空気を抜きましょう。ここまではリアルと同じ」
「ふむふむ」
「後は出来た物をフライパンに入れて、火加減と時間を決めたらオッケー」
同じ行動をしていたリーファには良い経験になったと思いつつ、時間まで待つと………出来た。まだ鈍ってはいなかったか。
「ほい、お待ちどうさん。チーズinハンバーグだ。後、お好みでコレ付けろ」
出したのは……青いジャムの様な物が入った瓶。それを見たアリシャ、クラインは顔を歪ませていた。
「ねぇシヴァ、これ何なノ?」
「アスナ伝授のソース」
「……これが?ソース?」
「あのなぁ、俺よりも上手いアスナから伝授してもらった代物だぜ?言っちゃあ悪いが、こんな見た目でも味は保証すらぁ」
「あ、じゃあ頂きますね」
「「えっ!?」」
リーファか躊躇なく瓶に入った青いジャムの様な物を舐める。暫く味わっていると、クラインとアリシャの方を向いて
「ソースでしたよ♪」
二人は暫く俺とアスナを交互に見つつ、その瓶に入っている青いジャムの様な物をハンバーグに懸けて食べる。
暫く咀嚼していると………二人の表情が一変、驚いた表情になった。
「ホントだ、ソースだネ」
「スッゲェ合うんだが……上手いじゃねぇか!!シヴァ!!」
「そいつはどうも。料理したかいがあった」
「あ、シヴァさん味見お願いします」
「ん」
俺はリーファの作ったハンバーグを一口食べる。
「………うん、旨いよ。美味しい」
「ホントですか!?良かったぁ、失敗したらどうなるかと……」
「失敗って……まぁ何事もコツコツってことさ」
「ですよねぇ♪」
「後はキリトにでも食べさせとけば?」
「それじゃあ……お兄ちゃんちょっと!!」
リーファがキリトに作った物を運び、キリトが食す。ん~普通だな。えっ?何がって?………この小説のオチだよ。
その後、エギルが俺の料理の感想を言った後に「料理番頼めるか?」と言ってきた。勿論俺は
「気が向いたら」
そう言ってリアルに帰った。………こんなオチで誰か読んでくれるもんかねぇ?