銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす   作:(´鋼`)

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流石に2vsその他大勢は鬼畜なんだお

『翌日 ALO 空都ライン 広場』

 

えー皆様、今ね広場に緊急招集されたんだお。んで、入ってみれば他の領主全員居たんだよ。………んで、全員から魔法と近接攻撃を受けたんだお。何でやッ!!?

 

 

「な、何で私も………?」

 

 

どうやらkaimuもやられてんたんだお。なじぇに!?

 

 

「何故にじゃねぇぇぇ!!!」

 

「ブロンブスッ!!!」

 

 

今度はドミナがキックをぶちこんできた。それが顔面にクリーンヒット!!!ってか、心の中読まないで。

 

 

「何で招集されたか知ってるか?テメエらのせいなんだよ!!!」

 

「「????」」

 

「疑問符を浮かべんな!!テメエらシャムロックのメンバーに無双パーリナイとか言いながら何吹っ飛ばしてんだ!?お陰で忠告どころか悪化させてんだよ!!」

 

「無双パーリナイじゃないです!!無双状態解禁です!!」

 

「どっちでも良いわ!!ってか、唯一の歯止め役のkaimuが何で無双してんだよ!?」

 

「いえ、こっちの方が効率良いじゃないですか。だってカーディナルの位置提供情報でも分からなかったんですよ。多分開発者の人間ですし………という訳で私もマスターの案に乗って」

 

「ちょっと待てkaimu!!お前の方から提案してきただろ!!俺も提案してきたけど!!」

 

「結局テメエら2人共じゃねぇか!!!」

 

「兎も角、シヴァ君は座って。これからの話をしたいから」

 

「う、うぃす………」

 

 

指定された席に座って緊急会議をします。

 

 

「さて、会議を始めたいけど………まぁ議題は知っての通り、シヴァ君とkaimu君の行為による影響だね。んまぁ、シャムロックとクラスタのメンバーからシヴァ君がボコられ………ないね、確実にない」

 

『確かに』

 

 

そう言いながら俺以外の領主が頷いてる。俺を何だと思ってんだお前ら。

 

 

「鬼畜」

 

「ドS」

 

「兵器」

 

「破壊神」

 

「チート」

 

「災厄」

 

「諸悪の根元」

 

「どれを取っても怨まれやすい」

 

「何で心を読んでくるんだぁぁぁぁ!!!」

 

「というか最後のモーティマーさんの発言はちょっと語弊がありますね。怨まれやすいんじゃなくて勝手に嫉妬されているだけです」

 

「あ、僕の発言に追加で鬼畜の後に外道付け加えて」

 

「フォルティ!?」

 

「んで、これから起きる事柄を予想すれば………まぁ、シヴァ君が狙われるのは確実だけどね。狙われても普通にボコりそうだけど」

 

「もう俺の評価それなのね………」

 

「だが、これは不味い事態でもあるな。何時シャムロックやクラスタのメンバーから批判殺到するか分からんぞ?」

 

「それだと水妖精になるプレイヤーも減るよね」

 

「………あ、そうでも無い様です」

 

「kaimu?」

 

「ほら」

 

 

kaimuが広場の扉を指差すと、俺とkaimuにとっては見慣れた奴等が姿を現した。

 

 

「………セブンだな」

 

「えぇセブンですね、七色・アルシャービン博士と呼ばれてる天才です」

 

「何で説明口調?」

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

『エギルの酒場にて』

 

「ふぃー」

 

 

キセルを吸いながら一息着く。やはりエギルが営む場所は何の予定も無くても生きたくなるなぁ。とゆう考えの中、エギルがドリンクを出す。

 

そのドリンクを飲み、溜め息を吐く。

 

 

「どーしたよシヴァ?溜め息なんかついて、お前らしくねぇな」

 

「ちぃとな。緊急招集されたろ?俺」

 

「あぁ、されたな」

 

「そこでシャムロックギルドリーダーのセブンが来てよ」

 

「ふぅん…………は?」

 

「だーかーらー、さっきの会議でセブンが来たんだよ。あのロリコン召集機が」

 

「いや、何だその呼び名?………それよか、何で来たんだ?」

 

「何かさぁ、『注意喚起ご苦労様、そうさせてもらうわ。この水妖精領主様の実力に敵わないものね』だと」

 

「納得した」

 

「納得せんで良い」

 

 

またキセルを吸い、一服する。こんな時間があるだけで幸せだねぇ………あっ。

 

 

「………そういや、これからエイドとキリトと狩りの約束あったわ。ほい、勘定」

 

「毎度。ってかエイドって誰だ?」

 

「影妖精領主の名前」

 

「ふぅん………まっ、行ってこいや」

 

「行ってくらぁ」

 

 

俺はラインから出て転移地点付近に居たエイドとキリトと挨拶をした後、お目当てのダンジョンに向かう。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

『フィールド内』

 

「………って事があってさぁ」

 

「シヴァ………お前、パーリナイは無いわ」

 

「パーリナイじゃなくて解禁だお」

 

「どっちでも良いわ」

 

 

そんな他愛ない話をしながら、目的のダンジョンに着いた。しかし、そのダンジョンの門前に1人のNPCが居た。

 

話を聞いてみれば『実はこのダンジョンの魔物に宝を奪われた。しかし、この扉はどの様な事をしても開かない。だが、長い年月を費やし小さな穴を開ける事が出来た。しかし穴が小さすぎて入れない。小さくなれば良いのだが』と言ってきた。

 

そこでエイドが獲得したアイテムの出番。【小槌】なのだが………ベタなのは【打出の小槌】だろうが。

 

しかし、その小槌はNPCが渡せと言うので渡してみると、今度は横一列に並べと言われたのでNPCから見て左から俺、キリト、エイドという順番で並んだ。

 

そして、俺の所へ来ると小槌は俺よりも大きくなり俺を………ここから記憶が飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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